「来来亭 旨辛ワンタンスープ」ファミマ限定! カップ麺との違いや辛さを解説

エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月29日(火)新発売の即席カップスープ、エースコック「来来亭 旨辛ワンタンスープ」の実食レビューです。

「来来亭」(らいらいてい)の「旨辛」がヘルシーなワンタンスープになって登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップスープとしての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

来来亭 旨辛ワンタンスープ

ファミリーマート限定発売品として、通年商品の「来来亭 旨辛麺(うまからめん)」というカップラーメンもあるのですが、今回の名称は即席スープ。セブンイレブンの「蒙古タンメン中本」やローソンの「トナリ 辛激タンメン」などもカップスープになっているので、その対抗馬といったところでしょうか。

「旨辛麺」は実際の「来来亭」でも提供されているメニューの一つで、辛さレベルを上げて注文すると油断できない激辛レベルという評判も多かったりするのですが、今回のカップスープには「※辛い味わいにつき、小さなお子様や辛いものが苦手なお客様のご飲食はご注意ください」などの警告文はありません。

また、お店のメニューにも「ワンタン麺」や別売でトッピング用のワンタン(2019年2月現在:税込108円)もあるようですが、私は来来亭のワンタンを食べたことがないので、ちょっと調べてみたところ‥ “中の餡(あん)が少なくて、エースコックのワンタンメンみたいに皮だけかと思った” というミラクルなツイートを発見しました。なんと分かりやすい(笑)

「来来亭監修」や「旨辛」などの文字や背景は、カップ麺の「来来亭 旨辛麺」と同じデザインやフォントが使用されているのですが、その横には「辛さの中にコクのある旨さ」とスープの特徴がアピールされています。カップ麺では「辛さの中にコクのある “背脂” 」となっているので、背脂は入っていないのかもしれません。

カップ麺は2017年10月31日に新発売、2018年10月2日にリニューアル。激辛クラスの辛さレベルではありませんが、けっこう硬派に辛口なのもポイント。それに背脂のコクと赤唐辛子では出せない青唐辛子の爽やかな辛味が個性となっているので、そういった部分にも注目しながらカップ麺との違いをレビューしたいと思います。

あ、それからワンタンですね‥‥あまり言及している人は多くないかもしれませんが、2018年8月13日発売の「野菜たっぷりワンタンメン タンメン味」以降、皮の耐久力が大幅に増した反面、皮のフチ(重なっている)が戻らない、中の餡がシャリシャリなどのトラブルが生じるようになりました。

しかし、今回は麺抜きなので、ワンタンの仕上がりが変わってくるかもしれません(※詳しくは順に解説していきます)。それでは、開封して中身をチェックしてみましょう。

開封

別添の小袋は「粉末スープ」と「かやく」の合計2種類で、どちらの小袋も熱湯を注ぐ前に開封する先入れです。特に入れる順番は指定されていませんが、調理方法には「かやく、粉末スープをカップに入れ」と書いてあるので、かやく → 粉末スープの順が適切かもしれません。で、ちょっと気になるのがカップの底面。

今回の「来来亭 旨辛ワンタンスープ」を製造しているのは、ファミマ限定の定番カップ麺「来来亭 旨辛麺」や「来来亭 しょうゆラーメン」と同じくエースコックなんですけど、エースコック製のカップ麺及びカップスープ(スープはるさめ等)の賞味期限欄下段右端には、製造所固有記号というローマ字が記載されています。

たとえばW・K・Tはエースコックの自社工場を指しているのですが、今回の製造所固有記号「HT」はエースコックの自社工場ではありません。エースコックのコーポレートサイトには協力工場としか掲載されていなかったので、消費者庁のデータベースからデータを抽出したところ(※違法行為じゃないですよw)、HTは兵庫県丹波市にある「ハートパック株式会社」(兵庫県丹波市山南町奥163)であることが分かりました。

