【最新】カップ麺 新商品 2019年11月第2週は “激辛ペヤング火炎風” に “どん二郎の素” !?

どうも、taka :aです。

この記事では、2019年11月11日（月）に新発売を予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・カップヌードル 濃厚カニクリーム味 ビッグ / 220円（全国）
・All-in PASTA バター香るコク旨和風たらこ / 600円（通販限定）
・日清のどん兵衛 ニンニク・アブラ・ヤサイ「マシマシの素」/ 非売品（通販限定）
※どん二郎専用「マシマシの素」は条件付で3,000袋限定

▼明星食品
・明星 馳走麺 狸穴（まみあな）監修 シビ辛ラー油肉蕎麦 / 220円（全国）
・明星 一平ちゃん夜店の焼そば スコーンがっつきバーベキュー味 / 193円（全国）

▼東洋水産（マルちゃん）
・凪×きら星 すごい煮干ど豚骨 / 220円（全国）

▼サンヨー食品（サッポロ一番）
・丸大食品監修 スンドゥブ辛口味 ラーメン / 193円（全国）
・丸大食品監修 スンドゥブマイルド味 うどん / 193円（全国）
・サッポロ一番 みそラーメンミニどんぶり 4個パック / 464円（全国）
・サッポロ一番 塩らーめんミニどんぶり 4個パック / 464円（全国）

▼エースコック
・タテロング THE和 とろとろあんかけ玉子とじそば / 220円（全国）

▼まるか食品
・ペヤング 火炎風やきそば超大盛 / 240円（全国）

▼ヤマダイ（ニュータッチ）
・凄麺6種味くらべ北編 / 1,320円（全国）
├札幌濃厚味噌ラーメン
├函館塩ラーメン
├青森煮干中華そば
├仙台辛味噌ラーメン
├喜多方ラーメン
└新潟背脂醤油ラーメン
・凄麺6種味くらべ西編 / 1,320円（全国）
├佐野らーめん
├さいたま豆腐ラーメン
├千葉竹岡式らーめん
├横浜とんこつ家
├横浜発祥サンマー麺
└静岡焼津かつおラーメン
・凄麺6種味くらべ東編 / 1,320円（全国）
├名古屋台湾ラーメン
├富山ブラック
├京都背脂醤油味
├奈良天理スタミナラーメン
├尾道中華そば
└長崎ちゃんぽん
※各セット2019年11月15日（金）発売予定 / おまけ「凄麺学習帳ミニ」（A6 サイズ）

▼セブンイレブン
・セブンプレミアム 関西風きつねうどん / 118円（西日本）R

日清食品

「カップヌードル 濃厚カニクリーム味 ビッグ」新発売

カップヌードルでカニクリームコロッケの中身を再現!? 冬限定の新商品 “とろ〜り濃厚カニクリーム味” が登場! 1991年1月25日から販売されている大盛りサイズ「カップヌードル ビッグ」より、焼きガニの芳ばしさとほっこり甘いカニの旨味をイメージした「濃厚カニクリーム味」が開発されました。

出典：日清食品「カップヌードル 濃厚カニクリーム味 ビッグ」（11月11日発売）

カップヌードルから冬のクリーム系フレーバーということで、2017年2月13日に発売された “新” 冬季限定カップヌードル「クリーミートマトヌードル」（※2018年2月26日再販）及び2019年2月4日発売「海老の濃厚トマトクリーム」に続く新作、つまり「クリーミートマトヌードル」の後身と見て間違いないでしょう。

「クリーミートマトヌードル」とは、2017年に彗星の如く現れ、カップヌードル週間販売数No.1を叩き出した大物ルーキー。その派生商品として開発されたのが前回のエビで、今回は同じ甲殻類繋がりのカニ。トマト縛りからは抜けましたが、けっこう濃厚なカニクリームソースに仕上がっているらしいので、かなり期待できそうですよ。

明星食品

「馳走麺 狸穴監修 シビ辛ラー油肉蕎麦」新発売

ずっと発売が延期されていた「馳走麺 狸穴（ちそうめん まみあな）」の痺れる新作「シビ辛ラー油肉蕎麦」ついに解禁! もともとは今年の夏、2019年8月12日に新製品として発売を予定していたのですが、2019年7月25日——明星食品株式会社（三浦善功社長）が突然の「『明星 馳走麺 狸穴監修 シビ辛ラー油肉蕎麦』発売延期のお知らせ」を発表。

