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担担麺好きも納得の一杯!? クロゴマ・イズ・グレイト「MEGAゴマ 黒胡麻担担麺」で熱烈ゴマ推し!!

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2021年9月6日(月)新発売、エースコックのカップ麺「MEGAゴマ 黒胡麻担担麺」の実食レビューです。

大量の「黒ゴマ」と仕上げの「追いゴマ」を別添した “担担麺好きも納得の一杯” MEGAシリーズ第19弾!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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MEGAゴマ 黒胡麻担担麺

MEGA(メガ)とは、大阪府吹田市に本社を置くエースコックの即席カップめんブランドで、メニューの持つおいしさの代表要素を “とことん高めた一杯” がテーマ。2015年(平成27年)7月13日発売の第1弾「MEGAニボ ど煮干し中華そば」を皮切りに、同社の驚き&やりすぎ「EDGE(エッジ)」とは違う突き抜け系の商品を展開しています。

素材に特化した突き抜け系が「MEGA」

今回の新商品「MEGAゴマ 黒胡麻担担麺(くろごまたんたんめん)」は、担担麺が持つ美味しさの代表要素である “ゴマの芳ばしさ” に着目し、それを大量の黒胡麻で表現したMEGAシリーズ最新作。実は以前にも大量の白胡麻を特徴とする「MEGAゴマ」を発売していたので、その黒胡麻バージョンといったところ。

初めて「MEGAゴマ」がリリースされたのは、現在を遡ること5年以上、2016年(平成28年)7月25日の話。それは第1弾の「MEGAニボ」に続く “美味しさの代表要素をとことん高めた突き抜け系カップめん「MEGA」シリーズ第2弾” として開発された商品で、最初から大量の煎り胡麻を搭載していたのですが、さらに別添の追い胡麻(ふりかけ)付きという強烈にゴマ推しな一杯を展開。

その約3年後、2019年(令和元年)7月22日にMEGAシリーズ第10弾として「MEGAゴマ 担担麺(二代目)」を発売しており、当時のニューススリリースではエースコック史上最多量の「ゴマ」をアピール。スープ・かやく・ふりかけまで、これでもかと徹底的にゴマを使用した、とにかくゴマのインパクトが凄まじいカップラーメンだったと記憶しています。

クロゴマ・イズ・グレイト!!

つまり、今回の「MEGAゴマ 黒胡麻担担麺」は、2016年7月発売品及び2019年7月発売品の流れを汲んだ “三代目” の「MEGAゴマ」で、パッケージの「クロゴマ・イズ・グレイト!!」は2020年7月27日発売の「MEGAニボ ど煮干し中華そば(三代目)」や2021年1月4日発売の「MEGA鶏 濃厚鶏そば」ほか、同年6月7日発売の「MEGA辛 濃厚鬼辛キムチラーメン」にも共通する謳い文句。

これまでに発売された「MEGA」の歴史を振り返ると、いくつか同じ商品名(例「MEGAニボ」「MEGA豚」「MEGA辛」「MEGA味噌」等)もありましたが、それも含めて今回の「MEGAゴマ 黒胡麻担担麺」はMEGAシリーズ第19弾に該当する新作。意外にも黒胡麻推しは初の試みなのですが、従来の「MEGAゴマ」が素晴らしかったので、否が応でも期待せざるを得ない展開です。

エースコックのニュースリリースに “史上最大量の-・” といった文面は見当たらなかったので、従来の「MEGAゴマ」以上に黒胡麻を使用しているわけではないようですが、パッケージに “追い黒ゴマふりかけ付き” とあるように、かやくとしての黒胡麻だけでなく、後入れの黒胡麻も併用しているのが注目したいポイント。

今回も徹底的にゴマ推し

余談ですが「MEGAゴマ 黒胡麻担担麺」の発売と同日、ごまを4倍に増量した「EDGE×わかめラーメン ごまごまごま・しょうゆ ごま4倍」及び「EDGE×わかめラーメン ごまごまごま・しお ごま4倍」も発売しているため、エースコックのゴマ強化週間(?)的な感じになりました。

>> ごま足りてました? 準主役が下克上「EDGE×わかめラーメン」今度は「ごま4倍」で “わかめ” を凌駕!!

