最新カップ麺【今週の新商品】ペヤングのイカスミ再降臨!? 篝・娘娘・黒亭・はなもこし監修の新作も見逃せない!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2022年1月24日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・メディア大絶賛の名店style 篝 鶏白湯Soba / 228円（全国）N
・カップヌードウ 北海道限定パッケージ / 193円（北海道 他*1）N
・カップヌードウ 北海道限定パッケージ カレー / 193円（北海道 他*1）N
・カップヌードウ 北海道限定パッケージ シーフードヌードウ / 193円（北海道 他*1）N
・カップヌードウ 北海道限定パッケージ 味噌 / 193円（北海道 他*1）N

▼明星食品
・明星 博多バリカタ ネギ豚骨 / 220円（全国）N

▼東洋水産（マルちゃん）
・濃厚煮干しうどん / 193円（全国）N
・黄金色の天ぷらうどん / 220円（全国）N

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
・娘娘上尾愛宕店監修 スタミナラーメン / 230円（全国）N

▼エースコック
・金のわかめラーメン 金ごま仕立ての辛味噌ラーメン / 230円（全国）N
・（EC向け）（箱）わかめラー ごま・しょうゆ 12食分 / オープン価格（通販サイト限定）N

▼ヤマダイ（ニュータッチ）
・凄麺 奈良天理スタミナラーメン / 220円（全国）R

▼サンポー食品
・焼豚ラーメン×麺道はなもこし 鶏白湯ラーメン / 220円（全国）N

▼まるか食品
・ペヤング イカスミマヨやきそば / 205円（全国）N

▼ローソン
・五郎家 しょうゆ豚骨ラーメン / 257円（全国）N

▼ファミリーマート
・熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン / 212円（全国）N
・けやき 札幌味噌飯 / 249円（全国）N

▼セブンイレブン
・7P 春雨ヌードル シーフード味 / 158円（全国）N
・7P 春雨ヌードル 辛タンメン味 / 158円（全国）N
・中華蕎麦とみ田監修豚まぜソバ 豚骨醤油味 / 550円（一部地域*2）N

*1 日清食品グループ オンラインストアでも購入可能
*2 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、東海、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、四国のセブン-イレブン店舗（要冷蔵商品）

N=New（新商品）
R＝Renewal（リニューアル）
※上記の参考価格は税別表示です。

日清食品「メディア大絶賛の名店style 篝 鶏白湯Soba」新発売

店主も唸る再現度!? 鶏白湯ブームを牽引した「篝」監修のカップラーメン第4弾は新ブランドに!! 篝（かがり）とは、東京都中央区銀座6丁目に本店を置く鶏白湯（とりぱいたん）の名店で、創業は2013年3月1日。店主は水炊き専門店で腕を振るっていた元和食料理人という経歴を持ち、ミシュランにも選出された新世代の「鶏白湯Soba」を提供しています。

出典：日清食品「メディア大絶賛の名店style 篝 鶏白湯Soba」（1月24日発売）

今回の新商品「メディア大絶賛の名店style 篝 鶏白湯Soba」は、銀座の名店「篝」監修のもと、鶏の旨みを凝縮した鶏ポタージュスープに、喉越しのいい生麺風のノンフライ麺を組み合わせたカップラーメンで、日清食品と共同開発。同社のニュースリリースには “店主もうなる再現度が自慢の一杯” との記載があり、自ずと期待も高まるところ。

篝のカップ麺は、2019年4月22日発売の「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Soba」を皮切りに、同年11月25日発売の「名店が認めた本格style 篝 鶏白湯Sobaトリュフ」及び2020年5月11日発売の「東京NOODLES 篝 鶏白湯Soba」と続いているのですが、第4弾は「メディア大絶賛の名店style」となっています。ややこしいw とりあえず第1弾〜第3弾の完成度は高かったので、今回も大丈夫でしょう。

明星食品「明星 博多バリカタ ネギ豚骨」新発売

本場博多の麺食感が楽しめる「博多バリカタ」最新作は見映え抜群のネギがポイント!! 博多バリカタとは、たった60秒で “本場博多の屋台で食べるようなバリカタな麺が楽しめる” 明星食品の本格ブランドで、もともとは「極（きわみ）のチャルメラ」に分類されていましたが、2021年6月14日発売の「明星 博多バリカタ 高菜豚骨まぜそば」から独立し、新たに「博多バリカタ」として生まれ変わりました。

