「カップヌードル マッサマンカレー ビッグ」待望の再販!!堂々復活 “濃厚” エスニック

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日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年7月1日(月)新発売のカップ麺、日清食品「カップヌードル マッサマンカレー ビッグ」の実食レビューです。

“世界一おいしいカレー” と話題になった「マッサマンカレー」の再現カップヌードルが待望の復活!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードルBIG マッサマンカレー 2019

初めて「カップヌードル マッサマンカレー ビッグ」が発売されたのは、2014年11月25日。当時 “世界で一番おいしい食べ物” に選ばれたタイ南部のカレー「マッサマンカレー」を日清食品がカップヌードル流にアレンジした新商品ということで発売前から話題になり、実際とても美味しかったのを覚えています。

その後、2015年7月6日にレギュラーサイズの「カップヌードル マッサマンカレー」と当時まだ電子レンジ調理だったカップライス「日清マッサマンカレーメシ」、さらにスパイスキッチンからも「マッサマンカレー フォースープ」がリリースされたので、それらもカウントすると約4年ぶりの復活。しかし、実は “マッサマンカレーが世界で一番おいしい食べ物というのは間違いだった——” という話をご存知でしょうか。



カップ麺のパッケージにも「世界一美味しいと言われるタイ南部のカレー」と書いてあるのですが、事の発端は2011年7月22日、米国ジョージア州アトランタに本社を置くアメリカのニュースチャンネル「CNN(Cable News Network)」が発表した『世界で最も美味しい食べ物ランキングBEST50(CNN Names The World’s 50 Most Delicious Foods)』に遡ります。

当時の記事では最初に「マッサマンカレー」が世界で一番おいしい料理として紹介されたのですが、選考基準や審査員の名前はなく、記事の作者欄に “CNNGo stuff” という記述があるだけ。ちなみに2位はナポリのピザ、3位はメキシコのチョコレート、日本の料理は4位に寿司、29位に近江牛のステーキ、32位に鮟肝(あんきも)がランクインしていました。

けれども2011年9月7日、CNNのFacebook内で35,000件の投票に基づいて決定された “改訂版” のランキングを発表しているのですが、記事の冒頭にて “And now, after more than 35,000 votes, it appears we got it all wrong.(35,000以上の投票結果から、我々は完全に間違えていたようです)” と記載し、最初のランキングは間違っていたと認めています(ソース『World’s 50 best foods: Reader’s choice | CNN Travel – CNN.com』)。

「マッサマンカレー」の正しいランキングは1位から10位になり、我らが「寿司」は4位から3位に上昇。そして8位には「ラーメン」も日本の料理として新たに食い込み、真のランキング1位に輝いたのは、牛肉をココナッツミルクと香辛料やハーブで長時間煮込んだインドネシア西スマトラ州(州都パダン)の郷土料理「ルンダン(rendang)」。もともとルンダン(または「レンダン」)のランキングは11位、そこから1位の座を獲得しました。



もちろんマッサマンカレーが世界で一番おいしいと感じている方の意見は尊重したいですし、私自身とても素晴らしい食べ物だと思っているのですが、CNNランキング1位の「ルンダン」もカレーの一種。カップ麺だけでなくレトルトカレーやスナック菓子、全国展開しているファミレスチェーンのメニューなど、その現状から日本でマッサマンカレーは “世界で一番おいしいカレー” と認識されるのも必然的な状況ですが、知ってか知らずか大手食品メーカーは訂正する気配を見せません。

まぁでも約1ヶ月半とはいえ実際に世界一のカレーとして話題になっていたのは事実ですし、2014年11月発売品及び2015年7月発売品のカップ麺「カップヌードル マッサマンカレー」はココナッツミルクの甘い余韻とスパイスの兼ね合いが面白く、さらに蝦醤(シャージャン / えびみそ)のアクセントが個性的だったので、当時の感動が再び味わえるのかどうか、しっかりチェックしていきましょう。

開封

さりげなくキャッチフレーズが「世界一美味しいと “話題の” タイ南部のカレー」から「世界一美味しいと “言われている” タイ南部のカレー」に変わっているのですが、パッケージのデザインもイメージカラーも初版のマッサマンカレービッグから特に変更ありません。また、外装フィルムを破いた瞬間から主張を始めるエスニックな香りが強く、フタを開けると濃厚で甘いエキゾチックな芳香が堪らない——

