「蒙古タンメン中本 辛旨飯」に中本の「辛旨豆腐スープ」を入れてみた結果‥

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セブンプレミアム

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、「蒙古タンメン中本」店主・白根誠氏監修商品、「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨飯」と「セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨豆腐スープ」を使ったアレンジレシピの実践と実食レビューです。

“中本通” がオススメする激うまアレンジ!?

蒙古タンメン中本の「辛旨飯」を激ウマにする方法があると聞いたので、実際に試してみました。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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蒙古タンメン中本 辛旨飯 with 辛旨豆腐スープ

「蒙古タンメン中本(もうこタンメンなかもと)」とは、おそらく辛いラーメンの中では日本で最も高い知名度を誇るラーメンチェーン店で、運営母体は中本二代目・白根誠氏が代表取締役を務める「株式会社誠フードサービス」。昭和43年(1968年)9月、故・中本正氏が東京都板橋区にて開業した「中国料理中本(ちゅうごくりょうりなかもと)」を前身とし、東京都板橋区に本店を構えています。



先代・中本正氏は、「中国料理中本」創業当初から辛い料理を追求しており、他店には見られないメニューで多くのファンを獲得していました。その当時、まだ20歳だった白根誠氏は、風邪気味の時に友人から “食えばイッパツで治るから” と連れられて、先代が経営していた中本に入店したところ、お店の「味噌タンメン」(現在の辛さレベル3)を注文して悶絶することに‥‥

もともと白根氏は辛い食べ物が苦手だったらしく、あまりの辛さに衝撃を受けたそうです。しかし、最初は辛くて食べられなかったのに気が付けば中本の味、「辛旨」の魅力に惚れ込んでいて、20年間も通い続けた常連客になっていたのだとか。しかし、先代の健康上の理由によって1998年12月に中国料理中本は閉店。

その後、生粋の常連客だった白根氏は心の底から閉店を惜しみ、先代に何度も何度も断られながらも店を継がせてくれと交渉を続けた結果、ついに “お前だったらいいよ” と認められ、伝説の中本は現在の「蒙古タンメン中本」として生まれ変わり、復活を遂げました。お店には家族連れに配慮して辛さゼロの辛くないメニューもあるそうですが、やはり有名なのは辛いラーメン。

メニューの呼び名も「蒙古タンメン」や「樺太ラーメン」、激辛で有名な「北極ラーメン」など、ユニークなタイトルとなっているのですが、モンゴルとは関係なく、先代も純粋な日本人で、 “寒い土地では身体の温まる辛い物を食べるんじゃないか” というイメージから先代が名付けたそうです。それでは、そろそろ本題に参りましょう。



今回の本題は、蒙古タンメン中本の店主・白根誠氏が監修し、セブンイレブンなどで常時販売されている人気商品、「セブンプレミアム 辛旨飯」のアレンジになるのですが、なにやら「辛旨飯」に同店監修の「辛旨豆腐スープ」を入れて調理するだけで、強烈に美味しくなるのだとか‥

開封

いや、もうほんと単純に両者をガッチャンコするだけでいいらしいのですが、順番に手順を追って解説していきます。まずは「辛旨飯」の別添(小袋)ですが、フタの上に貼り付けられている後入れの「辛旨オイル」1袋で、具材や粉末スープなどは個包装なしで最初から容器の中に入っています。開封した瞬間から、けっこうガーリックの香りが強く、それに思わず食欲をそそられるんですよね(笑)。



で、なんともアクロバティックな構図になっているのですが、「辛旨豆腐スープ」に別添されているのは「かやく入り粉末スープ」「とうふ」「辛味オイル」の3袋。かやく入り粉末スープ・とうふは先入れで、辛味オイルのみ後入れになるのですが、今回は辛旨豆腐スープの中身を “すべて辛旨飯に” 入れます。

ちなみに両方とも販売者は蒙古タンメン中本専属の「日清食品」となっているのですが、辛旨豆腐スープの製造所は「東日本明星株式会社 埼玉県比企郡嵐山町川島2360」とパッケージに記載されていました。明星食品は日清食品のグループ企業ですし、日清食品のカップ麺を東日本明星が製造していることもあるので、とんでもないトラブルとかではございません。

製品情報・購入価格

製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨飯
販売者:日清食品
製造所:静岡工場(製造所固有記号 F)
内容量:103g
発売日:2018年10月22日(月)リニューアル
実食日:2019年02月10日(日)
JANコード:4902105945841
希望小売価格:238円(税抜)

