記事内に広告が含まれています

「マルちゃん がんばれ!受験生 ホットワンタン 洋風コンソメ」はチーズ風味がポイント!

スポンサーリンク
東洋水産

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年12月31日(月)新発売の即席ワンタン、東洋水産「マルちゃん がんばれ!受験生 ホットワンタン 洋風コンソメ」の実食レビューです。

毎年恒例「マルちゃん 受験生応援シリーズ」2019年のテーマは合格の鐘!

実際に食べてみた感想に基づいて評価し、カップワンタンとしての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

スポンサーリンク

がんばれ!受験生 ホットワンタン 洋風コンソメ

毎年1月1日に発売される東洋水産(マルちゃん)の「がんばれ! 受験生」シリーズですが、 “縁起の良いメッセージを込めて頑張る受験生とその家族を応援する” というのがコンセプトで、いつも受験の合格を祈願した験担ぎのダジャレがテーマになっています。しかも、今回でシリーズ10回目の発売になるようですね。

ちょうど2018年の大晦日が月曜日だったので(カップ麺の新商品は基本的に月曜日が発売日になるので)、2019年元旦分の受験生シリーズは1日早いリリースとなりました。カップ麺の新商品が少ない年末年始、東洋水産には感謝しかありません。(これは即席ワンタンですがw)

いつも4品同時リリースで、東洋水産の看板ブランド「和風丼カップ麺シリーズ(「赤いきつね」や「緑のたぬき」が在籍しているシリーズ)」「麺づくり」「俺の塩」「ホットワンタン」になるのですが、今回は「合格の鐘をならそう!」が共通のテーマとなっており、鐘の音=キーン “コーン” カーン “コーン”(学校のチャイム?)ということで4品すべての具材にコーンが採用されています。

同時発売品は和風丼カップ麺シリーズの「がんばれ!受験生 まろやかカレーうどん」、「がんばれ!受験生 麺づくり あんかけ醤油」、「がんばれ!受験生 俺の塩 塩バター味」と味はバラバラで、今回の「がんばれ!受験生 ホットワンタン」は洋風コンソメ味。もともとコンソメは洋風なので、洋風コンソメだと頭痛が痛い的なことになっていないか心配なんですけど、あまり深く考えてはいけないのでしょう。

ワンタン(雲呑)は中華風スープの印象が強いので、コンソメといわれてもピンとこないというか、ちょっと味のイメージが掴めていないのですが、容器側面のパッケージには「チーズの風味がほんのり香る洋風スープ!」という補足説明があります。おお、なおさら組み合わせがイメージできなくなってきた(笑)

スープは美味しそうだけど、問題はワンタンとの相性ですよね。それでは、開封して中身を確認してみましょう。ワンタン何個入ってるかなー。

開封

別添の小袋は「粉末スープ」が1袋のみで、お湯を注ぐ前に入れる先入れ仕様。フタを開封した瞬間、かなり芳ばしい油揚げワンタン特有の香りが漂ってくるのですが、これもホットワンタンの醍醐味(だいごみ)ですよね。写真では粉末スープの小袋が最も手前に位置しているのですが、それだけワンタンの数が多いということです。

というわけで数えてみたところ、ちょっと少なめの11個でした。「ホットワンタン」シリーズは1973年にサイドメニューや軽食に合う「食べるスープ型」のワンタンスープとして生まれ、45周年記念パッケージの「ホットワンタン しょうゆ味」や「ホットワンタン ピリ辛わかめスープ」には13個入っていたのですが、ちょっと少なめの設定ですね。

それにしてもワンタン‥ちょっとカッコよくないですか?w ところどころ卵の着色料でワンタンの皮が黄色に染まっているのですが、なんかこう、いかつくてワイルドな形が何かのパーツみたいな。初めてワンタンのことをカッコいいと思ったかもしれない(笑)

