最新カップ麺【今週の新商品】あのビャンビャン麺風に待望の新作!? スパカの “新春パンチ” も見逃せない!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2023年1月9日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清のどん兵衛 明太チーズカルボナーラうどん / 245円（全国）N
日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ / 214円（全国）N

▼明星食品
明星 麺神カップ 濃香味噌煮込みうどん / 255円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
MARUCHAN QTTA クリームカレーチーズ味 / 214円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
ビャンビャン麺風 辛口麻辣湯麺 / 290円（全国）N

▼エースコック
スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン / 245円（全国）N
スーパーカップ1.5倍 テリヤキパンチラーメン / 245円（全国）N
スープはるさめ NEWSTAR クリーミーロゼ / 174円（全国）N

▼丸美屋
スープdeごはん スンドゥブチゲ風クッパ / 171円（全国）N

▼ローソン
魁力屋 京都背脂醤油ラーメン / 239円（全国）N

▼ファミリーマート
鹿児島ラーメンくろいわ 揚げネギ豚骨ラーメン / 276円（全国）N
濃厚札幌味噌 / 139円（全国）R
コク旨博多豚骨 / 139円（全国）R

▼セブンイレブン
蒙古タンメン中本 トマト＆チーズ味 / 208円（一部店舗*）N

▼セブン＆アイ（GMS）
セブンプレミアム 担担麺 / 98円（全国）R
セブンプレミアム 鴨だしそば / 98円（全国）R

▼セイコーマート
鴨だし中華そば / 128円（Secoma取扱店）N

*東北・関東・甲信越・静岡のセブン-イレブン店舗にて再入荷

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清のどん兵衛 明太チーズカルボナーラうどん」新発売

ウマいやつ全部詰め込んじゃいました!? 新種の「どん兵衛」爆誕!! 日清のどん兵衛（にっしんのどんべえ）とは、1976年（昭和51年）8月9日の発売以来、即席カップめん市場の和風どんぶり型うどん・そばカテゴリーにおいて圧倒的な占有率を誇るブランドで、現在は即席カップめんタイプを中心に、チルド（冷蔵）や冷凍食品、お椀で食べるシリーズなど、さまざまな形態の商品を展開しています。

出典：「日清のどん兵衛 明太チーズカルボナーラうどん」（1月9日発売）- 日清食品　

今回の新商品「日清のどん兵衛 明太チーズカルボナーラうどん」は、タイカレーや酸辣湯（スーラータン）など、うどんの新たなジャンルとして定着し、専門店も続々とオープンしている “創作系うどん” にスポットを当てた変わり種で、創作系うどん中でも特に若者からの人気が高いメニューを「日清のどん兵衛」流にアレンジとのこと。

製品スタイルはコンビニ向けの縦型ビッグで、スープはパルメザンチーズ風味のカルボナーラソースをベースに、明太子を加えた濃厚でコク深いテイスト。麺は “太ウェーブうどん” との表記から、いつもの油揚げ麺とは異なる様子。カルボナーラには黒胡椒が必須なので、それと明太子の兼ね合いや麺の戻り具合なども気になりますが、とりあえず美味しそうですよねw 買いましょう。

日清食品「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ」新発売

今年も “たらこの季節” 到来「日清焼そばU.F.O.」の人気フレーバーが帰ってきた!! 日清焼そばU.F.O.（にっしんやきそばユーフォー）とは、1976年（昭和51年）5月21日の発売以来、西日本エリアを中心に絶大な支持を得ているカップ焼きそばのブランドで、他社の追随を許さないマーケティングのセンスと濃厚なソースを武器に、絶対的な地位を築き上げました。

出典：2023年1月発売商品のご案内 – 日清食品

今回の新商品「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ」は、U.F.O.独自の中太ストレート麺に、たらこの風味豊かなソース、さらに焦がし醤油の香りとバターのコクを効かせた変わり種で、たっぷりの焼たらこと刻み海苔が入った別添の “ふりかけ” も嬉しいポイント。2018年7月30日発売の初代を皮切りに、現在は毎年恒例の人気フレーバーとなっているため、実食済みの方も多いでしょう。

