どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2021年9月13日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
・カップヌードル スーパー合体シリーズ カップヌードル&しお / 193円(全国)N
・カップヌードル スーパー合体シリーズ カレー&シーフード / 193円(全国)N
・カップヌードル スーパー合体シリーズ 味噌&旨辛豚骨 / 193円(全国)N
・カップヌードル スーパー合体シリーズ チリトマト&欧風チーズカレー / 193円(全国)N
▼東洋水産(マルちゃん)
・カレー天ぷらうどん でか盛 / 220円(全国)N
・MARUCHAN QTTA サワークリームオニオン味 / 193円(全国)R
・MARUCHAN QTTA トマトクリーム味 / 193円(全国)N
・ホットワンタン ピリ辛わかめスープ / 177円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
・みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン 玉ねぎ大盛 / 220円(全国)N
・ポケモンヌードル しょうゆ味 / 140円(全国)R
・ポケモンヌードル シーフード味 / 140円(全国)R
・ポケモンヌードル うどん / 140円(全国)N
▼エースコック
・スーパーカップ1.5倍 タマゴ好きのための月見風うどん / 230円(全国)N
・どっさり野菜 ちゃんぽん / 193円(全国)R
・どっさり野菜 塩タンメン / 193円(全国)R
・勝浦タンタンメン / 240円(全国)R
▼ヤマダイ(ニュータッチ)
・凄麺 鴨だしそば / 220円(全国)R
▼サンポー食品
・焼豚ラーメン×名島亭 / 220円(全国)N
▼まるか食品
・ペヤング たっぷりメンマやきそば / 193円(全国)N
▼ローソン
・麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん / 554円(中四国・九州)N*
*要冷蔵・電子レンジ加熱専用のホット麺
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「カップヌードル スーパー合体」シリーズ新発売
カップヌードルは混ぜるとウマい!? 定番8品の組み合わせ全28種から選び抜かれた至極のスーパー合体!! カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、現在は世界100ヶ国で愛されているインスタントラーメンのNo.1ブランドで、世界累計販売数は500億食を突破。来る2021年9月18日の発売50周年記念を目前に、さまざまな取り組みが企画されています。
今回の新商品「カップヌードル スーパー合体」シリーズも50周年記念の一貫で、カップヌードルの “八福神” こと定番8品「カップヌードル」「シーフードヌードル」「カレー」「チリトマトヌードル」「欧風チーズカレー」「しお」「味噌」「旨辛豚骨」から2つの味をピックアップしてブレンドし、全28種の組み合わせから4つのパターンを厳選。
それぞれのベースとなるフレーバーを活かしながら、もっとも美味しくなるスープの割合と具材の組み合わせを検証したらしく、昨年のプロモーションで生まれた「味噌&旨辛豚骨」をはじめ「カップヌードル&しお」「カレー&シーフード」「チリトマト&欧風チーズカレー」の4品を商品化。自分で試すと2食分になりますが、4品ともレギュラーサイズでの展開なので、女性の方でも食べやすいと思います。
東洋水産「カレー天ぷらうどん でか盛」新発売
マルちゃんの和風シリーズが “ありそうでなかった” 天ぷらとカレーつゆの組み合わせを実現!! マルちゃんの和風シリーズ(旧「和風麺・色シリーズ」)とは、定番の「赤いきつね」や「緑のたぬき」がカテゴライズされているシリーズで、いつも真面目で優等生な商品を展開しているイメージが強いのですが、ときどきハッとするような変わり種もリリースしてきます。
