どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
本日の一杯は、2026年1月13日(火)新発売、セブンプレミアムのカップ麺「ななチキ推奨 ぶぶか油そば」(278円+税)の実食レビューです。
もう熱湯だけでは満足できないのか——。公式が認めた背徳の方程式 “ななチキ推奨のカップ油そば„ 全国のセブンイレブンにて販売開始!
実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。
ななチキ推奨 ぶぶか油そば
ぶぶかとは、愛知県名古屋市に本社を置くサガミホールディングス運営のもと「油そば」及び「東京風醤油とんこつらーめん」を提供している専門店で、現在は東京都武蔵野市の吉祥寺北口に本店を置いていますが、1994年(平成6年)2月に東京都東村山市の所沢街道沿いで産声を上げた “知る人ぞ知る小さな屋台„ が原点。

その創業者である国定裕儀氏は明星食品の元営業マン(※)で、その繋がりから同店監修の即席カップめんは一貫して明星食品が担当している経緯があり、2002年(平成14年)6月から販売されている定番商品「明星 ぶぶか 油そば」は “カップ油そば売上No.1ブランド„ の地位を築いているのですが、このページでレビューする「ななチキ推奨 ぶぶか 油そば」は同シリーズ初となる「セブンプレミアム」からの新商品。
(※)ぶぶかの創業秘話が気になる方は、上記のリンク先にある「明星 ぶぶか 油そば」2024年3月25日発売品のレビューをご覧ください。
本商品専用の合わせ買いが訴求されている「ななチキ」とは、セブン-イレブンのカウンターFF(レジ付近のファストフード、ホットスナックのコーナー)で販売されているフライドチキンの商標で、2016年(平成28年)11月26日に “クリスマスパーティーの需要に応えるために„ 初めて販売をスタート。
「11種類の厳選スパイス」「3段階に分けた調味工程」「下味に藻塩使用」「身のほぐれ感を向上するための手間」「ふっくらジューシーに仕上げる加熱工程」「こんがりとしたきつね色」「薄衣仕上げ」以上 “7つ„ のこだわりを掲げ、全国のセブン-イレブン店舗を対象にデビューを飾りました。

当初は骨付きドラム(下モモ)を使用していましたが、コンビニフライドチキンの常識を覆したファミリーマートのファミチキ(2006年10月17日発売)、ローソンのLチキ(2009年3月24日発売)に追随し、2017年(平成29年)10月18日発売の2代目から「骨なし」のバリエーションを追加。
以降はファミリーマート、ローソン、セブン-イレブンの3社による三つ巴のフライドチキン商戦が本格化し、現在に至るのですが、前述のように「ぶぶか」監修シリーズがセブンプレミアムに参入したのも、公式が「ななチキ」のトッピングを推奨してきたのも今回が初めての試み。
パッケージには “別売りのななチキを乗せて食べよう!„ と書いてありますけど、はたして「ななチキ推奨 ぶぶか油そば」を調理してから「ななチキ」をトッピングするのか、それとも特別な調理手順が必要なのか——などと思いながら裏面を確認してみたところ『ななチキぶぶかの作り方』を発見。

公式の手順では「1、5分後お湯をすてる」「2、めんとタレをよく混ぜる」「3、ななチキを乗せる」「4、マヨネーズをかける」「5、ザクザクふりかけをかける」「6、特製スパイスをかける」となっているため、ななチキに直接かけるマヨネーズ・ふりかけ・スパイスの相乗効果についてはもちろん、油そばとの相性や通常品「明星 ぶぶか 油そば」との違いにも意識を向けながらレビューします。
開封

今回のカップ麺に別添されている小袋は、振っタレ!の訴求が印象的な「コクとろダレ」に「マヨネーズ」「新食感!ザクザクふりかけ」「旨さブースト!特製スパイス」の組み合わせで、コクとろダレの外装はNB(ナショナルブランド)の「明星 ぶぶか 油そば」を踏襲していますが、ふりかけ・スパイスは「ななチキ推奨 ぶぶか油そば」専用のデザイン。

麺は油で揚げた太めのフライ麺で、湯戻し時間も長めの5分。調理前のビジュアルは定番の「明星 ぶぶか 油そば」と酷似した雰囲気で、原材料名の「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、酵母粉末」という構成も完全に一致することから、通常品と同じ麺を使用している可能性は高いです。
ちなみに本商品の販売店はセブン-イレブン店舗のみに限定されているのですが、販売価格は1食あたり278円(税込300.24円)に設定されているため、NBの「明星 ぶぶか 油そば」をセブン-イレブンで購入した場合と同じ値段。そこに「ななチキ」223円(税込240.84円)をプラスすると、合計金額は541円に跳ね上がってしまうのですが‥‥

