どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年10月1日(月)新発売のカップ麺、日清食品「北海道 コーンポタージュ風ヌードル」の実食レビューです。
イオングループで開催されている、「北海道フェア」限定商品のカップ麺を食べてみました。
北海道フェア限定カップ麺
日清食品に問い合わせたところ、カップ麺の発売日は2018年10月1日と教えていただいたのですが、調べてみるとイオングループで開催される2018年10月の北海道物産展「北海道フェア」は、毎月 “5のつく日” でおなじみ「お客さまわくわくデー」にあわせて10月5日(金)から開催する地域も多いようですね。
2018年10月4日現在、まだ私の行動圏内にあるイオングループでは北海道フェアのアナウンスがなかったので、「北海道 コーンポタージュ風ヌードル」の存在すら知らなかったのですが、大阪の友人が見慣れないカップ麺を発見したからと送ってくれました。このカップ麺はイオングループ限定の「こだわりシリーズ」というブランドに属しているらしく、同じようにイオングループ限定だった「こだわり具材」シリーズとも関連性があるかもしれません。
ポタージュ系の変わり種に目がない私taka :aなんですけれども、はっきり「コーンポタージュ」を名乗っているカップ麺って意外と少ないんですよね。2016年11月頃にイオングループ限定で開催されていた「フランスフェア」の対象商品として、同じく日清食品が「フレンチヌードル コーンポタージュ風」というカップ麺を製造していたのですが、「フレンチヌードル」シリーズは「海老のビスク味」しか食べたことがないので、私がカップ麺でコーンポタージュを体験するのは今回が初めてかもしれません。
北海道産のコーンパウダーをスープに使用しているようですが、パッケージや原材料名に明記されているのはスープの原料のみなので、具材のコーンは北海道産コーンではないようです。
開封
えっと‥あれです、ほら、うまい棒のコーンポタージュとかリスカのコーンポタージュ(スナック菓子)あるじゃないですか、あの香り! 先ほどコーンポタージュ系の変わり種には目がないと書きましたが、スナック菓子でもコーンポタージュ系は間違いないと思っているので、今ちょっと興奮していますw 別添の小袋は付属していないので、カップヌードルよろしく熱湯を注いだらフタをして3分です。
あくまでもコーンポタージュ “風” であることと、店頭表示価格が税込105円だったそうなので、それも踏まえた上でレビューします。スナック菓子のコーンポタージュっぽい味だったらいいなぁ‥
製品情報・購入価格
製品名:北海道 コーンポタージュ風ヌードル 製造者:日清食品 内容量:65g(めん50g) 発売日:2018年10月01日(月) JANコード:4902105240755 希望小売価格:98円(税別) 発売地域:イオングループ限定 |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:紙 必要湯量:300ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:- |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、ポーク調味料、香辛料)、スープ(豚脂、糖類、小麦粉、乳化油脂、コーンパウダー、(北海道産コーン使用)、でん粉、オニオンパウダー、乳等を主要原料とする食品、ブイヨン、食塩、香辛料)、かやく(コーン、人参)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |
【アレルギー表示】 小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ |
実食開始
1食(65g)当たり
カロリー:296kcal |
※参考値(調理直後に分別して分析) 熱量:296kcal(めん・かやく:239kcal)(スープ:57kcal) |
めん
先ほど熱湯3分で‥と書きましたが、横幅2mmあるかないかの細い油揚げ麺だったので、2分でフタを開けてみました。その時点では意外に硬かったので、フタを開けて直後に食べ頃ではありません。でも、2分で大丈夫。というのもスープの粘度が高く、1分以上かき混ぜる必要性を感じたんです。
たぶん3分でフタを開けたら食べ頃だけど、溶け残りがないよう混ぜている間に柔らかくなるので、早めにフタを開けて念入りに混ぜたほうがいいかもしれません。しなやかでスープの絡みがよく、プリッとした歯切れのいい食感で、油揚げ麺特有の風味は値段相応ですが、そこまで激しく主張してくるタイプではありませんでした。
しかし、スープが柔らかかったので、やや麺の下味(塩)を強めに感じたことと、今回のスープにマッチしているかというと言われたら、可も無く不可も無しかもしれません。
スープ
熱湯を注ぐ前の香りはスナック菓子みたいだったと書きましたが、どちらかというとカップスープのコーンポタージュに近く、意外にも硬派なスープで驚きました。さすがに「クノール カップスープ」や「ポッカサッポロ じっくりコトコト」ほど濃厚でクリーミーなテイストではありませんが、スナック菓子ではなくカップスープ寄りです。
そう、意外にもコーンポタージュの再現度は高く、糖類の甘味ではない北海道産コーンパウダーの甘さも本格さに寄与していたのですが、それだけに “ヌードル” が浮くんですよね。それをも凌駕するほどクノールやポッカサッポロに匹敵するレベルで高濃度なら話は別ですが、値段が値段ですので、そこまで期待できませんし‥ただ、どうしても落とし所が中途半端に思えました。
かやく
大量ではありませんが、けっこうコーンは入っていて、しっかりコーンポタージュであることを体現しています。製造メーカーが同じなので、おそらく「チキンラーメン アクマのバタコ」などにも使用されてる汎用のコーンかもしれません。さほど甘さに特化した品種ではないようですが、コーンの甘味は得られ、シャキッと歯応えのいい具材です。
コーンポタージュに人参のイメージはありませんが、淡色の中で人参の色味が差し色に映えていて、コリッとした食感がアクセントに嬉しい存在でした。さりげないパセリの香りもスープを引き立てることに貢献していたし、きちんとコーンが主役だったので、値段を思えば悪くないラインナップですね。
総評
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3)
(標準は★3です)
まずスープの味に関しては意外にもコーンポタージュの再現度は高く、粘度も不自然ではない、きちんとコーンポタージュだったことは素直に印象がよかった反面、餅は餅屋といいますか‥ヌードルを入れる場合、それなりの工夫が必要なんだと実感しました。スープだけ評価すると★3では惜しい気もしたのですが、それなら100円前後のコーンポタージュを買ったほうが満たされると思います。
たとえばヌードルとスープの間にチーズなどの何かしらギアになる素材を追加する、または徹底的に麺の下味を控えて存在感を埋没させるなどの工夫があるとバランスが整うかもしれません。ただ、そうなるとコーンポタージュから離れてしまうんですよね‥組み合わせとしては間違いないと確信していたのですが、「コーンポタージュ」に限定してしまうと落とし所が難しく、それでピンポイントな変わり種が少ないのかもしれません。
同社の「カップヌードル」シリーズからリリースされていたマッシュルーム(シャンピニオンズ)やチーズポタージュ、パンプキンポタージュは実に好印象だったんですけど、 “コーン” ポタージュをカップ “麺” に落とし込むのって意外と手強いのかもしれませんね。スープの再現度と販売価格を加味して及第点としましたが、麺との相性が今後の課題だと感じました。
うまい棒のコンポタ味を粉砕してカップ麺アレンジを作ってください・・なんか、無性に食べてくなってきた(^▽^;)
Re:ビー玉
カップ麺を送ってくれてありがとう!
うまい棒のコンポタ粉砕アレンジ‥わかりました(笑)ベースは何がいいだろう?定番品で試したいから、シーフードヌードルか‥それならチキンカレー味とか、めんたい味とか入れても楽しそう‥やばいぞ、ほんとに試したくなってきたw
問題は、熱湯の取り合いになってスープが残るかどうかだよね‥ほぼ汁なしになるかもしれない‥