今回の新商品「マルちゃん カレー天ぷらうどん でか盛」は、文字通り「カレーうどん」に「天ぷら」をトッピングするという意外にも “ありそうでなかった組み合わせ” の新作で、まろやかなカレーつゆに大きめの天ぷらを別添。しかも、東洋水産の和風カップ麺にしては珍しく、天ぷらの “先入れ” と “後のせ” が選べる仕様となっており、お好みの食べ方で楽しめるとのこと。
マルちゃんのカレーうどんといえば袋麺の「カレーうどん 甘口」もしくはカップ麺の「黒い豚カレーうどん」が定番ですが、以前に黄色いパッケージの「もち入りカレーうどん でか盛」や「クリーム色のもちカレーうどん」といった変わり種のカップ麺を発売していた経緯があり、今回その餅(もち)が天ぷらに変わったような印象。真面目なようで奇抜な組み合わせなので、お互いの相乗効果に注目です。
東洋水産「QTTA サワークリームオニオン味」「同 トマトクリーム味」新発売
QTTAの人気フレーバー「サワクリ」ついに待望の通年販売決定!? 秋冬限定で「トマトクリーム」も復活!! MARUCHAN QTTA(マルちゃん クッタ)とは、しっかりとした食べごたえがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” をコンセプトに発足した東洋水産の縦型カップ麺で、その食べ応えから「カップヌードル」との差別化にも成功しました。
出典:東洋水産「MARUCHAN QTTA サワークリームオニオン味」リニューアル発売、「同 トマトクリーム味」新発売のお知らせ
今回の新商品「MARUCHAN QTTA サワークリームオニオン味」及び「同 トマトクリーム味」は、超スナック系シリーズの第1弾を飾った数量限定の「サワークリームオニオン味」と、発売当初はレギュラー商品に位置していた「トマトクリーム味(TOMATO CREAM)」の再販で、今年も来たかと思いきや、なんと今回の復活を機に「サワークリームオニオン味」を “年間定番商品” としてリニューアル。
片や「トマトクリーム味」は秋冬限定フレーバーということで、こちらは期間限定なのですが、おそらく従来品と比較して麺の仕様が異なります。それにしても、ついに例の「サワクリ」が定番商品になるなんて‥‥。それだけに期間限定のステータス(特別感)がなくなってしまう、というのが寂しいところではあるものの、これからはいつでも食べられるようになるので、ファン待望の展開です。
サンヨー食品「みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン 玉ねぎ大盛」新発売
八王子の老舗「みんみんラーメン本店」監修のカップラーメンが “玉ねぎ大盛” になって再登場!! みんみんラーメンとは、東京都八王子市楢原町に本店を置くラーメン店で、創業は1982年(昭和57年)5月。八王子を発祥とする人気ご当地ラーメン「八王子ラーメン」の代名詞といっても過言ではない重鎮で、その素朴で飽きのこない味わいから、現在も地元の方々に愛されています。
出典:サンヨー食品 > ホーム > 製品情報 > みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン 玉ねぎ大盛
今回の新商品「みんみんラーメン本店監修 八王子醤油ラーメン 玉ねぎ大盛」は、サッポロ一番として知られるサンヨー食品と「みんみんラーメン 本店」の共同開発商品で、2020年10月26日にも同店監修のカップラーメンを発売しているのですが、それと比較して八王子ラーメンに欠かせない具材の “玉ねぎを増量した” リニューアルバージョンを展開。
前回発売品はレビュー済みで、ちょっとスナック的すぎる油揚げ麺は改良の余地ありだと感じたのですが、香味野菜を強めに効かせた粉末スープに、豚脂(ラード)が主成分のオイルを浮かべたスープは味わい深く、大きめカットの玉ねぎ(フライドオニオン)と歯触りの強い刻み玉ねぎの食感が効果的な一杯でした。今回も2種類の玉ねぎを使っているようなので、あとは麺の仕上がり次第でしょうか。
エースコック「スーパーカップ1.5倍 タマゴ好きのための月見風うどん」新発売
今度の「スーパーカップ」は月見風!? 中秋の名月に合わせた “タマゴ好きのための” 最新作!! スーパーカップ1.5倍とは、エースコックを代表する大盛りサイズのカップ麺で、1988年(昭和63年)7月25日に“業界初の大盛りカップ麺” として新発売。最近は『キングダム』とのコラボに力を入れているようですが、具材の新開発に取り組むなど、意外性に富んだ新作も定期的にリリースしています。