2026年1月13日~1月19日までの期間中、全国のセブン-イレブン店舗を対象に「ななチキ」「揚げ鶏」「ザクチキ(魅惑のうま辛)」各商品24円引きのキャンペーンを実施しているため、その期間内であれば「ななチキ推奨 ぶぶか油そば」と「ななチキ」の合計金額は税込515円。いずれにせよワンコインはオーバーしますけど、その価値があるのかどうか、しっかり検証していきます。
製品詳細情報・購入価格等
| 製品名:セブンプレミアム ななチキ推奨 ぶぶか油そば 販売者:明星食品株式会社 製造所:+R 東日本明星株式会社 埼玉工場(埼玉県比企郡嵐山町川島2360) 内容量:165g(めん130g) 商品コード:4902881484787(JAN) |
| 発売日:2026年1月13日(火) 実食日:2026年1月14日(水) 発売地域:全国 取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン) 小売価格:278円(税別) 購入価格:300円(税込) |
| 麺の種類:油揚げ麺 スタイル:角型ビッグ 容器材質:プラ(PS) 湯量目安:770ml 調理時間:熱湯5分 小袋構成:4袋(コクとろダレ・マヨネーズ・ザクザクふりかけ・特製スパイス) |
原材料名とアレルギー表示
| 【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、植物性たん白、酵母粉末)、ソース(豚脂、マヨネーズ、しょうゆ、糖類、植物油脂、豚・鶏エキス、食塩、たん白加水分解物、油脂加工品、チャーシューペースト、醸造酢、香辛料、香味調味料)、ふりかけ(パン粉加工品)、スパイス(香味調味料、糖類、香辛料)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(加工デンプン、増粘多糖類)、炭酸カルシウム、かんすい、酒精、乳化剤、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、香料、カロチノイド色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、酸味料、(一部に卵・乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・りんご・ゼラチンを含む)※本商品製造工場では、えび・かに・くるみを含む商品を製造しています。 |
実食開始

今回のカップ麺に別添されている小袋は4パックすべて後入れなので、それらを取り出してから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で「コクとろダレ(振っタレ!)」を温めながら待つこと5分。ななチキ推奨のコンセプト通りに「ななチキ」も一緒に購入された方は、ついでに保温。時間になったら麺の戻し湯を捨て、後入れの「コクとろダレ」を “3秒振ってから„ 全体に馴染ませて「ななチキ」をドン!

続けて「マヨネーズ」「ザクザクふりかけ」「特製スパイス」をトッピングしたら出来上がり‥‥なんですけど、想像以上に彩りが無視されていた件w いつもの「明星 ぶぶか 油そば」には “ねぎ、ローストガーリック、きざみのり、七味唐辛子、ブラックペッパー„ を配合した「ふりかけ」や「ナルト」も入っているため、余計にそう感じてしまったのかも。
しかし、その中央に鎮座する「ななチキ」の存在感たるや。ジャンクさに視点を絞ってみると、全体が揚げ物に見えてくる‥‥というか実際に揚げ物の塊なんですけど、おかげで背徳感は申し分ありません。というわけで、引き続き通常品との違いはもちろん、マヨ・ふりかけ・スパイスによる「ななチキ」の変化にも注目しつつ「めん」「たれ」「マヨネーズ・ふりかけ・スパイス」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。
| 栄養成分表示:1食(165g)あたり |
| カロリー:753kcal たん白質:10.7g 脂 質:36.4g 炭水化物:97.1g (糖 質:94.4g) (食物繊維:2.7g) 食塩相当量:6.0g ビタミンB1:0.41mg ビタミンB2:0.35mg カルシウム:180mg |
| ※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。 |
めん


体感的に通常品と同じ油揚げ麺
もっとも外側に位置する部分は比較的にソフトな口当たりなのですが、いざ噛み込んだときの食感は別物で、中心部にかけて密度が高く、そこそこの気泡を残しながらもカタめの噛み応え。それでいて熱湯5分きちんと守れば戻りムラが気になることもなく、時間の経過に伴う余熱のダレも目立たない、基礎クオリティの高い仕上がりです。

その食べ応えと耐久性は、定番の「明星 ぶぶか 油そば」に共通する特徴で、もしかすると微調整している可能性が無きにしも非ずではあるものの、十中八九いつもの油揚げ麺。前述のように原材料名の構成も完全に一致しますし、大盛り仕様の内容量(めん130g)にも変更はありません。
単体の自己主張が凄まじいため、ななチキを尊重するような配慮の片鱗も感じさせないチョイスになりますが、これぞ「ぶぶか」らしいボリューム感。先に触れると後述する「たれ」の方向性もオリジナルに近いため、まったく違和感を覚えませんでした。しかし、総合的にみて「ぶぶか」らしいかと問われたら、ほぼ別物と答えます。その理由は、ふりかけとスパイスの中身。
たれ


