「ペヤング 魚介MAXラー油やきそば」中毒性注意!!魚粉×豚骨×辛味 “MAXの新境地”

まるか食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年8月5日(月)新発売のカップ麺、まるか食品「ペヤング 魚介MAXラー油やきそば」の実食レビューです。

インパクト特化型の変わり種ペヤング「MAXシリーズ」から魚介の旨味を最大限に楽しめる “魚介MAXラー油” が新登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

ペヤング 魚介MAXラー油やきそば

奇抜な変わり種カップ麺として話題に事欠かない「MAXシリーズ」より、今度は “魚介の旨味を最大限お楽しみいただける商品” として、「魚介MAXラー油」をテーマにした「やきそば」「ラーメン」「ヌードル」を3品いっきに発売。同シリーズの一つ前の新作は「沖縄ゴーヤMAXやきそば」だったので、まったく違うテーマで攻めてきましたね。

「MAXシリーズ」の仕掛け人は、事務本部の製品開発課係長・小島裕太氏。まるか食品に入社したのは2012年で、何を隠そう同年2月に産声をあげた「MAXシリーズ」の原点「ペヤング 激辛やきそば」を開発、1989年(平成元年)生まれという若さでありながら製品開発課の主任を任され、現在も変わり種ペヤングの開発リーダーとして活躍されている人物です。



「ペヤング 激辛やきそば」の開発当時(発売前)は “もっと辛かった” らしく、さすがに辛すぎると小売店の方に怒られて辛さを抑えたものを販売したそうですが、それでも突き抜けて辛いとネット上で大騒ぎ。かなり多くのユーザーが話題に取り上げたことを受け、まるか食品は “ペヤングといえば度が過ぎる——” というコンセプトに高い需要があること確信。

その後は一般のカップ焼そばユーザーだけでなく、小売店の方からも奇抜なコンセプトの商品が望まれるようになり、「にんにくMAX」「わかめMAX」「パクチーMAX」「背脂MAX」「酸辣MAX」「鉄分MAX」「もっともっと激辛MAX」「からしMAX」「激辛MAX END」などなど、たまに名作もとい迷作も混ぜつつ意欲的に開発、ペヤングの稼ぎ頭と言っても過言ではないシリーズになりました。

実は「社長」も製品開発に一から携わっているそうで、社長のアイディアも取り入れつつ片っ端から作っては食べ、作っては食べ——を繰り返しているらしいのですが、「MAXシリーズ」からカップ焼そば以外の新商品(カップラーメン系統)が出るのは今回の「魚介MAXラー油」が初。しかも、名前だけ見るとややこしい「ラーメン」と「ヌードル」という絶妙な同時発売品が肩を並べています。



一つ前の記事で「ラーメン」と「ヌードル」の違いについて触れているのですが、具材は同じでも麺とスープが別物で、ラーメンにはノンフライ麺、ヌードルには油揚げ麺を使用。面白かったのが液体スープの原材料名は同じだったのに「ヌードルのスープは放置してもサラサラ」のままで、逆に「ラーメンのスープは冷めるとゼラチン状に固まる」など、大きな違いが見られました。

実際に食べ比べてみた感想や詳細につきましては、「『ペヤング 魚介MAXラー油』の “ヌードル” と “ラーメン” は何が違うのか徹底比較!!」の記事をご覧ください(※ドンキホーテやウエルシアでのエンカウント率が高いようです)。それでは、この記事では「ペヤング 魚介MAXラー油やきそば」の中身について詳しくレビューしていきたいと思います。

開封

別添の小袋は「ソース」「かやく」「後入れ調味料」の合計3袋、同時発売品のラーメンとヌードルに後入れ調味料は入っていなかったので、焼そばだけの特権。その各小袋には「発売元 まるか食品株式会社」の表示があり、一部の小袋には発売元の横に「PA」「B」などのアルファベットが振り分けられています。ちょっと裏話的なことになりますが——



後入れ調味料には「まるか食品株式会社PA」、かやくには「まるか食品株式会社B」と表示されていて、最終的な発売元は間違いなく「まるか食品株式会社」なんですけど、中身は “別の資材メーカーから仕入れたもの” で、今回の「PA」と「B」は資材メーカーの工場を識別するための製造所固有記号となっています。

