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日清が世に送り出した冬の怪作「カップヌードル 辛味噌」の衝撃と隠された “粋で繊細なスキーム„ とは‥‥

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2026年1月12日(月)新発売、日清食品のカップ麺「カップヌードル 辛味噌」(236円+税)の実食レビューです。

今年の冬は三味噌トリオ!? 冬限定の「クセ旨」シリーズ第3弾は不動の人気商品「味噌」が送る “旨辛濃仕立て„ の姉妹品を展開!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップヌードル 辛味噌

カップヌードルとは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場で圧倒的な占有率を誇っているブランドで、現在は「オリジナル」「カレー」「シーフード」「チリトマト」で構成される四天王を中心に、クセ旨シリーズやPRO(プロ)シリーズ、さらに世界のカップヌードル(CUPNOODLES)など、異なるコンセプトを掲げたフレーバーを数多く展開しています。

今年の冬は “クセ旨„ 初の辛味噌!

このページでレビューする「カップヌードル 辛味噌(からみそ)」は、味わいや食感に “ひとクセある旨さ„ を加えた「クセ旨」シリーズより、その中でも不動の人気を誇る「味噌」を旨辛濃(うまからこい)仕上げにアレンジした変わり種で、コクのある3種の味噌をベースに豆板醤の風味と唐辛子の辛味を効かせた一杯。

あらためまして「クセ旨」シリーズとは、レギュラーサイズの「味噌」「欧風チーズカレー」「辛麺」「担担」「魚豚」から成るカテゴリーで、以前は「SiO(しお)」の後身として開発された「ねぎ塩」もラインナップに含まれていましたが、2025年(令和7年)8月25日に現れた「魚豚(ぎょとん)」の参加に伴い販売を終了し、現在は上記の5品を通年販売の定番商品に位置付けています。

冬の「クセ旨」第1弾〜第3弾

そんな “ひとクセ„ ある「クセ旨」シリーズを冬限定のフレーバーにアレンジする企画は、2024年11月4日発売の「白担担(五香粉香るコク旨白たんたん)」を皮切りに、同年11月25日発売の「白味噌(生姜香るまろやか白みそ)」と続いたので、次は「担担」と「味噌」以外に手を加えてくるのかと思いきや、再び「味噌」の姉妹品を展開してきた日清食品。

今シーズンの冬は「三味噌トリオ」

さらに今シーズンは “三味噌トリオ„ と題し、一昨年に好評を博した「白味噌」を再び発売しているのですが、JANコードは前回発売品と完全に一致。しかしながら栄養成分表示の値が微妙に変わっていたので、その件について日清食品に問い合わせてみたところ “前回発売品から大きく手を加えているわけではないが、時代にあわせて少しだけ調整している„ との回答でした。

とはいえ微調整に過ぎないリニューアルにつき、こちら側のスタンスとしては “ほぼほhぼ味わいに変更なしの再販という認識で問題ない„ とのことだったので、今回は純然たる新作の「辛味噌」に集中することに。

カップヌードルにおける「辛味噌」といえば、2019年(令和元年)5月13日発売品から2023年(令和5年)4月17日発売品まで毎年恒例となっていた「カップヌードル 激辛味噌 ビッグ」(辛さレベルMAX)の前例がありますけど、今回の辛さレベルは5段階基準の中間。

辛さレベル3/5

日清食品の辛さレベル3は中辛以上、大辛未満の「辛口」前後を意味しているため、体感的な辛味の強さやパッケージで訴求されている “野菜の旨み„ についてはもちろん、ベースになっている「カップヌードル 味噌」との違いや共通点にも注目しながらレビューします。

開封

小袋なしのオールインワンタイプ

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、後入れペーストやオイルによる臨場感に期待できないのは寂しいポイントになるけれど、王道の「カップヌードル」よろしくフタを半分まで剥がして熱湯を注ぎ、3分後に混ぜるだけでOKの手軽さは魅力。

ちょっと具材は少なめか?