出典：明星食品「明星 馳走麺 狸穴監修 シビ辛ラー油肉蕎麦」発売日決定のお知らせ

発売に向けて生産の準備を進めていたところ、かやくに使用している「乾燥味付け豚肉」に “とある不具合” が確認されたとして、その代替資材を調達するのに苦戦。当初の発売予定（2019年8月12日）に商品の供給が困難になったため、発売を延期するとの発表から約2ヶ月後となる2019年10月15日、上記の同商品「発売日決定のお知らせ」がありました。

「馳走麺 狸穴」とは、東京・池袋にある人気行列店で、2016年11月14日に店主監修のカップめんオリジナルメニュー第1弾「ラー油肉そば」を発売。その後も2017年11月27日と2019年1月21日に「ラー油肉蕎麦」を発売しているのですが、コラボ第4弾にして初の “山椒香る” しびれバージョンということで、明星×狸穴の進化に注目です。

「一平ちゃん夜店の焼そば スコーンがっつきバーベキュー味」新発売

湖池屋（コイケヤ）の人気コーンスナック菓子「スコーン」をカップ焼そばにアレンジした、「一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 濃濃濃スコーンがっつきバーベキュー味」の “レギュラーサイズ版” を1週間遅れで発売! というわけで、先週の新商品として登場した標準サイズ対比めん約1.5倍、味の濃さ3倍の新作「濃濃濃（こいこいこい）」の標準サイズが登場します。

出典：明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば スコーンがっつきバーベキュー味 / 大盛 濃濃濃（コイコイコイ）スコーンがっつきバーベキュー味」（11月4日発売）

マグロの大トロを食べてからタイやヒラメじゃないですど、まずはレギュラーサイズを出してから “その濃い味バージョン” を出すのが筋なのでは——などと思いつつ、すでに「濃濃濃」は実食レビュー済みで、正直なところ遠からず近からずのところはありました。しかし、その「濃濃濃」がウマかったw

それに今週のレギュラーサイズ版は、単純に麺が標準量になったわけではありません。残念ながらコンセプト上、ふりかけのビーフパウダーは1/3ですし、ソースの濃度も1/3となっているのですが、おそらく別添のマヨネーズは同じ量。麺は熱湯5分の中太麺ではなく熱湯3分の中細麺を採用ということで、かなり雰囲気が違うかもしれません。

東洋水産

「凪×きら星 すごい煮干ど豚骨」新発売

講談社発行『業界最高権威 TRYラーメン大賞』20周年企画「夢のWコラボ」第2弾ついに発売!『TRYラーメン大賞 2012-2013 TRY大賞』にて1位を獲得した、スゴい煮干しの名店「凪」——同じく『TRYラーメン大賞 2006-2010 名店部門 とんこつ』にて1位・4連覇を達成した、東京イチ濃厚といわれる豚骨の名店「きら星」がタイアップということで、かなりの曲者同士が手を組みました。

出典：東洋水産「凪×きら星 すごい煮干ど豚骨」新発売のお知らせ

「ラーメン凪（なぎ）」とは、毎月5トン以上もの煮干しを消費している強烈に “ニボい” スープが売りのラーメン店で、2004年に新宿歌舞伎町ゴールデン街の小さなラーメンBarからスタート。同じく2004年にオープンした「ラーメンきら星」は、ラーメンフリークの店主が独学で開業したラーメン店で、人を選ぶほど “豚骨臭い” スープが特徴となっている名店です。

2019年10月21日に発売されたTRY20周年企画第1弾「大島×田中商店 辛味噌豚骨」では、田中商店よりも大島寄りのバランス型だったのに対し、今回の第2弾「すごい煮干ど豚骨」では、「凪」の凄い煮干と「きら星」の臭い豚骨が “激しく” ぶつかり合う新商品とのこと。煮干しのエグ味と豚骨臭が好きな身としては期待せざるを得ない新作——というか問題作? ヤバくないですか、このコラボ。

