どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2023年12月18日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
神田まつや 鶏南ばんそば / 278円(全国)N
カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 / 259円(全国)R
カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 シーフードヌードル / 259円(全国)R
カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質 チリトマトヌードル / 259円(全国)R
▼明星食品
明星 大砲ラーメン監修 昔ラーメン風まぜそば こってりとんこつ味 / 339円(全国)N
▼東洋水産
マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌 / 338円(全国)N
がんばれ!受験生 かつおぶし香る あげあげあんかけうどん / 236円(全国)N
がんばれ!受験生 麺づくり かつおぶし香る あげあげ中華そば / 236円(全国)N
がんばれ!受験生 俺の塩 かつおぶし香る あげあげ塩焼そば / 236円(全国)N
がんばれ!受験生 ホットワンタン かつおぶし香る あげあげ和風醤油味 / 215円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
日高屋監修 バクダン炒め味ラーメン / 236円(全国)N
日高屋監修 野菜たっぷりタンメン / 236円(全国)N
▼エースコック
CoCo壱番屋監修 カレー専門店のカレーラーメン 麺1.5玉 / 348円(全国)N
▼ローソン
サッポロ一番 博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン / 258円(全国)N
▼ファミリーマート
井出商店監修 和歌山中華そば 豚骨醤油味 / 239円(全国)N
▼セブンイレブン
博多もつ鍋 蟻月監修 博多もつ鍋風ラーメン / 258円(全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「神田まつや 鶏南ばんそば」新発売
年越しカップそばの有力候補「神田まつや」監修、2023年は “新!濃いつゆ仕立ての特製かえし” 付き!! 神田(かんだ)まつやとは、1884年(明治17年)に創業した老舗そば店で、美食家としても名高い小説家・池波正太郎その人からも愛された歴史の持ち主。本店の所在地は東京都千代田区神田須田町1丁目で、趣のある店舗は東京都の歴史的建造物にも選定されており、吉祥寺東急百貨店の9階にも支店を展開しています。
今回の新商品「神田まつや 鶏南ばんそば」は、神田まつやの6代目・小高孝之(こだか たかゆき)当主監修のもと、本節や宗田節などから取った出汁(だし)に、醤油・味醂・砂糖などを合わせて仕上げる、江戸そばらしい味わいを再現した即席カップめんで、2017年(平成29年)12月11日の発売以来、7年連続でのリリースとなった年末の人気商品。
2023年は新たに「濃いつゆ仕立ての特製かえし」を別添し、お店さながらの “甘辛い濃いつゆ” にグレードアップしている様子。すでに「日清の最強どん兵衛 鴨だしそば」という強力な年越し用のカップそばを発売済みの日清食品なので、ちょっと分が悪い印象が無きにしも非ずではあるものの、新開発の「かえし」は気になりますよね。
日清食品「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」シリーズ3品 リニューアル
国内初の “たんぱく質強化” カップ麺、カプヌのPRO(プロ)がリニューアル!! カップヌードルPROとは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、今では世界的なブランドに成長した「カップヌードル(CUPNOODLE)」の味わいはそのままに “たんぱく質を15g配合し、糖質50%オフを実現した” シリーズで、健康意識が高い方を中心に人気を博しています。
