最新カップ麺【今週の新商品】キムチ全集中「キムキム」降臨!? とみ田の二郎系 “冷し豚中華” も販路拡大!!

どうも、taka :a（@honjitsunoippai）です。

このページでは、2021年8月16日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・チキンラーメンビッグカップ 屋台のやきとり味 / 220円（全国）
・チキンラーメンどんぶり 屋台のじゃがバター味 / 193円（全国）
・チキンラーメンどんぶり 屋台のソース焼そば / 193円（全国）

▼東洋水産（マルちゃん）
・本気盛 鬼旨辛みそ / 220円（全国）

▼エースコック
・スーパーカップ1.5倍 キムキムラーメン / 220円（全国）
・タテ型 飲み干す一杯 担担麺 / 193円（全国）R
・タテ型 飲み干す一杯 味噌バター味ラーメン / 193円（全国）R

▼ファミリーマート
・鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺 / 212円（全国）
・マシマシにんにく冷し中華 / 554円（一部地域）D*

▼セブンイレブン
・とみ田監修冷し豚中華 芝麻醤仕立て / 510円（沖縄除く）D
・蒙古タンメン中本 北極ラーメン / 208円（沖縄除く）B

*関東、東海、関西エリアのファミリーマート店舗
※上記の参考価格は税別表示です

日清食品「チキンラーメン 屋台メニュー」新発売

「チキンラーメン」誕生記念 “63回目のバースデー” は「おうちで縁日気分 ひよこちゃん祭り」をテーマに屋台の人気メニューをアレンジ!! チキンラーメンとは、日清食品を代表する元祖鶏ガラしょうゆ味のインスタントラーメンで、1958年（昭和33年）8月25日に新発売。いまや日本で知らない者はいないといっても過言ではないロングセラーですが、けっこう攻めた変わり種も定期的に展開しています。

出典：日清食品「チキンラーメン」屋台メニュー3品（8月16日発売）

今回の新商品「チキンラーメンビッグカップ 屋台のやきとり味」並びに「チキンラーメンどんぶり 屋台のじゃがバター味」及び「同 屋台のソース焼そば」は、今年の8月25日に63回目のバースデーを迎える「チキンラーメン」のアニバーサリー商品で、新型コロナウイルスの感染が拡大し続けている現在、おうちでも縁日気分が味わえるメニューをテーマに開発。

それぞれ縦型ビッグ・標準どんぶり型・湯切りタイプの汁なしカップ麺と製品スタイルは異なりますが、いつもの「チキンラーメン」とは一線を画す変わり種。スーパーやドラッグストアはもちろん、コンビニでの取り扱いも意欲的かと思いますし、これまでのパターンから特定のコンビニで “ひよこちゃん関連のグッズが貰えるキャンペーンが実施される可能性が高い” ので、ファンの方は要チェックです。

東洋水産「本気盛 鬼旨辛みそ」新発売

ただの激辛じゃない!? 本気盛にインパクト抜群の “鬼旨辛みそ味” 新登場!! 本気盛（マジモリ）とは、マルちゃんのブランドで知られる東洋水産の縦型BIG商品で、2007年（平成19年）3月26日に初代「本気盛 醤油豚骨」及び「同 辛味噌」を市場に投下。その発売当初から食べ応えに力を入れており、なおかつ近年は麺のブラッシュアップを図るなど、時代に合わせて進化を続けてきました。

出典：東洋水産「マルちゃん 本気盛 鬼旨辛みそ」新発売のお知らせ

今回の新商品「マルちゃん 本気盛 鬼旨辛みそ」は、飲み応えのある濃い系スープとボリュームのある麺に、満足感のある具材を特徴とする「本気盛」の新作で、商品名は “鬼旨辛” という曖昧な表記になっていますが、東洋水産のニュースリリースには “ただの激辛ではない” と辛味の強さについて明記。東洋水産の辛い系は常識的な印象が強いので、どのくらい振り切っているのか気になるところ。

ときに「本気盛」が “激辛” をハッキリとアピールしてきたのは、2017年（平成29年）5月29日発売の「台湾ラーメン」以来。それには商品の容器側面にも “激辛” と表示していましたが、一般的に見てもピリ辛以上、激辛未満だったのと、フリーズドライの肉そぼろ以外は平々凡々な仕上がりだったので、今度はインパクト抜群の辛さや旨みの兼ね合いに注目しています。

エースコック「スーパーカップ1.5倍 キムキムラーメン」新発売

キムチ全集中!? 元祖豚キムチ系カップ麺「スーパーカップ1.5倍 ブタキムラーメン」に “キムチを極めた” キムキム降臨!! スーパーカップ1.5倍とは、エースコックを代表する大盛りサイズのカップ麺で、1988年（昭和63年）7月25日 “業界初の大盛りカップめん” として市場に投下。その約5年後となる1993年（平成5年）に元祖「豚キムチラーメン」が登場し、現在も若者を中心に支持されています。

出典：エースコック「スーパーカップ1.5倍 キムキムラーメン」2021/8/16 新発売PDF

今回の新商品「スーパーカップ1.5倍 キムキムラーメン」は、既存の「スーパーカップ1.5倍 ブタキム（豚キムチ）ラーメン」をベースにした変わり種で、その魅力を踏襲しつつ、徹底的にキムチパワーを体現した “キムチ全集中” の「キムキムラーメン」として商品化。一瞬 “払払ラーメン” に空目するようなパッケージですが、それはさておき実に分かりやすいコンセプト。

2021年8月現在、同じ「スーパーカップ1.5倍」の豚キムチ系でも「豚キムチラーメン」はコンビニ以外の店舗を中心に販売され、それとは別に「ブタキムラーメン」をコンビニ限定商品として展開しているのですが、今回の「キムキムラーメン」はコンビニ以外の店舗でも販売予定。ちなみに既存の「豚キムチラーメン」は “キムチ50％増量中” なので、それ以上のキムチ感に期待しています。