すでに「EDGE×わかめラーメン」はレビュー済みなので、感想や評価などの詳細が気になる方は、上記の関連ページをご覧ください。

開封

まずは「調味油」を取り外す

さて、今回のカップ麺に別添されている小袋は、フタの上に貼り付けてある「調味油」が1袋。エースコックの縦型カップ麺といえば、いつも最初から容器の中に小袋を別添する方式が基本なので、比較的に稀な光景といえるかもしれません。とはいえ容器側面に “追い黒ゴマふりかけ付き” と記載されていたように‥‥

「MEGAゴマ」も例に漏れず‥‥

フタを開けると「ふりかけ」の小袋が入っているので、お湯を入れる前に取り出します。ちなみに2016年と2019年の「MEGAゴマ」も同じ別添方式を採用しており、小袋の種類も「調味油」と「ふりかけ」の計2種類でした。あいかわらず後者については粉末スープまみれなので、気になる方は注意してください。

なお冒頭にも記載したように、正式な発売日は2021年9月6日(月)なので、ちょっとフライング(2021年9月5日現在)のレビューになりますが、新商品に強い量販店では宵積みしている場合も珍しい話ではありません。もちろん月曜日から全国のスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなど、さらに火曜日からはコンビニでも販売されるので、このレビューが参考になれば幸いです。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:MEGAゴマ 黒胡麻担担麺
製造者:エースコック株式会社
製造所:W・関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816-175)
内容量:95g(めん70g)
商品コード:4901071247324(JAN)
発売日:2021年09月06日(月)
実食日:2021年09月05日(日)
発売地域:全国
希望小売価格:220円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(調味油・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵白粉)、スープ(植物油脂、食塩、おからパウダー、ポークエキス、粉末みそ、白ごま、酵母エキス、ポーク調味料、香辛料、砂糖、たん白加水分解物、香味調味料、チキンエキス、香味油、全卵粉)、かやく(黒ごま、鶏・豚味付肉そぼろ、ねぎ)、ふりかけ(黒ごま、花椒、チキン調味料)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、香料、増粘多糖類、カラメル色素、微粒二酸化ケイ素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

最初から入っている黒胡麻の量も多い

別添の小袋は2種類とも後入れなので、それを取ったら熱湯を内側の線まで注ぐのですが、すでに黒胡麻の量は多く、この段階から「MEGAゴマ」といっても誇張ではありません。ただ、歪な肉そぼろの形から察するに、おそらくスポンジみたいな食感の味がしない肉そぼろ(はずれ系)だと思うので、それについては残念なポイント。などと思いつつ‥‥

ゴマゴマゴマゴマゴマゴマゴマ‥‥

お湯を注いでから3分後、追い黒ゴマふりかけのインパクトが凄まじく、もう肉そぼろとかどうでもいいですねw 調理の際に注意しなければいけないポイントは、かならず小袋の中身を後入れすること。それから調味油の入っている小袋は、熱湯を注いでからフタの上で温め、食べる直前に “よくもみほぐしてから入れる” ように気をつけてください。

ひとまず黒胡麻のインパクトについては申し分ない調理直後、エースコックのニュースリリースには、スープの特徴について “花椒や唐辛子をアクセントに-・” との記載があったので、念のため辛さと痺れにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく・ふりかけ」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(95g)あたり
カロリー:459kcal
たん白質:10.9g
脂  質:23.9g
炭水化物:50.1g
食塩相当量:4.6g
(めん・かやく:1.2g)
   (スープ:3.4g)
ビタミンB1:0.60mg
ビタミンB2:0.43mg
カルシウム:526mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:459kcal(めん・かやく:385kcal)(スープ:74kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

