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禁断の味に挑戦!? QTTA(クッタ)史上初のマヨいRED「ガーリックマヨ味」が唯一無二すぎる!!

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東洋水産

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年7月22日(月)新発売、東洋水産のカップ麺「MARUCHAN QTTA REDガーリックマヨ味」(236円+税)の実食レビューです。

企画のルーツは黎明期の超スナック系!? 唐辛子の辛み×マヨネーズ風味のコク×ガーリックのパンチを効かせた “辛いクッタ„ 爆誕!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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MARUCHAN QTTA REDガーリックマヨ味

MARUCHAN(マルちゃん)QTTA(クッタ)とは、しっかりとした食べごたえがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい„ という想いをコンセプトに、東洋水産が展開している「たて型カップ麺」のブランドで、2017年(平成29年)3月27日発売の初代御三家「SHO-YU」「SEAFOOD」「TONKOTSU」を皮切りに発足。

QTTAブランド初のマヨいRED

今回の新商品「MARUCHAN QTTA REDガーリックマヨ味」は、唐辛子の辛み×マヨネーズ風味のコク×ガーリックのパンチを特徴とする、やみつきスープがYummy(ヤミー)‥‥って、容器側面に書いてあるんですよ。東洋水産の公式Xアカウントが絶妙すぎる滑り芸を日々かましていることは、ファンの間で周知の事実となっている今日この頃なんですけれども、やみつきYummyも中の人が関与している?

——さて、カップ焼きそばにマヨネーズの組み合わせは鉄板となっている昨今。しかしながらカップラーメンにマヨネーズは珍しく、たとえば「大和イチロウおすすめ! マヨラーメン とんこつマヨネーズ味」や「スーパーカップ1.5倍 コレスキキング マヨみそバター味ラーメン」「明星 一平ちゃん マヨラーメン ガーリック豚骨醤油味 大盛」など、過去にも例はありますが、QTTAのマヨ系は初めての試み。

販促用のポップにも「やみつきYummy」

「サワークリームオニオン味」は待望のレギュラー入りを果たしましたが、他にもブランドの黎明期に “超スナック系„ と題し「バーベキューチキン味」や「スパイシーコンソメ味」「メキシカンタコス味」「ハンバーガー味」「フライドチキン味」「わさび&ビーフ味」など、攻めた商品を積極的に展開していた東洋水産。その当時を思い出す前のめりな変わり種なので、けっこうワクワクしております。

開封

そういえば小袋付きの「QTTA」ないですよね

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、熱湯を注いで3分後、よくかき混ぜるだけの手軽さが魅力。ちなみに「QTTA」の発売当初、ローリング・ストーンズのロゴよろしく「Q」を舌に見立てたデザインを天面に採用していましたが、ちょうど舌先に位置する部分が開封口で、それを引っ張る感じが気持ち悪いだのなんだの。一部からの不評を理由に、現在の吹き出しっぽいデザインに変わりました。

大きめの味付豚肉がゴロゴロ

あの舌先を引っ張る感じ、私は好きだったんですけどw さておき具材は味付豚肉、赤ピーマンとシンプルで、ここから強い個性を感じることはないけれど、味付豚肉のサイズは大きめで好印象。しかも、ちゃんとマヨネーズっぽい(マヨネーズ風味のポテトチップスみたいな)香りが漂ってくるので、なるほど「マヨ味」にも期待できそうなファーストインプレッション。

これぞマヨネーズをラーメンに入れた場合、どうしてもスープの熱で成分が分離してしまうので、それが避けられている理由なのですが、東洋水産は「マヨネーズ風味調味料」で解決した様子。つまり、どストレートにマヨネーズを粉末化しているわけではないけれど、もしかしたら凄まじいポテンシャルを秘めた逸材かもしれない。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:MARUCHAN QTTA REDガーリックマヨ味
製造者:東洋水産株式会社
製造所:関東工場(群馬県館林市赤生田本町3831-1)
内容量:78g(めん61g)
商品コード:4901990378369(JAN)
発売日:2024年07月22日(月)
実食日:2024年07月30日(火)
発売地域:全国
取得店舗:スーパー
小売価格:236円(税別)
購入価格:138円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:プラ(PP)
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、植物性たん白、砂糖、しょうゆ、チキンエキス、卵白)、添付調味料(砂糖、香辛料(唐辛子、ガーリックパウダー)、マヨネーズ風味調味料、豚脂、食塩、乳等を主要原料とする食品、ポークエキス、たん白加水分解物、醸造酢、植物油)、かやく(味付豚肉、赤ピーマン)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、酸味料、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、香料、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

ラードの香りが特徴的な「QTTA」の麺

麺は熱湯3分の油揚げ麺で、揚げ油にラードを使用していることから、それ特有の芳ばしさが特徴的。先に触れた “超スナック系„ では幅広の麺を合わせる傾向があった「QTTA」ですが、今回は定番の「コクしょうゆ味」や「シーフード味」などと同じサイズです。ちなみに同時発売品として「GREENスモーキーマヨ味」もリリースされているのですが、それぞれ麺は共有している模様。

