どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年8月20日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん 本気盛(マジモリ)ラー油肉そば」の実食レビューです。
辣油入り「本気盛」流がっつり肉蕎麦!!
東洋水産の「本気盛」シリーズなので、そば=ラーメンと思われるかもしれませんが、中華麺ではく「和蕎麦」です。2017年は休眠していたんですけど、本気盛のラー油肉そばは今回が初めてのリリースではなく、2015年と2016年にも発売されていました。2015年はタイミングを逃して食べ損なってしまったのですが、2016年には★4+と評価しています。
個人的な好みとしてはツボでしたが、もうちょっとラー油の刺激が強かったらなぁ‥という希望的不満から★-0.5としました。今年はラー油(唐辛子)の刺激にテコ入れされているのかどうかが気になるところではあるものの、まずは実食の前に製品のスペックを確認してみましょう。
スペック
上記の写真は2016年発売品のパッケージになるのですが、赤基調から黒基調のデザインに刷新され、赤地の横帯が赤枠白地の縦帯に変わり、スタイリッシュな印象を受けました。販売者は「東洋水産」、製造所は「酒悦」となっているのですが、酒悦は東洋水産のグループ会社です。
前回記事の「ぜんや」で変わり種のタテ型ビッグは麺重量70gが平均値になっていると書きましたが、「本気盛」の麺は蕎麦だろうとラーメンだろうと基本的に80gをキープしています。
メーカーの希望小売価格は税込210円で、私の取得価格はコンビニ(ローソン)定価購入で税込225円でした。発売地区は全国ですが、販売ルートは「CVS(コンビニエンスストア)他」となっているので、現段階ではCVSでの取り扱いがメインルートとなっています。(「他」ってなんだろ‥)
小袋構成は、シンプルに「特製油」が1袋。パッケージには「太蕎麦」と書かれていますが、湯戻し時間は熱湯3分と太麺にしては短めです。おそらく気にされる方は少ないかもしれませんが、お湯の目安量は2016年発売品と比較して430mlから460mlに増えていました。
前回は雛形的な路線でありながら、太蕎麦にラー油の浮いた甘濃いつゆ、量質ともに申し分のない肉具材が印象に残る満足感の高い一杯でした。さて、2018年の仕上がりは‥
原材料名:油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、とろろ芋、卵白)、添付調味料(香味油脂、食塩、魚介エキス、しょうゆ、砂糖、香辛料、ラード、ごま、しいたけエキス、こんぶエキス、たん白加水分解物、植物油)、かやく(味付豚肉、オニオン揚玉、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、リン酸塩(Na)、炭酸カルシウム、増粘多糖類、レシチン、酸化防止剤(ビタミンE)、香料、香辛料抽出物、パプリカ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ゼラチンを含む)
アレルゲン情報:小麦・そば・卵・乳成分・ごま・さば・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも
実食開始
カロリーは508kcal、脂質は25.5gとなっているので、けっこうヘビーなカップ麺です。あきらかに別添の特製油(ラー油)が多かったので、納得といえば納得の数値ですね。
エネルギー:508kcal
たん白質:13.8g
脂質:25.5g
炭水化物:55.9g
食塩相当量:6.6g
(めん・かやく:2.4g)
(スープ:4.2g)
ビタミンB1:0.45mg
ビタミンB2:0.36mg
カルシウム:184mg
※参考値:調理直後に分別した値
エネルギー:508kcal(めん・かやく:413kcal)(スープ:95kcal)
硬く歯ごたえのある太蕎麦に、ラー油の辛味を利かせた濃い目のそばつゆがクセになる、がっつり肉蕎麦。
(東洋水産「商品情報」より引用)
めん
硬く歯ごたえのある、太めのそば。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
エースコックの「厚切太麺」ほど無骨な麺ではありませんが、タイプでいえば更科(さらしな)の真逆を進む田舎蕎麦系の野生的な雰囲気で、そば粉の香りも強め。油揚げ麺特有の風味も並行しますが、同社のロングセラーブランド「緑のたぬき」に通じる雰囲気の風味なので、それが大丈夫なら気にならないと思います。
食べ始めは硬めの食感で、わりと中盤から柔らかめになりますが、ちょっと粉っぽい舌触りが功を奏しており、そば粉の背中を押しています。特製油(ラー油)の量が多く、ある程度つゆを飲んでラー油の量を減らさない限り必ずと言っていいほどラー油が蕎麦をコーティングしますが、それに負けない蕎麦の香りが好印象でした。
縮れが強く、食感も風味も野性的なので、しなやかな女性らしい蕎麦に期待するとズッコケることになりますが、本気盛ユーザーにとっては不要の心配事ですよね。
つゆ
かつおと昆布のだしに、しいたけの旨味を合わせたつゆ。七味唐辛子・いりごま入り。ラー油入りの特製油付。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
基本は2016年発売品と同じく甘濃い蕎麦つゆで、醤油がキリッ、でも塩気が舌を突き刺してくるようなタイプではありません(濃いけど‥)。おおむね原材料は前回と同じような構成で、魚介だしは鰹がメイン。そこへ程よく昆布や椎茸の下支えが入り、やっぱりラー油は辛くなかったんですけど、前回と比較して大きな違いがあります。それは‥
七味唐辛子!(「七味」ではないと思うけど!)