エースコック「タテ型 飲み干す一杯 担担麺」「同 味噌バター味ラーメン」リニューアル発売

最後まで飲み干したくなる「飲み干す一杯」が “より本格的な麺” にリニューアル!! 飲み干す一杯とは、エースコックが展開している縦型カップ麺で、初めて発売されたのは2003年（平成15年）と何気に息の長いシリーズ。以前は「新式」という縦型ビッグも定期的にリリースしていましたが、近年は標準サイズを基本としつつ、ご当地系のフレーバーにも注力するようになりました。

出典：エースコック「タテ型 飲み干す一杯 担担麺 / 味噌バター味ラーメン」2021/8/16 リニューアルPDF

今回の新商品「タテ型 飲み干す一杯 担担麺」及び「同 味噌バター味ラーメン」は、既存の定番フレーバー「担担麺」と「味噌バター味ラーメン」のリニューアルなので、純然たる新作ではないのですが、それぞれのスープに合わせた “こだわりの麺” を新たに開発。担担麺は “のどごしと歯切れのいい麺” に、味噌バター味ラーメンは “もっちりと感じやすい太麺” に改良したとのこと。

どうしてもブログでレビューするカップ麺は、インパクトの強い商品を優先しがちなので、こういった定番系は後回しになってしまうのですが、お盆休みの関係で先週から新商品のリリースが少ない現在。ひとまずリニューアル後のサンプルは手元にあるため、レビューできないかどうか検討しておきます。

ファミリーマート「鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺」新発売

昨年も登場して話題になった「鬼金棒」のカップ麺が今年も復活!! 鬼金棒（きかんぼう）とは、東京都千代田区・神田に本店を構える「カラシビ味噌らー麺」の専門店で、創業は2009年（平成21年）9月17日。店主の三浦正和（みうら まさかず）氏は、池袋にある「麺屋武蔵 二天」の初代店長で、その当時「麻辣味噌ラーメン」という限定商品に寄せられた “批判” をヒントに「鬼金棒」を立ち上げました。

出典：ファミリーマート > HOME > 商品情報 > 加工食品 > 鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺

今回の新商品「鬼金棒監修 カラシビ味噌らー麺」は、東京都渋谷区に本社を置く明星食品と「カラシビ味噌らー麺 鬼金棒」のコラボ商品で、コンビニの中でもファミリーマートにしか売ってない、販路限定のPB（プライベートブランド）として共同開発。2020年7月にも同じ条件で縦型ビッグの「カラシビ味噌らー麺」を販売していたので、明星食品とは2度目のコラボ。

2020年7月発売品以前は「ニュータッチ」や「凄麺」のブランドで知られるヤマダイが「鬼金棒」のカップ麺を製造していたのですが、昨年より明星食品との契約が成立し、製品スタイルを大判どんぶり型から縦型ビッグに変更ました。2020年7月発売品は “★4” と評価しているため、前回との違いに注目しながらレビューします。

セブンイレブン「とみ田監修冷し豚中華 芝麻醤仕立て」新発売

中華蕎麦とみ田監修 “芝麻醤仕立て” のジェネリック二郎「冷し豚中華」ついに販路を拡大!! 中華蕎麦とみ田（ちゅうかそば とみた）とは、千葉県松戸市を拠点とし、直営13店舗を展開している日本屈指の名店で、本店の創業は2006年（平成18年）6月5日。テレビや雑誌などのメディアにも頻繁に露出しているため、ご存知の方も多いかと思います。

出典：セブン-イレブン > トップ > 商品のご案内 > そば・うどん・中華麺 > とみ田監修冷し豚中華 芝麻醤仕立て

今回の新商品「とみ田監修冷し豚中華 芝麻醤仕立て」は、日本屈指の知名度を誇る「中華蕎麦とみ田」店主・富田治（とみた おさむ）氏監修のもと、セブンイレブン限定のオリジナル商品として開発された要冷蔵のカップ入りチルド麺で、いわゆる “ジェネリック二朗” と呼ばれたレンジ麺「中華蕎麦とみ田監修 豚ラーメン」の流れを汲んだ冷やし麺。

実は2021年7月13日、千葉県のセブンイレブン店舗を対象に先行販売されていたのですが、ほかの地域は対象外だったので、涙を飲んだ方も多かったハズ‥‥。しかし、約1ヶ月遅れの今週、ついに沖縄を除くセブンイレブンも販売店の対象になりました。昨年の「冷し豚中華」とは仕様が異なる “ “芝麻醤仕立て” に進化しているため、そこが注目すべきポイントになります。

今週注目のカップ麺と展望

というわけで、先週に続いて新作のカップ麺が少ない週になりましたが、スーパーカップ1.5倍のキムチ全集中「キムキムラーメン」に、本気盛の激辛系「鬼旨辛みそ」も話題性が高く、ファミリーマートの「鬼金棒」も注目したい新商品‥‥と、辛いカップ麺が目立つ中、屋台のメニューをテーマにした「チキンラーメン」の変わり種がオアシス的でイイですね。

また常温保存可能な即席カップ麺ではないのですが、ついに販売エリアを拡大した「とみ田監修 冷し豚中華」第2弾も見逃せない商品で、冷やし系のジェネリック二朗といえば「千里眼監修 マシマシにんにく冷し中華」も一部店舗で再販予定（リニューアル？）とのこと。そちらのレビューも睨みつつ、カップ麺の新作を優先しながらブログを更新していきますので、今週も一緒に楽しめたらなと思います。

メーカー未公開情報あり！ カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください【author・taka :a（大石敬之）】