どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2024年12月16日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼明星食品
明星 モード学園コラボ 辛DEMO幸 ハニーバター風旨辛チゲラーメン / 278円(全国)N
▼東洋水産
マルちゃん正麺 カップ もやし辛味噌 / 333円(全国)N
▼エースコック
超大盛りスーパーカップ2.0倍 豚骨醤油ラーメン 関西風から関東風 / 348円(全国)N
スーパーカップ1.5倍 牛たま風あまから醤油ラーメン / 240円(全国)N
スーパーカップ1.5倍 鶏たま風甘コクだしうどん / 240円(全国)N
▼ファミリーマート
6種の野菜を使用 旨辛味噌 / 198円(全国)N
支那そばや 佐野実の伝説の一杯 醤油らぁ麺 / 297円(全国)N
▼セブンイレブン
ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン / 158円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
明星食品「明星 モード学園コラボ 辛DEMO幸ハニーバター風旨辛チゲラーメン」新発売
デザイン学校との産学連携「MYOJO DESIGN PROJECT」第6弾!! MYOJO DESIGN PROJECT(明星デザインプロジェクト)とは、商品開発において終盤のプロセスだった「デザイン」を起点とするブランドで、SDGs(Sustainable Development Goals)の目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献するため発足。
今回の新商品「明星 モード学園コラボ 辛DEMO幸ハニーバター風旨辛チゲラーメン」は、逆転の発想に基づくデザイン起点のプロジェクト「MYOJO DESIGN PROJECT」第6弾に該当するカップラーメンで、大阪モード学園に在籍している林あかりさんの入賞作品『辛DEMO幸 カラ! でも サチ!』をベースに開発。
林あかりさんの “辛いけど、幸せ〜♡„ をコンセプトに、土台は牛の旨みをベースに味噌・醤油・赤唐辛子・ガーリックを効かせた辛めのユッケジャン風スープとなっているのですが、甘い「ハニーバター風オイル」を別添し、流行りの “甘じょっぱい„ テイストを表現。個人的に当たりなんじゃないかと思っているんですけど、甘じょっぱい系が苦手な方にはハードルが高いやもしれません。
東洋水産「マルちゃん正麺 カップ もやし辛味噌」新発売
正麺カップの名作「もやし辛味噌」4代目は辛さアップ!! マルちゃん正麺(せいめん)とは “いま抜群に美味しく、そして10年後・20年後も古びることなく愛され続ける即席めん„ をコンセプトに、東洋水産が力を入れているブランドで、2011年(平成23年)11月7日発売の袋麺「醤油味」「味噌味」「豚骨味」が初代御三家。その4年後にカップ麺が登場し、現在にかけて古びることなく愛され続けています。
今回の新商品「マルちゃん正麺 カップ もやし辛味噌」は、2021年12月27日発売の「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」を皮切りに、毎年恒例となっている人気フレーバーで、4代目に該当する今年は前回発売品よりも “スープの辛さにこだわり、ラー油の量を増やしている„ というのがリニューアルポイント。
メーカー希望小売価格は333円(税別)と高めに設定されていますが、東洋水産の特許技術「生麺ゆでてうまいまま製法」によるノンフライ麺に、唐辛子とラー油を効かせた辛味噌スープ、さらに低温殺菌製法でリアルさを追求したバリシャキもやしも搭載。このブログでは初代★6、2代目★4、3代目★5と評価しているため、今年の仕上がりも気になっています。
エースコック「超大盛りスーパーカップ2.0倍 豚骨醤油ラーメン 関西風から関東風」新発売
関西風の豚骨醤油スープが関東風の魚介系豚骨醤油スープに早変わり!? スーパーカップの「味チェンジ」第2弾!! スーパーカップとは、1988年(昭和63年)7月25日の発売以来、大型カップ麺の牽引役として重要な位置を占めているブランドで、大盛りバケツ型カップのパイオニア。麺重量1.5倍をコンセプトにしているため、そのボリューム感が人を選ぶ側面にもなっているのですが‥‥
今回の新商品「超大盛りスーパーカップ2.0倍 豚骨醤油ラーメン 関西風から関東風」は、レギュラーサイズ比2.0倍(めん120g)のボリュームを特徴とした一杯で、今年9月30日に登場した「超大盛りスーパーカップ2.0倍 タンメンカラタンタンメン」に次ぐ味チェンジ企画の第2弾。前回はタンメンから担担麺に味を変えていましたが、今回は関西風から関東風とのこと。
前半は “ポークをベースにオニオン、ガーリックなどをバランスよく加えた関西風の豚骨醤油スープ„ ということで、モデルは和歌山の中華そば? それを半分食べた後、別添の小袋を加えたら “魚介の風味が広がる関東風の豚骨醤油スープに変化„ とのことなので、またおま系になるのかな? もうちょっと詳しく書いてくれエースコックw
エースコック「スーパーカップ1.5倍 牛たま風あまから醤油ラーメン」「同 鶏たま風甘コクだしうどん」新発売
さらに、麺重量1.5倍(めん90g)の「スーパーカップ1.5倍 牛たま風あまから醤油ラーメン」及び「同 鶏たま風甘コクだしうどん」も発売してきたエースコック。前者は “つゆだくだくの牛丼„ をイメージした新作で、具材に程よく味付けした牛肉入り肉そぼろと卵を使用。
