どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2023年11月27日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
カップヌードル エビまみれ / 236円(全国)N
カップヌードル カレー 謎肉まみれ / 236円(全国)N
▼明星食品
明星 東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味 / 271円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
マジ盛 海鮮チゲ味 / 271円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン / 265円(全国)N
▼エースコック
食べて応援! 北海道 ミルク塩バター味ラーメン / 236円(全国)N
食べて応援! 北海道 ミルクバターカレー味ラーメン / 236円(全国)N
▼丸美屋食品工業
シンガポールラクサ風スープ / 198円(CVS)N
▼ファミリーマート
来来亭 背脂しょうゆラーメン / 239円(全国)R
来来亭 背脂こってりラーメン / 239円(全国)R
▼セブンプレミアム
龍上海本店 赤湯からみそラーメン / 288円(全国)R
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「カップヌードル エビまみれ」「同 カレー 謎肉まみれ」新発売
ついにファン待望のエビ特化!? カップヌードルの具材まみれシリーズ第2弾が早くも登場!! カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇るロングセラーで、日清食品の代名詞。日本でのマーケットシェアはもちろん、今や世界100ヶ国で販売されている、真のグローバルブランドとしての地位を確立しました。
今回の新商品「カップヌードル エビまみれ」は、2023年10月30日に発売された「カップヌードル 謎肉まみれ」及び「同 シーフードヌードル イカまみれ」に続く “具材まみれ” シリーズ第2弾の新作で、かねてよりファンからの要望が多かった謎海老(なぞえび)ことプーバランの量を通常品の約2倍に増やしたエビ特化型の一杯。
同時発売品の「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」は、具材まみれシリーズ第1弾と同じ謎肉(なぞにく)推しの一杯なので、やや二番煎じが否めない展開ではあるものの、謎肉特化型カレーは新鮮味のあるフレーバー。エビ特化型は謎肉なし、謎肉特化型カレーはポテトなしとなっているため、それぞれトレードオフは生じているけれど、いつもとは違う魅力に触れられるチャンスです。
明星食品「明星 東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」新発売
あったらいいな、デザイン起点の商品企画「MYOJO DESIGN PROJECT」第5弾は東京デザイン専門学校とコラボ!! MYOJO DESIGN PROJECT(明星デザインプロジェクト)とは、デザインを専攻する学生たちと明星食品のコラボ企画で、即席カップめん業界では通常、商品開発において終盤のプロセスに組み込まれている “デザイン” を企画の起点とした、この業界では珍しい取り組み。
今回の新商品「明星 東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」は、学校法人原宿学園・東京デザイン専門学校の生徒が提出した企画書とデザイン案を起点に、130作品の中から選び抜かれた「夜更けの酔いざめラーメン」(丸山菜々子さん作)をベースにしたカップラーメンで、明星デザインプロジェクトの第5弾を飾る一杯。
お酒を飲んだ後の〆(しめ)に食べたくなる「しじみ汁」の味わいと「ラーメン」の満足感を兼ね備えた商品として、アサリ・ホタテ・しじみ・昆布の旨みをベースにオルニチンを配合し、ほんのりと梅が香る梅肉ペーストを別添。めんはノンフライということで、飲み〆の一杯としてはもちろん、夜食や間食にも重宝しそうな新作です。
東洋水産「マジ盛 海鮮チゲ味」新発売
本気盛で人気を博した “海鮮チゲ味” が新生「マジ盛」に初登場!! マジ盛(まじもり)とは、ラーメンと本気(ほんき)で向き合ってきたマルちゃんが考える、お客様に『今届けたい、本気(マジ)の一杯』をコンセプトにしたブランドで、2007年(平成19年)3月26日発売の「本気盛(マジモリ)醤油豚骨」及び「同 辛味噌」にルーツを持つ企画。
