うまさ全開 “SURVIVE in 2024„ 夏の辛うま「レッドシーフードヌードル」で猛暑を乗り切れ!!

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年7月1日(月)新発売、日清食品のカップ麺「カップヌードル レッドシーフードヌードル(12代目)」(236円+税)の実食レビューです。

ハラが減っては、闘えない。発売12年目を迎えた夏の風物詩「RED SEAFOOD」2024年は “シーフードヌードル40周年記念„ で内容にも変化あり!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル レッドシーフードヌードル 2024

カップヌードル(CUPNOODLE)とは、日本の即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇っている日清食品のブランドで、1971年(昭和46年)9月18日発売のロングセラー。現在は多種多様なフレーバーを展開していますが、基本の「カップヌードル」を中心に「カレー」と「シーフードヌードル」が両脇を固める “御三家„ は不動の人気を誇り、国民食といっても過言ではない地位を築きつつあります。

今年も来たぜ夏のRED!!

今回の新商品「カップヌードル レッドシーフードヌードル」は、1984年(昭和59年)7月23日の発売以来、数ある「カップヌードル」の中でも熱狂的なファンが多いことで知られる「シーフードヌードル」の味わいをベースに、赤唐辛子や粗挽き胡椒で刺激的なアクセントを加えた “辛うま„ テイストの変わり種で、発売12年目を迎える夏の風物詩。せっかくなので、すこし歴史を振り返っておきましょう。

初代「カップヌードル レッドシーフードヌードル」が発売されたのは、2013年(平成25年)7月29日。SURVIVE!〜ハラがへっては、闘えない。〜 をテーマに、これからの時代を生き抜く若者や、闘うアナタを「熱く・赤く・辛く」応援する、SURVIVE(サヴァイヴ)レッドシリーズ第1弾として華々しいデビューを飾り、ユニークでクセになる新テレビCMでも話題沸騰。

その勢いに乗じて、同年10月21日にレッドシリーズ第2弾「レッドカレー」を、同年12月2日にレッドシリーズ第3弾「レッドチリトマトヌードル」を展開していましたが、夏の定番としてサバイブしたのは「レッドシーフードヌードル」のみ。暑い季節にも汗をかきながら食べたくなる、中毒性の高い “辛うま„ 加減で固定ファンを集め、即席カップめん業界における風物詩としてのポジションを確立しました。

画像は初代「レッドシーフードヌードル」

このブログで最後にレビューしたのは、昨年7月17日発売品(11代目)なので、変化がなければスルーしようと思っていたのですが、念のため栄養成分表示を比較してみたところ、カロリーは344kcalから352kcalに上がり、たんぱく質は9.0gから8.9gに微減。脂質は14.6gから15.9gに増え、炭水化物は44.1gから43.2gに減り、食塩相当量も0.5gほど下がるなど、興味深い変化が生じていた12代目。

続けて原材料名を比較してみたところ、油揚げめんとスープに使われている原材料や並びにも変化は生じていなかったのですが、かやくの項目に記載されている「味付卵」と「魚肉練り製品」の順番が入れ替わっている、つまり——JAS法の「使用した原材料を全て重量順に表示する」という原則から——それらの比率が変わっていることを意味しているため、栄養成分表示の違いは再計測による誤差ではありません。

ちなみに2024年7月は「カップヌードル シーフードヌードル」が発売40周年を迎える節目ということで、パッケージに “シーフードヌードル40th„ のロゴを印刷し、なおかつ「シーフードヌードル」の味わいをイメージした「日清のどん兵衛 カップヌードルシーフードうどん」と「日清焼そばU.F.O. カップヌードルシーフード焼そば」も同時にリリースするなど、例年以上に気合を入れてきた日清食品。

2024年の夏は「シーフードトリオ」

‥‥で、個人的に「日清のどん兵衛 カップヌードルシーフードうどん」と「日清焼そばU.F.O. カップヌードルシーフード焼そば」には思うところがあるんですけど、まずは安心と信頼の「レッドシーフードヌードル」でアップを済ませることに。はたして劇的な変化を感じるのか、それともファンの期待を裏切らない微調整に過ぎないのか、昨年からの違いに注目しながらレビューします。

開封

今年も辛さレベルは “辛うま„ の「2」をキープ

歴代「レッドシーフードヌードル」の例に漏れず、今年も小袋は別添されていないため、フタを半分まで剥がして熱湯を注ぎ、フタをして3分でOKの手軽さが魅力。ちなみに容器の側面に印刷されている辛さレベルは、5段階基準で真ん中より下の「2」ということで、昨年の表示から変わっていません。

いいですねー、具沢山。

かやくは “いか、キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ„ の組み合わせで、例年のラインナップを踏襲しているのですが、昨年と比較してスクランブルエッグよりも魚肉練り製品を多めに(魚肉練り製品よりもスクランブルエッグを少なめに)変更している様子。ただ、個体差が激しいブランドなので、それに伴う誤差と言われても分からないレベル。イカたったの2切れ半!? とかありますからね、ふつうに。