前回は存在感の薄かった七味唐辛子ですが、原材料の末端に書かれていた「香辛料」が手前に繰り上がり、気持ち先入れの粉末スープが赤いような‥と思ったら、ラー油を入れる前からスープは赤みを帯びていたんです。
それでもピリ辛に満たない刺激でしたが、多めのラー油による芳ばしさを踏襲しつつ唐辛子のアクセントは少し強くなっていました。胡麻のプチッと芳ばしい風味と食感もラー油と合っていたし、安定のランディングかと。
かやく
味付豚肉、揚げ玉、ねぎ。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
個体差か選別しているのかは定かではありませんが、2016年発売品よりも脂身が少なく、赤身が主体の豚肉が使用されています。個人的には少し脂身もあったほうが嬉しかったのですが、どちらにせよ本物志向の豚肉であることに変わりありません。
ネギは大きめにカットされていましたが、存在感としては強くなかったです。ただ、ちょっと注目していただきたいのが揚げ玉。製品説明には「揚げ玉」としか書かれていませんが、原材料名には「オニオン揚げ玉」と記載されているように、フライドオニオンの芳ばしさと特有の甘味が得られます。
最初から容器に入っている先入れ状態なので、食べる頃には絶賛ふやけちゃってるんですけど、中にフライドオニオンの粒が残っていて、ふやけても一部はサクサクとしていたんです。それを噛んだ時にフライドオニオンの芳ばしさが広がって、印象に残るアクセントになっていました。
総評
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)
野性的な田舎蕎麦風の油揚げ麺に甘濃い蕎麦つゆは少し唐辛子の要素が増しており、ちょっと肉具材の量が減ったような気がしないでもありませんが、ラー油のインパクトと芳ばしさは踏襲されていました。しかしながら最近ではエースコックの「厚切太麺」や「スーパーカップ」の蕎麦に感動してしまったので、ちょっと内部ハードルを高めに評価してしまったかもしれません。
それに加えて販売ルートがコンビニメインのカップ麺になるので、この感じだと税込216円(定価205円)で仕上げてほしかったかなぁ‥というのが★5に満たなかった理由でもあります。とはいえラー油そば系のカップ麺が好きなら一定の満足感は得られると思いますし、前回発売品よりも唐辛子のアクセントは少し強くなっていたので、それなりに変更点は感じられました。
もしかしたら来年の夏にも発売されるかもしれないので、その時にはネギをニラに変更して激辛仕様にするとか、ちょっと酢を入れるなど、アレンジにも期待したいですね。
販売者:東洋水産
製造所:酒悦
内容量:108g(めん80g)
発売日:2018年8月22日(月)
発売地区:全国(CVS 他)
取得店舗:ローソン
取得価格:225円(税込)
希望小売価格:210円(税別)
JANコード:4901990361163
麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙+プラ
必要湯量:460ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(特製油)
東洋水産株式会社:〒108-8501 東京都港区港南2-13-40
お客様相談室:0120-181-874
takaさん、こんばんは!
うーん、この商品、なんだか弱く感じてしまったのですよね;
規定のお湯の量が増えたのが原因だったのかもと記事を読んで思いました;
最近は以前に比べるとワイルド系そばも好きになってきましたが、
そうしたワイルド系の中では比較的おとなしい部類になるだけに、
そのあたりも自分の中の物足りなさの原因になったのかもです(;゚ω゚)
ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)
赤い、赤いぞ!
これ私ならちょうど良い辛さを味わえそう☆
もう麺量70gがデフォでいいやん、と勝手なことを言うわたくし。
ちょっと太ってきたから自粛しつつカップ麺ライフを楽しむわー(*˘︶˘*)
これは美味そうだ…。( ̄¬ ̄*)じゅる
日本蕎麦だし…見つけたら買い。
これは一度食べないといけません
あっでもローソン。。。。。。。。。困った。。。。
蒙古タンメン+納豆アレンジ食べました!
…えっとわたくし軽いノリで食べてしまい
予習が足りておりませんでした(´;ω;`)
思ったより辛くてむせるのです(´;ω;`)
おいしいおいしくない以前にむせるのです(´;ω;`)ウゥゥ
たぶんおいしいだろうという感触があるのに
辛さでヒーハーなってました…
続けて食べないと辛さへの耐性も下がるのですね
この製品はたしかにスーパーでは見ませんでした。
で、蕎麦にラー油は自分はちょっと苦手なのでスルーです・・・。
でもラー油入り蕎麦はまさにマルちゃんらしい製品ですね。
2017年が1年空白なのが不思議なくらいです。
かーとさんのつゆのコメントがちょっとビミョーだったので
2016年版とは明らかに良い面、良くない面でのリニューアルが
行われている感じみたいですね。
世の中には、しなやかな女性的な蕎麦とワイルドな男性的な蕎麦があるんだね!去年の年末に送ってもらったお蕎麦はワイルドな男性でいいんかな?そんな感じがしたんだけど・・・蕎麦にフライドオニオンはちょっと不思議な感じがするけど、美味しそう(*´﹀`*)