最新カップ麺【今週の新商品】2022年版「辛辛魚らーめん」コンビニ先行で発売開始!! “あの人気商品” にも変化が‥‥

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年1月31日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・カップヌードル ねぎ塩カルビ ビッグ / 220円（全国）N
・日清のどん兵衛 豚汁うどん / 193円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
・麺屋 彩未 札幌味噌らーめん / 260円（全国）R

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
・久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた きつねうどん / 193円（全国）N
・久世福商店監修「野菜だし」で仕上げた 塩らーめん / 193円（全国）N

▼エースコック
・タテ型 飲み干す一杯 函館 塩ラーメン / 193円（全国）N
・タテ型 飲み干す一杯 佐野 しょうゆラーメン / 193円（全国）N
・タテ型 飲み干す一杯 宮崎辛麺 / 193円（全国）N

▼寿がきや食品
・麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん / 260円（コンビニ先行*1）N

▼まるか食品
・ペヤング 超大盛 シーフード唐辛子マヨやきそば / 300円（全国）N

▼マルタイ
・元祖泡系一幸舎監修豚骨ラーメン / 220円（全国）N

▼トップバリュベストプライス
・きつねうどん / 88円（全国）N
・天ぷらそば / 88円（全国）N

▼ファミリーマート
・さんくるげ 辛いらぁ麺 / 212円（全国）N

▼セブンイレブン
・中華蕎麦とみ田監修デカ豚ラーメン / 598円（一部地域*2）N

*1 沖縄を除く全国のコンビニで先行発売
*2 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県のセブン-イレブン店舗にて2022年02月03日（木）以降順次発売

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「カップヌードル ねぎ塩カルビ ビッグ」新発売

焼肉の定番メニューをカップヌードル流にアレンジ!? 炭火焼豚カルビ風のコク旨ネギ塩スープと特製黄金オイルに刮目!! カップヌードルとは、1971年（昭和46年）9月18日の発売以来、即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇る日清食品のロングセラーで、世界累計販売数はブランド全体で500億食を突破。攻めのプロモーションと斬新な味を矢継ぎ早に展開し、業界の第一線で活躍し続けています。

出典：「カップヌードル ねぎ塩カルビ ビッグ」（1月31日発売）（日清食品）

今回の新商品「カップヌードル ねぎ塩カルビ ビッグ」は、豚の旨みを凝縮した味わい深いスープに、ネギ塩だれの風味とペッパーのパンチを効かせた変わり種で、パッケージではクセになる炭火焼豚カルビの風味をアピール。このブログでは約2週間前に先行販売されていた分を購入していたので、ひとつ前のページでレビュー済み。

油揚げ麺と具材は既存の商品からの使い回しでしたが、ニンニクを効かせた焼肉の塩ダレを彷彿とさせるスープを軸に、なかでも別添の「特製黄金オイル」が凄まじく、炭火焼き風の芳ばしさと焼き網を抜け落ちて焦げた豚の脂を想起させる香りを再現していました。ぶっちゃけ “かなり美味しかった” ので、気になっている方は積極的に攻めてみてください。

東洋水産「麺屋 彩未 札幌味噌らーめん」新発売

札幌の名店「麺屋 彩未」監修のカップラーメンが “さらにおいしく” リニューアル!! 麺屋彩未（さいみ）とは、ラーメン激戦区・札幌で人気を博す有名店で、創業は2000年11月3日。店主の奥雅彦（おく まさひこ）氏は、札幌の重鎮「すみれ」で7年間修行した経歴を持ち、あの「すみれ」から初めて正式に暖簾分けを許された人物としても知られ、同店の「味噌らーめん」は “おろし生姜” がトレードマーク。

出典：「麺屋 彩未 札幌味噌らーめん」リニューアル発売のお知らせ（東洋水産）

今回の新商品「麺屋 彩未 札幌味噌らーめん」は、彩未の看板メニューである「味噌らーめん」をイメージしたカップラーメンで、マルちゃんのブランドで知られる東洋水産と共同開発。スープには豚ガラを炊き出した自社製ラーメンだしを使い、風味とコクをアップさせ、麺も滑らかさをキープしながら麺室の均一化を図るなど、従来品よりも “さらにおいしく” なったことをアピールしています。