今回の新商品「マジ盛 海鮮チゲ味」は、冬の定番であるチゲ(鍋)を題材にした「マジ盛」の新フレーバーで、漢字表記の「本気盛」時代に何度もリリースされているのですが、カタカナ+漢字表記にリブランドされてからは初となる海鮮チゲ味。コチュジャンを加えた味噌ベースのスープに、魚介やキムチの旨みを効かせたコク深い一杯ということで、これからの季節に嬉しい商品です。
私が最後にレビューした「本気盛 海鮮チゲ味」は、2017年(平成29年)9月18日発売品なので、もう6年以上も前の話(マジか)。当時の商品に入っていたエビとFDキムチはカットされていたり、新たにニラが追加されていたり、具材だけ取っても大きく仕様が変わっているのですが、麺の進化とスープの練度には期待できそうです。それにしても、あえて韓国のワードは伏せているんですかね。
サンヨー食品「サッポロ一番 ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」新発売
ホープ軒本舗監修によるカップラーメンが今年も登場!! ホープ軒本舗(ほーぷけんほんぽ)とは、東京都武蔵野市吉祥寺に本店を構える老舗のラーメン店で、現在は “東京背脂豚骨醤油の始祖” を標榜しているラーメン業界のレジェンド。1938年(昭和13年)に難波二三夫(なんば ふみお)氏が引き始めた屋台にルーツを持ち、元祖ギタギタ系「らーめん弁慶」や「土佐っ子」を輩出した店としても知られます。
今回の新商品「サッポロ一番 ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」は、東京・吉祥寺の生ける伝説「ホープ軒本舗」の味わいを再現したカップラーメンで、製造者はサンヨー食品。2020年12月14日に発売された第1弾を皮切りに、縦型ビッグではタイアップ第4弾に該当する商品になりますが、それだけに不安なのがスープの仕上がり。
記念すべき第1弾は、このブログで及第点以上を意味する「★4」を記録しているのに対し、その1年後にリリースされた第2弾(2021年12月6日発売品)は途端にスープの味がイマイチで、昨年の第3弾(2022年12月12日発売品)は優先順位を下げた結果、レビューするに至っておりません。そのため昨年との比較はできませんけど、はたして明らかに進化しているのか、それとも——。
エースコック「食べて応援!北海道 ミルク塩バター味ラーメン」「同 ミルクバターカレー味ラーメン」新発売
おいしさも世界も “モーっと” 広がる新しい食提案!? おいしく食べて、日本の酪農を応援「牛乳でスマイルプロジェクト」にエースコックが賛同!! 牛乳でスマイルプロジェクトとは、2022年(令和4年)6月に農林水産省と一般社団法人Jミルクが立ち上げたプロジェクトで、主な目的は “牛乳・乳製品の消費拡大に貢献する” こと。
出典:食べて応援!北海道 ミルク塩バター味ラーメン / ミルクバターカレー味ラーメン 2023/11/27 新発売|エースコック
今回の新商品「食べて応援! 北海道 ミルク塩バター味ラーメン」及び「同 ミルクバターカレー味ラーメン」は、農林水産省が推進している「牛乳でスマイルプロジェクト」に賛同したエースコックの新フレーバーで、牛乳の消費が落ち込む年末年始に向けた対策として “北海道の生乳からつくられた粉乳” を使用したカップラーメンを新規に開発。
ニュースリリースにある “北海道の生乳からつくられた粉乳” という訴求を見て、真っ先に思い浮かんだのは日清食品の「カップヌードル 北海道濃厚ミルクシーフー道ヌードル」だったんですけど、あちらは「シーフードヌードル」ベースなので、方向性は別物。とにかく牛乳の消費拡大に貢献することをアピールとしているため、牛乳嫌いが卒倒するレベルの効き目に期待(私、牛乳は苦手なんですが)。
ファミリーマート「来来亭 背脂しょうゆラーメン」「同 背脂こってりラーメン」リニューアル発売
ファミマルの人気商品「来来亭」監修のカップラーメンがリニューアル!! 来来亭(らいらいてい)とは、あっさりとした鶏ガラしょうゆ味のスープに、コクのある背脂を浮かべた “京都風醤油味” を標榜するラーメンチェーンで、1997年(平成9年)3月にオープンした1号店(現・野洲本店)を皮切りに発足。現在は全国に店舗を展開しているため、ほとんどの方が一度は目にしたことがあるでしょう。
