どうも、taka :aです。
この記事では、2020年7月13日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
・オーベルジーヌ監修 欧風カレー / 263円(全国)
▼明星食品
・明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 たらこ味 / 230円(全国)
▼東洋水産(マルちゃん)
・赤いきつね焼うどん / 193円(全国)
▼エースコック
・タテロング わかめラーメン 辛口みそ わかめたっぷり / 220円(全国)
▼まるか食品
・ペヤング 超超超大盛GIGAMAXガーリックパワー / 408円(沖縄除く)*1
▼ファミリーマート
・三宝亭 全とろ麻婆麺 / 212円(全国)*2
▼セブン&アイ(IYグループ限定)
・一度は食べたいご当地ラーメン 八王子しょうゆラーメン / 98円(全国)
・一度は食べたいご当地ラーメン 喜多方しおラーメン / 98円(全国)
▼セイコーマート
・突辛! 激辛醤油ラーメン / 110円(北海道・関東一部地域)
*1 ファミリーマート先行発売
*2 令和2年7月14日(火)発売
日清食品「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」新発売
こっちが本命!? 芸能界がうなる噂の宅配カレー専門店「オーベルジーヌ」監修のもと “欧風ロケ弁カレー” をカップメシで再現!! オーベルジーヌとは、東京都新宿区四谷三丁目(福島ビル2F)に店舗を構える宅配カレー専門店で、1986年(昭和61年)に創業。四谷三丁目という地の利を活かし、ロケ弁や局弁の宅配を中心にデリバリー戦略を特化させ “芸能界御用達” という盤石の地位を築き上げました。
今回の新商品「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」は、日清食品とオーベルジーヌの共同開発商品で、2019年10月21日に発売された「オーベルジーヌ監修 ビーフカレーヌードル」の続編。前回はオーベルジーヌの “欧風ロケ弁カレー” をカップラーメンに落とし込んだ変わり種でしたが、そのコラボ第2弾としてオーベルジーヌの「ビーフカレー 中辛口」を湯かけ5分で食べられるカップメシにアレンジ。
オーベルジーヌが誇る “72時間煮込んだ玉ねぎの究極の甘味” と “20種類以上のスパイスの後引く辛味” が特徴のカレールゥに “ビーフの旨味と生クリームのコクを加えた” ということで、味付けの方向性は同じようですが、肉具材をフェイクミートの大豆ビーフからダイスミンチに置換。カップラーメンでは舌に纏わりついてくる人工的な甘さが目立っていたので、そこがターニングポイントになるかもしれません。
明星食品「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 たらこ味」新発売
一平ちゃん夜店の焼そばシリーズに焦がしバターの香りとタラコの旨みが楽しめる “ほぼたらこ” 入りのマヨ付き大盛り焼そば誕生!! 一平ちゃん夜店の焼そばとは、1995年(平成7年)2月20日から販売されている明星食品のロングセラーブランドで、レギュラーサイズの登場から2年後となる1997年1月に大盛サイズを発売。以降、同ブランドを代表する特製マヨを別添し、数々の変わり種を定期的に展開しています。
今回の新商品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 たらこ味」は、子どもから大人まで幅広く愛されている “たらこ” をモチーフにした新作で、食感も味も見た目も本物のような新具材・ほぼたらこ(たらこ風かまぼこ)を起用。ソースは焦がしバターの香りを効かせたタラコ風味の塩だれで、特製たらこマヨに味付たらこ風味顆粒を重ねている、たらこ尽くしの一杯に仕上げているとのこと。
一平ちゃん夜店の焼そばの定番フレーバーとして、2013年2月から「旨辛明太子味」を販売している明星食品ですが、それとの差別化は大丈夫でしょう。また “ほぼたらこ” といえば、親会社の日清食品が2018年11月26日にリリースしていた「日清のどん兵衛 とろつゆ仕立ての明太風あんかけうどん」の “明太風かまぼこ” を想起させる新具材なので、その技術を応用しているのかもしれません。