ソースにアルファベットの表示はありませんが、今回の別添すべてOEM発注(委託製造)で、別の資材メーカーから仕入れたものを自社工場にてパッキング、もしくはパッキング済みの調味料を仕入れています(※残念ながらOEMメーカーの社名は非公開とのこと)。麺がノンフライ麺の時も「加ト吉水産」のフーズ部群馬工場に依頼しているのですが、油揚げ麺の製造は基本的にペヤングの自社工場ですね。

製品詳細情報・購入価格等

そして以前、「製造者:まるか食品株式会社+A」の「+A」とは何か——その理由について調べると別の記事に書いていたのですが、実に単純な理由で、まるか食品は群馬県伊勢崎市に “2つの工場” を持っており、どっちの工場で作ったか分かるように「+A」の有無で差別化を図っているそうです。

つまり、「+A」の表記が “ない” 場合は「本社工場」(群馬県伊勢崎市戸谷塚町49-1)で作った製品、「+A」の表記が “ある” 場合は「赤堀工場」(群馬県伊勢崎市下触1101-1)で作った製品を意味していて、「A」は「赤堀(あかほり)」の頭文字「あ」に因んだもの。

今回の「ペヤング 魚介MAXラー油やきそば」の製造所は本社工場ではなく「赤堀工場」で製造されているのですが、もしかすると今まで “微妙に麺が違う” と感じていた時は製造所の違いも関係していたのかもしれません(※余談ですけど、まるか食品は「不動産賃貸業」も営んでいます)。

製品名:ペヤング 魚介MAXラー油やきそば
製造者:まるか食品株式会社+A(赤堀工場)
内容量:118g(めん90g)
商品コード:4902885005780(JANコード)
商品サイズ:縦162mm×横127mm×高さ57mm

発売日:2019年8月5日(月)
実食日:2019年8月8日(木)
発売地域:全国
取得店舗:ネット通販サイト(オムニ7)
商品購入価格:税込192円(送料・手数料別)
希望小売価格:193円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:角型容器・標準サイズ
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:480ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(ソース・かやく・後入れ調味料)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(しょうゆ、魚介粉末、ポークエキス、植物油脂、デキストリン、糖類、チキンエキス、食塩、かつお節、ラー油、かつおエキス調味料、オニオンエキス、にんにく)、かやく(メンマ、味付け豚・鶏肉、ねぎ)/ 調味料(アミノ酸等)、酒精、カラメル色素、増粘多糖類、かんすい、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(ステビア)、パプリカ色素、加工でん粉、セルロース、重曹、ビタミンB2、(一部に小麦・卵・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・卵・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉(法令で規定する特定原材料27品目)※本工場では、そばを含む製品を生産しています。

実食開始

今回は赤堀工場製造の油揚げ麺で、シリーズ前作となる「沖縄ゴーヤMAXやきそば」の麺も赤堀工場で製造されていたのですが、それと比較して色が濃く、またもや微妙な変化が見られました。とりあえず先入れの小袋は「かやく」のみ、これについては小袋の大きさもデザインも中身も「魚介MAXラー油」3品すべて共通です。



後入れのソースは液体、後入れ調味料は魚粉主体、想像していたよりも魚介MAXというか魚粉MAXというか色がもうw いやいや実に好印象です。ちょっとラーメンとヌードルはインパクトが弱かったので、やはりMAXシリーズこれくらいやってくれないと。

それからソースを温めるかどうかについて、商品の作り方には特に何も書いてありませんでしたが、原材料的に温めておいたほうがいいかもしれません。それでは、魚介と強さと辣油の辛さレベルにも注目しつつ、「めん」「ソース・後入れ調味料」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(118g)当たり

カロリー:574kcal(熱量 / エネルギー)
たん白質:12.2g
脂  質:32.3g
炭水化物:58.5g
食塩相当量:3.6g
ビタミンB1:-(記載なし)
ビタミンB2:-(記載なし)
カルシウム:-(記載なし)
る情報を必ずご確認ください。

めん

ちょいちょい微妙に違う(けどペヤング)
5

たとえば工場の違いだったりソースの違いだったり、どうも製品によって麺の仕上がりが微妙に変わってくるのですが、まるか食品曰く “そういうもの” だそうですw この麺を実際に焼くと形状がメキメキの角刃になって面白かったりするんですけど、たとえば先ほど例にあげた「沖縄ゴーヤMAXやきそば」の麺と比較して、今回は明らかに丸みを帯びています。