ハートパック(株)は食品メーカーの商品をパッケージしている会社なんですけど、自社工場にあるカップ麺の製造ラインとは異なるため、中身はエースコックが作り、最終アッセンブル(組み立て作業)をハートパック依頼しているのかもしれません。コンビニの棚に代表されるように、カップ麺やカップスープの新商品は入れ替わりサイクルが短いので、可能な限り無駄なく効率的に生産するためでしょうね。

製品情報・購入価格

製品名:来来亭 旨辛ワンタンスープ
製造者:エースコック
製造所:協力工場(製造所固有記号[HT])ハートパック(株)
内容量:16g
発売日:2019年01月29日(火)
実食日:2019年02月02日(土)
JANコード:4901071287559
ファミリーマート標準価格:171円(税抜)

発売地域:全国(ファミリーマート限定)
購入価格:184円(税込)
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)

(※地域によっては販売価格が異なる場合があるそうです)
(※一部の地域および一部の店舗では取り扱いがありません)

麺の種類:-(ワンタン)
容器材質:紙
湯量目安:220ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(かやく・粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】チキン調味料、食塩、動物油脂、砂糖、粉末みそ、でん粉、小麦粉、しょうゆ、香辛料、油脂調味料、酵母エキス、豆板醤、たん白加水分解物、香味調味料、うきみ・具(ワンタン、チンゲン菜、ごま、大豆加工品、卵、ねぎ、唐辛子)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、キサンタンガム)、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま(表示が義務付け及び推奨されているもの)

実食開始

先ほど “ワンタンの仕上がりが変わってくるかもしれません” と書きましたが、カップ麺の場合どうしても油揚げ麺の上で熱湯○分の状況になってしまうので、今回のように直接お湯をワンタンにかけて最初からスープに沈められる状況にあれば、きちんと皮の繋ぎ目だったり中の餡も適切に戻るのではないか‥と、思ったんです。

それからカップスープは熱湯を注いでから “フタをせずに” と書いてある製品も多いことを最近になって知ったんですけど、今回はフタをしろともフタをするなとも書いてありませんでした。とりあえずワンタンの戻り具合に懸念があるため、お湯をワンタンめがけてダイレクトに注ぎ、フタをして3分待機してみましょう。

さて、完成です。けっこう辛そうな見た目ですが、湯気を嗅いだ瞬間から毛穴が開くような攻撃性はありません。それでは、カップラーメンの「来来亭 旨辛麺」と比較しつつ、どのくらい味は違うのか、また熱湯3分直後、5分後、7分後‥のように段階を踏んで、ワンタンの戻り具合をチェックしながらレビューします。

1食(16g)当たり

カロリー:64kcal
たん白質:2.3g
脂  質:2.8g
炭水化物:7.5g
食塩相当量:2.5g
(かやく:0.3g)
(スープ:2.2g)

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:64kcal(かやく:27kcal)(スープ:37kcal)

ワンタン

推奨待ち時間:7分前後

おそらく既存の「ワンタンメンどんぶり タンメン味」やエースコックが製造するカップ麺に入っているワンタン具材と同じ油揚げ雲呑だと思うのですが、やはり熱湯3分じゃ厳しいですね。かなり意識しながらワンタンに直接お湯をかけて、フタをしてからタイマーを作動させたんですけど、ワンタンのフチは硬いままでした。

というわけで再度フタを閉め、計5分ほど待機して確認したところ、まだフチは硬いまま。しかしながら5分も待てば中の餡は乾燥状態から戻っており、サクサクとした食感は気になりませんでした。さらに2分(計7分前後)くらい待ってから食べてみると‥うーん、このワンタンほんとに皮が頑固だなw 問題なく食べられる状態ではあるものの、一部はパキッとしています。

ちなみに入っていたワンタンは4個だったので、残すところラストワンタン。計10分ほど経過したところで食べてみると、やっとこさ皮はモチモチで、とぅるんっと口当たりもよく、まさに食べ頃‥かと思いきや中の餡が出てくるw とまぁそんな感じだったんですけど、パキッとした食感が不安ならフタを開けずに7〜8分放置がベストかもしれません。