クオリティの高い低加水麺

5.0

前にも何度か食べたことがある感じの油揚げ麺なので、おそらく新開発ではないと思うのですが、けっこうクオリティの高い麺ですよ。丸刃で切り出された丸断面の形状で、緩やかな縮れがあり、サイズは中細。けっこう加水率を下げているのですが、熱湯3分ぴったりで食べ始めると、軽快な歯切れと適度な硬さの歯応えが楽しめます。

きちんと熱湯3分で食べごろ

タイプとしては豚骨ラーメンに合うような、プツンッと内側から弾けるように切れる低加水麺で、そのわりに耐久性もあり、最後まで歯切れのよさが楽しめるのもポイント。さすがにノンフライ麺ほど繊細なタイプではないのですが、油揚げ麺の風味も穏やかで、むしろ特有のコクがスープに対してプラスに作用していると感じたくらい。

写真では絡んでいませんが、ふつうに食べると麺に容赦なく胡麻が絡んでくるので、口の中では常にプチプチとした粒感が炸裂している状態。そんな胡麻の食感と麺の歯切れのアンサンブルが心地よく、ある種の相乗効果を発揮していました。サイズも太すぎず細すぎず、いい取り合わせですね。

スープ

日本式の穏やかな担担スープ

5.0

最初から入っている粉末スープは、従来の「MEGAゴマ」と同じような骨組みで、日本の味噌(粉末みそ)で全体の味を調えた日本式。唐辛子の辛さや花椒の痺れも弱く、四川風の本格さは意識されていませんが、おからパウダーを多めに使い、ちょっとザラついた舌触りと甘みを出しているのがエースコックらしいフレームワーク。

野菜を炒めたような風味も印象的

そこに加える「調味油」は辛そうな見た目をしていますが、すべて投入した後も辛味は弱く、花椒オイル的な痺れる要素も目立ちません。しかし、ふわっと香る胡麻油の芳ばしさと炒め野菜の風味が重なって、スープに横広がりの旨みを加えてくれるような存在。辣味(らつみ)や麻味(まみ)といった刺激的な要素は控えめなので、そこに期待すると肩透かしではあるものの、あくまで今回の主役はゴマ。

かやく・ふりかけ

まさにMEGAゴマ

7.0

わずかに白胡麻も入っているのですが、とにかく黒胡麻の量が凄まじく、そのインパクトは画像を見ても一目瞭然。ただ、上記の写真は “ふりかけを入れる前” の状態。つまり最初から入っている胡麻だけを撮影した写真なんですけど、なかなかに黒いw ちなみに肉そぼろは例のスポンジ食感で、ネギも汎用の青葱だったのですが、そこに「ふりかけ」を加えると‥‥

実は黒胡麻だけじゃない

ええ、まさにMEGAゴマ。その追い黒胡麻が放つインパクトの強さもさることながら、すこし花椒の粉末もブレンドしているため、全体的に胡麻の芳ばしさがブーストするだけでなく、花椒の華やかな清涼感もプラスされるのがポイント。それでも花椒の痺れは控えめですが、とにもかくにも大量に入っているゴマが強烈で、一点集中型だからこその潔さに魅力を感じる仕上がりです。

総評

6.0

使用しているゴマは100%黒胡麻ではないのですが、圧倒的に黒胡麻の比率が高く、なるほどゴマ・イズ・グレイト!! も伊達じゃありません。ひとつ前のページでレビューした「EDGE×わかめラーメン」の “ごま4倍” もスゴかったけど、わかめが入っていない分、こちらのほうがストレートに胡麻の芳ばしさが楽しめました。

それと同時に “何事にも適量ってあるよね” という複雑な感情も並行しつつw いいじゃないですか、潔くて。おそらく今後も「MEGAゴマ」はリリースされると思いますが、数量・期間限定のスポット商品なので、気になっている方は早めに最寄りの販売店をチェックしてみてください【author・taka :a(大石敬之)】

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