2022年2月28日発売品からパッケージで「タラコサク」や「今年もたらこの季節がやってきました！」との訴求が始まり、2023年1月発売品のパッケージも昨年のデザインを忠実に受け継いでいるのですが、実をいうと中身は2018年7月発売の初代「日清焼そばU.F.O. 濃い濃いたらこ」から変わっていません。まだ未体験の方も、たらこスパゲッティ系の味が好きなら買っておいて損はありません。

明星食品「明星 麺神カップ 濃香味噌煮込みうどん」新発売

型破りな神ブランド「麺神カップ」の “和風めん” 第2弾は名古屋めし!! 麺神（めがみ）とは、空前の極太麺ブームを背景に、従来の即席麺とは一線を画す真の “お店品質” を目指して生まれたブランドで、2020年（令和2年）9月21日発売の袋麺を皮切りに発足。その2週間後、即席カップめんタイプの「麺神カップ」が現れ、その当初から極太サイズのノンフライ麺を売りにしています。

出典：2023年1月発売商品のご案内 – 明星食品

今回の新商品「明星 麺神カップ 濃香（のうこう）味噌煮込みうどん」は、2022年7月18日発売の「濃香カレーうどん」に続く麺神カップ “第2の和風めん” で、名古屋めしの代表格として知られる「味噌煮込みうどん」に着目。八丁味噌（味噌中25％使用）を効かせた濃香つゆに、麺密もっちり製法で作る超極太うどんを合わせ、トッピングは鶏団子・刻み揚げ・たまご・斜め切りのネギとのこと。

麺神カップ初の和風めんを開拓した「濃香カレーうどん」の極太ノンフライうどんは、麺密もっちり製法ならではの高密度な質感で、噛むと内側からブチンッ、と弾けるコシの強さが最大の特徴に思えたのですが、うどんならではの粘りは弱く、もっちり部分には不満が残りました。今度の題材は「味噌煮込みうどん」ということで、麺の仕上がりも然る事乍ら、つゆの煮込み要素にも期待したいところ。

東洋水産「MARUCHAN QTTA クリームカレーチーズ味」新発売

パンに合うQTTAの第1号「クリームカレーチーズ味」が “さらに進化” して再登場!! QTTA（クッタ）とは、しっかりと食べごたえがあり、食べた人に「はぁ～、くった～」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” をコンセプトにした東洋水産の縦型カップめんブランドで、ラードに由来する芳ばしい風味が特徴の麺とスナック的でジャンクなフレーバーに定評があります。

出典：「MARUCHAN QTTA クリームカレーチーズ味」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「MARUCHAN QTTA クリームカレーチーズ味」は、パンに合うQTTAをコンセプトにした2020年11月23日発売品及び2022年1月10日発売品に続く3度目の「クリームカレーチーズ味」で、パッケージにあった “パンに合う” の訴求は消えているのですが、このフレーバーとしては初となる欧風カレーのようなコクを加えているのがポイント。

揚げ油にラードを使用した食べ応えのある「つやもち製法」の麺はそのままに、スープはビーフの旨みと野菜の甘みを特徴とする、濃厚クリーミーでジャンキー感のあるカレー味とのこと。東洋水産のニュースリリースには “リニューアルの度に増す、美味しさと満足感を－・” というアピールがあったので、期待しちゃいましょう。

サンヨー食品「ビャンビャン麺風 辛口麻辣湯麺」新発売

即席カップめん業界に衝撃を与えた「ビャンビャン麺風」待望の第2弾ついに登場!! ビャンビャン麺とは、中国の陝西省（せんせいしょう）に伝わる郷土料理で、最大の特徴は独特の技法で作られる唯一無二の幅広い手打ち麺。茹でる直前に両手で伸ばしながら台に叩き付け、最後に麺の中央部を割いてループ状にする、その特殊な製法と超難読漢字で話題になり、密かなブームを巻き起こしています。

今回の新商品「ビャンビャン麺風 辛口麻辣湯麺」は、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品が話題のトレンド麺「ビャンビャン麺」に着目して作り上げた一杯で、2022年4月11日発売の「ビャンビャン麺風 西安式旨辛麺」に続く第2弾。前回は湯切りタイプの汁なしカップ麺だったのですが、今度の新作は汁ありのカップラーメンということで、けっこう受ける印象が変わりそうな予感。