今回の新商品「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」及び「同 シーフードヌードル」「同 チリトマトヌードル」は、高たんぱく&低糖質をコンセプトに据えた「カップヌードルPRO」シリーズ3品のリニューアル版なので、純然たる新作ではないけれど、今回のリニューアルでは “食物繊維をたっぷりと練り込んだ麺のおいしさを追求し、原材料や配合を調整” した、というのが主な変更点。
3品すべて「カップヌードルPRO」専用の麺ということで、今後も既存品とは異なる仕様なのですが、より「カップヌードル」らしい自然な食感と風味に改良した様子。オリジナルと完全に同じ味とはいえないでしょうけれど、カップヌードルは食べたい、でも糖質が気になる‥‥という方にとって誂え向きな商品であることは間違いないため、どこまで本家の味に近付いているのか、なかでも麺の進化に注目です。
明星食品「明星 大砲ラーメン監修 昔ラーメン風まぜそば こってりとんこつ味」新発売
ありそうでなかったシリーズ初まぜそば!? 久留米の老舗「大砲ラーメン」監修、カップめん最新作は創業70周年を記念して商品化!! 大砲ラーメン(たいほうらーめん)とは、1953年(昭和28年)の創業以来、とんこつラーメン発祥の地・福岡県久留米市は櫛原(くしわら)に本店を置く老舗のラーメン店で、現在は他店でも見聞きするようになった “呼び戻し” の名付け親。
今回の新商品「明星 大砲ラーメン監修 昔ラーメン風まぜそば こってりとんこつ味」は、大砲ラーメンの創業70周年を記念してた湯切りタイプの汁なしカップ麺で、販売者は以前からタイアップを続けている明星食品。これまでに何度も「まぜそば」を展開しているため、それに関しては初の試みではないけれど、既存の「昔ラーメン」をベースにしたパターンは前例がありません。
昔ラーメンとは、創業者・香月 昇(かつき のぼる)氏の実子であり、現在は二代目店主を務める香月 均史(ひとし)氏が考案した商品で、1997年(平成9年)3月6日に此の世を去った、在りし日の父を思い出しながら復活させたもの。それを再現したカップラーメンは、2003年(平成15年)6月12日より明星食品が販売を続けており、直近だと2023年10月9日にリニューアルしているのですが、まさか「まぜそば」にアレンジされるとは‥‥楽しみです。
東洋水産「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」新発売
あの “バリシャキもやし” に新味!? 正麺カップの「もやし辛味噌」がパワーアップ!! マルちゃん正麺(せいめん)とは “いま抜群に美味しく、そして10年後・20年後も古びることなく愛され続ける即席麺” をコンセプトに、東洋水産が力を入れているブランドで、独自の特許製法で作り上げた乾燥麺が主役。
今回の新商品「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」は、2021年12月27日発売品「濃厚もやし辛味噌(初代)」及び2022年12月12日発売品「濃厚もやし辛味噌(二代目)」に続くフレーバーで、なるほど毎年12月の恒例になったようですが、3代目に該当する今年は “ピリ辛もやし入り” という興味深い訴求あり。
東洋水産の “もやし” といえば、既存の「でかまる バリシャキ!もやし味噌ラーメン」にも使われている低温殺菌調理品が定番で、近年は「マルちゃん正麺 カップ」などの他ブランドにも頻繁に使われているのですが、基本的には(いい意味で)使い回し。それが “ピリ辛” に進化ということで、新たなアイテムの仕上がりについてはもちろん、それに伴うトレードオフが生じていないかなど、見どころが多そうです。
東洋水産「がんばれ!受験生」シリーズ4品 新発売
2023年は受験に勝つオー!? 今年の「がんばれ!受験生」は「お揚げ」で気分も点数も「あげあげ」がコンセプト!! がんばれ!受験生とは “縁起の良いメッセージを込めて、頑張る受験生とそのご家族を応援する” をコンセプトにした東洋水産のシリーズで、本格的な受験シーズンに合わせて毎年1月1日に発売されるのですが‥‥