念のため本部にも確認を取ったところ、やはりどちらも赤堀工場で同じレシピ、同じ原料をもとに製造しているため “基本的には間違いなく同じ麺です” と言われました。けれども「沖縄ゴーヤMAX」の時にはメリハリのある角ばった麺だったのに対し、今回の麺は比較的に穏やかな形状で、アタリの弱い楕円形の断面ですが、風味や食感はペヤングらしいスナック的なもの。



結果ちょっと断面が角ばってても楕円っぽくてもペヤングらしいと思える安定感はさすがですし、ソースを選ばない万能麺なので、定番のソース味から変わり種までレンジが広く、今回の魚粉MAXラー油ソースや後入れ調味料との相性も申し分ありません。日清食品の「カップヌードル」もスゴいですけど、ある意味それに匹敵するフレキシビリティーの持ち主ですね。

ソース・後入れ調味料(魚粉)

中毒性注意!!(※あと地味に辛い)
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後入れ調味料の魚粉を入れる前から魚介の旨味が意識されているのですが、まだレベルMAXではありません。とりあえず味の方向性は同時発売品の「ヌードル」「ラーメン」と同じ豚骨魚介醤油スープの系統で、ちょっと “またおま系” っぽくもあり、そこそこ醤油も強めに主張してきます。でも比較的しょっぱくて厳しいほどのレベルではなく、意外だったのがラー油の辛さ。

ヌードルとラーメンの辛さが大したことなかったので、まぁ今回も辛くないだろうと高を括っていたらビックリ‥‥このソース “けっこう辛い” 。辛さレベルは何辛かと聞かれたら激辛もとい大辛クラスでもありませんが、すくなからず中辛以上の「辛口」だったので、辛い食べ物が苦手な方は近づいてはいけません。それでいて豚骨の乳化感はある、かなり完成度の高い組み方です。

その中毒性を引っ張り上げる魚粉は荒削りではなく粒子の細かいパウダー状で、実際の色は写真よりも煮干しが強めの色ですが、えぐみはなく鰹節と鯖節もバランスよくブレンド。かなりインパクトのある見た目ですけど、意外に抵抗なく全体に馴染み、ソースとの和合を尊重しているため、魚粉だけが独り歩きして突っ走ることもありません。

味のジャンルは油そば・まぜそば系ですが、その系統ほどソースがベタべタしていないので、実際の印象は異なります。最終的にはパウダー状の魚粉でベタつきがなくなり、魚粉に負けないラー油の辛さで単調さを回避しつつ、その鋭さと同時に魚介と豚骨のマイルドな旨味も並行するため、実に個性的かつ中毒性の高い味わいでした。これはヤバい。

かやく

やっぱりウマい、このメンマ
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具材はメンマ、味付け豚・鶏肉、ねぎとなっていて、やはり湯戻し後の印象からも「魚介MAXラー油」3品すべて同じ具材で統一されていることが分かります。味付け豚・鶏肉はシート状でジューシーさはなく、むしろ粉っぽい舌触りというか、不味くはないけど絶品とも言えず‥w 形容しがたい具材ではあるものの、メンマについては手放しに好印象で、肉よりメンマが具材の主役。

乾燥メンマの中では厚みのあるタイプで、こりこりとした歯ごたえに特有の発酵感が心地よく、濃厚つけ麺を彷彿とさせるソースとメンマの相性は完璧のマッチング。どのメーカーが作っているのかは社外秘らしいので、それ以上の回答は求めませんでしたが、引き続きメンマの委託製造は同じ会社に依頼すべきです。きっと素晴らしいメーカーに違いない。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

思いのほかラー油が辛く、魚介MAXというタイトルにも納得の味わいだったので、かなり人を選ぶジャンルになります。しかし、いわゆる “またおま系” の濃厚豚骨魚介つけ麺が好きな方には間違いなくウケるタイプの味付けで、油そば・まぜそば系統の汁なしカップ麺ほどの重さはない、インパクトと味のバランスが丁寧に計算されている素晴らしい一杯でした。

数ある変わり種ペヤングの中でもトップクラスの完成度ですし、辛さと旨さとペヤングらしさのバランスが秀逸で、「MAXシリーズ」の中でも五本指に入る秀作です。今回の「魚介MAXラー油」3品にランキングをつけるなら1位やきそば、2位ラーメン、3位ヌードルですが、「やきそば」は飛び抜けてレベルが高かったので、特に要チェックですよ。

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