「マルちゃん ワンタンラーメン 塩担担味」セブン&アイグループ限定

東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年2月4日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん ワンタンラーメン 塩担担味」の実食レビューです。

あの「マルちゃん ミニワンタン」シリーズがカップラーメンに!? セブン&アイグループ限定販売!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

マルちゃん ワンタンラーメン しょうゆ味

私はセブンイレブンの店頭で初めて見かけたのですが、これまでに「しょうゆ味(2013年・2016年)」「シーフード味(2015年)」「とんこつ味(2015年)」「担担味(2016年)」など、セブン&アイグループ限定で何度かカップラーメン版の「マルちゃん ミニワンタン」が販売されていたようですね。

というわけで詳細を教えていただこうとカップ麺のパッケージに掲載されている問い合わせ先、「東洋水産株式会社 お客様相談室」に電話をかけてみたところ、「この商品につきましてはセブン&アイグループ様との共同開発商品なので、私共からお答えできることは――」‥‥って、 “お客様相談室” の意味w

仕方がないので東京都千代田区にあるセブン&アイグループの本部に問い合わせたのですが、コンビニ(セブンイレブン)限定の商品ではなく、イトーヨーカドーなどのスーパーマーケットを含む全国のセブン&アイグループ系列店にて取り扱われていると教えていただきました。ついでにマルちゃんのスープワンタン系商品との関連性について尋ねてみると、「そのご質問に関しましては東洋水産様のほうに――」‥‥くっww

再び東洋水産に問い合わせてみたところ、サポートセンターの方(最初とは違う方)は「私共からお答えできることは――」の繰り返しだったので諦めましたが、同時発売品として「マルちゃん ワンタンラーメン しょうゆ味」があり、ともにセブン&アイグループ限定、今週・2019年2月第1週の新商品になります。

「マルちゃん ミニワンタン」シリーズの定番フレーバーに「担担スープワンタン」はありますが、「 “塩” 担担」はありません。ちょっと珍しい題材かもしれませんが、これまでに東洋水産は「本気盛(マジモリ)」や「マルちゃん正麺(カップ)」から塩担担麺を出しているので、推したいフレーバーの一つなのかもしれません。

東洋水産の担担系は粒胡麻の量が印象的だったりするのですが、マルちゃん正麺の塩担担はニンニクが強めでスタミナ感のある塩スープ、本気盛の時は胡麻油が強めに香っていて、どちらも胡麻系担担とは完全に別物だったんですけど、出汁の旨味が印象的だったのを覚えています。さて、塩担担味のワンタンラーメンはどうでしょうか。

開封

まずフタの上に貼り付けられている「特製油」を取らなければいけないのですが、東洋水産の縦型カップ麺では定番のデザインですね。これが液体スープだと味付けの素になるタレ系の成分が含まれているのですが、店頭ポップでも “ラー油香るあっさり塩担担味” と紹介されていたので、おそらくラー油とか胡麻油なんかが入っているのでしょう。

そしてエースコックよろしく容器の中に「かやくパック」の小袋が入っているのですが、かやくの中に粉末スープが一緒に仕込んであったので、小袋が粉末スープまみれになっていて嗚呼‥みたいなことはありません。わざわざ個包装になっている理由はよく分からなかったんですけど、衛生上の理由かロットの関係、もしくはワンタンの保護(砕けないように)ですかね。

麺は細めの油揚げ麺で、湯戻し時間は熱湯3分。調理前から油揚げ麺特有の芳ばしいニオイを感じるのですが、有名店の味を再現したカップラーメンとかではありませんし、なんとなく雰囲気的にも油揚げ麺ならではの魅力といえるスナック的な風味がプラスに作用してくれそうです。はい、完全にイメージです。

製品情報・購入価格

製品名:マルちゃん ワンタンラーメン 塩担担味
販売者:東洋水産
製造所:酒悦 房総工場
内容量:92g(めん70g)
発売日:2019年02月04日(月)
実食日:2019年02月06日(水)
JANコード:4901990362863
希望小売価格:168円(税抜)

発売地域:全国(セブン&アイグループ限定)
購入価格:181円(税込)
取得店舗:コンビニ(セブンイレブン)

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙+プラ
湯量目安:370ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋〔特製油・かやくパック(スープ入り)〕

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、粉末野菜、卵白、香辛料)、添付調味料及びかやく(ワンタン、香味油脂、植物油、食塩、鶏脂、味付鶏挽肉、香辛料、砂糖、ポークエキス、卵、チキンエキス、ごま、しょうゆ、たん白加水分解物、野菜エキス、発酵調味料)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、レシチン、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、パプリカ色素、香辛料抽出物、香料、カロチン色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【本品原材料に含まれているアレルギー物質】小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン(特定原材料及びそれに準ずるもの)

実食開始

「特製油」は食べる直前の後入れ、「かやく」は熱湯を注ぐ前の先入れになるのですが、かやくの小袋を開封した瞬間、唐辛子特有の芳ばしい香りが漂ってきました。けっこう粉末スープの量が多く、色は味噌っぽい色合いをしているのですが、味噌ラーメンとか辛味噌ラーメン系の香りではありません。

あと、すこし写真では分かりにくいのですが、ワンタンの破片が盛大に入っています。保護されていなかったw ちゃんとしたサイズのワンタンは3個、どれも真っ二つに割れている個体はなかったんですけど、ひとつ大きく欠けていたので、中の餡が流出するかもしれません。とりあえず調理方法に注意書きはありませんが、ゆっくりとワンタンめがけて注湯するのがセオリーです。