出典:HOME > 商品情報 > 加工食品 > 来来亭 背脂しょうゆラーメン / 来来亭 背脂こってりラーメン|ファミリーマート
今回の新商品「来来亭 背脂しょうゆラーメン」及び「同 背脂こってりラーメン」は、コンビニの中でもファミリーマート店舗にしか売ってない、ファミマル印のカップラーメンで、製造者はエースコック。既存品のリニューアルなので、純然たる新作ではないけれど、リニューアル後の見どころは‥‥ずばり、ファミリーマートの公式サイトを見ても分かりませんw
とりあえず方向性が大きく変わっていなければ、パッケージの看板が縦になっている「背脂しょうゆラーメン」は鉄板の鶏ガラしょうゆ味、片や麺リフトのデザインが目立っている「背脂こってりラーメン」は豚骨しょうゆ味なので、同じ「来来亭」監修でも骨格からして異なる味わい。どちらの商品も公式サイト上にリニューアルの文字が確認できるため、引き続き位置付けは通年商品です。
セブンプレミアム「龍上海本店 赤湯からみそラーメン」新発売
早くもテコ入れ!? 行列の絶えない銘店「龍上海 本店」監修のカップラーメンにも変化あり!! 龍上海(りゅうしゃんはい)とは、1958年(昭和33年)7月の創業以来、現在も山形県南陽市の赤湯温泉付近に本店を置く元祖「赤湯からみそラーメン」発祥の店で、一説によると北海道は札幌よりも早くに味噌ラーメンを確立したとされる老舗中の老舗。
出典:トップ > 商品のご案内 > セブンプレミアム > 常温・加工食品 > 7プレミアム 龍上海本店 赤湯からみそラーメン|セブン-イレブン・ジャパン
今回の新商品「セブンプレミアム 龍上海本店 赤湯からみそラーメン」は、セブン&アイグループと明星食品の共同開発商品で、直近だと2023年7月31日に「龍上海本店 山形 赤湯からみそラーメン」がリリースされたばかりですが、なにがあったのか半年と経たずにリニューアル。その真相は‥‥ええ、こちらもセブン-イレブンの公式サイトを見てもサッパリ(マジで、なんも書いてないw)。
ひとまずパッケージを確認すると、あきらかに「山形」の文字が強調されていたり、ズバッと中央に太めの赤いラインが入っていたり、デザインに関するリニューアル前後の違いは一見して明白。製品スタイルは同じなので、中身に劇的な変化はないと思いますけど、ファンの方は要チェックです。それにしてもセブンプレミアムに配属されているからなのか、こちらは「地域の名店」に戻らないんですね。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、年末に向けて新商品の数が軒並み減り始める頃合いでは御座いますが、今週の注目すべきカップ麺はファン待望のエビ特化型「カップヌードル エビまみれ」を筆頭に、その陰に隠れそうな「カップヌードル カレー 謎肉まみれ」の仕上がりも興味深く、明星デザインプロジェクト第5弾「東京デザイン専門学校コラボ 夜更けの〆ラーメン 梅香るしじみだし塩味」も遊び心があって気になる一杯。
またリブランド後は初となる「マジ盛 海鮮チゲ味」も手堅く美味しそうなんですけど、逆に不安なのは「ホープ軒本舗監修 東京背脂豚骨醤油ラーメン」の仕上がりで、ある意味こっちも気になる商品。純然たる新作の数は少なめですが、ノーアナウンスのダークホースが出る可能性も否定できないため、それと在庫の取り零し分も睨みながらブログを更新する予定です。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2023.12.04
日清の最強どん兵衛 鴨だしそば
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明星 麺神カップ こってり鶏そば
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 焦がしにんにくたまり醤油味
MARUCHAN QTTA カルボナーラ味
あじわい豚汁うどん でか盛
スーパーカップ1.5倍 黄金の味甘口風 肉野菜炒め味ラーメン
スーパーカップ 黄金の味中辛風 旨辛醤油焼そば
凄麺 福箱 ご当地ラーメン 東日本編
凄麺 福箱 ご当地ラーメン 西日本編
ペヤング 煮干し油そば
RICE PASTA Soup れもんバター味 - 2023.12.11
明星 末廣ラーメン本舗 醤油中華そば
スーパーカップ1.5倍 トリブル豚醤油ラーメン
まる旨 長崎あごだしうどん
まる旨 信州わさびそば
まる旨 鳥取牛骨ラーメン
生姜香る 背脂コク塩ラーメン - 2023.12.18
明星 大砲ラーメン監修 昔ラーメン風まぜそば こってりとんこつ味