発売地域:セブン&アイグループ系列
購入価格:257円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:-(ライス)
容器材質:紙
湯量目安:250ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(辛旨オイル)
製品名:セブンプレミアム 蒙古タンメン中本 辛旨豆腐スープ
販売者:日清食品
製造所:東日本明星(株)埼玉県比企郡嵐山町川島2360
内容量:18g
発売日:2016年04月25日(月)
実食日:2019年02月10日(日)
JANコード:4902105063873
希望小売価格:170円(税抜)

発売地域:セブン&アイグループ系列
購入価格:183円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:-(豆腐)
容器材質:紙/span>
湯量目安:220ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(かやく入り粉末スープ・とうふ・辛味オイル)

原材料名とアレルギー表示

【辛旨飯】原材料名:ライス(米(国産)、乳化油脂、食塩)、スープ(豚脂、粉末みそ、香辛料(にんにく、唐辛子、胡椒、山椒)、砂糖、香味油、小麦粉、野菜調味料、食塩、ポーク調味料、でん粉、玉ねぎ、野菜調味油、乳化油脂、酵母エキス、オニオンパウダー、麦芽糖、植物油脂)、キャベツ、豆腐、味付豚肉、人参、キクラゲ / 調味料(アミノ酸等)、トレハロース、乳化剤、リン酸塩(Na)、香料、増粘多糖類、カロチノイド色素、加工でん粉、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、炭酸Mg、(一部に小麦・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
アレルゲン物質:小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・ゼラチン
【豆腐スープ】原材料名:かやく入りスープ(粉末みそ、食塩、キャベツ、砂糖、ポークエキス、味付肉そぼろ、香辛料(唐辛子、胡椒、山椒)、ねぎ、酵母エキス、乳化油脂、卵粉)、豆腐、オイル(植物油脂、豚脂、野菜調味油、香味油)/ 調味料(アミノ酸等)、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)香料、カロチノイド色素、香辛料抽出物、カラメル色素、セルロース、炭酸Mg、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、リン酸塩(Na)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
アレルゲン物質:小麦・卵・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆・ごま・ゼラチン

アレンジ・実食開始

ほぼライスが見えなくなっているのですが、「辛旨飯」に辛味オイルを除く「辛旨豆腐スープ」の中身(かやく入りスープ・とうふ)をワイルドに開封。もともと豆腐が入っている辛旨飯に豆腐マシマシは素直に楽しみではあるものの、お湯の量は内側の線を守ると味が濃すぎるので、カップの上ギリギリまで熱湯を注ぎます(※ヤケドに注意)。



辛旨飯は「辛旨オイル」、辛旨豆腐スープは「辛味オイル」となっているのですが、フタの上で温めてくださいと書いてあるのは赤い小袋の辛味オイルだけ。ただ、両方とも動物油脂が中に仕込まれているので、スムーズに出せるように、また香り立ちをよくするためにフタの上で温めておきましょう。

規定の待ち時間は熱湯5分となっているのですが、お湯かけ調理のパフライスは熱湯5分だと芯が残ったままパキッとしているので、個人的には最短でも熱湯7分が適切なのではないかと思っています。もちろん好みで調節していただいて結構ですが、大量の粉末スープを加えているため、赤・黒のオイル2袋を入れたら溶け残りがないよう念入りに混ぜてください。にしても、けっこうギリギリなみなみに熱湯を注いだんですけど、ちょこっと下がりました。

そして、最後に一味唐辛子を入れて激辛武装したら完成です。唐辛子は多めに入れるのもポイントらしいのですが、あんまり入れすぎると唐辛子味になってしまうので、蒙古タンメン中本のカップメシ及びカップ麺に限らず、ご自身の耐性値にあわせた適切な量を見極めるのも重要ですね。それでは、実際に食べてみましょう。

ライス

安定のパフライス

おそらく日清食品の「カップメシ」シリーズ(カレーメシ・ぶっこみ飯・日本めし等)に使用されている共通のパフライスで、これは米を一度炊き上げた後に高温・高速の熱風で膨化させる「膨化乾燥技術」を用いたポン菓子に近いものになるのですが、かつての電子レンジ調理と比較して劣る印象は否めません。