で、肝心のコーンも別に大量というわけではないのですが、ワンタンの下にはコーンと卵、赤ピーマン‥と思ったら赤ピーマンじゃなくて人参が入っているようですね。洋風コンソメなら人参よりも赤ピーマン(パプリカ)じゃない? などと思ったりもしたのですが、それよりもやっぱり「洋風コンソメ」のニュアンスが気になるw

製品情報・購入価格

製品名:マルちゃん がんばれ!受験生 ホットワンタン 洋風コンソメ
販売者:東洋水産
製造所:関東工場
内容量:42g(ワンタン33g)
発売日:2018年12月31日(月)
実食日:2019年01月01日(火)
JANコード:4901990051996
希望小売価格:165円(税抜)

発売地域:全国(CVS・量販店・一般小売店 他)
購入価格:127円(税込)
取得店舗:スーパー(ミニフレッシュ)

麺の種類:-(ワンタン)
スタイル:タテ型レギュラーサイズ
容器材質:紙
湯量目安:290ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げワンタン(小麦粉(国内製造)、植物油脂、味付豚肉、粉末野菜、食塩)、添付調味料(食塩、砂糖、チキンエキス、野菜エキス、フライドオニオン、チーズ加工品、香辛料、パセリ)、かやく(コーン、卵、にんじん)/ 調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、炭酸カルシウム、かんすい、カロチン色素、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
【アレルギー表示】小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン

実食開始

お湯を注ぐ前にワンタンの上に粉末スープを開封するのですが、洋風コンソメってどんなだろう? と思ったらチーズのニオイけっこう強いですねコレ。うわっ! チーズ臭ッ!! ってほど強烈ではないんですけど、それはチーズが好きな人にとっては嬉しい香りで、チーズが苦手な方にとっては厳しそうなレベルです。コンソメ感は‥今のところないですね。

お湯を注いだらフタをして、3分待ったらワンタンを破壊しないように優しく混ぜたら完成です。粉末スープの段階だとチーズの香りを強めに感じたのですが、お湯を注いだ後の湯気からはチーズと一緒にコンソメ風の香りが漂ってきて、なるほど和風コンソメでも中華風コンソメでもありません。チーズの香りかな? たしかに洋風コンソメです(笑)

それでは、実際に食べてみましょう。「ワンタン」「スープ」「かやく」の順に解説し、食べるスープ型の即席ワンタンとしてコンセプトは打ち出せているかどうか、また受験生や親御さんからの需要もイメージしながら総合力を判定します。

1食(42g)当たり

カロリー:212kcal
たん白質:3.8g
脂  質:13.0g
炭水化物:20.0g
食塩相当量:3.2g
(スープ:2.4g)

※参考値(調理直後に分別して分析)
エネルギー:212kcal(めん・かやく:176kcal)(スープ:36kcal)

ワンタン

なめらかな舌触りのソフトな食感の皮と、豚肉とオニオン・ポテトをミックスした具入りワンタン。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

あえて長めに待つのも一興

おそらく通常商品の平均個数は13個、今回それよりも少ない11個と書きましたが、個体差でハズレくじを引いたわけではありません。というのも、前述した定番の「しょうゆ味」や「ピリ辛わかめスープ」の時には両方とも「ワンタン39g」となっていたのですが、今回は「ワンタン33g」とワンタンのグラム数が明らかに減っているのです。

ただ、これまでの「がんばれ! 受験生 ホットワンタン」もワンタンのグラム数は33gだったので、おそらく毎回このバージョンではワンタンの数が少なめに設定されているようですね。皮や中身は通常商品と同じかな? 製品説明には “オニオン・ポテトをミックスした” と書いてあるのですが、原材料名の野菜粉末がそれに該当するのでしょう。

中の餡(あん)は中華風の味付けで、すぐに皮の食感はでろんでろん‥餡はシャリッ、という毎度おなじみのワンタンなんですけどw 熱湯10分でシャリッとした舌触りは無くなります。ただ、その段階に差し掛かると箸で掴むことは困難になってきますし、ほとんど餡はスープに流れ出てしまいました。でも、それはそれで美味しいですよね、10分ワンタン。

心配していた洋風コンソメとの相性ですが、皮については基本的に和洋折衷どれでも大丈夫ですし、餡も中華風の味付けとはいえ本格的な濃い味ではないので、そんなに相性は悪くありません。たぶん、このワンタンは万能だと思う。それに通常商品と比較して少なめですけど、食べるスープ型のコンセプトを掲げても差し支えない食べ応えが得られました。

スープ

チキンをベースに野菜やたまねぎの旨味を利かせたスープ。フライドオニオン・パセリ入り。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

チーズ風味とフライドオニオンがポイント!

