「大黒 醤油ヌードル」業務スーパーで税込70円! 激安カップ麺の味は‥

大黒食品工業

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、大黒食品工業のカップ麺、「大黒 醤油ヌードル」の実食レビューです。

業務スーパーで税込価格70円ジャスト! 大黒食品の縦型ヌードルシリーズ「醤油ヌードル」の実力とは‥

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

大黒 醤油ヌードル

「大黒(DAIKOKU)」「アカギ(AKAGI)」「マイフレンド」の3ブランドを展開している大黒食品工業ですが、その中でも大黒ブランドからリリースされているタテ型レギュラーサイズのカップラーメンです。いくら業務スーパーで入手したとはいえ、税込70円は安いですね。

2018年11月1日(木)より、以前は描かれていたスマイルマーク(箸で持ち上げた麺が輪郭になっていたマーク)を廃止して、ちょっと洋風だったパッケージから硬派で力強いデザインに一新。ネームラベルの背景を白にすることで視認性のアップを図り、全国のスーパーマーケットを対象にリニューアルされました。

以前のパッケージデザインと見比べてみると、あのテーブルクロスみたいな柔らかいイメージの柄もなくなって、かなり印象が異なっているのですが、まぁこれが売ってない。とりあえずコンビニには無かろうと心当たりのあるスーパーを探し回ったり、安売りワゴンが積極的に導入される日を狙ってみたり‥

それでも見付からなかったので、ほぼ忘れかけていたのですが、別件で立ち寄った業務スーパーで偶然発見し、店頭表示価格は65円‥まじか(一瞬、神戸物産のオリジナル商品かと思ったw)。以前、イトメンが製造している業スーのカップ麺「とろろ昆布うどん」をレビューしているのですが(業務スーパー「とろろ昆布うどん」本体価格78円の格安カップ麺はおいしい? まずい?)それよりも安かったです。

ブランドロゴも「DAIKOKU」から「大黒」に変更されているのですが、変更されたのはパッケージだけではありません。スープの味と麺のバランスも改良したとメーカーのニュースリリースで紹介されており、「味噌ヌードル」と「海鮮しおヌードル」もリニューアルされました。

希望小売価格は160円というオープン価格に近い値段設定になんですけど、おそらく定価で販売している店舗はないでしょう。値段相応なのか、それ以上の価値あるカップ麺なのか‥

開封

お、おぉ‥少ない(笑)さすがに「カップヌードル」ほどのボリュームを求めていたわけではありませんが、あくまでも税込70円ということを加味して現時点では値段相応といったところ。パッケージの写真を見直してみると、えび風味団子3つ、スクランブルエッグ5個、肉そぼろは小さい、あとはネギなので、たしかに誇張ではないんですけどね。

麺は油揚げ麺で、どことなくハリのある見た目。角刃でカットされており、縮れも強めに見えるのですが、開封時の香りは油揚げ麺特有のニオイが強く、スープなどの香りよりも強く主張してきます。でも、これについては大黒カップの個性みたいなものですから許容範囲内。

メーカーのホームページにある製品説明には「飽きのこない味を追求した醤油ヌードル」と紹介されているので、奇抜な印象や派手な個性ではなく、安売りカップ麺だからこそのオーソドックスな魅力を見出さなければいけません。なんだ、この使命感のようなものは。

製品情報・購入価格

製品名:大黒 醤油ヌードル
製造者:大黒食品工業
内容量:62g(めん56g)
発売日:2018年11月01日(木)リニューアル
JANコード:4904511006031
メーカーコード:00626
希望小売価格:160円(税抜)

発売地域:全国(スーパーマーケット等)
購入価格:70円(税込)
取得店舗:業務スーパー

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:タテ型レギュラーサイズ
容器材質:紙
湯量目安:300ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、砂糖、チキンエキス、香辛料、ポークエキス、たん白加水分解物)、スープ(食塩、砂糖、しょうゆ、香辛料、チキンエキス、植物油脂)、かやく(味付挽肉(鶏肉、豚肉)、卵、えび風味団子、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、乳化剤、膨張剤、pH調整剤、クチナシ色素、カロチノイド色素、酸味料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
卵・乳成分・小麦・えび・大豆・鶏肉・豚肉
※本品製造ラインでは、そば、かにを含む製品を生産。

実食開始

別添の小袋などは付属していないので、お湯を注いだら3分待機するだけでオーケー。とろみ成分なども含まれていませんし、3分後にフタを開けて軽く混ぜたら完成です。調理前は油揚げ麺臭が気になったんですけど、調理後は海老風味団子の香りで少し印象が変わりました。

で、がっつり混ぜたら “これがリアル” なんですけどw えび風味団子とスクランブルエッグ(たまご)がプカプカと浮いているので、完全に具材が行方不明になることはありませんでした。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(62g)当たり

カロリー:292kcal
たん白質:6.1g
脂  質:13.7g
炭水化物:36.0g
食塩相当量:3.8g
(めん・かやく:1.0g)
(スープ:2.8g)
ビタミンB1:0.13mg
ビタミンB2:0.18mg
カルシウム:99mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:292kcal(めん・かやく:269kcal)(スープ:23kcal)