サンヨー食品（サッポロ一番）

「丸大食品監修カップ麺 スンドゥブ辛口 / マイルド」新発売

この記事を執筆している現在、まだサンヨー食品の公式ウェブサイトは更新されていませんが、丸大食品が販売している「スンドゥブの素」とコラボした新商品が発売されます。スンドゥブの素ジャンルで常に売上1位をキープしている定番商品なので、食べたことはなくてもパッケージは見覚えあるよ、という方も多いでしょう。

今回発売されるのは、 “辛口味” の「ラーメン」と “マイルド味” の「うどん」2品同時リリースで、製品スタイルは縦型レギュラー・標準サイズ。一部のネット通信サイトではオープン価格に設定しているところもあったので、主要販路はコンビニよりもスーパーマーケットやドラッグストア、平均実売価格は税込108円前後になると思います。

丸大食品「スンドゥブ」シリーズとは、2007年8月に先駆けて「スンドゥブの素」を発売し、翌2008年にはレトルト化を実現。以来、スンドゥブブームの立役者として常に前線を走り続けている定番商品で、実際にある「辛口」と「マイルド」がカップ麺にアレンジされます。もしかすると流れ的に、縦型ビッグから「スンドゥブ 大辛」の再現カップ麺を出す序章なのかもしれません。

エースコック

「THE和 とろとろあんかけ玉子とじそば」新発売

通な大人たちに向けた “こだわり” の和風カップ蕎麦「THE 和」から秋冬向けの新モデル・玉子とじそば初登場! THE和（ザ・わ）とは、2018年4月23日発売「わさびを利かせたおろし風そば」から始まった比較的に歴史の浅いシリーズで、しかしながら第1弾では「大根おろし風パウダー」と「本わさびパウダー」で涙腺と気管支に猛烈なアタックをかけてくるという刺激的なデビューで爪痕を残します。いやスゴかった‥‥

出典：エースコック「タテロング THE和 とろとろあんかけ玉子とじそば」2019/11/11 新発売PDF

2018年10月29日発売の第2弾「柚子七味香る鴨だし南蛮そば」では鴨の炙り風味を効かせ、2019年3月11日発売の第3弾は「わさびを利かせたおろし風そば」を再販（※しかしながら攻撃力は落ちていた）。そして2019年6月17日発売の「すだちを利かせたおろし風そば」が前回発売品の第4弾、今回で第5弾とコンスタントに新作を出しています。

これまでのフレーバーとは趣向を変えたシリーズ初の “餡掛け卵綴じ蕎麦” ということで、うどんではメジャーでも蕎麦では珍しいジャンル。きみまろペースト（卵黄ソース）系かと思いきや、ふんわり食感の卵を使っているらしく、つゆには枕崎産本枯節使用、別添は七味入り刻み海苔。おそらくリリースの時期的に、年越しそば需要も狙っているのでしょう。

まるか食品

「ペヤング 火炎風やきそば超大盛」新発売

ボリューム感たっぷりの超大盛ペヤングから中華風激辛やきそば “火炎風” 爆誕!! 通常のレギュラーサイズ「ペヤング ソースやきそば」の麺を2倍にした「超大盛」が初めて発売されたのは、2004年8月27日。今年は通常サイズ対比4倍の「超超超大盛GIGAMAX」から新商品の発売が相次いだ時期もありましたが、思えば「超大盛」から新作が出るのは1年半以上ぶり。

出典：まるか食品「ペヤング 火炎風やきそば超大盛」を11月11日に発売いたします。

前回の変わり種「超大盛ペヤング」は、2018年2月19日発売の「ペヤング 超大盛やきそばハーフ＆ハーフ もっともっと激辛×辛さゼロ」で、激辛やきそば以上・MAX END（マックスエンド）以下の「もっともっと激辛やきそば」と “激辛やきそばの辛み成分をなくした”「辛さゼロ」を組み合わせたハーフ＆ハーフ。そもそもハーフ＆ハーフじゃない超大盛の新作は、2017年5月発売の「ペヤング 激辛やきそば超大盛」以来かもしれません。