移転前のブログではレビュー済みで、現「本日の一杯」でも1回くらい取り上げていたと思っていたのですが‥‥なんと、まだレビューしていないですね。何度か名前は出しているので、検索をかければヒットしますけど、なんてこった。いつの間にか通年販売のレギュラー商品になっているため、場合によっては枠の関係で後回しになるかもしれませんが、いいタイミングかもしれません。

サンヨー食品「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん / 同『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」新発売

2年連続商品化「久世福商店」のカップ麺が今年も登場!! 久世福商店（くぜふくしょうてん）とは、1979年（昭和54年）6月1日創業、1982年（昭和57年）6月1日設立の株式会社サンクゼール（St.Cousair）が新たに立ち上げた和ブランドで、2013年12月の発足以来、高品質な和商材を扱う専門店として人気を博しています。

出典：ホーム > お知らせ > 久世福商店監修「毎日だし」で仕上げた きつねうどん・「野菜だし」で仕上げた 塩らーめん」新製品追加しました。（サンヨー食品）

今回の新商品「久世福商店監修『毎日だし』で仕上げた きつねうどん」及び「同『野菜だし』で仕上げた 塩らーめん」は、どちらも久世福の出汁（だし）が手軽に楽しめるレギュラーサイズのカップ麺で、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品と共同開発。2021年2月15日にも同じコンセプトのスポット商品を発売していたので、今回が初めての試みではありません。

念のためJANコードを確認してみたところ、違う数字になっていたので、まったくテコ入れなしの再販ではないようですが、パッケージのデザインは同じような雰囲気。きつねうどんには「毎日だし」を、塩らーめんには「野菜だし」を使用しているのも共通のポイントになります。昨年は僅差で「塩らーめん」のほうを高く評価しているのですが、今年の仕上がりやいかに。

エースコック「飲み干す一杯 函館 塩ラーメン / 佐野 しょうゆラーメン / 宮崎辛麺」新発売

別添のスープパックで本格的な味わいにグレードアップ「飲み干す一杯」に “日本縦断ご当地ラーメン巡り” がテーマの新作登場!! 飲み干す一杯とは、2003年の発売以来、エースコックが力を入れているブランドで、現在は「担担麺」と「味噌バター味ラーメン」を主軸にしつつ、ご当地の味を再現したシリーズにも注力するようになりました。

出典：「タテ型 飲み干す一杯 函館 塩ラーメン / 佐野 しょうゆラーメン / 宮崎辛麺」2022/1/31 新発売PDF（エースコック）

今回の新商品「タテ型 飲み干す一杯 函館 塩ラーメン」及び「同 佐野 しょうゆラーメン」及び「同 宮崎辛麺」は、それぞれ順に北海道、関東、宮崎の人気ご当地ラーメンを再現したフレーバーで、なかでも個人的に注目しているのは全国的にブームが拡大している宮崎辛麺。エースコックも10年ほど前に大判どんぶり型の「ご当地探訪 宮崎でみつけた旨辛麺」を発売していますが、それ以来かも‥‥？

宮崎の辛麺を再現したカップ麺といえば、以前よりサンヨー食品と明星食品が力を入れているのに対し、エースコックは傍観していたようなイメージが強く、すくなくとも「飲み干す一杯」から “宮崎辛麺” をリリースした資料は残っていません。ちなみに3月の話になるのですが、明星食品の「麺神（めがみ）」も宮崎辛麺を出してくる予定なので、例年以上にアツい市場になりそうです。

マルタイ「元祖泡系 博多一幸舎」販売エリアを全国に拡大

セブン＆アイグループ限定じゃなかった!? 元祖泡系「博多一幸舎」監修のカップラーメンを定番化!! この商品については2週間前、2022年1月17日公開の週報でも紹介しており、もともとはセブンイレブン先行販売のPB（プライベートブランド商品）で、2月以降にイトーヨーカドーやヨークベニマル、ヨークマートでも販売予定と関係者から聞いていたのですが‥‥

