「ペヤング たらこやきそば」普通を極めると、それは特別になる‥

まるか食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年11月26日(月)新発売のカップ麺、まるか食品「ペヤング たらこやきそば」の実食レビューです。

およそ3年半ぶりにペヤングの「たらこやきそば」が復活! どこに売ってるの? 前と何が違う?

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。取扱店舗も調べたので、お時間よろしければ最後までお付き合いください。

ペヤング たらこやきそば

初版が発売されたのは、2013年6月10日の月曜日。その時も今回と同じく「ペヤング たらこやきそば」という製品名で、当ブログに記事は残っていないのですが、しっかり食べました。で、ある意味それは今でもハッキリと記憶に残っているのですが、正直ちょっと‥いや、だいぶ肩透かしだったんです。

2013年の「ペヤング たらこやきそば」は、たらこの香りこそハッキリしていたものの、実際に食べてみたら味としては強く主張してこない、おかげで麺の油揚げ麺臭が異様に目立つ‥その結果、食べられないほどマズイわけじゃないけれど、あまりにフツーすぎるし二度目の再食はないかなぁ‥というのが正直な感想でした。

やはり「ペヤング」といえば(おいしいかマズいかはさておきw)キワモノ路線を物怖じせずに突き進んでくれる攻めのイメージが強く、当時そんなラインナップの中でも「ペヤング 和風焼き蕎麦」には感動さえ覚えたものですが(※これについては強く再販を希望します!)、「たらこやきそば」はアレンジペヤングの題材的にもフツーだったんですよね。

今回の2018年発売品も初版と同じくピンク色のパッケージが採用されているのですが、淡いピンクからショッキングピンクに近い店頭で目立つ派手な色になり、なぜかトリコローレ(緑・赤・白)のラインや筆記体を用いていた洋風のデザインから、まるで和紙をあしらったかのような背景を下地に和風のデザインに変更。

商品名も筆ペンで書いたような書体となり、以前よりも統一感があって垢抜けたような雰囲気のパッケージデザインです。もちろん、なにがあっても「やきそば」の暖簾(のれん)は忘れません。前任者ともいえる2013年の液体ソースは「生風味のたらこソース」をキーワードに開発されていたのですが、今年のソースはどうでしょう。

ちなみに販売ルートですが、セブン&アイ・ホールディングス先行発売品になるので、コンビニなら「セブンイレブン」、それ以外の店舗では「イトーヨーカドー」や「ヨークベニマル」、「ヨークマート」などが取り扱い店舗になります。(※製造メーカーの「まるか食品」に問い合わせたので、確実な情報です)

開封

別添の小袋は「ソース」「かやく」「後入れかやく」の合計3袋構成で、2013年も3袋構成でしたが、当時は液体たらこソース、キャベツ(かやく)、刻み海苔でした。しかし、今年の後入れかやく(ピンクの小袋)には明らかにサラサラとしたシーズニングっぽい顆粒が入っているので、かなり大きな変化があるかもしれません。

ちなみに現在では主流となっているカップ焼そばの「液体ソース」を業界で初めて開発・実装したのも、新鮮さや安全・おいしさを追求して「かやく」を別の包装でパックしたのも「ペヤングソースやきそば」(まるか食品)が日本初なんですよ。

おそらく麺は普段と同じ油揚げ麺だと思うんですけど、今回やたらと黒い粒が目立ちますね‥ま、まさか全粒粉か!?(※んなわけない焦げてるだけ)たまに黒い焦げが目立つ個体に当たるかもしれませんが、単なる焦げで異物とかではないので、ご安心ください。もしも不安なほど黒かった場合は、外装フィルムやレシート等を保管しておき、まるか食品に該当の製品をサーブです。

販売ルートを問い合わせた際に希望小売価格や発売日なども尋ねたのですが、普段通り税別185円だったので、セブンイレブンなどのコンビニで購入すると値段は税込198円が相場になります。コンビニの新作カップ麺は200円オーバーもザラなので、新商品なのに200円以下で買えるのはありがたいですね。

製品情報・購入価格

製品名:ペヤング たらこやきそば
製造者:まるか食品
内容量:115g(めん90g)
発売日:2018年11月26日(月)
実食日:2018年11月27日(火)
JANコード:4902885
希望小売価格:185円(税抜)

発売地域:セブン&アイ・ホールディングス先行
購入価格:198円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:480ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(ソース・かやく・後入れかやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(糖類、植物油脂、食塩、たらこエキス、しょうゆ、たらこ、デキストリン)、かやく(キャベツ、乾燥風味たらこ、糖類、のり、香辛料)/ 調味料、調味料(アミノ酸等)、香料、酒精、増粘剤(グァーガム)、ベニコウジ色素、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、酸味料、微粒二酸化ケイ素、ビタミンB2、(一部に小麦・乳成分・さけ・大豆を含む)
【アレルギー表示】
小麦・乳成分・さけ・大豆

実食開始

もちろん液体ソースも後入れかやくも湯切りの後に入れるので、お湯を入れる前に開封するのは「かやく」(キャベツ)だけです。ペヤンガー各位(ペヤングを愛する方々)としては “キャベツは麺の下だバカヤロー! ” な写真になってしまうのですが、私は撮影があるのでスミマセン。でも‥

あらためて調理方法を確認してみると、まるか食品曰く「かやくをめんの上に開け」と書いてありました。ええ、どっちでもいいですw お湯を入れる前にキャベツが容器の中に開封されていれば問題ないので、各自こだわりのセオリーに沿って調理してください。

さて、完成です。ちょっと撮影の間にシーズニングが湿気ちゃったけどw 実際もっと鮮やかにピンク色で、従来品よりも賑やかな仕上がり。初版の2013年発売品は大きめの刻み海苔が別添されていたのですが、2018年復活版では小さな刻み海苔に変更。でも、初版にはなかったシーズニングの鮮やかな乾燥風味たらこによって、これぞ “たらこ” な見た目です。

今のところ、よくあるバター系の香りなどは気になりませんが、たらこっぽい匂いと油揚げ麺特有の臭いが混在しておりますw それでは、実際に食べてみましょう。

1食(115g)当たり

カロリー:537kcal
たん白質:9.3g
脂  質:28.9g
炭水化物:59.9g
食塩相当量:3.3g

めん

いつもより細い‥?