あれ? ちょっとマヨが引っ込んだ

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、フタを開けてから内側の線‥‥というか段差? まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったらフタを開け、よく混ぜ合わせたら出来上がり。調理前は想像以上にマヨネーズの存在感が強く、何気に衝撃的だったんですけど、調理後は他の要素に埋もれているというか、熱湯を注ぐ前よりも大人しめ。

ちなみに辛さレベルなどの表示はないけれど、容器側面(「やみつきスープがYummy」の反対側)に “辛いものが苦手な方はご注意ください„ との注意事項が記載されていたので、気になるマヨ味についてはもちろん、念のため辛味の強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(78g)あたり
カロリー:358kcal
たん白質:7.5g
脂  質:15.1g
炭水化物:47.9g
食塩相当量:4.1g
(めん・かやく:1.6g)
   (スープ:2.5g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.31mg
カルシウム:140mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:358kcal(めん・かやく:286kcal)(スープ:72kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

安心と信頼の「つやもち製法」

5.0

パッケージでも「しっかり麺」を訴求しているように、食べ応え・耐久力ともに “しっかり„ しているのですが、それだけに食べ始めのサクッとした戻りムラが玉に瑕。しかし、後述するスープの方向性がスナック的だったので、捉え方によっては部分的な戻りムラとイメージの親和性は高く、それがネガティブに思えるのであれば、調理後に1分ほど放置で問題になりません。

ほんとサイズのわりに食べ応えありますよね

ライバル関係にあるカップヌードル(日清食品)、カップスター(サンヨー食品)などと比較して、ラードの芳ばしさを筆頭に、もちもちとした食感も含め、かなりハッキリと自己主張を放ってくるのですが、おかげで老舗の先発ブランドとの差別化は明確。おそらく新開発ではないけれど、耐久性と食べ応えについては前述の2大ブランドを寄せ付けません。

ラードの芳ばしさを特徴とする油揚げ麺といえば、まるか食品(群馬県伊勢崎市)、サンポー食品(佐賀県三養基郡)も例外ではなく、しかしながらラードの使用率は断トツで東洋水産なんじゃない? ってくらい強めの風味で、これも食後の「はぁ~、くった~」に大きく貢献しているポイント。つまりはスープに対する影響も強く、万能なタイプとはいえないけれど、今回の「RED」にはバシッと合っていました。

スープ

これまでにない新たな味

5.0

マヨネーズの存在感は熱湯を注ぐ前がピークで、調理後はラードの芳ばしさと拮抗ないしマヨが劣勢に思えますが、ラードに先陣を切らせた後、ふんわりマヨネーズが追いかけてくるようなバランス感。辛さレベルは体感的にピリッと程度を超えないけれど、唐辛子の風味は明確で、ガーリックパウダーのアクセントもジャンクさの演出に加担。

調理前の香りはマヨネーズ風味のポテチみたいだったのに、いざ調理すると豚脂や乳等を主要原料とする食品も我先に主張してくる感じで、想像以上にクリーミーなテイスト。いやー、これ新しいですね。他に例えられる味がないというか、クリーミーなのにラードや唐辛子の芳ばしさが強くてマヨの風味も個性的で、冷静に考えると何味なのか分からなくなりますけどw これが「REDガーリックマヨ味」か。

かやく

パティ的な味付豚肉がメッチャよき

5.0

東洋水産の味付豚肉といえば、スライスした豚肉を醤油と砂糖で甘辛く炊いている、例の具材が真っ先に思い浮かぶのですが、こちらは肉だんご系。しかも某有名バーガーチェーンのパティっぽいというか、それに近い舌触りと旨みが伝わってくる、なにこれメッチャよきw しばらく「QTTA」をレビューしていなかったので、他の味にも使われていたのかもしれないけれど、いやはや面白い。

ラード風味の油揚げ麺とマヨ味のスープには備わっていない、これぞ肉って感じの力強さがパワフルで、前述の魅力に加えてファストフード的なジャンクさも。商品名では「RED」を標榜しながら辛味の強い唐辛子は使わない、マルちゃんの優しさが滲み出ているチョイスの赤ピーマンも特有の甘さが心地よく、シンプルながらも高い満足感が得られました。

総評

5.0

REDガーリックマヨ味ってナニ? などと思いながら開封し、あーなるほどマヨ系のポテチっぽい感じなのかと理解して、いざ熱湯を注いだ後は何とも形容し難いテイストでw とはいえゲテモノとか不完全なイメージは皆無に等しく、新しい扉を開いちゃったなと。

マヨネーズ味のスナック菓子が苦手な方にはオススメできない商品になりますし、そもそもラードの風味が強い「QTTA」の油揚げ麺が苦手‥‥だったら尚の事ですが、このジャンクさは唯一無二。ふつうに考えて奇を衒った味なのに総合力が高く、これぞ「QTTA」の真骨頂と思える名作でした。【author・taka :a(大石敬之)】

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