と、すでに香りだけで持って行かれそうになっているのですがw パッケージの側面には「※本商品はハラル製品ではありません」と記載されています。「マッサマン」という言葉自体に “イスラム教の” という意味があり、マッサマンカレー(ゲーン・マッサマン)はイスラム教の規律で合法なもの(ハラール)とされているので、カップ麺はハラーム(ムスリムにとって非合法)だよ、という念の為の注意書きですね。



記事の公開日は実際の発売日よりも一足早いのですが、すでに日曜日から販売を開始している店舗もありますし、火曜日からは全国のコンビニでも取り扱いが始まります。メーカー希望小売価格は税別220円なので、コンビニ実売価格は税込232円が相場。ちなみに日清食品の公式オンラインストアで購入した場合、コンビニよりも高い税込237円なんですけど、スーパーやドラッグストアなら200円前後が平均的な実売価格ですね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル マッサマンカレー ビッグ
製造者:日清食品株式会社
製造所:関東工場(A)
内容量:107g(めん80g)
商品コード:4902105260791(JANコード)
商品サイズ:縦175mm×横175mm×高さ65mm

発売日:2019年07月01日(月)
発売地域:全国(全チャネル販売)
取得店舗:ネット通販サイト(日清食品グループ オンラインストア)
商品購入価格:237円(税込)
希望小売価格:220円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい使用)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:紙
湯量目安:400ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(小袋なし)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、ポーク調味料)、スープ(糖類、豚脂、小麦粉、香辛料、でん粉、えび醤、食塩、ココナッツミルクパウダー、酵母エキス)、かやく(フライドポテト、味付鶏肉、にんじん、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、乳化剤、香料、炭酸Ca、酸味料、かんすい、甘味料(ステビア)、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルゲン情報】小麦・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・大豆(食品衛生法で義務付けられた特定原材料7品目と表示が推奨されている20品目の合計27品目について掲載)

実食開始

調理前の麺は「カップヌードル カレー」と同じような雰囲気で、微妙に原材料名は違うのですが、単に本家の表記を更新していないだけかもしれません(新食品表示法の関係)。初版と同じく今回も別添の小袋は付属されていないので、あとは熱湯を注ぐだけなんですけど、粉末スープの量が多いため、ゆっくりと注湯してください。



さて、なんだか妙に人参の数が多いような気もするのですが、基本的にカップ麺の具材は肉が何個、人参が何個——ではなく、機械によって “これだけ” と全体の重量で振り分けられるため、やたらポテトが多くて肉が少ないとか、肉が多くてポテトが少ないとか、そういった偏りが生じることは珍しくありません。

たまに致命的な差が生じることもありますけどw それから大量の粉末スープは比較的すんなり溶けましたが、とろみ成分が仕込んであったので、溶け残りがないように容器の底から念入りにかき混ぜてください。それでは、マッサマンカレーらしさの再現度や初版との共通点・違いに注目しつつ、「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(107g)当たり

熱  量:499kcal(カロリー)
たん白質:10.3g
脂  質:21.4g
炭水化物:66.3g
食塩相当量:5.6g
(めん・かやく:2.8g)
   (スープ:2.8g)
ビタミンB1:0.26mg
ビタミンB2:0.28mg
カルシウム:117mg

参考値(調理直後に分別して分析)
熱量:499kcal(めん・かやく:434kcal)(スープ:65kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

おそらくカップヌードルカレーと共通
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初版の原材料名(小麦粉、植物油脂、食塩、糖類、醤油、ポークエキス、チキンエキス、たん白加水分解物)から新たに「ポーク調味料」が追記され、ポークエキスとチキンエキスの並びが逆転しているのですが、おそらく新食品表示法に対応するために、これまで「ポークエキス」と要約していた成分を別で表記しているだけだと思います。

数年前にレギュラー(しょうゆ)とシーフードヌードルのサイズは統一されましたが、もともとシーフードヌードルは1.8mm幅くらい、基本は約2mm幅、カレー・チリトマトヌードル・味噌は約3mm幅に切り出されていて、今回は「カップヌードル カレー」の麺と同じ幅広麺を採用。カップ麺全体で見れば細麺ですが、同シリーズの中では太麺です。