かやくは謎肉(なぞにく)の愛称で知られる大豆たん白入り豚ミンチに、キャベツ、ニンジン、ニラ、赤唐辛子の組み合わせで、そこそこニラが目立っているのは嬉しいポイントになりますけど、カップヌードルの変わり種にしては控えめなボリューム感。また同時発売品の「白味噌」には千切りの “針生姜„ が入っているのに対し、そういったステータスは備わっていません。

ちなみにメーカー希望小売価格は1食あたり236円(税別)に設定されているため、コンビニで購入した場合の税込価格は254円になりますが、スーパーマーケットやドラッグストアなど、販売店を限定しないNB(ナショナルブランド)商品。カップヌードルは凄まじい営業力を保有しているブランドなので、なにかの弾みで強烈にバズりでもしない限り、売ってない難民に陥るパターンは稀かと思います。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:カップヌードル 辛味噌
製造者:日清食品株式会社
製造所:+S 関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:83g(めん60g)
商品コード:4902105289396(JAN)
発売日:2026年1月12日(月)
実食日:2026年1月17日(土)
発売地域:全国
取得店舗:ライフ
小売価格:236円(税別)
購入価格:171円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:290ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、ポーク調味料)、スープ(豚脂、糖類、粉末みそ、でん粉、小麦粉、大豆粉末、ポーク調味料、ごま、オニオン調味料、みそ調味料、チキン調味料、唐辛子調味料、ガーリック調味料、香辛料、唐辛子みそ、魚醤、香味油、にぼし粉末、酵母パウダー、酵母エキス、香味調味料、さんしょう調味料)、かやく(大豆たん白入り豚ミンチ加工品、キャベツ、にんじん、赤唐辛子、にら)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、乳化剤、カラメル色素、香料、炭酸Ca、増粘多糖類、かんすい、カロチノイド色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE)、チャ抽出物、炭酸Mg、くん液、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

麺は定番の「味噌」と同じ

麺は油で揚げたフライ麺で、約3mm幅に切り出された太めの形状と原材料名の構成「小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、糖類、しょうゆ、チキンエキス、ポークエキス、香味調味料、ポーク調味料」から、いつもの「カップヌードル 味噌」に使われているフライ麺と同じテンプレートとみて間違いありません。

香りが太い‥‥!

前述のように今回の新作には別添の小袋がないため、フタを半分まで剥がして熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。ちなみに「カップヌードル」の調理方法は『フタをして3分でOK!』となっているのですが、今回のパッケージには『フタをして3分後よくまぜてOK』と記載されています。これは “とろみ成分が含まれていることを意味している„ ため、調理の際は容器の底から丁寧に混ぜてください。※実際、けっこうドロドロです。

さて、レギュラーサイズのカップヌードルにしては具材の頼りなさが否めない調理直後。しかしながら香りの密度は高く、ちょっと「サッポロ一番 みそラーメン」っぽさも備えているというか、いつもの「味噌」とは異なる雰囲気。というわけで、引き続き通常品との同異点や辛味の強さにも注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(83g)あたり
カロリー:398kcal
たん白質:8.5g
脂  質:19.3g
炭水化物:47.5g
食塩相当量:4.4g
(めん・かやく:2.2g)
   (スープ:2.2g)
ビタミンB1:0.21mg
ビタミンB2:0.23mg
カルシウム:138mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:398kcal(めん・かやく:339kcal)(スープ:59kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

スープの味わいに負けない、つるみのある少し太めのしなやかな麺。

出典:https://www.nissin.com/jp/company/news/13584/

安心と信頼のクオリティ

5.0

カップヌードルのブランドに使われるフライ麺には、大きく分けて約2mm幅の通常サイズと約3mm幅の太麺があり、先述のように今回は後者のテンプレート。直近だと1週間前にリリースされた “もやしカスタム推奨„ の二郎インスパイア商品「カップヌードル 背脂豚骨醤油 ビッグ」とも共通するため、新鮮味は皆無に等しいというか皆無です。

スープとの相性ばっちり

しかし、さすが定番の「味噌」と同じフレームワーク。後述するスープは旨辛濃仕上げにアレンジされていますが、麺とスープの相性は申し分ありません。もしも約2mmのテンプレを合わせていた場合、ほぼ確実に麺が埋没する‥‥まぁそれはそれで面白そうですけど、先に触れるとスープの味が驚くほど濃かったので、主張し過ぎずも埋没しない、これぞ最適なチョイス。