出典:スーパーカップ1.5倍 牛たま風あまから醤油ラーメン / 鶏たま風甘コクだしうどん 2024/12/16 新発売|エースコック
もう片方の「鶏たま風甘コクだしうどん」は “つゆだくだくの親子丼„ をイメージした新作で、こちらの具材には程良く味付けした鶏肉そぼろと卵を使っているのですが、ひとつ目の懸念ポイントは「程良く味付けした肉そぼろ」が例の粗悪なスポンジ肉そぼろじゃないかどうか。
そして、ふたつ目の懸念は卵黄ソースを別添していないこと。日清食品や明星食品、ヤマダイなど、各社の新商品から卵黄ソースが消えつつある近年。なかでもエースコックは卵黄ソースのパイオニアで、これまでに何度も「きみまろペースト」を別添してくれていたのに、牛たま風・鶏たま風なんて卵黄ソースが光る絶好の題材なのに、どうしちゃったんですかね。。
ファミリーマート「6種の野菜を使用 旨辛味噌」新発売
これは間違いない!? ファミマルの新作が名作の予感!! ファミマルとは、ファミリーマートの創立40周年を機に発足したプライベートブランドで、誕生は2021年(令和3年)10月19日と比較的に最近の話。従来の3ブランド「ファミリーマートコレクション」「お母さん食堂」「お母さん食堂プレミアム」を整理・統合する形で発足し、現在に至ります。
今回の新商品「6種の野菜を使用 旨辛味噌」は、ファミマルのオリジナル商品で、味噌とポークエキスをベースに、ガーリックのパンチとゴマのコクを効かせた旨辛味噌スープが特徴とのこと。そして、最大の見どころはフリーズドライの野菜ブロック(キャベツ・玉ねぎ・ねぎ・小松菜・人参)とニラを具材に使っているところ。
ファミリーマートの公式ウェブサイトに共同開発者の記載はないけれど、FD野菜ブロック使用かつ容器の形状から察するに、販売者は東洋水産、製造所は酒悦の房総工場。これまでに何度か「野菜たっぷり旨辛味噌タンメン」(1日に必要な野菜摂取量の1/3使用)を発売していたので、そのファミマル版かもしれません。だとしたら、ひとまず★5は堅そうです。
ファミリーマート「支那そばや 佐野実の伝説の一杯 醤油らぁ麺」新発売
原点の味を再現!? 鵠沼時代の「支那そばや」を数量限定で商品化!! 支那そばや(しなそばや)とは、素材に対する徹底した姿勢から「素材の鬼」との異名を取り、また誰よりもラーメンを愛したことから「ラーメンの鬼」として知られた故・佐野実その人が遺した銘店で、国産小麦の普及や自家製麺、厳選素材の使用など、ラーメンの可能性を大きく広げたレジェンド店。
今回の新商品「支那そばや 佐野実の伝説の一杯 醤油らぁ麺」は、1986年(昭和61年)8月6日に開業した「支那そばや」の原点、藤沢市鵠沼海岸時代の味わいを再現した数量限定のカップラーメンで、共同開発者は明星食品。直近だと今年4月2日にファミリーマートが縦型ビッグの「支那そばや監修 芳醇鶏油醤油らぁ麺」を販売していましたが、今度の新作は大判どんぶり型の容器を使用した高価格帯。
見落としがなければ、2012年6月4日に明星食品がリリースしたNB(ナショナルブランド)商品「明星 究麺外伝 佐野実 限定香味塩らぁ麺」以来の大判どんぶり型なので、かれこれ12年ぶり。スープには北海道産ホタテエキスと名古屋コーチンオイルを使用するなど、佐野実さんの遺志を彷彿とさせる素味に対するこだわりを全面に押し出しているため、仕上がりが楽しみです。
セブンプレミアム「ほうれん草たくさん ミルク仕上げ塩ラーメン」新発売
こんなん絶対うまいやん‥‥。セブンプレミアムの新作が高評価を叩き出す気満々!! というわけで、こちら「ほうれん草たくさん ミルク仕上げ塩ラーメン」なんですけれども、セブン-イレブンでの販売価格は158円(税込170.64円)で、小袋のデザインから察するに共同開発者はサンヨー食品、製造所は太平食品工業とみて間違いないでしょう。
出典:トップ > 商品のご案内 > セブンプレミアム > 常温・加工食品 > 7プレミアム ほうれん草たくさん ミルク仕上げ塩ラーメン|セブン-イレブン
味の系統は異なりますが、今年7月9日にリリースされた「わかめたくさん あさりだし塩ラーメン」と同じような空気感を覚える一杯で、ほうれん草を「たくさん」使用し、スープはチキンのうまみをベースにしつつ、香味野菜の風味とミルクのコクを合わせたクリーミーな味わいが特徴とのこと。
ほうれん草を使ったクリームパスタのラーメン版? みたいな雰囲気で、もしも麺が「わかめたくさん あさりだし塩ラーメン」と同じ「和ラー」の流れを汲む例のハイクオリティな油揚げ麺であれば、このブログでいうところの超高評価を意味する★6の壁を余裕で突破してくれるかもしれません。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週も新商品の数は少なめですが、明星食品の「モード学園コラボ 辛DEMO幸」だったり、エースコックの「超大盛りスーパーカップ2.0倍 関西風から関東風」や「スーパーカップ1.5倍 牛たま風 / 鶏たま風」だったり、なかなか奇抜な顔ぶれ。
一方で「マルちゃん正麺 カップ もやし辛味噌」「6種の野菜を使用 旨辛味噌」「支那そばや 佐野実の伝説の一杯」「ほうれん草たくさんミルク仕上げ塩ラーメン」あたりは手堅く高評価を叩き出してくれそうな、とてもバランスのいいラインナップ。スーパーカップ2.0倍は入手済みなので、早めにレビューします。動画での感想が気になる方は、YouTubeのチャンネル登録、Instagram、TikTokのフォローお願いいたします。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
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