今回の新商品「スーパーカップ1.5倍 タマゴ好きのための月見風うどん」は、黄身をイメージした「黄色の玉子具材」と白身をイメージした「白色の玉子具材」に、卵黄風の「きみまろペースト」をトッピングして仕上げる “タマゴ好きにはたまらない一杯” がテーマの新作で、きみまろペーストについては他の商品にも使われてきましたが、黄と白に色分けした卵具材は目新しいポイント。
たまごがテーマの「スーパーカップ1.5倍」といえば、ふんわり食感の “玉子焼き風具材” を搭載した「ふわとろタマゴの濃厚鶏白湯麺」(2021年3月29日発売)が記憶に新しく、あれも斬新な試みだったなと。ちょうど先日「ケンタッキーフライドチキン」「マクドナルド」「ロッテリアの」の3社が “とろ~り月見” の新作を発表し、話題になっていましたが、即席カップめん業界も負けてられません。
エースコック「勝浦タンタンメン」リニューアル新発売
漁師町・勝浦が生んだ人気ご当地麺「勝浦タンタンメン」の再現カップ麺が10周年記念パッケージにリニューアル!! 勝浦タンタンメン(かつうらたんたんめん)とは、千葉県勝浦市を発祥とする “ご当地担担麺” で、日本式の胡麻系担担麺とも中国式の汁なし担担麺とも一線を画す存在。1954年(昭和29年)創業の老舗「江ざわ」の初代店主・江澤勉氏が考案し、勝浦の地で独自の進化を遂げてきました。
今回の新商品「勝浦タンタンメン」は、千葉県勝浦市商工会・青年部(現「熱血!! 勝浦タンタンメン船団」)監修のもと、2011年(平成23年)2月14日から販売を続けているエースコックの人気商品で、今週から10周年記念パッケージにリニューアル。特に大幅なテコ入れを実施ているわけではないようですが、これから1〜2ヶ月の間、コンビニでも見かける頻度が高くなると思います。
勝浦タンタンメンの特徴は、しょうゆベースの鶏がらスープを軸に、炒めた玉ねぎと挽肉をのせ、たっぷりの辣油を浮かべているのですが、一般的な担担麺に必須とされる芝麻醤(チーマージャン)や花椒(ホワジャオ)は使いません。それを再現したエースコックのカップ麺にも芝麻醤や花椒は使っていないので、いわゆる担担麺とは別種の食べ物になりますが、一度食べたらクセになる美味しさですよ。
ヤマダイ「凄麺 鴨だしそば」リニューアル新発売
凄麺が誇る最強のノンフライそば「凄麺 鴨だしそば」が装い新たにリニューアル!! 凄麺(すごめん)とは、ニュータッチとして知られるヤマダイの本格ノンフライめんブランドで、2001年(平成13年)10月29日発売の「これが煮玉子らーめん」が第1弾。現在は「ご当地シリーズ」をはじめ、王道を極めた「逸品シリーズ」など、バリエーションに富んだ商品を展開しています。
今回の新商品「凄麺 鴨だしそば」は、もともと手緒里庵(ておりあん)というブランドにカテゴライズされていた “カップ麺でも珍しいノンフライの蕎麦” を特徴とするシリーズで、従来の淡いオリーブ色から紫色のパッケージに刷新。以前、同社の公式ウェブサイトに「製造終了」の表示があったので、廃盤になったのかと思っていたのですが、リニューアルすることを意味していたようですね。
リニューアル後も挽きたての蕎麦粉を使用したノンフライ麺で、具材の鶏肉団子やカマボコ、2種のねぎ(白ねぎ・輪切ねぎ)も踏襲し、本醸造濃口醤油を使用した液体スープはもちろん、鴨肉を焼いたような風味を閉じ込めた別添のオイルも健在の様子。大幅なリニューアルポイントはパッケージのデザインのみとなっているのですが、そば粉の比率やスープの味などにニュアンスが生じているかもしれません。
サンポー食品「焼豚ラーメン×名島亭」新発売
サンポー食品の絶対的エース「焼豚ラーメン」が長浜ラーメンの名店「名島亭」とコラボ!! 焼豚(やきぶた)ラーメンとは、佐賀県三養基郡基山町に本社・工場を置くサンポー食品の主力商品で、1978年(昭和53年)8月から販売を続けているロングセラー。現在は定番の「九州とんこつ味」「長浜とんこつ」「熊本とんこつ」に「博多辛ダレとんこつ」を加え、ラインナップの強化にも力を入れています。
今回の新商品「焼豚ラーメン×名島亭」は、地域密着型でありながら県外ファンも多く、FBS福岡放送『九州ラーメン総選挙2008』で1位を勝ち取ったこともある1987年(昭和62年)創業の老舗「名島亭(なじまてい)」と九州とんこつ味「焼豚ラーメン」のコラボ商品で、サンポー食品が主催する “豚骨ラーメンコラボ企画” 第6弾の最新作。