めん

香ばしさのある滑らかな味付けめん。

(出典:大黒食品工業「商品一覧」)

お、リニューアル前よりも進化してますね

希望小売価格はリニューアル前と変更ありませんが、麺量は55gから56gに増えています。ええ、誤差の範囲内ですけどw たとえば「カップヌードル」だとレギュラー(しょうゆ)なら65g、それ以外のフレーバーは60gが平均的な量になるので、ちょっと少なめではあるのですが、思っていたよりも悪くないですよ。

わりと早い段階から柔らかめになってくるんですけど、リニューアル前より気持ち太めになり、そこそこ食べ始めは弾力があって、開封時のファーストインプレッションで感じたほど油揚げ麺特有の風味はネガティブではありません。もちろん油揚げ麺特有の風味も並行するのですが、酸化臭のように嫌な風味ではなく、適度に独特の魅力が楽しめるタイプ。

これは後述するクラシカルなスープの印象も手伝っているのですが、たとえばサンヨー食品の「カップスター」を例に挙げると、それよりも芳ばしさの主張は弱く、あまりスープを選ばない麺だと感じました。そりゃ有名店の再現カップ麺とかには向きませんけどw 適度な縮れでスープの掴みも良好、食感についてはカップヌードルやカップスターよりも耐久力があり、想像していたよりもずっと印象がよかったです。

スープ

チキンエキスと香味野菜で仕上げたスパイシーな醤油味。

(出典:大黒食品工業「商品一覧」)

これは、いいものだ‥

安売りカップ麺に有り勝ちなツンとした酸味だったり化学調味料バリバリのピリピリしたテイストでも俺は覚悟できてるからな! さぁかかってこい大黒! くらいの気合で実は挑んだのですが、なんのなんの‥肩の力抜けるわ(笑)

やさしいです、とても優しい。ほんのちょっとカップヌードルを意識しているような、カップスターの醤油よりもカップヌードルのレギュラーに近いテイストになるのですが、ほんのり甘みを帯びていて、香味野菜は適度、香辛料も効きすぎず弱すぎない絶妙なバランス。なるほどなるほど、これは飽きないです。

原材料は「食塩、砂糖、しょうゆ、香辛料、チキンエキス、植物油脂」という‥あらためて見たら “やる気ねぇだろw” と思えなくもない簡素な構成なんですけど、実際の味わいは‥ “え、他にも何か使ってるんじゃないの? ” と疑いたくなるくらい、まぁそれが化学調味料だったりするんですけどねw でも、ぜんぜん嫌味じゃないですし、安っぽさよりも独特の魅力が先行して感じられました。

かやく

彩りの良い4種の具材入り(味付挽肉・卵・海老風味団子・ねぎ)。

(出典:大黒食品工業「商品一覧」)

こいつら、いい仕事しやがる‥

以前は塩気の強いフリーズドライの四角い肉具材(謎肉オマージュか?)、ナルト、たまご、ネギだったんですけど、ナルトと四角い肉具材がリストラされ、えび風味団子と小さな味付挽肉が採用されました。で、それぞれ何気に効果的だったんですよ。

量としては多くありませんが、 “ザ・ふつう” の簡素なスープだからこそ具材の個性が映えている、なかなかどうして量以上の存在感。味付挽肉(鶏・豚)は小さいくせにジャンクな旨味は濃厚で、ふと口に飛び込んできた際のブースト能力が高く、思っていたよりも自己主張が強め。

えび風味団子は本物のエビに敵いませんし、数も3個しか入っていませんでしたが、熱湯3分後の香りやプリッとした食感など、ナルトよりも存在感は強かったです。ネギもシャッキシャキの歯触りが食感のアクセントに効果的で、見た目ほど貧弱ではありませんでした。

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆(★4)
(普遍的な味わいが最大の魅力‥)

ちょっとコレは抗えなかったです‥おいしい。なんでしょう、値段以上の食べ応えがあるわけでもなければ特別な味でも具沢山でもないですし、赤字覚悟の長所があるわけでもなく、お金に余裕があったらカップヌードルを買うかもしれないけどw 逆に “カップヌードルでは味わえない” でも “ローカルスーパーのPBカップ麺やオープン価格の廉価版よりも作り込まれている” 絶妙な立ち位置。

味めっちゃフツーやん、具材も少ないし‥でも業スーなら税込70円の格安カップ麺だぜ? で、文句は言わせない。中庸的な立ち位置だからこそ、敵を作らない世渡り上手なカップ麺です。そりゃ具沢山で値段も安く、24時間いつでも食べられるコスパの高いコンビニPBカップ麺もあるけれど、がっつりクラシックな安物カップ麺もオツですよ。

コストパフォーマンスを評価する際の指標として最も単純なのは取得価格になるのですが、安かろう悪かろうでは意味がありません。でも今回の「大黒 醤油ヌードル」は安売り系で、私は業務スーパーで購入しましたが、おそらく100円以上で販売している店舗は稀だと思いますし、税込100円くらいだったら “また食べたい” と感じました。