そして、お湯を注いでから3分待機、開封した直後の状態を見ると分かりやすいのですが、表面にはスープがありません。つまりワンタンは最初の熱湯ダイレクトアタック以降 “ほとんど湯気で蒸されている状態” なので、いきなり食べると硬いです。これは麺入りタテ型カップの宿命でもあるので、しばらくワンタンは沈めてケアしておきましょう。

特製油の量は多く、開封した瞬間に胡麻油を中心とした芳ばしい香りが広がってきました。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、最後の「総評」で総合力を判定します。

1食(92g)当たり

カロリー:454kcal
たん白質:9.9g
脂  質:25.2g
炭水化物: 47.0g
食塩相当量:5.7g
(めん・かやく:2.2g)
(スープ:3.5g)
ビタミンB1:3.03mg
ビタミンB2:0.33mg
カルシウム:156mg

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:454kcal(めん・かやく:386kcal)(スープ:68kcal)

めん

なめらかで硬さのある細めの丸刃の麺

(出典:イトーヨーカドーのネットスーパー 大森店)

スナック的な中細麺

ちょっとニュアンスが難しかったりもするのですが、細麺とまではいかずとも中細麺の中でも細めに仕上がっていて、たとえば豚骨味のカップラーメンなんかに合いそうなサイズ。最初は中心部に歯応えのある硬めの食感なんですけど、わりと早い段階から軽めの食感に変わってゆき、プリッとした歯切れの良さが目立ってきます。

風味にも食感にも高級感はなく、いかにもスナック的でカップラーメンらしい油揚げ麺になるのですが、お店のラーメンでは味わえない魅力がありますよね。それにセブンイレブンで買っても税込181円という安さにもかかわらず、麺の重量は縦型ビッグの変わり種で平均的な大盛り70gという量も嬉しいポイント。

同社の「本気盛」シリーズほどではありませんが、タテ型カップ麺としては大盛サイズなので、それなりに食べ応えがあります。おやつにしては多いかもしれないけれど、軽めの食感が食べやすく、 “東洋水産(マルちゃん)のワンタン” という即席感のイメージや実際に今回の塩担担スープともマッチしていました。

スープ

ポーク・チキンをベースに香辛料を利かせた、塩担担スープ

(出典:イトーヨーカドーのネットスーパー 大森店)

ラー油たっぷり!

粉末スープは味噌っぽい色合いをしていましたが、和味噌や豆板醤、甜麺醤、コチュジャンなどをメインに使用しているわけではありません。もしかすると中華系の調味料が発酵調味料の中に要約されているのかもしれませんが、含有量としては最も少ないですし、軽く香り付けに醤油を使いながらも基本はジャンクな旨味成分を軸に塩で味を整えています。

いかにもカップ麺らしいテイストになるのですが、スナック的な油揚げ麺との相性はバッチリですね。多めの特製油は胡麻油と鶏油をミックスした辣油系の成分で、直接舐めても辛さレベルはピリ辛を超えません。ただ、湯気が立たないほどの量だったのでスープはアツアツ、そして油脂ならではのコクを打ち出していました。

それから味付鶏挽肉の量が何気に多く、スープの旨味に対して影響している部分が大きくて、小さいながらに挽肉感が担担らしかったのですが、花椒や芝麻醤(ねりごま)を感じることはなく、一般的な担担のイメージに通じるのは挽肉と辣油くらい。そのイメージで食べ始めるとズッコケるかもしれませんが、味は悪くなかったので、これが塩担担なんだと割り切れば楽しめると思います。

かやく

ワンタンの追加ケア必須

熱湯を注いでからフタをして待っている間、すぐに迫り上がってくる麺によって途中からワンタンは蒸されている状態なので、熱湯3分では皮が完全にケアされていません。というわけで最初に大きく掻き混ぜて麺の底にワンタンを沈め、麺から食べて後半にワンタンを食べると程よく戻っていると思います。

ただ、これまでの東洋水産が手掛けるワンタンは皮が戻っても中の餡がシャリッとしたままだったり、中の餡が戻る頃には皮の耐久性が限界を超えていることも常だったんですけど、今回は皮も中の餡も追加ケア3分後には適切に戻っていたので、もしかしたら改良したのかも? なにせ好印象でした。

ワンタンは3個(と、破片)、他の具材は味付鶏挽肉、粗挽唐辛子、卵、胡麻となっているのですが、味付鶏挽肉はスープの項目でも触れたように援護射撃能力に優れ、卵は優しい口当たりが心地よく、胡麻のプチッとした芳ばしい食感と風味もスープにマッチ。とりあえずカップラーメンだからと放り込まれているようなイメージの強いネギは入っていなかったので、ちょっと珍しいかもしれません。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)

やはり担担というからには花椒の痺れや芝麻醤のコクが欲しくなったりもするのですが、勝浦タンタンメン(千葉県勝浦市)や小田原タンタン麺(神奈川小田原市)など、ご当地タンタン麺と呼ばれる胡麻系担担とは違った日本独自の文化もありますし、これが「塩担担」なんだと割り切れば意外と違和感なく馴染めるのではないでしょうか。

とはいえ冷静に考えてみたら塩担担に芝麻醤は合わないような気もしてきたんですけどw 花椒は間違いなく合うと思いますし、もうちょっと粒胡麻の量を増やしたら担担らしさが強くなるかもしれませんね。それでも一般的な担担麺とは異なりますが、たっぷりのラー油と援軍の鶏挽肉が効果的で、カップ麺ならではのスナック的な魅力が楽しめる良品でした。