今回の新商品「マルちゃん がんばれ!受験生 かつおぶし香る あげあげあんかけうどん」「同 麺づくり かつおぶし香る あげあげ中華そば」「同 俺の塩 かつおぶし香る あげあげ塩焼そば」「同 ホットワンタン かつおぶし香る あげあげ和風醤油味」は、今年で15回目を迎える「がんばれ!受験生」シリーズの新作で、テーマは「お揚げで気分も点数もあげあげ 受験に勝つオー!」という毎度お馴染みの “ダジャレ” が光っています。
——で、前述のように毎年1月1日の発売が恒例となっているのですが、すでに取り扱っている店舗がチラホラと。念のため公式サイトを確認してみたところ “2024年1月1日(月)より、全国にて新発売いたします。” となっていたので、私の住んでいる地域が勝手にフライングしているのかもしれませんけどw それはさておき個人的には「俺の塩」が気になってます(このブランドが好きなだけ)。
サンヨー食品「サッポロ一番 日高屋監修 野菜たっぷりタンメン」「同 バクダン炒め味ラーメン」新発売
今度は「バクダン炒め定食」をカップラーメンにアレンジ!? サンヨー食品×熱烈中華食堂日高屋コラボ第3弾が登場!! 熱烈中華食堂日高屋(ねつれつちゅうかしょくどう ひだかや)とは、株式会社ハイデイ日高が関東を中心に展開している中華料理店で、全国的に慣れ親しみのある人気チェーンというわけではないけれど、店舗のあるエリアでは “おいしくて安い” と圧倒的な支持を得ています。
出典:ホーム > お知らせ >「サッポロ一番 日高屋監修 野菜たっぷりタンメン・バクダン炒め味ラーメン」新製品追加しました。|サンヨー食品
今回の新商品「サッポロ一番 日高屋監修 野菜たっぷりタンメン」「同 バクダン炒め味ラーメン」は、2022年4月18日発売の「熱烈中華食堂日高屋監修 中華そば」及び「同 野菜たっぷりタンメン」並びに2023年5月22日発売の「サッポロ一番 カップスター 日高屋監修 チゲ味噌ラーメン タテビッグ」に続くサンヨー食品×日高屋コラボの第3弾に該当し「野菜たっぷりタンメン」は2度目の商品化になりますが、もう片方の新作は物騒な名前。
これは本物の爆弾(ばくだん)を炒めて作る、日高屋独自のメニューに焦点を当て、その強烈な味わいをカップラーメンにアレンジした‥‥嘘です。日高屋の「バクダン炒め」とは、いわゆる「豚キムチ炒め」に似た人気メニューらしく、なるほど即席カップめんの題材としても誂え向き。私は本物の「バクダン炒め」を食べたことがないため、再現度は評価できかねますが、商品名のインパクトに負けないパンチと中毒性に期待したいところ。
エースコック「CoCo壱番屋監修 カレー専門店のカレーラーメン 麺1.5玉」新発売
12周年を迎えた「カレーハウスCoCo壱番屋」監修シリーズ最新作は “1.5玉の大盛り麺” 搭載!! CoCo壱番屋(ここいちばんや)とは、愛知県一宮市の壱番屋が運営しているカレー専門店で、1978年(昭和53年)1月にオープンした1号店を皮切りに『世界最大のカレー専門店チェーン』と『一週間で最も多く一杯単位で販売されたカレー』のギネス世界記録を樹立するなど、たしかな実力で不動の地位を確立した人気店です。
今回の新商品「CoCo壱番屋監修 カレー専門店のカレーラーメン 麺1.5玉」は、これまでに幾度となくコラボを続けているエースコック×ココイチの最新作で、1.5玉分のノンフライ麺を搭載した “満腹×王道” のテイストがコンセプト。ちなみにエースコック×ココイチのコラボは2002年(平成14年)3月発売品から続いているため、すでに21周年を超えているハズなんですけど、エースコックのニュースリリースには “12周年を迎えた” の文字。
なぜ‥‥と、それはさておき目下の不安は “麺1.5玉” の訴求。というのもエースコックが自社のノンフライ麺を1.5玉に増やした場合、同社の「スーパーカップ1.5倍」よろしく具材が貧弱になる傾向があって、なおかつスープの仕様によっては後半に飽きる、みたいなイメージを強く抱いている筆者。パッケージには “しっかり濃い!!” とありますので、ノンフライ麺が独り歩きすることはないでしょうけれど、すこし不安(なんか地味に高いし)。