出典：明星食品「明星 博多バリカタ ネギ豚骨」（1月24日発売）

今回の新商品「明星 博多バリカタ ネギ豚骨」は、定評のある明星独自のノンフライ技術で開発した極細バリカタ麺に、炊き出した豚骨の香りと旨みを特徴とする濃厚な豚骨スープを合わせた一杯で、たっぷりのネギをトッピング。独立後の「博多バリカタ」としては第4弾となる新作で、2021年7月19日に発売された「明星 博多バリカタ 濃厚豚骨」以来の縦型ビッグ製品です。

明星食品のバリカタ麺は、手軽な縦型ビッグでも素晴らしい出来栄えなので、それに対しての懸念は皆無。しかし、今回は乾燥具材といっても特有の清涼感を伴うネギの量をアピールしているため、炊き出した豚骨の香りが相殺されるのでは‥‥というのが不安なポイント。日清食品の傘下に入って以来、明星食品の豚骨は大人しくなってしまったので、近年の例に漏れずマイルドかもしれません。

東洋水産「黄金色の天ぷらうどん」「濃厚煮干しうどん」新発売

東洋水産の和風カップめんカテゴリー “マルちゃんの和風丼カップ麺” シリーズ（旧「和風麺・色シリーズ」）に派生品が登場!! マルちゃんの和風丼カップ麺とは、ロングセラーの「赤いきつねうどん」や「緑のたぬき天そば」などがカテゴライズされているシリーズで、通年商品では古き良き伝統的なスタイルを守りつつ、実は変わり種の開発にも意欲的。

出典：東洋水産「黄金色の天ぷらうどん」新発売のお知らせ /「濃厚煮干しうどん」新発売のお知らせ

今回の新商品「黄金（こがね）色の天ぷらうどん」は、鶏油（ちーゆ）と関西風のつゆを合わせたスープを軸に、小海老入りの天ぷらや油揚げ、たまご、かまぼこなどをトッピングした賑やかな一杯で、東洋水産のニュースリリースには “マルちゃんの和風丼カップ麺シリーズの派生品として－・” と記載されていますが、コンビニ向けの縦型ビッグで新発売。

さらに、カップラーメンのトレンドフレーバーである “濃厚煮干し系” に着目した、スーパー向けの標準どんぶり型「濃厚煮干しうどん」を同時に展開することで、ラインナップの強化を図っています。いやー、どっちも美味しそうですねw 最近は枠の関係で東洋水産の和風麺がレビューできていないので、またもや紹介できるかわかりませんが、個人的には気になってます。

サンヨー食品「娘娘上尾愛宕店監修 スタミナラーメン」新発売

埼玉県上尾市の人気店「娘娘」監修のカップラーメンが具材30％増量で再登場!! 娘娘（にゃんにゃん）とは、埼玉県民が愛してやまないB級グルメ「スタミナラーメン」と「スタカレー（スタミナカレー）」を提供している中華料理店で、そのルーツは1990年に解散した「矢島商事」にあり、独立店の中でも人気を博す上尾愛宕（あげおあたご）店では暖簾分けで受け継いだ伝統の味を守り続けています。

出典：サンヨー食品 > 製品情報 > 娘娘上尾愛宕店監修 スタミナラーメン

今回の新商品「娘娘上尾愛宕店監修 スタミナラーメン」は、埼玉県上尾市に根付く「娘娘」の “スタミナラーメン” を再現したカップ麺で、サッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品と共同開発。2020年11月9日にも縦型ビッグの「娘娘上尾愛宕店監修 スタミナラーメン」を発売していましたが、それと比較して具材を30％増量しているのがリニューアルポイント。

第1弾は手に入らなかったので、残念ながらレビューできなかったのですが、ネット上の評判を見ると “再現度は80％” というポジティブなコメントから “お店の味には程遠い” というネガティブな意見までピンキリ。思い返せば「元祖ニュータンタンメン本舗」と「みんみんラーメン本店」監修のカップ麺も “美味しいけど再現度は低い” 仕上がりだったので、そのスタンスで食べるのが正解かもしれません。

