意外と辛い!?マルタイ格安カップ麺「うま推し」富山ブラックラーメン / 宮崎辛味噌ラーメン

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味のマルタイ

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年11月5日(火)新発売のカップ麺、味のマルタイ「うま推し 富山ブラックラーメン」と「うま推し 宮崎辛味噌ラーメン」の実食レビューです。

マルタイの格安カップ麺「うま推し」シリーズに旨辛ご当地ラーメン2品が新登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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うま推し 富山ブラック / 宮崎辛味噌

うま推し(うまおし)シリーズとは、味のマルタイこと株式会社マルタイが送る安売り用の廉価版カップ麺で、メーカー希望小売価格はオープン価格。マルタイの縦型レギュラーサイズ・オープン価格商品は以前から存在していたのですが、2018年6月から「うま推し」シリーズとして正式に独立しています。

今回のテーマは、富山県富山市中心部発祥の人気ご当地ラーメン「富山ブラックラーメン」と宮崎県の辛旨ご当地ラーメン「宮崎辛味噌ラーメン」で、2品同時にリリース。富山ブラックといえば他社の定番カップラーメンにもなっているくらい全国的な知名度を誇る有名なラーメンですが、宮崎の辛味噌ラーメンはカップ麺でも珍しい題材。



近年、続々と新商品が投入され、その人気は依然として衰えることを知らず、むしろ年々活性化し続けている辛い系のラーメン市場——その中でもマルタイは、醤油の濃さと “黒胡椒の辛味(ピペリン)” に定評のある「富山ブラックラーメン」、そして黒胡椒の刺激とは違う “唐辛子の辛味(カプサイシン)” にスポットを当てた「宮崎辛味噌ラーメン」に着目します。

それを手頃なオープン価格の縦型カップ麺で再現したのが今回の新商品なのですが、辛味噌ラーメンといえば仙台のイメージが強く、辛味噌=宮崎というのは意外な組み合わせ。実際、「宮崎 辛味噌 ラーメン」などで検索しても漠然とした検索結果が表示されたんですけど、思えばマルタイは九州・福岡に本社を構えているメーカーなので、九州つながりが理由かもしれません。

2018年6月4日に発売された「えびだし塩ラーメン」及び「旨辛山椒担々風ラーメン」が “うま推し” シリーズ第1弾、翌2019年3月4日に第2弾「長崎えびだし塩ラーメン」(第1弾のリニューアル)と「博多屋台とんこつラーメン」を発売。そして2019年6月24日に発売された「長崎塩レモンラーメン」が前回の新商品なので、今回の「富山」と「宮崎」は第4弾の新作。

「富山ブラックラーメン」のパッケージには “醤油ベースに胡椒を効かせたポークとチキンの旨み” としか書いてないけれど、「宮崎辛味噌ラーメン」のパッケージには “赤味噌ベースに「宮崎県産鶏エキスを使った」辛旨風味” ということで、テーマは辛味噌なのに鶏エキス——ご当地の味噌じゃないのか。などと思いつつ、宮崎といえば地鶏が有名ですもんね。



みやざき地頭鶏(じとっこ)使用! みたいな銘柄指定はされていませんが、前回の「長崎塩レモンラーメン」も長崎県産塩を使用した地産地消系の製品だったので、今後そういった方向性を軸に展開していくのかもしれません。で、冒頭でも触れたように、「うま推し」シリーズはオープン価格の廉価版(れんかばん)商品。

(なぜか右奥の1個だけ「和ラー」だった‥)

マルタイの公式通販サイトで購入する場合、各1個あたり税別160円(※2019年11月現在、公式通販サイトでは1ケース12個入り単位での販売のみなので、税込2,074円+送料が必要)で販売されているのですが、北近畿のローカルスーパーでは1個あたり税込105円で販売。お店によって値段は前後しますけど、だいたい100円前後が平均売価になると思います。

開封

果たして感嘆符(!)の位置は「うま!推し」が正しいのか、それとも「うま推し!」なのか——と、それはさておき両商品ともに小袋の別添はなく、「富山ブラックラーメン」の具材は肉そぼろ、かきたま、ねぎの3種類。富山ブラックに掻き玉のイメージはないのですが、生卵のトッピングが定番なので、そのイメージでしょうか。だいぶ粉々ですけど‥w