ちなみにカップヌードルの各商品に使われている約3mm幅の太麺は、関東工場(+A 茨城県取手市清水667-1)製造だと比較的に気泡が粗く、加水率も低め。一方で関西工場(+S 滋賀県栗東市下鈎21-1)製造のフライ麺は、つるみのある滑らかな口当たりが印象的。製造所固有記号(+A, +Sの表示)は容器底面に印字されているので、気になる方は食べる前に要チェックです。

スープ

コクのある3種の味噌をベースに、肉と野菜の旨みを加え、豆板醤の風味と唐辛子の辛みをきかせた、”旨辛” で濃厚なスープ。後引く辛さがクセになります。

出典:https://www.nissin.com/jp/company/news/13584/

ぶっ濃い辛味噌!

5.0

パッケージの右上に表示されている「豆板醤の旨辛濃!仕上げ」の訴求や、商品名(辛味噌)の下に記載されている「3種の味噌と豆板醤風味旨辛仕立て」からも伝わってくるように、厳密にいうと今回のスープに豆板醤は使用しておらず、発酵調味料などの記載も見当たりません。実際に注意深く味わってみても “そら豆を発酵させた特有の風味は伝わってこない„ ため、あくまでも “豆板醤„ なんだなと。

しかし、それが物足りなさに直結しているわけではありません。3種の味噌(内訳は非公開)による重厚な味わいを軸に、それをブーストさせる大豆粉末のザラつき効果も面白く、玉ねぎをはじめとする野菜の優しさと肉の旨みが奥行きと幅を表現。また「魚醤」や「にぼし粉末」など、きちんと定番の「味噌」に通じる隠し味を組み込み、山椒謎肉から滲み出る個性を「さんしょう調味料」で補っている、粋で繊細なスキームも印象的。

辛味の強さは「辛さレベル3」の表示通り、中辛以上〜辛口ちょっと手前(得意じゃない方にとっては余裕で辛口)の辛さから、刺激的な食べ物が苦手な方にはオススメしづらいテイストではあるけれど、香辛料(粉末唐辛子)のほかに「唐辛子みそ」や「唐辛子調味料」も併用しているため、辛味の表現ひとつ取っても多彩。ちなみに喉から手が出るほど白米が欲しくなる濃さだったので、けっこうビックリしましたw

かやく

“謎肉” (大豆たん白入り豚ミンチ)、キャベツ、ニンジン、ニラ、赤唐辛子。

出典:https://www.nissin.com/jp/company/news/13584/

突出した要素はない

3.0

BIGサイズでは例外もあるけれど、レギュラーサイズの「カップヌードル」は変わり種を含め、熱湯を注いで3分後にフタを開けた瞬間、ほぼ表面の麺が見えなく勢いで具材が入っている——。というのも同ブランドにおける大きなステータスのひとつだと思っているのですが、今回は意図的にキャベツを広げても7割程度しか隠れません。

大豆たん白入り豚ミンチ加工品(謎肉)とニラは前述の辛味噌スープと好相性かつ粗挽唐辛子の芳ばしさも唐辛子の表情を深めてくれていたけれど、本来であればボリュームを稼いでくれるキャベツは少量で、ニンジンについては別に入ってなくても‥‥みたいな。しかし、今回は飲み応えもとい食べ応えといっても差し支えない満足感がスープから得られるため、あまり気にならないと思います。

総評

5.0

というわけで、具材のボリュームとチョイスについては賛否両論あるかもですが、ぶっ濃い辛味噌スープから得られる満足感は凄まじく、再び現れた冬限定の「白味噌」とは一線を画すパワフルな味わいはもちろん、定番の「味噌」の流れを汲みながらも異なる方向性から、姉妹品らしい個性と変わり種らしいインパクトを兼ね備えた一杯。

濃いめの味が好きな方にはもちろん、白めし片手にカップラーメン派の方にも朗報の一杯なので、中辛以上の辛味に抵抗がなければ積極的に試してみてください。——っていうか、これに “もやしカスタム„ してもヤバそうですよね。その際は「もやし」を1/2袋に減らし、味付けは醤油と塩こしょうではなく「豆板醤 小さじ1」に変更すると面白いかもしれません。【author・taka :a(大石敬之)】

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