最新カップ麺【今週の新商品】U.F.O.史上最高クラスの極濃モンスター!? 2つの “ど豚骨醤油” も見逃せない!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年6月27日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
日清焼そばU.F.O. 極濃モンスター焼そば / 276円（全国）N
日清の冷しどん兵衛 ぶっかけうどん / 193円（全国）N
日清の冷しどん兵衛 ぶっかけそば / 193円（全国）N

▼東洋水産
マジ盛 ど豚骨醤油 / 245円（全国）N
MARUCHAN QTTA シーフード味 カニカマ200％ / 214円（全国）N
MARUCHAN QTTA シーフードクリーム味 / 214円（全国）N

▼エースコック
タテロング 飲み干す一杯 どこってり背脂豚骨醤油ラーメン / 254円（全国）N
スパイス好きのための醤油ラーメン 超やみつきペッパー仕上げ / オープン価格（全国）N
スパイス好きのための塩タンメン 超やみつきペッパー仕上げ / オープン価格（全国）N

▼まるか食品
ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフイカスミ / 250円（全国）N

▼ローソン
家系総本山吉村家 横浜豚骨醤油ラーメン / 276円（全国）N
麺屋匠監修 豚骨醤油ラーメン / 276円（中国・四国）N

▼ファミリーマート
ファミマル 来来亭 担担まぜそば大盛り / 230円（全国）N
モヒカンらーめん 豚骨 / 212円（全国）N

▼セブンプレミアム
レッドシーフードヌードル / 98円（全国）N

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「日清焼そばU.F.O. 極濃モンスター焼そば」新発売

うまさモンスター級の極濃フレーバー!? 夏のUFO最新作はブランド史上最強クラスのMONSTER解放!! 日清焼そばU.F.O.（にっしんやきそばユーフォー）とは、1976年（昭和51年）5月21日の発売以来、現在はカップ焼きそばカテゴリーの売上No.1※ に君臨する絶対王者。一度でも食べたら忘れられない強烈な香りのソースを売りに、いつの時代も即席カップ焼きそば業界を牽引してきました。

※インテージSRI+ カップインスタント麺市場 焼そばカテゴリー 2021年1月〜12月、累計販売金額（全国、全業態）

出典：「日清焼そばU.F.O. 極濃モンスター焼そば」（6月27日発売）- 日清食品

今回の新商品「日清焼そばU.F.O. 極濃モンスター焼そば」は、日清焼そばU.F.O.史上もっとも濃い “どろどろ激濃ソース” に、これでもかと卵黄を使用した卵黄量MAXの “たっぷり濃厚マヨ” を組み合わせた怪物級の新作で、いつもの中太麺とは違う極太ストレート麺を搭載。おどろおどろしいパッケージでは、パンに挟んで食べる「極濃モンスター焼そばパン」を訴求しています。

日清焼そばU.F.O.の「モンスター焼そばパン」といえば、俳優で武道家の藤岡弘、さんが主演を務めるシュールなテレビCM『U.F.O.モンスター焼そばパン 篇』を2022年6月16日から放送しているように、その頃から伏線が張られていた極濃モンスター焼そば。なにはともあれ間違いなく美味しそうなので、とりあえずアレンジ用のパンも用意して挑まねばなりません。

東洋水産「マジ盛 ど豚骨醤油」新発売

本気盛あらためマジ盛!? マルちゃんの本気盛が “発売15周年” を機に一新!! 本気盛（マジモリ）とは、東洋水産の縦型ビッグを代表するブランドで、2007年（平成19年）3月26日発売の「本気盛 豚骨醤油」及び「同 辛味噌」を皮切りに発足。その当初から麺・スープ・具材すべてにおいて食べ応えを追求し、製品スタイルの一貫性を保ちつつ、現在にかけて様々なフレーバーを展開してきました。

出典：「マジ盛 ど豚骨醤油」新発売のお知らせ – 東洋水産

今回の新商品「マジ盛 ど豚骨醤油」は、ラーメンと本気で向き合ってきた東洋水産が “今届けたい、本気（マジ）の一杯” をコンセプトに開発した、濃厚でやみつきになる味わいの「ど豚骨醤油ラーメン」で、発売15周年を機にロゴのデザインと商品名を刷新。本気盛あらため「マジ盛」として、東洋水産が思う “今届けたい” フレッシュ感も取り入れたブランドにブラッシュアップした様子。