ちなみに株式会社マルタイは、2009年(平成21年)10月にサンヨー食品株式会社(サッポロ一番)と資本・業務提携を締結。2012年(平成24年)7月以降、サンヨー食品の製造部「太平食品工業株式会社」にカップ麺の製造を委託しており、今回の新商品も太平食品工業の「九州工場」で生産しています。

「宮崎辛味噌ラーメン」の具材は、キャベツ、肉そぼろ、コーンの3種類。そもそも宮崎の辛味噌ラーメンに詳しくないので、これが定番のトッピングなのかイレギュラーなのか判断できないのですが、一般的なカップみそラーメンのイメージ的にはオーソドックスな構成ですね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:縦型富山ブラックラーメン / 縦型宮崎辛味噌ラーメン
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:太平食品工業株式会社 九州工場(F)福岡県飯塚市平恒1-8
内容量:62g / 63g(めん50g)
商品コード:4902702004392 / 4902702004408(JANコード)
商品サイズ:φ100×110(mm)

発売日:2019年11月05日(火)
実食日:2019年11月15日(金)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:スーパーマーケット
商品購入価格:105円(税込)
希望小売価格:オープン価格

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー(標準サイズ)
容器材質:紙
湯量目安:330ml
調理時間:2分30秒
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【縦型富山ブラックラーメン】油揚げめん〔小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵粉〕、スープ(食塩、砂糖、粉末しょうゆ、ポークエキス、デキストリン、チキンエキス、野菜粉末、たん白加水分解物、香辛料、粉末魚醤、でん粉、酵母エキス、植物油脂)、かやく(鶏そぼろ、卵、ねぎ)/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸Ca、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、甘味料(キシロース)、pH調整剤、香料、(一部に小麦・卵・ごま・大豆、鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【縦型宮崎辛味噌ラーメン】油揚げめん〔小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、卵粉〕、スープ(粉末味噌、食塩、砂糖、香辛料、野菜粉末、チキンエキス、たん白加水分解物、ポークエキス、でん粉、酵母エキス)、かやく(キャベツ、鶏そぼろ、コーン)/ 調味料(アミノ酸等)、加工でん粉、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、香料、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

どちらの商品も麺は油で揚げた “湯戻し時間2分30秒” の白っぽい細麺を採用していて、この「2分30秒」という絶妙な設定もマルタイの個性を象徴するポイントの一つ。加えて容器側面下に表示されている作り方(召し上がり方の文末)に、 “調理時間はお好みで調節してください” という一文が添えてあるのも特徴です。



先ほどマルタイの縦型カップ麺は太平食品工業(サンヨー食品の製造部)が製造していると書きましたが、太平食品工業の製造ラインには大盛バケツ型を生産する設備が整っていないため、大盛バケツ型の新商品を出す時には “スーパーカップ1.5倍” でおなじみエースコック(サンヨー食品の子会社)に製造を委託しています。マルタイはともかくサンヨー食品から基本的に大盛バケツ型の新商品が出ないのは、これが理由ですね。

さて、「富山ブラックラーメン」「宮崎辛味噌ラーメン」ともに調理後の具材は必要最低限といったところ。安さが売りのオープンプライス商品なので、今回のテーマになっている辛さレベルとコストパフォーマンスに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(62g / 63g)当たり

カロリー:278kcal / 280kcal
たん白質:6.2g / 6.5g
脂  質:12.2g / 11.8g
炭水化物:35.9g / 37.0g
食塩相当量:5.4g / 4.9g
(めん・かやく:1.3g / 1.3g)
   (スープ:4.1g / 3.6g)
カルシウム:166mg / 167mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:278kcal / 280kcal(めん・かやく:241kcal / 255kcal)(スープ:37kcal / 25kcal)

(縦型富山ブラックラーメン / 縦型宮崎辛味噌ラーメン)

※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いかにも安っぽくて個人的には好きw
3.5

「富山ブラックラーメン」の麺は、丸刃でカットされている丸断面の細麺で、ゆるい縮れが施されています。粘り気のある弾力よりも歯切れの良さが目立ち、加水率は低く、スープとの一体感は高いのですが、実際の富山ブラックラーメンで一般的な麺は加水率の高い太めの多加水麺なので、タイプとしては真逆。ただ、再現性を度外視すると、単純にスープとの相性は悪くありません。

