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ぜったい間違いない組み合わせ “パンに合うQTTA” 第3弾「ガーリックチーズクリーム味」はリピート必至!!

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東洋水産

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年10月18日(月)新発売、東洋水産のカップ麺「MARUCHAN QTTA ガーリックチーズクリーム味」の実食レビューです。

サワクリに匹敵する美味しさ実現!? パンに合うQTTA “第3弾” は「シュクメルリ」ライクなクリーム系!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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QTTA ガーリックチーズクリーム味

MARUCHAN QTTA(マルちゃん クッタ)とは、しっかりと食べごたえがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” をコンセプトにした東洋水産の縦型カップめんブランドで、2017年(平成29年)3月27日に初代「SHO-YUラーメン」「SEAFOODラーメン」「TONKOTSUラーメン」を新発売。

くった感がちがう。QTTA

日清食品が1971年(昭和46年)9月18日に発売した世界初のカップ麺「カップヌードル」とサンヨー食品(サッポロ一番)が1975年(昭和50年)1月18日に発売した「カップスター」に対抗すべく、主なターゲット層を若者に定め、カップヌードルやカップスターよりも “食べ応え” に重点を置き、既存のロングセラーと明確な差別化を実現しました。

今回の新商品「MARUCHAN QTTA ガーリックチーズクリーム味」は、同ブランドの中でも不動の人気を誇るクリーム系のスープを軸に、強めのガーリックとチーズの風味を合わせた新作で、具材に鶏肉は入っていないようですが、松屋でバズッたジョージア国の郷土料理「シュクメルリ」を彷彿とさせる組み合わせ。

これまでに多種多様な期間限定の変わり種をコンスタントに展開してきましたが、その中でも「パンに合う」ことをコンセプトにしたフレーバーで、2020年11月23日発売の「クリームカレーチーズ味」及び2021年1月4日発売の「みそクリームオニオン味」に続く第3弾。いずれの商品名にも「クリーム」と入っているように、味のコンセプトを統一していることが分かります。

フランスパンのほうが合いそうだけどイラストはロールパン

「QTTA」における直近のクリーム系といえば、2021年9月13日に「トマトクリーム味」と「サワークリームオニオン味」が再販されたばかり。前者の「トマトクリーム味」は例に漏れず、期間限定フレーバーとして復活しましたが、超スナック系QTTAの第1弾を飾った「サワークリームオニオン味」は “年間定番商品” として格上げされ、満を持す通年ラインナップに加わったところ。

つまり、その日を境に「サワークリームオニオン味」の限定感も消えてしまったのですが、それはさておき「サワークリームオニオン味」も「トマトクリーム味」も完成度が高く、このブログでは高評価を叩き出した商品。そのため「QTTA」のクリーム系には絶対的な安心感があり、なおかつ今度の新作は「ガーリックチーズクリーム味」ということで、まず間違いなさそうな雰囲気。

ちなみにシュクメルリ(shkmeruli – chicken cooked in milk and garlic sauce)とは、南コーカサス地方・黒海沿岸にあるジョージア(旧グルジア)の伝統的な郷土料理で、ニンニクやサワークリーム・塩・油で鶏肉を煮込んだ料理のこと。日本人の味覚にも合い、なおかつ “世界一にんにくを美味しく食べるための料理” として知られます。

QTTAのロゴ(Q)にもニンニクのイラストを配置

シュクメルリをイメージしているのかどうかについては筆者の推測に過ぎないものの、東洋水産がニンニク推しのカップラーメンを作った場合、もれなくニンニクの風味を容赦なく効かせた商品が多いので、これまでに培ってきた “クリーム系” の実績も踏まえると、かなりの高評価を叩き出してくれるかもしれません。

開封

天面にはシズル感のある調理後のイメージ写真をプリント

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、お湯を注ぐだけの簡単調理。2020年9月14日に実施されたリニューアル以降、ローリングストーンズのロゴよろしく舌を出したイラストをモチーフにした天面のデザインを廃止し、吹き出し調のデザインに切り替わったので、それが個人的には寂しく思っていたのですが、従来のデザインは一部のユーザーに不評でしたからね‥‥w

けっこう臭いw(いい意味で)

ひとまず天面のデザインについてはさておき、いざ開封してみた瞬間、とにかくガーリックとチーズの匂いが強烈で、おもわず「くさっw」と苦笑いしてしまったほど。念のため補足しておきますが、もちろん褒め言葉です。とはいえ熱湯を注ぐ前の段階から人を選ぶレベルのニオイを放つので、くれぐれも実食のタイミングには気を付けてください。

メーカー希望小売価格は193円(税別)なので、既存の「コクしょうゆ味」や「シーフード味」などと同じ値段。筆者の行動圏内にあるコンビニには売ってない状況だったので、イトーヨーカドーのネット通販サイト(オムニ7)を利用したのですが、全国のスーパーマーケットやドラッグストア・ディスカウントストアなど、販売ルートを限定しない全チャネル商品です。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:MARUCHAN QTTA ガーリックチーズクリーム味
製造者:東洋水産株式会社
製造所:関西工場(兵庫県神戸市西区見津が丘6-8)
内容量:86g(めん66g)
商品コード:4901990369862(JAN)
発売日:2021年10月18日(月)
実食日:2021年10月22日(金)
発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
取得店舗:ネット通販サイト(オムニ7)
商品購入価格:138円(税込)
希望小売価格:193円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:プラ(PP)
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、植物性たん白、砂糖、しょうゆ、チキンエキス、卵白)、添付調味料(砂糖、豚脂、粉末野菜、乳等を主要原料とする食品、ポークエキス、チキンエキス、食塩、香辛料、たん白加水分解物、パセリ)、かやく(たまねぎ、味付挽肉、チーズ加工品)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、クチナシ色素、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、パプリカ色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