どうもペヤングの麺って微妙に太かったり細かったりと違いをおぼえることも多いのですが、今回は普段の「ソースやきそば」よりも少し細いように感じました。これについては季節(室温などの調理環境)によっても左右される項目になるのですが、プリッと歯切れが良くて、ちゃんとペヤングなのはペヤングなんだけど、実は最近ちょっとマイナーチェンジした? みたいな。

あくまでもイメージですけどねw でも、なんだか洗練されたような印象を受けました。しかしながらガッツリいつも通り油揚げ麺特有のニオイはバッチリですし、おそらく実食日の調理環境(台所が12度くらいだったかな‥)によって麺の戻りが悪くなったというか、それが関係して食感が強化されたのかもしれません。

吸水率が下がったことで必然的に麺の膨張率も下がり、食感が向上したようなニュアンスになるのですが、これからペヤングを作る日は寒い日にしよう‥みたいな。あ、20秒くらい早めに湯切りした時に近いです。とはいえハッキリとペヤング、ラード由来の芳ばしいスナック感も強めだったんですけど、今回のソースとは問題なくマッチしていたので、これぞペヤングを打ち出しつつ特有の風味さえもポジティブでした。

日清食品の「カップヌードル」じゃないけれど、この麺を使ったら何でもペヤングになりそうですよね(笑)

ソース

ベースは「辛子明太子」

液体ソースのイメージは「たらこ」というよりも完全に「辛子明太子」で、辛さはピリ辛の枠を出ませんが、 “しっかりピリ辛” です。この「ペヤング たらこやきそば」に対して事前に激辛のインパクトを求めている方は少ないと思いますけど、たらこだから “まったく辛くないと思っている方” は要注意ですよ。

液体ソースの色は従来品よりも赤く、生たらこのイメージはありません。また、この赤すべてが唐辛子ではないんですけど、液体ソースの中にチラホラと見える “それ” は明白に唐辛子だったので、その分量だけの辛さを備えています。そして味付けの方向性も実にシンプルで、イメージは明太子そのもの。

原材料名も「糖類、植物油脂、食塩、たらこエキス、しょうゆ、たらこ、デキストリン」という簡素な内容で、バターの風味などが添加されているわけでもなく、いっさいの無駄や蛇足を感じさせない、それでいて満足度の高い “土台” でした。そう、このままでも食べられそうな味だったんですけど、「後入れかやく」が暴走します‥

かやく

シーズニングが「たらこ」

ベースは「辛子明太子」と書きましたが、後入れかやくの中に入っているピンクの粒(乾燥風味たらこ)は「たらこ」のイメージ。いわゆる “たらこふりかけ” 的なシーズニングなんですけど、乾燥風味たらこが全体の “たらこ” をイッキにブーストします。そして同時に、けっこう糖類で甘くなりますよ。

ただ、ベースが硬派にピリ辛だったので、その甘さは味の奥行きを演出することに注力しており、ちょうど足して二で割ったような調和を果たします。甘みに対して過度に反応してしまう方は気になるかもしれませんが(で、私そのタイプなんですけど)、ベースの唐辛子と程よいバランスで、そのジャンクなテイストが麺のスナック的なイメージとも合っていたんですよね。

キャベツは普段のキャベツなんですけど、ペヤングのキャベツって地味に多くて嬉しい。今回の硬派なピリ辛たらこソースに対してキャベツの甘さ、みずみずしい食感が心地よく、食べ応えにも寄与していました。小さな刻み海苔も風味が明太風にジャストフィットですし、いったい誰が最初に思い付いたのか知りませんけど、国民栄誉賞もんだと思います。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(6)
(標準は★3です)

最近では伊香保温泉に突如「巨大ペヤング」が出現したり、世界初となるカップ焼そばの矛盾解決グッズ「ペヤング専用ホットプレート」が誕生したり、「ペヤング スカルプDやきそば」(12月3日発売)の発表などw また勢いを取り戻してきた‥というか、勢いが加速しているペヤングなんですけど、今回のカップ麺「ペヤング たらこやきそば」は、正直 “ふつう” です。めっちゃふつう。

なんの捻りもないですし、斬新な目新しさも奇抜な要素もありません。強いてサプライズを挙げるとするならば、思っていたよりも “しっかりピリ辛” だったことくらいで、いつもの麺に代わり映えしないキャベツ、そして絵に描いたような「たらこ味」‥そう、この王道を地で行くような「たらこ味」を待っていたのですよ‥

たぶん、誰が食べても感想は「ふつうにおいしい」になると思います。しかし、初版の2013年発売品とは完全に別物で、 “ふつうを極めたら特別になるんだなぁ‥” と、しみじみ感じました。これ、また食べたいです。特別な味ではないけれど、これぞ “ペヤングの王道たらこやきそば” として完璧に近いバランスで表現していると感じました。

私の握っている新作カップ麺の発売前マル秘リスト(このブログで思いっきり公開してますけどw)では、「ペヤング たらこやきそば」の発売日が2019年1月14日になっているので、最初はセブン&アイ先行、年が明けてから一般販売が開始されるのかもしれません。でも、またセブンイレブンに行って買い足したくなるくらい、文句なしで美味しかったです。オススメ。