もしレギュラー幅の麺を採用していたら、それはそれで面白かったような気もしますけど、さすがカレー用にチューニングされた麺はカレー味のスープと相性抜群。しかも今回はスープの粘度が高く、味も濃いめに仕上がっていたので、パワーバランスも適切です。個人的な意見ですが、3分待って念入りにかき混ぜた後、2〜3分ほど休ませてから食べるとスープの濃厚さがグッと増して好みでした。

スープ

中毒性注意!
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甘さについては糖類や甘味料によるサポートありきですが、舌にネットリと纏わり付いてくる人工甘味料ではなくステビア(天然甘味料)。とはいえ甘いカレーが苦手な人は確実に避けたほうが安全な甘さレベルではあるものの、実際のマッサマンカレーも “パームシュガー” の複雑な甘さが特徴ですし、ちゃんとココナッツミルクパウダーを原材料に使用することで独特のコクを再現しています。

同じタイのカレーでも、グリーンカレーやレッドカレーはフレッシュなハーブをふんだんに使用するのに対し、マッサマンカレーはココナッツミルクと対比を描くローストしたドライスパイスの刺激も特徴となっているのですが、香辛料はスターアニス(八角茴香)、ナモン、クローブ、カルダモン、コリアンダー、シナツメグ、にんにく、生姜、赤唐辛子‥‥でしょうか(た、たぶん体感的にw)。

日清食品曰く9種類の炒めたスパイスを加えているとのことなんですけど、ちゃんとロースト感が伝わってくるドライなスパイス感で、けれども辛さレベルは辛い食べ物が苦手な人でも大丈夫そうな「ピリ辛」ライン。癖のあるタマリンドの甘酸っぱさは目立っていませんが、今回も蝦醤(えび醤)の個性的な旨味も感じられ、ココナッツミルクの甘さとエキゾチックなドライスパイスの融合が癖になる、マッサマンカレーらしい中毒性を覚えるスープの雰囲気は再現度が高いですね。

具材

場合によっては大きな個体差あり
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実は同じく日清食品グループのオンラインストアで買った商品を別の日にも食べているのですが、それにはポテト2個、人参も鶏肉も今回の半分だったので、もしかすると運悪くボリュームの少ない見た目の個体に当たるかもしれません。けれども以前、それについて各メーカーに問い合わせてみたところ、ほとんどの回答が見た目こそ寂しいだけで基本的に重量は同じとのことでした(体感的な満足度けっこう変わりますけどね‥w)。

今回の具材は初版と同じくフライドポテト、味付鶏肉(蒸し鶏)、人参、ネギとなっていて、ネギは‥まぁとりあえずカップヌードルだから的な存在なんですけど、フライドポテトは大きくて人参はコリッコリの歯応えがナイス。ちょっと蒸し鶏は硬めの食感ですが、マッサマンカレーには定番の具材。

大きなフライドポテトは最初に食べると高確率でサクサクしていますが、これはこれでカップ麺ならではの魅力とも言えますよね。もしポテトが1個しか入ってなかった——とかだと具材のイメージは悪くなってしまうかもしれませんが、その分きっと蒸し鶏かコリコリの人参が多いはずですし、濃厚なスープの満足度が高いので、ある程度の個体差は許容できるかと。

総評

★★★★★★☆☆☆☆(★6)

まさに初版の2014年11月発売品と同じ味わいで、ある意味これだけ長いスパンを空けたことで新鮮味もあったのですが、ふと食べ終わってから栄養成分表示(カロリー等)の数値を2014年11月発売品と比較してみたところ、0.01mgの違いもなく “まったく同じ数値” でした。というわけで数年前の製品を手直しすることなく100%再販という珍しいケースなんですけど、むしろ好印象。

その日の体調や気分、思い出補正も含めてニュアンスを感じるかもしれませんが、あの味が帰ってきた! のイメージで問題ありません。なので以前のマッサマンカレーヌードルとマッチングが悪かった方にはオススメできませんが、ココナッツミルクとドライスパイスによる中毒性の高いエキゾチックなエスニックカレーが好きならマスト、初めての方は上記のレビューを参考に好みと合うか相談していただけると幸いです。もしかすると、近いうちにレギュラーサイズも復活するかもしれませんね。

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