パッケージには引き続き “史上最大級幅広麺” の訴求があり、湯戻し時間も熱湯4分から変わっていないため、おそらく同じノンフライ麺を使用している可能性大。スープは醤油をベースに、花椒や唐辛子の刺激を効かせ、さらに黒酢や葱油を配合とのこと。第1弾は2022年のランキング上位にも食い込んだ傑作だったので、かなり注目しているカップ麺です。

エースコック「スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン」「同 テリヤキパンチラーメン」新発売

ついに満を持してのギョーザ入り!? スーパーカップの名作が進化して復活＆新たなパンチも参戦!! スーパーカップとは、1988年（昭和63年）7月25日の発売以来、大型カップ麺の牽引役として重要な位置を占めているブランドで、大阪府吹田市に本社を置くエースコックの主力商品。そのボリュームも然る事乍ら、一見するとネタにしか思えない “ありえないようなアイディアを具現化” することもあって‥‥

出典：スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン / テリヤキパンチラーメン 2023/1/9 新発売 – エースコック

今回の新商品「スーパーカップ1.5倍 ギョーザパンチラーメン」は、2015年9月7日に “ブタキム超えの好奇心を掻き立てる神（しん）メニュー” として現れ、直近10年の「スーパーカップ」ブランドにおける新商品で初月出荷数No.1を記録した「ギョーザパンチラーメン」の復刻版‥‥ではなく、初代には入っていなかった “具材としての餃子” を新規に搭載した本気モード。

さらに「スーパーカップ」が紡いできた35年の歴史で初となる “てりやきバーガー風” の新商品「スーパーカップ1.5倍 テリヤキパンチラーメン」も同時発売ということで、こちらに具材としてのテリヤキバーガーは入っていないようですが、さらにリアリティを増した「ギョーザパンチラーメン」との新春Wパンチにドキドキな展開です。

ファミリーマート「鹿児島ラーメンくろいわ 揚げネギ豚骨ラーメン」新発売

鹿児島名物「くろいわ」監修のカップラーメンついに全国展開!! くろいわとは、1968年（昭和43年）の創業以来、鹿児島の繁華街・天文館通に本店を置く鹿児島ラーメン界のレジェンドで、豚骨と鶏ガラから丁寧に旨みを抽出した、あっさりとしながらもコクのあるスープが自慢。そこに揚げネギをトッピングした昔ながらの一杯は、鹿児島のラーメンを代表するスタイルとして定着しています。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 鹿児島ラーメンくろいわ > 揚げネギ豚骨ラーメン – ファミリーマート

今回の新商品「鹿児島ラーメンくろいわ 揚げネギ豚骨ラーメン」は、鹿児島の名門「くろいわ」監修によるカップラーメンで、製造者は即席めん業界最大手の日清食品。これまでにも何度かファミリーマート（古くはサークルK・サンクス）専用のPBカップ麺として販売されていましたが、基本的に販売エリアを限定していたので、すべての都道府県では入手できませんでした。

しかし、くろいわ監修シリーズでは初となる「ファミマル」に入った今回は、満を持す全国発売ということで、これまで販売圏外だったマニアなら見逃せない展開。私が最後に食べたのは2016年10月25日発売品（北海道と関東を除くファミリーマート店舗及びサークルKサンクス店舗限定品）だっt‥‥うそ、6年以上前？ 当時とは間違いなく進化しているハズなので、積極的に狙っていきます。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、昨年に超高評価を叩き出した “ビャンビャン麺風” の後継機「辛口麻辣湯麺」に、スーパーカップ1.5の新春Wパンチ「ギョーザパンチラーメン」と「テリヤキパンチラーメン」の注目度も高く、ついに全国展開が解禁された「くろいわ」監修のカップラーメンも見逃せません。

また日清のどん兵衛が提唱する「明太チーズカルボナーラうどん」や麺神カップ初の名古屋めし「濃香味噌煮込みうどん」ほか、三代目に突入したQTTAの「クリームカレーチーズ味」など、少数精鋭な週になりました。さらにローソンからノーアナウンスの新商品が出るかもしれないので、各コンビニの動向にも注目しながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】