その転機となる「マジ盛 ど豚骨醤油」の麺は、従来の「本気盛」に使用していた麺と配合を変え、粘りの中にも歯切れ感があるコシの強い麺を実現。スープはポークとチキンの旨味を軸に、醤油のコクを合わせた豚骨醤油味で、タイトルにある「ど」の指標は豚骨に向いているのか、それとも醤油に向いているのか、あるいは両方なのか、濃厚さの打ち出し方が気になるところ。

エースコック「飲み干す一杯 どこってり背脂豚骨醤油ラーメン」新発売

エースコックが「マジ盛」と真っ向勝負!? 飲み干す一杯も “どこってり” な「背脂豚骨醤油ラーメン」を市場に投下!! 飲み干す一杯（のみほすいっぱい）とは、エースコックが展開しているスープに特化したブランドで、2003年（平成15年）の発売以来、近年はレギュラーサイズのフレーバーに力を入れていましたが、数年ぶりにタテロングが復活した2022年——。

出典：タテロング 飲み干す一杯 どこってり背脂豚骨醤油ラーメン 2022/6/27 新発売PDF – エースコック

今回の新商品「タテロング 飲み干す一杯 どこってり背脂豚骨醤油ラーメン」は、いつものタテ型（標準サイズ）よりも “さらにスープの上質感を追求した” タテロングからの新作で、砕き豚骨とポークコラーゲンを「豚がさね」し、なおかつ背脂を大量に加えた「どこってり」な贅沢濃厚スープを最大限にアピール。

前項の「マジ盛」も濃厚な豚骨醤油をテーマにしていましたが、エースコックの「どこってり背脂豚骨醤油」は濃厚さの指標を醤油よりも豚骨に向け、なおかつ麺と具材を二の次にしてもスープに注力するスタンス。裏を返せば麺と具材は「マジ盛」に分があるのですが、エースコックの砕き豚骨といえば豚骨の神（スーパーカップ）での実績があるので、けっこう期待できるかもしれません。

エースコック「スパイス好きのための醤油ラーメン 超やみつきペッパー仕上げ」「同 ス塩タンメン 超やみつきペッパー仕上げ」新発売

EDGEとMEGAの廉価版!? エスビー食品監修「スパイス好きのための」新シリーズ登場!! スパイス好きのための○○とは、いま流行りの町中華を彷彿とさせる懐かしい味わいに、オープン価格でありながらもエスビー食品監修の “超やみつきペッパー” で仕上げる刺激的な商品で、第1弾は標準どんぶり型の「醤油ラーメン」と「塩タンメン」を同時に展開。

出典：スパイス好きのための醤油ラーメン 超やみつきペッパー仕上げ、スパイス好きのための塩タンメン 超やみつきペッパー仕上げ 2022/6/27 新発売PDF – エースコック

ひとつの素材にスポットを当て、それを高めることでインパクトを持たせたエースコックのブランドといえば、MEGA（メガ）あるいはEDGE（エッジ）が代表的。ただ、今回の「スパイス好きのための－・」にメーカー希望小売価格は設定されていないため、スーパーやドラッグストアなど、コンビニ以外の店舗であれば、税込98円前後での販売価格も夢ではない商品です。

ちなみにエスビー食品監修の “超やみつきペッパー” といえば、通年販売のNB（ナショナルブランド）商品「スーパーカップ1.5倍 新・野菜タンメン」（2022年6月6日リニューアル）と同じ謳い文句。安売り用の廉価版ですが、その枠組みを超えるほど胡椒の刺激が強かった場合、値段以上の満足感が得られるかもしれません。

まるか食品「ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフイカスミ」新発売

二番煎じの極み!? ペヤングが超大盛やきそばハーフ＆ハーフの新作？ を矢継ぎ早に展開!! ペヤングとは（peyoung）とは、まるか食品を代表する即席めんブランドで、1973年（昭和48年）7月発売のカップラーメン「ペヤングヌードル」が最初の商品。その約2年後、1975年（昭和50年）3月13日に発売された「ペヤング ソースやきそば」を皮切りに、現在はカップ焼きそばを主力に商品を展開しています。