こちらも完全に「ぶぶか」サイド
通常品と原材料名の表示を比較すると、香辛料の内訳(ジンジャー、赤唐辛子、ガーリック)は省略されているのですが、それを除くと「豚脂、マヨネーズ、しょうゆ、糖類、植物油脂、豚・鶏エキス、食塩、たん白加水分解物、油脂加工品、チャーシューペースト、醸造酢、香辛料、香味調味料」と最後まで完全に一致。
通常の「振っタレ!」と小袋のカラーリングが異なる、これは内容にも変更を加えていることを示唆するポイントでもあるのですが、そうだとしても微調整に過ぎない内容で、体感的にも「明星 ぶぶか 油そば」の「振っタレ!」と変わりません。
濃口しょうゆベースのキリッとしたタレを軸に、チャーシューペーストで畜肉系の旨みを加え、豚脂をはじめとするオイリーなテイストの間に醸造酢の酸味が硬派に通る、唯一無二の「ぶぶか」らしい世界観は健在。そのため油揚げ麺+コクとろダレだけの状態だと「明星 ぶぶか 油そば」と大差ないフレームワークとなっているのですが‥‥
マヨネーズ・ふりかけ・スパイス


ななチキのポテンシャルすら引き出す布陣
別添の「マヨネーズ」はプレーンタイプで、すっかり市民権を獲得した “マヨビーム・ノズル„ を搭載。どちらも「明星 ぶぶか 油そば」に共通する特徴なのですが、大盛り仕様のボリューム感とは裏腹に、マヨネーズの量はレギュラーサイズの「一平ちゃん夜店の焼そば」と同じ‥‥いや、それよりも体感的に少なく思えるバランスたので、びっくりするほど存在感がありません。

しかし、めちゃくちゃ効果的だったのが「ザクザクふりかけ」の食感で、その正体はガリガリになるまで水分を飛ばしたパン粉加工品。小袋には大きく “新食感„ などと書いてありますけど、しょせんパン粉ですから、これを単体で口に放り込んだところで物珍しい食感ではありません。ただ、これが「ななチキ」と重なると実に面白い。
それこそ揚げたてのフライドチキンを彷彿とさせる、あのカリッとした衣の芳ばしい食感にリンクするため、臨場感の底上げに大きく寄与。まさに “揚げたての「ななチキ」を食べているような感覚„ を演出してくれていたので、その観点から評価すると目新しい装置。しかも、その臨場感は「ななチキ」抜きで油揚げ麺を食べているときにも楽しめます。

さらに「特製スパイス」も面白く、某フライドチキン専門店の香りを彷彿とさせる配合から、全体のフライドチキンらしさがイッキに加速。正直、この「特製スパイス」と「ザクザクふりかけ」だけで “フライドチキン味„ を表現できる水準に達しています。つまり、その凄まじい効果が “総合的にみて「ぶぶか」らしいかと問われたら、ほぼ別物„ と前述した理由なんですけど、しっかり記憶に残るインパクトを植え付けてくれました。
総評
マヨネーズが思いのほか主張してこなかったのは残念なポイントになりますけど、ふりかけのザクザクが衣の揚げたて感ブーストし、某フライドチキンを彷彿とさせるスパイスの香りが加わることで、より専門的な味わいに。油揚げ麺とタレは「ぶぶか」らしさを忠実に守り、ふりかけとスパイスは「ななチキ」サイドに振り切っている、いい意味で両極端な構成でありながら、まったく違和感を与えないランディングも見事。
ただ、個人的に最も印象に残ったのはぶぶかにドーピングされた「ななチキ」が異様にうめぇっていう——いやほんとにw これこそが「ななチキ推奨 ぶぶか油そば」の真価なんじゃないかと。セブン-イレブンに骨付きの「スペシャルななチキ」もありますけど、あれ1本あたり352円(税込380.16円)じゃないですか。正直、それに匹敵する‥‥いや、コスパを踏まえると今回のドーピングななチキに軍配を上げたいほど。

結論として、今回の「ななチキ推奨 ぶぶか油そば」の購入を検討されている方は、絶対に「ななチキ」も買ってください。ちなみにカロリーを気にされている方も多いようですが、ななチキ推奨ぶぶか油そば(753kcal)+ななチキ(173kcal)の総熱量は “926kcal„ なので、他の食事でカバーすれば大丈夫。その価値は十二分にありますよ。【author・taka :a(大石敬之)】


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