エースコック「金のわかめラーメン 金ごま仕立ての辛味噌ラーメン」新発売

辛節仕上げでゴールド級の旨さ!? 豪快に仕上げた金ごま仕立ての「わかめラーメン」新登場!! わかめラーメンとは、エースコックを代表する “わかめが主役” のブランドで、1983年（昭和58年）6月に生まれたロングセラー。いつもはヘルシーな路線を基本的な方針としつつ、わかめ爆盛りや麺なしなど、近年は変わり種の開発にも力を入れています。

出典：エースコック「金のわかめラーメン 金ごま仕立ての辛味噌ラーメン」2022/1/24 新発売PDF

今回の新商品「金のわかめラーメン 金ごま仕立ての辛味噌ラーメン」は、濃厚で香り高い金ごまと辛節入りのふりかけで仕上げる豪快な一杯で、同社のスーパーカップ1.5倍と同じ大盛りバケツ型の容器で展開。わかめラーメンといえば「ごま・しょうゆ」のイメージが強いところ、今回は “辛味噌” ということで、もう一方の「ごま・みそ」がベースでしょうか。

ときに辛節（辛い魚粉）入りのふりかけを搭載したカップ麺といえば、2019年6月4日に発売された「辛節（からぶし）カレーそば」というローソン限定商品があり、いわゆる激辛カップ麺ほど強烈な辛さではなかったものの、中辛〜辛口に達する刺激の強さだったと記憶しています。おそらく今回も極端な辛さではないと思いますが、地味に辛いかもしれません。

ヤマダイ「凄麺 奈良天理スタミナラーメン」リニューアル発売

2022年初の「凄麺」は “奈良天理スタミナラーメン” をブラッシュアップ!! 凄麺（すごめん）とは、ニュータッチで知られるヤマダイの本格ノンフライめんブランドで、2001年（平成13年）10月29日に発売された「これが煮玉子らーめん」が最初の商品。現在は通年販売の「ご当地シリーズ」をはじめ、王道を極めた「逸品シリーズ」や「期間限定」など、バリエーションに富んだ商品を展開しています。

出典：ヤマダイ「凄麺」ブランドの大人気ご当地ラーメンシリーズ「凄麺 奈良天理スタミナラーメン」2022年1月24日（月）リニューアル発売

今回のリニューアル商品「ニュータッチ 凄麺 奈良天理スタミナラーメン」は、2021年10月に20周年を迎えた「凄麺」ブランドの「ご当地シリーズ」にカテゴライズされている通年フレーバーで、奈良県を発祥とする “天スタ” こと「天理スタミナラーメン」の味わいを再現した一杯。新たに “白菜を炒めたような臨場感のある風味” を加え、具材とスープの一体感を高めている、というのがリニューアルポイント。

さらに奈良県観光公式サイト「あをによし なら旅ネット」のロゴマークがパッケージに入り、権威制と信頼度も高くなりました。凄麺ならではのノンフライ麺はもちろん、シャキシャキ食感（フリーズドライ製法）のデカギリ白菜が素晴らしく、リニューアル前の商品は★6と高く評価しているため、目立ったトレードオフさえ生じていなければ、引き続き高評価を叩き出してくれそうです。

サンポー食品「焼豚ラーメン×麺道はなもこし 鶏白湯ラーメン」新発売

いま福岡で “もっともアツい” 鶏白湯専門店「麺道はなもこし」と「焼豚ラーメン」が夢のコラボ!! 麺道はなもこしとは、とんこつ激戦区の博多に店を構えながら “あえて豚骨を封印して人気を博した” 鶏白湯ラーメン専門店で、もともとは「ハナモコシのシェネ」という居酒屋だったそうですが、2011年10月20日から現在の「麺道はなもこし」になり、みごと鶏白湯で成功を収めました。

出典：サンポー食品「焼豚ラーメン×麺道はなもこし 鶏白湯ラーメン」新発売！

今回の新商品「焼豚ラーメン×麺道はなもこし 鶏白湯ラーメン」は、佐賀県三養基郡基山町のサンポー食品を代表する絶対的エース「焼豚ラーメン」と「麺道はなもこし」の長所を掛け合わせた一杯で、単なる監修商品ではなく、お互いの長所を活かしあった “いいとこ取りのコラボレーション” がコンセプト。