出典：『ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフイカスミ』を6月27日に発売いたします。- まるか食品

今回の新商品「ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフイカスミ」は、1975年3月の発売当初より “まったくソースの味を変えずに” 販売を続けている「ソースやきそば」に、濃厚で味わい深い「イカスミやきそば」を組み合わせた超大盛りサイズ（めん180g）の変わり種で、2013年（平成25年）11月18日にも同じタイトルのスポット商品をリリースしているのですが‥‥

2022年6月6日発売の「ペヨング イカスミやきそば」及び「同 カレーやきそば」並びに同年6月13日発売の「ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフカレー」の真相を思い出していただきたい。というのも先日にレビューした “ハーフ＆ハーフカレーは「ペヤング」のソースに「ペヨング」のカレーを組み合わせた使い回し” だったので、今回のハーフ＆ハーフイカスミも同様のパターンかもしれません。

ローソン「家系総本山吉村家 横浜豚骨醤油ラーメン」新発売

横浜は家系ラーメンの総本山「吉村家」監修のカップラーメンが “店主も認める” 贅沢スープに進化して再登場!! 吉村家（よしむらや）とは、神奈川県横浜市を代表する「家系ラーメン」の源流で、1974年（昭和49年）横浜市磯子区杉田の新杉田駅付近・国道16号にて創業以来、現在も第一線を走り続けるレジェンド店です。

出典：Home > 商品・おトク情報 > オリジナル商品 > 明星食品 家系総本山吉村家 横浜豚骨醤油ラーメン – ローソン

今回の新商品「家系総本山吉村家 横浜豚骨醤油ラーメン」は、コンビニの中でもローソンにしか売ってない、販路限定（PB – プライベートブランド）のカップラーメンで、東京都渋谷区に本社を置く明星食品と「吉村家」の創業者・吉村実（よしむら みのる）その人が共同開発。この組み合わせとしては、2019年12月3日発売品（大判どんぶり型）及び2021年11月2日発売品（縦型ビッグ）に続く第3弾。

製品スタイルは原点回帰の大判どんぶり型ですが、パッケージに “鶏油量1.5倍” とあるように、2019年12月発売の第1弾「横浜 家系総本山 吉村家 豚骨醤油ラーメン」と比較して鶏油を増量した様子。このブログで第1弾は★5＋（高評価）を、第2弾は★3（及第点）を記録しているため、すくなくとも昨年よりは期待できる展開です。

ローソン「麺屋匠監修 豚骨醤油ラーメン」新発売

岡山県発「麺屋 匠」ローソンと初コラボ!! 麺屋 匠（旧「麺屋 たくみ」）とは、2011年（平成23年）11月9日の創業以来、岡山県岡山市北区の岡山一番街・さんすて岡山（サンステーションテラス岡山）南館2Fで異彩を放つラーメン店で、豚骨に和風だしを加えた「たくみラーメン」を筆頭に、岡山名物の黄韮（黄ニラ）を使った一杯など、個性的なラーメンを提供しています。

出典：＜中四国地区＞「麺屋 匠」監修の “ラーメン” や “デミカツ丼” など4品発売 – ローソン

今回の新商品「麺屋匠監修 豚骨醤油ラーメン」は、和食料理の世界で研鑽を重ねた「麺屋 匠」店主・林洋次さん監修のもと、看板メニューの「たくみラーメン」を参考にしたローソン限定のカップラーメンで、豚骨と鰹・炒り子の旨みを効かせたスープに、濃口醤油と鶏油を加えた独創的な一杯。公式ウェブサイトにメーカーの開示はないけれど、GS1事業者コード（JAN企業コード）を見れば一撃。

GS1事業者コードとは “どの事業者の、どの商品か” を示すバーコード下の数字で、たとえば上7桁が “4902105－・” だと日清食品。今回の「4901773－・」は、佐賀県三養基郡基山町に本社を置く「サンポー食品」のGS1事業者コード。残念ながら「麺屋 匠」監修のカップ麺は中国・四国のローソン店舗限定なので、それ以外の地域では手に入らないのですが、販売圏内の方は要チェックです。