「宮崎辛味噌ラーメン」の麺も丸刃でカットされた白っぽい見た目の細麺で、粘り気よりも歯切れの良さが特徴的な丸断面の低加水麺が採用されています。みそラーメンの麺といえば、北海道・札幌を筆頭に太めの多加水ちぢれ麺の印象が強かったりしますけど、調べてみたら宮崎県内で細麺の味噌ラーメンを提供している店も少なくないようですね。



おそらく前回発売品の「うま推し 縦型長崎塩レモンラーメン」と同じ麺で、単純に同シリーズ間で汎用している共通の油揚げ麺だと思います。どんな題材のラーメンに使っても可も無く不可も無しになりそうな、インスタント感の強いスナック的な麺ではあるものの、ある意味この値段でしか食べられないチープさも魅力的。評価としては及第点ですけど、悪くないです。

スープ

意外と辛い宮崎辛味噌
3.9

「富山ブラックラーメン」のスープは、いかにもカップラーメンらしい旨み成分が幅を利かせている醤油味で、かなり普遍的な味わい。ただ、比較的しょうゆ強めのスープではあるものの、液体しょうゆではなく粉末しょうゆなので、実際の富山ブラックみたいなインパクトはなく、なんといっても “胡椒が弱い” のが決定打に欠けるポイント。

ペッパー系統のアクセントは明白ですが、黒胡椒ごりごり系ではなく、ふつうのラーメンコショーをパッパッパッと振った程度。税込105円で購入したカップラーメンとして、単純に味だけでいえば美味しいですし、ふと思わず食べたくなるカップラーメンならではのチープさが魅力ではあるものの、富山ブラック的には可も無く不可も無しと言わざるを得ません(けっこう味はイイ感じなんですけどね)。

しかし、「宮崎辛味噌ラーメン」のスープは——侮ってました、こいつ “地味に辛い” ですw ぜんぜん見た目は普通の味噌スープですし、別添のラー油が浮いているわけでもないのですが、けっこうパウダー状の赤唐辛子が多く入っていて、辛い食べ物が得意ならピリ辛上位・辛い食べ物が苦手だと中辛以上といったところ。

宮崎県産鶏エキスは正直そんなに目立っていませんが、味噌のタイプはサッポロ一番みそラーメンよろしく輪郭のある赤味噌が軸になっていて、税込105円のスープにしては上々の味。スナック的な麺との相性もよく、宮崎らしさはさておき「辛い味噌ラーメン」の体は成していました。

具材

鶏肉そぼろがウマい
3

「富山ブラックラーメン」に入っている具材のうち、かきたまは混ぜると散り散りになってしまうので、ほぼほぼ存在感はありません。意識しきて食べると卵の風味を感じるのですが、集中しないと味覚に作用してこないので、ほとんど飾りです。反面、ネギは普遍的なスープと相性がよく、スパイシーな肉そぼろ(鶏)が意外と侮れない美味しさ。

「宮崎辛味噌ラーメン」にも同じ肉そぼろが入っていて、小さいながらにスパイシーな味付けから、意外と存在感があります。辛味噌ラーメンに入っているキャベツとコーンはスープとの相性もよく、その分ちょっと富山ブラックより肉そぼろの数が少ない気もしたんですけど、結果どちらも値段相応のボリュームでした。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3+)

宮崎の辛いラーメンといえば「辛麺(からめん)」の知名度が高いのに、なんでマルタイは味噌ラーメンをチョイスしたんだろう——と、それはさておき「宮崎辛味噌ラーメン」は “地味に辛い” です。辛口ほどではないけれど、まあまあ辛い。反面、「富山ブラックラーメン」は “辛くない” のですが、どっちが美味しいかと聞かれたら富山ブラックも侮れません。

実売価格以上のサプライズはないけれど、オープン価格でしか味わえない魅力がありました(※当ブログの3つ星は、イマイチではなく “ふつうにおいしい=及第点” です)。湯戻し時間は1分30秒だとサクサクした箇所が多く残るハリガネ食感、2分ジャストでフタを開けると絶妙な歯応えが楽しめたので、30秒くらい早めに開けても大丈夫ですよ。

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