ちなみにメーカー希望小売価格は236円(税別)ということで、昨年の夏から据え置き。即席めん業界では、2022年6月1日、2023年6月1日と立て続けに価格改定を実行していたので、まさか3年連続の値上げが計画されているのでは‥‥などと、年始から戦々恐々していたのですが、ひとまず今年は大丈夫みたい。油断できないけど、マジで。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル レッドシーフードヌードル
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:75g(めん60g)
商品コード:4902105263549(JAN)
発売日:2024年07月01日(月)
実食日:2024年07月05日(金)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:236円(税別)
購入価格:254.88円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:310ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、たん白加水分解物、しょうゆ、香辛料、香味調味料)、スープ(ポーク調味料、香辛料、チキン調味料、豚脂、香味調味料、ほたて調味料、糖類、乳等を主要原料とする食品、にんじん調味料、粉末しょうゆ、食塩、オニオンパウダー、たん白加水分解物、魚醤、ポーク調味油)、かやく(いか、キャベツ、魚肉練り製品、味付卵、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、増粘多糖類、カラメル色素、ベニコウジ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、乳化剤、香料、酸味料、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にかに・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

※麺の変更に関する報告は受けておりません。

麺は油で揚げたフライ麺で、やや細めの見慣れた形状は、昨年の「レッドシーフードヌードル」と共通のビジュアル。ちなみにオリジナルの「シーフードヌードル」と比較すると、微妙に原材料名の表示が異なるので、まったく同じ配合ではないようですが、今回も体感的には “いつもの麺„ という認識で問題なさそうな雰囲気。

いい意味でギャップなし

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、お湯を内側の線まで注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったらフタを開け、よく混ぜ合わせたら出来上がり。前述のように具材の比率にはロット差も深く関わっているため、なんともいえないところはありますけど、比較的にバランスがいい個体を引いた様子。

かくして現段階、昨年からの大きな変化を感じていないのですが、ちょっと香りがマイルドになったような、そうでもないような——。というわけで、引き続き昨年からの違いに注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(75g)あたり
カロリー:352kcal
たん白質:8.9g
脂  質:15.9g
炭水化物:43.2g
食塩相当量:4.6g
(めん・かやく:2.1g)
   (スープ:2.5g)
ビタミンB1:0.66mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:87mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:352kcal(めん・かやく:301kcal)(スープ:51kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

昨年から据え置きです

食物繊維の含有量を増やすために “サイリウム種皮粉末„ を練り込んでいる「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」や「カップヌードル 塩分控えめPRO 1日分のカルシウム&ビタミンD」など、なかには特殊なパターンも存在しますが、今回の油揚げ麺は「カップヌードル シーフードヌードル」の流れを汲んだ配合で、体感的にも然り。

これぞ普遍的な油揚げ麺

オリジナルの油揚げ麺には使用していない「香味調味料」を追加しているため、まったく同じ油揚げ麺ではない——と、以前に日清食品の関係者から聞いたこともある——のですが、めちゃくちゃ意識しても分からないレベル。ちなみに昨年の「レッドシーフードヌードル」に使われていた油揚げ麺の原材料名とは完全に一致するので、それとは同じ麺という認識で問題ないでしょう。

ただ、ちょっと言及しておきたいのが製造所について。たとえば茨城県取手市にある関東工場(+A)で製造された麺は、比較的に加水率が低めの設定で、やや粗い感じの口当たりに仕上げる傾向があるのですが、滋賀県栗東市にある関西工場(+S)で製造された麺は比較的にキメ細かいなど、そっちのほうが顕著ですから、機会があれば製造所の違いも意識しながら食べてみてください。

スープ

ちょっとマイルドになったような‥‥気のせいですかねw

さすがに昨年の商品は手元に残っていないので‥‥というか手元に残っていたとしても、賞味期限の問題でリアルタイムの比較には使用できませんが。通常品では貝の旨みを出すために「あさり調味料」を使っているのに対し、夏のレッドでは「ほたて調味料」に切り替え、重要なアクセントを担っている「紅生姜」は省き「唐辛子」と「黒胡椒」を追加するなど、基本的なフレームワークは変わっていません。

黒胡椒のアクセントに関しては、ニュースリリースで言及するほど目立っているようには感じられず、辛味の強さもピリ辛の範疇を出ないけれど、それらについても昨年と同じ印象。ただ、以前よりもポークの乳化感が強くなったというか、まったりとした旨みが増しているような‥‥って、昨年のレビューを読み返してみたら同じこと書いてますねw というわけで、今年も安心と信頼の美味しさです。

かやく

今年も「ほぼイカ」に逃げなかったレッド

オリジナルの「シーフードヌードル」は、2020年10月19日のリニューアル以降 “ほぼイカ„ という新具材(魚肉練り製品)を導入し、その陰で本物のイカを減らす、なんとも姑息なコストカットを実行したので、それが「レッドシーフードヌードル」に適用されるのも時間の問題か‥‥などと、ぶっちゃけ不安に思っていたのですが、今年も “ほぼイカ„ は導入されず。ヨシ!

原材料名の並びは変わっていましたが、繰り返すように個体差での変動と変わらないレベルなので、あとは運次第。イカが多かったらスープの魚介感が増すし、スクランブルエッグが多かったら全体の甘みが増すし、その微妙な変化を意識しながら楽しむのもオツですよ。

総評

6.0

というわけで、栄養成分表示の数値と原材料名(かやく)の並びは昨年から変わっていましたが、体感的に目立った変更はなく、夏の「レッドシーフードヌードル」を楽しみにしていたファンの期待を裏切るような仕上がりではありません。なんか毎年ちょっとずつマイルドになっているような気がしないでもないけれどw それでも中毒性の高さは、あいかわらず。

さらに温泉卵や納豆、チーズでマイルドに仕上げるもよし、タバスコやデスソースで刺激的にチューンナップするもよし、ちょい足しアレンジの土台にも誂え向きな一杯なので、製造・販売終了前に何個か買い置きしておきましょう。【author・taka :a(大石敬之)】

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