ファミリーマート「ファミマル 来来亭 担担まぜそば大盛り」新発売

来来亭の担担まぜそば!? 来来亭の汁なしカップ麺に新展開!! 来来亭（らいらいてい）とは、滋賀県中洲市に本社を置くラーメンチェーンで、1997年（平成9年）3月の創業以来、わずか10年で年商100億円企業の仲間入りを果たした伝説の持ち主。実店舗はもちろん、数年前から全国のファミリーマート店舗を対象に、通年販売のカップラーメンを展開しています。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > 来来亭 担担まぜそば大盛り – ファミリーマート

今回の新商品「来来亭 担担まぜそば大盛り」は、ファミリーマートの新ブランド「ファミマル」からの新作で、全国的な知名度を誇る「来来亭」監修のもと、練り胡麻が決め手の「担担まぜそば」をエースコックが商品化。2020年6月30日に店舗の “まぜそばR” を再現した「まぜそば」を、2021年6月29日には「旨辛まぜそば」を再現していましたが、2022年は「担担まぜそば」と意表を突く展開。

2021年3月より店舗で “コク髙いスープと絶妙な辛味、香る胡麻、旨みの挽肉” すべてを兼ね備えた「担担麺」を提供している「来来亭」ですが、汁なし担担麺（担担まぜそば）の提供は聞いたことがありません。ひとまず即席カップ麺としては初の商品化で、製造は担担麺に強いエースコックという流れから、おもわぬ高評価を叩き出してくれるかも。

ファミリーマート「モヒカンらーめん 豚骨」新発売

第5弾で完結‥‥じゃなかったの!? ファミリーマート×ラーメンデータバンク共同開発カップ麺シリーズ “第6弾” は「モヒカンらーめん」監修!! モヒカンらーめん（味壱家）とは、2000年（平成12年）7月の創業以来 “湯気の向こうに笑顔が見える店” を理念に営業している久留米の人気店で、味についてはもちろんのこと、心を込めた丁寧な接客にも定評があります。

出典：ファミリーマート×ラーメンデータバンク共同開発カップ麺シリーズ 第1弾～第5弾累計170万食突破！ 好評につき第6弾発売決定！ 福岡・久留米 モヒカンらーめん監修「モヒカンらーめん 豚骨」- ファミリーマート

今回の新商品「モヒカンらーめん 豚骨」は、自称 “日本一ラーメンを食べた男” 大崎裕史（おおさき ひろし）さんの推薦により、明星食品と「モヒカンらーめん」店主・於保貴久さんが共同開発した、ファミリーマート限定・数量限定のカップラーメンで、ファミリーマート×ラーメンデータバンク共同開発カップ麺シリーズ第6弾として商品化。

当初は第1弾「利尻らーめん味楽本店監修 焼き醤油味らーめん」、第2弾「支那そばや監修 醤油らぁ麺」、第3弾「麺屋剛監修 剛麺 とんこつ味」、第4弾「さんくるげ 辛いらぁ麺」、第5弾「渡なべ監修 やみつきブラック」で完結となっていたのですが、大好評につき続編の登場です。実は約4前にも明星食品とコラボしていた「モヒカンらーめん」なので、個人的には懐かしさを覚えました。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、日清焼そばU.F.O.史上最強クラスの濃さを誇る「極濃モンスター焼そば」に、東洋水産「マジ盛 ど豚骨醤油」vs. エースコック「飲み干す一杯 どこってり背脂豚骨醤油ラーメン」の対決も興味深く、まるか食品のカラクリ「ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフイカスミ」の仕上がりも気になるところ。

またローソンの「吉村家」に、ファミリーマートの「来来亭」や「モヒカンらーめん」ほか、上記では詳しく触れなかった “裏QTTA” の後身「MARUCHAN QTTA シーフードクリーム味」など、少数精鋭の週になりました。さらにノーアナウンスのコンビニ新商品が出る確率も高いので、そちらも睨みながらブログを更新します。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください（来週はペヤングの謎油が気になり過ぎるw）【author・taka :a（大石敬之）】