東洋水産「赤いきつね焼うどん」新発売
「赤いきつねうどん」をイメージした公式の焼うどんアレンジが今年も登場!! 赤いきつねうどんとは、1975年(昭和50年)9月に発売された世界初のカップうどん「マルちゃんのカップうどんきつね」の後身で、現在の “赤いきつね” にリニューアルしたのは1978年(昭和53年)8月。以降、定番の味わいを守りながら、稀に変わり種をリリースしています。
今回の新商品「マルちゃん 赤いきつね焼うどん」は、2016年5月16日に発売された『ドラゴンボール超』とのコラボ商品「マルちゃん ドラゴンボール超 赤いきつね 焼うどん」を発端とする湯切りタイプの汁なしアレンジ版で、2017年6月12日に東洋水産のオリジナル商品として再販。当初はレギュラーサイズのみ展開され、2019年6月24日に赤いきつね焼うどんシリーズ初となる大盛りサイズ「でか盛」版が発売されました。
2020年は6月22日に一足早く「マルちゃん 赤いきつね焼うどん でか盛」を発売しているため、すでに店頭で見かけた方も多いでしょう。この商品はレギュラーサイズ・でか盛どちらも毎年ほとんど差がないので、純然たる新製品とはいえないものの、それだけに多くの固定ファンを獲得しています。でか盛はコンビニ向け、レギュラーサイズはスーパー向けなので、お好みのサイズをお試しください。
エースコック「わかめラーメン 辛口みそ わかめたっぷり」新発売
ロングセラーの「わかめラーメン」に “辛節ふりかけ” で豪快に仕上げる辛口みそ味の新作登場!! わかめラーメンとは、1983年(昭和58年)6月に誕生したエースコックのロングセラーブランドで、当時のマーケティング部に与えられた “業績を牽引(けんいん)する力強いヒット商品を作る” という命題のもと発足。近年では「汁なし」や「麺なし」など、これまでにない変わり種も出るようになりました。
今回の新商品「タテロング わかめラーメン 辛口みそ わかめたっぷり」は、たっぷりわかめと芳ばしいゴマに、唐辛子&魚粉入りの小袋 “辛節ふりかけ” で仕上げる夏向けのフレーバーとして開発。前述の「汁なし」や「麺なし」と比較してインパクトに欠けるテーマに思えますが、わかめラーメン “ごま・みそ” のタテ型アレンジは地味にレアなパターン。
さらにエースコックの “辛節ふりかけ” といえば、2019年6月4日発売のローソン限定カップ麺「辛節(からぶし)カレーそば」にも使われていた辛い魚粉と同じ名前。辛味の強さなどに突き抜けたインパクトはないかもしれませんが、辛節ふりかけの他に後入れの調味油も別添とのことで、オリジナルの「わかめラーメン ごま・みそ」とは大幅に雰囲気が異なりそうです。
まるか食品「ペヤング 超超超大盛GIGAMAXガーリックパワー」新発売
今度のGIGAMAXはガーリックパワー!? ニンニクマシマシのペヤングを特盛りのギガマックスサイズで楽しめる超弩級の新作爆誕!! ペヤング超超超大盛GIGAMAX(ギガマックス)とは、いまだかつてない容量と大きさを実現させた規格外のエンタメ系カップ麺で、2018年6月18日に現在も絶賛販売中の第1弾「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX」を市場に投下。
出典:まるか食品「ペヤング 超超超大盛GIGAMAXガーリックパワー」を下記日程にて順次発売いたします。7月13日:ファミリーマート先行発売 8月24日:東日本一般発売 8月31日:西日本一般発売
今回の新商品「ペヤング 超超超大盛GIGAMAX ガーリックパワー」は、文字通りニンニクに特化したギガマックスサイズの変わり種で、沖縄を除く全国のファミリーマート先行販売商品として展開。総カロリーは1,872kcalなので、定番のソースやきそば超超超大盛GIGAMAX(2,142kcal)と比較して控えめですが、パッケージには “1日1食までにして下さい。カロリー摂取基準を上回る恐れがあります——” と、定番の警告文。
ファミリーマート通常価格は398円(税込429円)となっているため、2019年7月2日にファミリーマート先行で販売された「ペヤング ソースやきそば超超超大盛GIGAMAX マヨネーズMAX」と同じ値段。東日本では2020年8月24日から、西日本では2020年8月31日から一般販売解禁となっているため、どんな商品なのか一般販売解禁前にレビューしてお伝えします。