まだ「辛旨飯」が四角い容器だった頃は電子レンジで加熱するタイプだったので、それはそれはアツアツアふっくらに仕上がっていたのですが(けっきょく猫舌の私は冷めるまで待たなければ食べられなかったんですけどw)、熱湯調理で食べられる利便性と引き換えに、熱湯5分ではパキッとした歯切れの悪さが目立ちます。



それがいい! という方も中にはいらっしゃると思うので、もちろん否定したりしませんが、個人的には熱湯7〜8分待機、それから1分30秒以上かき混ぜてベストコンディションかなと。ただ、今回は豆腐を追加して熱湯の取り合いになるかと思いきや意外と大丈夫で、しかもアツアツ長時間キープw 後述しますが濃い味+アツアツが好きなら大いにアリなアレンジですね。

スープ

Wオイルの底力

単純計算、辛旨豆腐スープの食塩相当量3.3gが追加されることになるので、とうぜん味は濃くなるのですが、実は辛旨飯の食塩相当量は辛旨豆腐スープよりも少ない2.9gなんです。もちろん足したら食塩相当量の合計は6.2gになるため、けっこう高い数値にはなるのですが、それでもカップラーメンの「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」(6.6g)をスープまで完食するよりもマシですね。

ノーマルの辛旨飯でも味の濃さは充分だと思っているので、ちょっと私には味が濃すぎたのですが、大量に入れた唐辛子の芳ばしさを加味すれば濃い味もネガティブではないかもしれません(量にもよりますが)。それに味の濃さについては最初に入れる「かやく入りスープ」の量を減らす、なんだったら入れずに熱湯の量を通常通りに調節してもいいでしょう。というのも、このアレンジの真価はWオイルだと感じたからなんです。

ちなみに向かって左が「辛味オイル(豆腐スープ)」、右が「辛旨オイル(辛旨飯)」なんですけど、見た目ほとんど変わりません。微妙に風味は異なって感じるのですが、どちらのオイルも単なる辣油ではなく、豚脂や野菜調味油、香味油などが含まれているため、大幅にコクと重厚感が増すことになります。たった小袋ひとつプラスするだけで、かなりリッチなテイストになりますよ。

具材

追加の豆腐で全体の口当たりが滑らかに

圧倒的に辛旨豆腐スープに入っていたフリーズドライ豆腐のほうが大きかったので、ドドーンとボリュームのある見た目なのですが、いかんせん儚い(笑)。さすがよく考えてあって、辛旨飯に入っている豆腐は混ぜても型崩れが比較的マシなのに対し、スープサイドのフリーズドライ豆腐は砕けます。それはもう呆気なくw

ただ、全体の口当たりが滑らかになって、豆腐のコクが大幅に深くなります。特に豆腐の風味を楽しみたいのであれば、とうぜんながら一味唐辛子は追加で入れないほうがいいでしょう。逆に豆腐でマイルドになる分、そこを一味唐辛子で補うパターンもありなので、その時の気分によって食べ分けてみてください。

あと、かやく入りスープ(辛旨豆腐スープ)に入っていた挽肉は辛旨飯よりもサイズが大きく、味付けもジャンクで存在感があった反面、米と豆腐の関係か3つくらいサクサクだったので、ちょっと軽すぎて浮いているような嫌いが無きにしも非ずでした。

まとめ

実は今回この記事を作成するにあたり、「1. 辛旨飯に小袋全投入・一味唐辛子多量(最初の作り方)」「2. 辛旨飯に小袋全投入・一味唐辛子なし」「3. 豆腐と辛味オイルのみ辛旨飯に追加して熱湯は規定量」の3パターン試してみたのですが、最も美味しいと感じたのは「3」でした。しかしながらライスの項目でも触れたように、濃い味アツアツで食べたいのであれば「1」や「2」も試す価値ありですよ。

フリーズドライの豆腐が増えることで口当たりは滑らかに、そして豆腐の旨味も膨よかになるのですが、何と言ってもWの辛いオイルで刺激とコクのリッチ感が倍増する、というのが今回のアレンジの醍醐味。一方その頃「辛旨豆腐スープ」といえば、辛味オイルと豆腐を取り上げられて身包み剥がされた状態なのでw だいぶスッキリとしたスープになっているのですが、これはこれでシンプルな加減も悪くないなと。

辛旨飯も辛旨豆腐スープもセブンイレブンで購入するとコスパ最高とは言えませんし、正直ちょっとネタ要素の強いアレンジかもしれませんが、ダブル豆腐+ダブルオイルのリッチ感は1回くらい試してみても損はないかなと思います。

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