出典：豚骨ラーメン「元祖泡系 博多一幸舎」監修のカップめんが全国販売決定！（NEWSCAST）

上記のNEWSCAST（ニュースキャスト）にも記載されているように、今週から「博多一幸舎」の公式オンラインストアをはじめ、全国のコンビニや量販店、ドラッグストア、小売店、売店などでの取り扱いが始まるらしく、マルタイによると “ご好評につき定番化” とのこと。つまり、当初はPBの予定だったが、NB（ナショナルブランド）に切り替わったことを意味しています。

まだ手元に商品がないので、詳しいことは書けませんが、2019年1月29日発売の大盛りバケツ型「元祖泡系 博多一幸舎監修 博多豚骨ラーメン」を例に挙げると、販売者はサンヨー食品と資本・業務提携しているマルタイで、製造はサンヨー食品の子会社であるエースコックに委託していました。今回もスープ類はマルタイが開発し、容器やアッセンブルなどはエースコックの工場が担当しているかもしれません。

まるか食品「ペヤング 超大盛シーフード唐辛子マヨやきそば」新発売

ペヤングのシーフードマヨ強化月間最終章!? 第3弾は超大盛サイズで展開!! ペヤング（peyoung）とは、まるか食品を代表する即席カップ麺のブランドで、1973年（昭和48年）7月に発売された「ペヤングヌードル」が最初の商品。その後、1975年（昭和50年）3月13日の「ペヤング ソースやきそば」発売以来、他社が真似できないような変わり種の開発に力を注いでいます。

出典：「ペヤング 超大盛シーフード唐辛子マヨやきそば」を1月31日に発売いたします。（まるか食品）

今回の新商品「ペヤング 超大盛シーフード唐辛子マヨやきそば」は、風味豊かなシーフード具材をふんだんに使い、魚介の旨味を存分に味わえる新作で、さっぱりとした味付けのソースを引き立てる唐辛子マヨネーズを別添。2022年1月17日発売の「明太シーフード唐辛子マヨやきそば」及び同年同月24日発売の「イカスミマヨやきそば」に続く第3弾のシーフードマヨ系で、今回も比較的まともなイメージ。

ただ、筆者の住んでいる地域では「ペタマックス」と「獄激辛シリーズ」によって確立した負の印象が強く、ペヤングの新作が出ても売ってない問題が深刻で、昨年の「オニオンマヨツナやきそば」以来、ひとつも入手できていません。ちなみに来週、宮城県志津川高等学校とコラボした「たこめし風やきそば」をリリースするらしいのですが、それも入手できるかどうか‥‥とほほ。

ファミリーマート「さんくるげ 辛いらぁ麺」新発売

いよいよ大詰め「ファミリーマート×ラーメンデータバンク共同開発カップ麺」第4弾は “自称日本一ラーメンを食べた男” が推薦する「さんくるげ」監修のカップラーメン!! 同シリーズは、2021年９月に創立40周年を迎えたファミリーマートが展開する「40のいいこと!?」の一つ『もっと美味しく』の一環で、国内大手カップ麺メーカー5社協力のもと、有名店の味を再現したカップ麺を限定発売する企画。

出典：HOME > 商品情報 > 加工食品 > さんくるげ 辛いらぁ麺（ファミリーマート）

今回の新商品「さんくるげ 辛いらぁ麺」は、福島県田村市滝根町で人気を博すラーメン店で、2019年4月22日にオープンしたばかり。店主の佐藤じょうじ氏は、都内でも有数のミシュラン掲載店「創作麺工房 鳴龍（NAKIRYU）」出身の経歴を持ち、印象的な屋号は亡き母の口癖で、ひっくり返す・逆さまを意味する福島の方言「さんくるげ」に由来しているそうです。