ファミリーマート「三宝亭 全とろ麻婆麺」新発売
新潟三宝亭東京ラボ監修カップ麺がファミリーマートに再臨!! 新潟三宝亭(さんぽうてい)東京ラボとは、1967年(昭和42年)4月創業の株式会社三宝(新潟県新潟市)が運営する酸辣湯麺(さんらーたんめん)と全とろ麻婆麺(まーぼーめん)の専門店で、2015年11月27日に1号店・中目黒店をオープン。2018年7月14日に2号店・渋谷宮益坂店を立ち上げ、現在は都内2店舗体制で営業しています。
出典:ファミリーマート > HOME > 商品情報 > 加工食品 > 三宝亭 全とろ麻婆麺
今回の新商品「三宝亭 全とろ麻婆麺」は、日清食品と新潟三宝亭東京ラボの共同開発商品で、ファミリーマート専用のカップ麺として展開。2019年12月3日にも「三宝亭」の “全とろ麻婆麺” を再現したカップラーメンをファミリーマート限定で発売しているため、純然たる新製品ではなく、ファミリーマートの公式ウェブサイトを見た感じ中身も大差ないかもしれません。
2019年12月発売品は、コシの強さと歯切れの良さを兼ね備えた低加水フライ麺に、和味噌ベースの麻婆スープを合わせ、テイストは日本式でありながら花椒の痺れは上質かつ硬派な効かせ方。唐辛子の辛さレベルはピリ辛以上〜辛口未満でしたが、隠し味以上に効果的だった牛肉の旨味と牛脂のコクなど、かなり完成度の高い仕上がりだったので、今年も安心して楽しめそうです。
セブン&アイ限定「一度は食べたいご当地ラーメン」2品新発売
ご当地ラーメンを手軽な縦型カップ麺で再現!! 一度は食べたいご当地ラーメンとは、セブン&アイグループとサッポロ一番ことサンヨー食品の共同開発商品で、コンビニのセブンイレブンを除くセブン&アイ系列のスーパーマーケット事業「イトーヨーカドー」「ヨークマート」「ヨークベニマル」専用のカップラーメンとして企画されたシリーズです。
今回の新商品「一度は食べたいご当地ラーメン 八王子しょうゆラーメン」及び「喜多方しおラーメン」は、東京都八王子市のご当地ラーメンと福島県喜多方市のご当地ラーメンをレギュラーサイズのタテ型カップで再現した新作で、八王子ラーメンはシャキシャキの玉ねぎと醤油スープを特徴とし、喜多方ラーメンはサンヨー食品独自の特許製法麺を使用とのこと。
それぞれ本体価格は98円(税込105円)と格安なので、一見するとコストパフォーマンスに優れた印象を受けますが、どうもパッとしないというか正直ちょっと可もなく不可もなしの印象が強いシリーズなんですよね‥‥今回も “ふつうにおいしい” という結果に終わるかもしれませんが、どちらかというと特許製法の麺を使用した「喜多方しおラーメン」のほうが見所ありかもしれません。
今週注目のカップ麺と展望
思いのほか新作カップ麺が少ない7月第2週になりましたが、今週もっとも注目したい新商品はファミリーマート先行販売の「ペヤング 超超超大盛GIGAMAXガーリックパワー」で、発売前から異彩を放つインパクト。さらに満を持す「オーベルジーヌ」監修のカップメシやタラコ尽くしの「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 たらこ味」など、安定して楽しめそうな雰囲気。
その他、辛節ふりかけ付きのタテ型カップ麺「わかめラーメン 辛口みそ」やファミリーマート限定の「三宝亭 全とろ麻婆麺」も間違いなさそうですし、毎年恒例となっている「赤いきつね焼うどん」の再販を楽しみにしていた方も多いでしょう。というわけで新商品のレビューを優先しつつ、余った枠で取り零し分も睨みながら、今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。
2020年07月20日
・カップヌードル レッドシーフードヌードル
・ラーメン凪 BUTAO TONKOTSU RAMEN
・スーパーカップ1.5倍 ラーメン暖暮監修 辛ダレ豚骨ラーメン
・まる旨シリーズ(R)
・富山ブラック風油そば
2020年07月27日
・激辛高菜豚骨ラーメン
2020年08月03日
・明星 一平ちゃん夜店の焼そば タルタルソース味
・ペヤング 超超超大盛GIGAMAX 納豆キムチ味