スープ

チキンベースに豆板醤、唐辛子、しょうがの辛みが特徴

(出典:ファミリーマート「商品情報」)

お、意外とピリ辛

かなり辛そうな見た目の粉末スープでしたが、小袋を開封した瞬間は味噌っぽい香りが強く、唐辛子特有の芳ばしい香りなどは控えめ。実際に原材料名を見ても香辛料の含有量は多くありませんし、私は辛い食べ物が好きなほうではあるものの、一般的に見て辛さレベルはピリ辛ちょい上〜中辛くらいでしょうか‥少なくともカップ麺の「旨辛麺」より辛さは弱いです。

ただ、思いのほかシャープな辛味で、ハバネロのように最初は油断させておいて後から頭角を現し始める遅効性・蓄積型ではなく、わりと辛さには瞬発力があり、のっけからピシッと辛くて爽やか。ほんとうに苦手だったら厳しいレベルかもしれませんが、寒い季節に嬉しい身体ぽかぽか作用が得られるくらいのカプサイシン量ですね。

カップ麺のように背脂パックは別添されていませんが、もしかすると粉末スープ自体の旨味はカップ麺のスープより上かもしれないw 脂っ気がないので食べやすいですし、粉末スープだけでもチキンのコク、味噌の旨味、豆板醤のアクセントが味わい深く、残念ながら青唐辛子のニュアンスは見えませんでしたが、そのまま飲むのが前提のスープとしては上出来でしょう。

かやく

ゴマが効果的!

ワンタン以外の具材はチンゲン菜、ごま、大豆加工品、卵、ねぎ、唐辛子となっているのですが、鶏肉っぽく見える白い物体(写真の真ん中上)は大豆加工品なので、肉具材は入っていません。で、その大豆加工品なんですけど、ちょっと面白いですよ。なんかこう、グニッとした食感で肉というよりも椎茸? みたいな(笑)。

たまに乾燥椎茸がカップ麺の具材にも入っているのですが、そんな感じの食感で、何気にスープとマッチしていました(笑)。チンゲン菜は2個くらいしか入っていませんでしたが、茎にあたる軸の部分がシャキッとしていて好印象。かきたまは柔らかい口当たりが旨辛スープと対比を描くように映えていて、彩りにも寄与しています。

とはいえワンタン以外の具材は浮き実になるのですが、特に具沢山を謳っているわけではありませんし、中でも多めに入っていたゴマの食感と風味が心地よく、旨辛スープにパンチを加えつつ相性も抜群。カップ麺にはメンマやニラ、もやしなども入っているので、大きく構成は異なりますが、スープの浮き実としては特に過不足ありませんでした。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

待ち時間7〜8分は長いかもしれませんが、麺が伸びる心配もないので、とりあえず5分は待機したいですね。仕事の休憩中や家事の合間に熱湯を注いで放置するだけですし(なにかしら片手間に作業していれば5分や10分なんてアッという間ですし)、程よくスープの温度も飲み頃だと思うので、時間があるタイミングを狙って気長に調理してみてください。

私は普段からカップ麺を専門的にレビューしているので、コンビニ限定品=これで税込184円必至は高いかな‥? と思ってしまったのと、「来来亭」らしさといえばパッケージデザインくらいだったので、ちょっと評価は迷ったのですが、単純に美味しいかマズいかでいえば一つのワンタン入り旨辛系スープとして素直に美味しかったです。

食べ応えは圧倒的に32円プラスで購入できる来来亭のカップラーメンに劣りますが、旨辛系の気分だけど油揚げ麺は重たい‥というシーンやファミリーマートのサンドイッチ・おにぎりなどに合わせるスープとしては、選択肢の一つとして充分にアリだと感じたので、及第点に★ひとつプラスしました。