中身はフルで「火炎風」となっていて、まるか食品の公式ウェブサイト上でもハッキリと “激辛” の文字を確認。ソースの原材料は “しょうゆ、みそ、糖類、ラード、食塩、香辛料、ポークエキス、植物油脂、豆板醤” と和風中華系の構成で、辛さレベルもさることながら、面白いのが具材に麩（ふ）を入れるなど、いつもの激辛やきそばとは一線を画す個性的な仕上がりに期待できそうですね。

ヤマダイ（ニュータッチ）

「凄麺6種味くらべ 北編・東編・西編」新発売

ニュータッチのヤマダイが “年末用特別限定商品” の地域別アソートセットを発売! 日本全国に点在する有名ご当地ラーメンを再現した「凄麺ご当地シリーズ」の詰め合わせで、「北編」「東編」「西編」の3編6地域に分けて展開。さらにA6サイズのオマケ「凄麺学習帳ミニ」もついてくる、ギフトにもぴったりの食べ比べセットが企画されました。

出典：ヤマダイ「年末用特別限定商品『凄麺6種味くらべ』11月新発売!」

それぞれ中身は既存の「凄麺ご当地シリーズ」として販売中の商品で、「北編」は札幌、函館、青森、仙台、喜多方、新潟の6地域。「東編」は佐野、埼玉、千葉、横浜（家系、サンマーメン）、静岡と神奈川県横浜市から2つの人気ご当地ラーメンを選出。そして「西編」は名古屋、富山、京都、奈良、尾道、長崎と愛知県から2つの辛いラーメン（台湾ラーメン、富山ブラック）が選出されました。

残念ながら「博多」「和歌山」は予選落ちしてしまったようですが、あまり凄麺を売ってない地域の方にも楽しんでいただけるチャンス。1箱6食入で税別1,320円、凄麺ご当地シリーズのメーカー希望小売価格は1食あたり税別220円なので、ちょうど6個分の値段（※実売価格は販売店によって前後します）。非売品の「凄麺学習帳」付きですし、贈り物としての需要も見込めますよ。

日清食品グループ オンラインストア

どん二郎専用「マシマシの素」解禁!

これ1袋で「ニンニク・アブラ・ヤサイ」全マシ!? 話題のアレンジ「どん二郎」がカンタンにできる「マシマシの素」を公式（日清食品）が開発! 2019年10月8日、コンビニのセブンイレブン限定商品として発売された、考案者・野島慎一郎 “非公認” の縦型カップ麺「どん兵衛 マシマシ篇 ガチ豚ニンニク」の登場から早1ヶ月——

出典：NISSINオンラインストア「日清のどん兵衛で、話題のアレンジがカンタンにできる『マシマシの素』が完成！」

考案者に断りなく「どん二郎」を商品化、さらには商標登録の届出まで行っていたとして、このブログをはじめとする一部では物議を醸していたところ、今度は “本家・考案者公認” のアレンジアイテム「マシマシの素」（味付け用の調味料）を開発。その開発経緯や裏話もいくらか知っているのですが、それはレビューの際に紹介するとして、まず入手までのハードルが高い‥‥というのが難点です。

この商品は一般販売品ではなく、日清食品グループの公式オンラインストア（要会員登録）限定で、数量たったの3,000袋のみ。もしかすると後日に一般販売される可能性もありますけど、現段階 “公式ネット通販サイトから「どん兵衛」を2食セットで買うと1袋もらえる” 非売品となっています。販売開始は2019年11月11日AM10時から、ものの数十分で売り切れるかもしれません。

今週注目のカップ麺と展望

偶然にも麺の日（11月11日）と新商品の発売日が重なった2019年11月第2週の月曜日——今週の注目すべき新作カップ麺は、激辛カップ焼そばの「ペヤング 超大盛やきそば火炎風」をはじめ、逆にマイルドな「カップヌードル 濃厚カニクリーム味」、そしてマルちゃん×TRYの個性派コラボ「凪×きら星 すごい煮干ど豚骨」も期待の大物。

純然たる新商品の数は少なめの週になりましたが、コンビニ各社よりノーアナウンスの新作が出るかもしれませんし、本家公認どん二郎専用「マシマシの素」も気になるところ。また、マシマシの素とは違うヤバそうな二郎系の変わり種（?）にも目を付けているので、そちらの実食レビューも視野に入れつつ、今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。

メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。