うん、やはりホットワンタンシリーズのスープって基本的に大きく外さないですね。ベースは典型的なコンソメ味‥といってもフレンチのコースに出てくるような本格派ではなく、いわゆるコンソメの素(顆粒とか)を使ったようなコンソメ味なんですけど、ワンタンに駆逐されることなく、またスープ単体でも抵抗なく飲める程よい塩梅。

どうしても混ぜる工程でワンタンの餡が出てくると思うのですが、それによって豚肉の旨味、ポテトの舌触り、玉ねぎの香味、そして粉末スープに仕込まれていたフライドオニオンの芳ばしい旨味と甘味にパセリの香りでスナック的ながらも奥行きがある、これは夜食に飲んでホッ‥‥としちゃうヤツです。あ、軽めの朝食にもイイですね。

チーズは粉末スープで感じた香りがそのまま味になったような裏切りのない風味で、とけるチーズよりもドライな粉チーズ系。がつがつ主張してくる頼もしいチーズ感ではありませんが、それは確かに存在し、ふと鼻を抜けるチーズの風味が‥あ、でも比較的に強いですねチーズ(笑)。最初はコンソメ優勢かと思いきや結果的にバランスはフィフティで、気になる人は6:4の割合でチーズ優勢かもしれません。おいしいw

かやく

コーン、卵、にんじん。

(出典:東洋水産「ニュースリリース」)

赤ピーマンがよかったなぁ‥

いや、赤ピーマンについては完全に個人的な要望なんですけどw 思いのほかチーズの風味がハッキリとしていたので、赤の差し色は人参よりも赤ピーマンがよかったなー、って。でも優しい卵に甘いコーン、甘い人参は穏やかなチーズ風味のコンソメスープとマッチしていたし、ちょっと人参は少なかったんですけど、全体的に寂しい構成ではありません。

なぜか東洋水産の薄くて四角いタイプの人参はクッタクタなんですけど(「黒い豚カレーうどん」に入っている具材と同じかな?)、人参の風味と甘味が立ち、なるほどミスマッチではありませんでした。本来は具材であるワンタンがカップ麺でいうところの麺と同じ立ち位置なので、ちょっと感覚が麻痺しているのかもしれませんがw 主食以下のボリューム、でも援護射撃以上のラインナップですね。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)
【及第点以上!】

とにもかくにもスープ・ワンタン・具材すべての攻撃性は皆無に等しく、これなら夜食や朝食、ちょっとボリュームのあるランチタイム(サンドイッチと相性よさそう)のスープとしても、シーンを選ばずに食べられるテイストでした。驚きのある味でもなければ唸るほど絶品でもないんですけど、かなりホッと一息つける感じで美味しかったです。

あまり私は人に「がんばれ!」と言いたくない性格なので(「がんばってるね」は、よく言う)、シリーズ名の「がんばれ!受験生」がガチの受験生にとってプレッシャーにならないかな‥大丈夫かな‥などと毎年余計な心配をしてしまったりもするのですが、逆にこういう応援系の製品は明るい雰囲気が息抜きになったりするのかな? とも思ったり‥どうなんでしょうね実際(笑)

それはともかく受験生本人はもちろん、関係者の先生方や親御さんも気を使うシーズンだと思いますが、とても優しい味でなおかつ適度に食べ応えも得られるカップスープですし、食べるシーンも選ばないので、緊張をほぐしたい時やホッとリラックスしたい気分の時にピッタリの一杯ですよ。

タイトルとURLをコピーしました