シリーズとしては「豚骨ラーメンコラボ企画」の第7弾に該当するのですが、多くの “はなもこしファン” がいたサンポー食品社員の想いが実を結び、また「麺道はなもこし」の店主も幼い頃からサンポー食品の「焼豚ラーメン」が好きだったらしく、豚骨ラーメンコラボ企画を「焼豚ラーメンコラボシリーズ」に改め、初の鶏白湯を展開するに至りました。さて、どんな鶏白湯に仕上がっているのか楽しみです。

ファミリーマート「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」新発売

熊本の有名店「黒亭」監修のカップラーメン「ファミリーマート」に再登場!! 黒亭（こくてい）とは、熊本県熊本市西区二本木2丁目に本店を構える1957年（昭和32年）創業の熊本ラーメン専門店で、熊本ラーメンの礎を築いてきた老舗の一つ。そのルーツは熊本ラーメンの元祖とされる1954年（昭和29年）創業のレジェンド「こむらさき」にあり、現在は熊本県内に4店舗を構える人気店に成長しました。

出典：ファミリーマート > HOME > 商品情報 > 加工食品 > 熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン

今回の新商品「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」は、コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってない、販路限定のPB（プライベートブランド）商品で、製造は明星食品。実は2017年10月17日発売のファミリーマート・サークルK・サンクス限定「黒亭監修 とんこつラーメン」から続いているコラボレーションで、昨年にも同じ形態のカップラーメンを発売していました。

2021年1月26日発売の「熊本ラーメン 黒亭監修 とんこつラーメン」は、このコラボとしては初の縦型ビッグ容器を採用したスポット商品で、ファミリーマートの公式ウェブサイト内に掲載されているイメージ写真と2021年1月発売品のパッケージは瓜二つ。つまりはテコ入れなしの再販か、あるいはマイナーチェンジに過ぎない変化だと思うので、今回も安心して楽しめそうです。

まるか食品「ペヤング イカスミマヨやきそば」新発売

あの「イカスミやきそば」がパワーアップ!? 今年のペヤングは大真面目!! ペヤングの「イカスミやきそば」とは、2012年10月29日に発売されたセブンイレブン限定商品を皮切りに、2013年11月18日発売の「ペヤング 超大盛やきそば ハーフ＆ハーフイカスミ」ほか、直近だと2019年10月7日発売の「ペヤング イカスミやきそば」が記憶に新しいところ‥‥

出典：まるか食品「ペヤング イカスミマヨやきそば」を1月24日に発売いたします。

今回の新商品「ペヤング イカスミマヨやきそば」は、おそらく2019年10月発売の「イカスミやきそば」をベースにした変わり種で、イカスミソースにマヨネーズの組み合わせは初めての試み。念のため2019年10月発売品と添付調味料の原材料を比較してみた結果、マヨネーズを除き、ほぼ同じ原材料を使用していたので、ソースのベースについては間違いありません。

2019年10月発売の「イカスミやきそば」は、しっかりイカスミの個性を表現しつつ、ニンニクの風味もガツンと効かせたインパクトの強い商品で、このブログでは高評価を記録。2022年1月発売品でも香辛料（にんにく）の使用量が多く、ちゃんとイカ墨加工品やイカスミペーストを使用しているため、あとはマヨネーズとの相性がどう転ぶのか、仕上がりが楽しみです。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、まるか食品の「ペヤング イカスミやきそば」を筆頭に、人気店「篝」「娘娘」「黒亭」「麺道はなもこし」監修のカップラーメンも注目度が高く、明星食品の「博多バリカタ」も気になるところ。ただ、ペヤングについては “売ってない問題” が深刻化している地域が多いので、そもそも手に入れるのが大変かもしれません。

ちなみに上記では詳細に触れていませんが、一部のセブンイレブン店舗にて「中華蕎麦とみ田」監修の二郎インスパイア商品「豚まぜソバ 豚骨醤油味」が発売されるため、対象の地域にお住まいの方は要チェック。筆者の住んでいる地域は販売圏外なので、今週もカップ麺の新商品を中心にレビューしていきます（それが本来のブログコンセプトなんですけどねw）。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】