ローソン「サッポロ一番 博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン」新発売
ローソンの泡系「博多一双」監修のカップラーメンが帰ってきた!! 博多一双(はかたいっそう)とは、2012年(平成24年)11月27日の創業以来、とんこつの本場・博多で長蛇の列を作る人気店で、唯一無二の泡系スープは “豚骨カプチーノ” の異名を持つ逸品。その泡はスープの上に浮かぶ脂泡(しほう)に由来し、まろやかな味わいで人気を博しています。
出典:Home > 商品・おトク情報 > オリジナル商品 > サンヨー食品 サッポロ一番 博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン|ローソン
今回の新商品「博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン」は、コンビニの中でもローソンにしか売ってない、販売店を限定した留型のカップラーメンで、メーカーは “サッポロ一番” のサンヨー食品。昨年12月6日にも縦型カップの「博多一双 泡系濃厚豚骨ラーメン」(5代目)をローソンが発売しているため、その続編(6代目)に該当する一杯なのですが、それだけに不安なのが麺の仕様。
というのも昨年の「博多一双 泡系濃厚豚骨ラーメン」には熱湯90秒の油揚げ麺を搭載しており、それがイマイチすぎたので、総評は及第点を超えなかったんです。一昨年の “4代目” が素晴らしい出来栄えだったので、ちょっと厳し目に見ざるを得なかった部分もあっての結果ではあるけれど、はたして今年の仕上がりや如何に。
セブン&アイ「博多もつ鍋 蟻月監修 博多もつ鍋風ラーメン」新発売
あの感動を、もう一度‥‥。博多もつ鍋「蟻月」監修のカップラーメンついに復活!! 蟻月(ありづき)とは、こだわり抜いた「もつ鍋」と新名物「もつ焼き」を看板メニューとしている居酒屋で、2003年(平成15年)12月にオープンした東京・恵比寿の1号店(現「蟻月 恵比寿店」)を皮切りに、現在は大阪・福岡・札幌、さらにはバンコクにも店舗を展開しています。
今回の新商品「博多もつ鍋 蟻月監修 博多もつ鍋風ラーメン」は、セブン&アイグループとサンヨー食品の共同開発商品で、これが初めての商品化ではないけれど、蟻月のカップラーメンといえば “このブログで★6〜7を叩き出し続けている” 超優秀な存在。製品スタイルは縦型ビッグなので、簡便性にも配慮しなければいけない=それなりの制約が発生するのですが、モデルになっているのは従来と同じ「白のもつ鍋」とみて間違いありません。
大幅に仕様を変更していない限り、濃厚な白みそのコクと生おろしニンニクのキレを特徴とする “お店品質”のスープに期待できる一杯なのですが、よく見ると具材の豚モツが肉だんごに変わってる‥‥? 引き続きニラとゴボウは健在みたいですけど、いい意味でクセが強い豚モツも高評価に繋がったポイントだったので、この変更が吉と出るか凶と出るか——。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、大砲ラーメンの創業70周年を記念した「昔ラーメン風まぜそば こってりとんこつ味」に、バリシャキもやしの進化が見逃せない「マルちゃん正麺 カップ 濃厚もやし辛味噌」の注目度も高く、久々に登場した「博多もつ鍋 蟻月監修 博多もつ鍋風ラーメン」の仕上がりも気になるところ。
仕上がりが気になるといえば、麺の改良に期待したい「博多一双監修 泡系濃厚豚骨ラーメン」に、ネーミングセンス抜群の「日高屋監修 バクダン炒め味ラーメン」など、新作が極端に少なくなる12月中旬にしては嬉しいラインナップになりました。それとブログの更新ギリギリに公式の情報が更新されていることに気が付いたんですけど、ファミリーマートに「井出商店」監修のカップラーメンが並んでいるようなので、そちらも要チェック。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2024.01.01
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