同店で提供されている「辛いらぁ麺」は、辛み・痺れ・酸味を効かせた四川風の一杯で、それを再現したのはマルちゃんのブランドで知られる東洋水産。お店では賄いで「辛いらぁ麺」を食べる際、かならず店主はパクチーを添えているらしく、カップ麺を食べるときにもパクチーを添えてほしいとコメントしていたので、ちょっとパクチーは苦手なのですがw タイミングよく入手できれば試してみます。

寿がきや食品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」新発売

豚骨×魚介×激辛を極めた唯一無二の存在「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」2022年もコンビニ先行で新発売!! 辛辛魚（からからうお）らーめんとは、東京都練馬区石神井町・石神井公園に本店を構える「麺処 井の庄（めんどころ いのしょう）」の看板メニューで、本物の「辛辛魚らーめん」も然る事乍ら、それを再現したカップラーメンも熱狂的なファンを数多く抱えています。

出典：TOP > 商品情報 > 麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん（寿がきや食品）

今回の新商品「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」は、2009年（平成21年）1月26日の発売以来、毎年恒例となっている激辛カップ麺で、寿がきや食品と共同開発。2022年1月発売品は “14代目” に該当し、これまで以上に本物の味に近づけるべく、油とスープのバランスを見直して、豚骨と魚介の旨みを引き立てたそうです。まだ進化するつもりなのか、辛辛魚よ‥‥。

寿がきや食品の公式ウェブサイトに販売店までは記載されていませんが、これまでのパターンから推測すると「ローソン」あるいは「ミニストップ」で先行販売される確率が高く、すでに新潟県、北陸、岐阜県、愛知県、三重県のセブンイレブンでは取り扱いが確定しているようなので、辛辛魚ファンの方は要チェック。

コンビニに新商品が並ぶのは月曜日の深夜〜火曜日以降なので、それまでは値札だけの店舗も多く、売り切れたツイートが乱立するかもしれませんが、おおむね火曜日の午後には出揃うでしょう。いやー、ワクワクしますね。

セブンイレブン「中華蕎麦とみ田監修 デカ豚ラーメン」新発売

ジェネリック二郎の絶帝的王者「中華蕎麦とみ田監修 豚ラーメン」をアップデート!? 巨大な豚が気になりすぎる!! というわけで、こちらは常温保存可能な即席カップめん類ではないのですが、注目度が高いためピックアップ。既存の「三代目豚ラーメン」をリニューアルするのか、それとも期間限定で「デカ豚ラーメン」に切り替わるのかは定かでないものの、すでにネット上では多くの注目を集めています。

出典：トップ > 商品のご案内 > そば・うどん・中華麺 > 中華蕎麦とみ田監修デカ豚ラーメン（セブン-イレブン）

販売店は埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県のセブンイレブン店舗（一部を除く）限定で、2022年2月3日（木）以降順次発売とのこと。パッケージには「ワシワシ麺 野菜・ニンニク・豚・背脂MAX」の文字があり、すでに公開されている調理後のイメージ写真を見ると、これまでの2倍‥‥いや、それ以上の大きさに期待できる豚が鎮座しているため、おもわず期待が高まるところ。

さらに2月2日（水）以降、一部のセブンイレブン店舗では先週から取り扱われている「中華蕎麦とみ田監修豚まぜソバ 豚骨醤油味」の販売エリアが宮城県、山形県、福島県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、北陸、東海、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、四国に拡大されるので、新作の「デカ豚ラーメン」も徐々に販売店を増やすパターンかもしれません。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、ファン待望の14代目「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」を筆頭に、有名店監修の商品としては「彩未」「一幸舎」「さんくるげ」の注目度も高く、レビュー済みの「カップヌードル ねぎ塩カルビ」も素直にオススメしたい新商品。いや、冗談抜きで美味しかったんですよ、ねぎ塩カルビ。

即席カップめん市場の基準で見ると、そこまで新作の数は多くありませんが、けっこう粒揃いな週になりましたね。ペヤングの新作も押さえておきたいのですが、如何せん前述の “売ってない問題” が深刻な状況につき、手に入った商品から順番にレビューしていきます。※事情により公表できない情報もあるため、それについては記載していませんが、来週発売予定の新商品、なかなかにエグい数ですよ‥‥w

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】