既視感のある油揚げ麺を搭載

麺はラードを使用した油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯3分。通年商品に格上げされた「サワークリームオニオン味」には幅の広い “つやもち製法幅広麺” を合わせているのですが、今回の麺は比較的に幅が狭いため、おそらく「コクしょうゆ味」や「シーフード味」「トマトクリーム味」などに使われている “つやもち製法レギュラー麺” と思われます。

けっこう具沢山

あとは内側の線まで熱湯を注ぎ、待つこと3分。引き続きガーリックとチーズの匂いが強烈に漂ってくるのですが、それに匹敵するレベルで玉ねぎの香りも強く、具材として大量の玉ねぎが入っているのも「サワークリームオニオン味」と共通のポイント。もうね、こんなもん卑怯ですよw

なお調理後の写真では具材を麺の上に集めていますが、もともと「QTTA」は粉末スープが溶け残りやすいのと、その中でも “クリーム系のスープは徹底的に混ぜるのが美味しく食べる最大のコツ” なので、最短でも1分以上、容器の底から念入りに混ぜ続けください。それでは、引き続き「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(86g)あたり
カロリー:381kcal
たん白質:7.7g
脂  質:16.8g
炭水化物:49.8g
食塩相当量:4.4g
(めん・かやく:1.7g)
   (スープ:2.7g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:146mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:381kcal(めん・かやく:309kcal)(スープ:72kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

おそらく「コクしょうゆ味」や「シーフード味」と同じ

5.0

「QTTA」はフレーバーに合わせて異なる麺線を採用しているのが特徴で、2017年3月発売の「TONKOTSUラーメン」には “ノンスチーム製法” の油揚げ麺を採用していましたが、2021年10月現在の麺は “つやもち製法レギュラー麺” と “つやもち製法幅広麺” の2種類が基本。それらは2020年9月14日に実施されたリニューアル以降、麺厚を上げた「しっかり麺」に改良されました。

しっかり麺

今回の油揚げ麺は「サワークリームオニオン味」に使われている “つやもち製法幅広麺” よりも幅が狭く、麺厚のある角断面の形状から、既存の「コクしょうゆ味」や「シーフード味」「コク味噌味」と同じタイプ。熱湯3分ジャストで食べ始めた場合、やや部分的な戻りムラが生じているのですが、粉末スープを溶かしている間に馴染むので、そこまで気になることはありません。

パッケージにも「しっかり麺」と表示されていたように、食べ応えのある弾力もさることながら、後半にかけて伸びにくく、ラードに由来する芳ばしい風味も印象的。ただ、スープの方向性が濃厚なクリーム系だったので、レギュラー麺よりもスープを絡め取る幅広麺を合わせてほしかったのですが、既存の「サワークリームオニオン味」と差別化を図るために、あえて変更したのかもしれません。

スープ

 お世辞抜きで箱買いしたい

7.0

乳等を主要原料とする食品でクリーム感を演出し、ポテトやオニオンなどの粉末野菜で濃厚感を大幅に底上げしている、その手法は「サワークリームオニオン味」と酷似しているのですが、まったく同じではありません。既存の「サワークリームオニオン味」よりも砂糖の甘さとニンニクの風味を強めに効かせ、ポークエキスとチキンエキスを追加し、食酢によるサワー感を省いたようなフレームワーク。

たとえばクノールのカップスープにありそうな、まったりとした濃厚なクリーム感を軸に、動物系のコクとニンニクのエッジを鋭く効かせ、マイルドでありながらもワイルドなテイスト。しかし、ふわっとパセリのアクセントを添えているところに芸がある、ニンニクがっつり系でも単調な味ではありません。ここ最近の「QTTA」を振り返ってみても、トップクラスの美味しさなんじゃないですかね。

かやく

大量の玉ねぎにインパクトあり

6.0

まったりとしたスープのクリーム感とガーリックの風味にインパクトを感じる商品なのですが、とにかく大量に入っている細切りの玉ねぎも強烈で、ある意味ここが人を選ぶ最大の要因にもなりそうなポイント。しかし、このフレッシュな食感の玉ねぎこそが要といっても過言ではなく、ガーリックチーズクリーム味のソースにベストマッチ。

ジャンクな味付けの挽肉もワイルドさの底上げに寄与してくれるトッピングで、混ぜると溶けてしまうチーズ加工品がスープの濃厚さを飛躍的にブースト。かなりシンプルな構成ですが、物足りなさも蛇足感もない取り合わせです。

総評

6.0

かなりスープがクリーミーかつ濃厚だったので、それを最大限に活かしてくれる幅広麺を合わせてほしかった‥‥という思いもありましたが、スープと具材については文句の付け所が見当たらない、とても素晴らしい商品だと感じました。もともと期間限定だった「サワークリームオニオン味」が定番になったので、今後は「ガーリックチーズクリーム味」を定期的にリリースするのがベストかもしれません。

ちなみにクリーム系の「QTTA」といえば、2020年1月6日発売の「たらこバタークリーム味」が秀逸だったので、パンに合うシリーズでの復活に期待しています【author・taka :a(大石敬之)】

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