豚骨ラーメンコラボ企画とは、第1弾の「長浜ナンバーワン」を皮切りに「丸幸ラーメン」「魁龍どトンコツ」「丸星ラーメン」「初代秀ちゃん」と続いてきたコラボシリーズで、今回は築炉釜(ちくろがま)と呼ばれる特製の釜を使い、減った分の出汁(だし)を継ぎ足すことでコクが出る「名島亭」の呼び戻しスープを再現。なおかつカップ麺の長所も取り入れているようなので、その相乗効果に注目です。
まるか食品「ペヤング たっぷりメンマやきそば」新発売
獄激辛(ごくげきから)の次はメンマ!? 王道の素材を使った斜め上のペヤング爆誕!! ペヤングとは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、現在はキワモノ路線のカップ焼きそばをメインに開発していますが、1973年(昭和48年)7月発売の「ペヤングヌードル」から発足。それから時は流れ、アホみたいに麺が多い「ペタマックス」や泣けるほど辛い「獄激辛やきそば」を展開している近年ですが‥‥
出典:まるか食品「ペヤング たっぷりメンマやきそば」を9月13日に発売いたします。
今回の新商品「ペヤング たっぷりメンマやきそば」は、中華そばをイメージした醤油ベースのソースを軸に、食感のいいメンマを大量に使用した変わり種で、一見すると “まともな新作” に思えるのですが、メンマの量によってはキワモノ認定されかねない可能性を秘めた一杯。たぶん、ソースの味と麺については想像の範疇を超えない仕上がりかと思いますけど、なんでメンマに特化したんですかね?
ときにペヤングの新作といえば、1週間前に「獄激辛麻婆やきそば」がリリースされたばかり。販売店はローソンが有力との情報を入手したので、筆者も探し続けているのですが、どこにも売ってない状況で悪戦苦闘中‥‥w(2021年9月13日現在)ただ、今度の「たっぷりメンマやきそば」は「獄激辛」ほど人を選ぶジャンルではないので、取り扱ってくれるコンビニも多いと思います。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、日清食品の「カップヌードル スーパー合体シリーズ」を筆頭に、中秋の名月に向けたエースコックの「スーパーカップ1.5倍 タマゴ好きのための月見風うどん」に使われている新具材も興味深く、まるか食品の「ペヤング たっぷりメンマやきそば」も見逃せません。それにしても何故、このタイミングでメンマなのか‥‥
‥‥と、その疑問についてはさておき、サンポー食品の「焼豚ラーメン×名島亭」も個人的に期待している新商品。また上記では詳細に触れていませんが、石神井公園に本店を置く「麺処井の庄」の「辛辛魚らーめん」を再現したレンジ麺が “中四国・九州エリア” の「ローソン」限定で復活するようなので、そのうち全国でも再販されるかもしれません。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2021.09.20
・日清焼そばU.F.O. 濃い濃い海鮮イカ味焼そば うま塩ガーリック仕立て
・明星 麺神カップ 濃香醤油
・明星 麺神カップ 濃香塩豚骨
・明星 一平ちゃん夜店のモダン焼き風セット
・俺の塩 たらこ味 大盛 からしマヨ付
・麺づくり 鶏ガラ醤油
・麺づくり 合わせ味噌
・麺づくり 旨コク豚骨
・麺づくり 鶏だし塩
・麺づくり 担々麺
・麺づくり 醤油とんこつ
・一度は食べたい名店の味 麺創房無敵家 とんコク醤油味ラーメン
・力うどん
・もちもちラーメン - 2021.09.27
・明星 博多バリカタ にんにく豚骨まぜそば
・スーパーカップMAX しょうゆラーメン
・スーパーカップMAX みそラーメン
・スーパーカップMAX とんこつラーメン - 2021.10.01
・イトメン コーンバター風醤油味ラーメン
- 2021.10.04
・明星 チャルメラカップ トマト味
・明星 中華三昧タテ型ビッグ 赤坂榮林 トマト酸辣湯麺
・焼そばモッチッチ
・塩焼そばモッチッチ ふわり鰹だし - 発売日未定
・名店の味 天下一品京都濃厚鶏白湯
・桃屋のキムチの素でキムチラーメン
・桃屋のつゆで仕上げたわかめうどん
・サッポロ一番 みそラーメン旨辛激辛チゲ風
・サッポロ一番 カップスター きつねうどん
・サッポロ一番 カップスター 海老天そば
・ペヤング にんにく納豆やきそば
・ペヤング マヨ酸辣やきそば