「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 ワンタン味噌ラーメン」コンビニだけのRICHなウマさ!

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年1月7日(月)新発売のカップ麺、エースコック「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 ワンタン味噌ラーメン」の実食レビューです。

コンビニだけのRICH(リッチ)なウマさ!「超スーパーカップ1.5倍」シリーズにワンタン入りの味噌ラーメンが登場しました。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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超スーパーカップ1.5倍 ワンタン味噌ラーメン

「超スーパーカップ1.5倍」シリーズとは、 “コンビニだけのRICHなウマさ” をコンセプトにコンビニ限定商品として販売されているスーパーカップで、通年商品には「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 砕き豚骨ラーメン」あります。

「超スーパーカップ」‥‥つまり直訳したらスーパースーパーカップ? なんだか馬から落馬して腰痛が痛い的なことになっているような‥などとくだらないことに大切な時間を5分も使ってしまったのですが、ウルトラスーパーカップと訳せばセーフですかね。いや、なにがセーフでアウトなのかはアレなんですけどw

ちょうど1年前の同時期にあたる2018年1月8日(月)にも「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 ワンタン味噌ラーメン 焼豚入り」という焼豚とワンタンが入った超スーパーカップがリリースされていたのですが、ワンタン入り味噌ラーメンというテーマは共通で、残念ながら今年は焼豚が解雇された模様。

しかし、フタ上の宣材写真には鶏団子と思われる肉具材が写っています。2個だけどw いや、それよりもコーンたった3粒のほうが衝撃ですかね。とりあえず味付けも食感もイマイチなスポンジっぽい肉そぼろ(はずれ系)を思えば、この時点で安心感は絶大です。また、寒い季節に嬉しい「生姜香る、濃厚味噌スープ」ということで、それについても嬉しいテーマですよね。

ただ、エースコックのワンタン具材は2018年8月13日発売の「野菜たっぷりワンタンメン タンメン味」から変化を感じるようになり、熱湯3分では皮が適切に戻らなくなりました。さらに沈めて計5分以上かけても皮のフチは硬いまま、中の餡も少し乾燥状態という、これまでのイメージとは大きく変わってしまったのです。

最初は個体差かと思ったのですが、その後にリリースされるエースコックのワンタン具材に注目してみたところ、もれなく同じような状態。さらに定番商品の「ワンタンメンどんぶり タンメン味」も2018年10月8日に “モチっとした食感に進化!” とリニューアルされたのですが、それも同じように3分では戻らず、どうも改悪に思えてなりませんでした。

というわけで今回は生姜の効き目は強いのか弱いのか、そしてワンタンの戻り具合に注目しながら食べてみたいと思います。それでは、開封して中身を確認してみましょう。

開封

別添の小袋は「液体スープ」「かやく」「ふりかけ」の3袋構成で、かやくのみ先入れです。これについては珍しくもなんともない光景なんですけど、よく見ると液体スープの小袋に表記されている “フタの上にのせよく温めて、お召し上がりの直前に入れてください” のアドバイスがメモ帳っぽい背景で、それをクリップで留めている可愛いデザインになっていました。ちょっと色的に見づらいけどw

麺は油揚げ麺で、そんなに縮れていませんが、黄色味がかったビジュアルが味噌ラーメンの雰囲気に合いますね。定番スーパーカップは昨年、シリーズ最大量の麺100g「MAX」にリニューアルされましたが、今回は汁ありカップ麺レギュラーサイズの平均値60gと比較して1.5倍なので、大盛バケツ型の定量である90gとなっています。

発売日は2019年1月7日(月)となっているのですが、コンビニ限定商品=コンビニの棚に新商品が並び始めるのは月曜日の深夜〜火曜日なので、実質的な発売日は1月8日(火)が正しいかもしれません。今週はカップ麺の新商品が少なかったので、どのコンビニでも比較的よく見かけました。

製品情報・購入価格

製品名:(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 ワンタン味噌ラーメン
製造者:エースコック
製造所:兵庫県加東市の自社工場(製造所固有記号[W])
内容量:133g(めん90g)
発売日:2019年01月07日(月)
実食日:2019年01月09日(水)
JANコード:4901071231781
希望小売価格:205円(税抜)

発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
購入価格:216円(税込)
取得店舗:コンビニ(ローソン)

麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛バケツ型
容器材質:プラ(PS)+胴巻き紙
湯量目安:500ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(みそ、動物油脂、しょうゆ、ポークエキス、香味調味料、香辛料、植物油脂、食塩、砂糖、ねりごま、ごま、魚介エキス、酵母エキス)、かやく(ワンタン、味付鶏だんご、コーン、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、ソルビット、カラメル色素、かんすい、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘多糖類、香料、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)
【アレルギー表示】小麦・卵・大豆・鶏肉・豚肉・ごま

実食開始

調理方法にも「ワンタンの上に充分熱湯を注いでください」との注意書きがあるので、その通り充分熱湯を注いだんですけど、見た感じ白く濁っている部分はありません。ただ、以前はピンク色だった中の餡(あん)が茶色になるなど、改悪と感じたリニューアルから変更がないように思います。きちんと熱湯4分でケアは完了しているのでしょうか‥‥

さて、完成です。フタ上のイメージ写真ではワンタン2個、鶏団子2個、ネギ少量、コーンまさかの3粒でしたが、ワンタンは3個、わりと大きめの鶏団子は4個、ネギ適量、コーンも3粒以上と嬉しいボリューム。スーパーカップシリーズは具材に貧弱なイメージが強かったりするのですが、今回その印象はありません。

また、写真の向かって左下に寄せている後入れの「ふりかけ」も思っていたより量が多く、唐辛子色の粉末と白ゴマなどが入っていました。ふりかけ攪拌(かくはん)前のスープ、攪拌後のスープと分けて確認し、味の変化にも注目してみますね。それでは、実際に食べてみましょう。「めん」「スープ」「かやく」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

1食(133g)当たり

カロリー:518kcal
たん白質:11.8g
脂  質:21.0g
炭水化物:70.4g
食塩相当量:8.5g
(めん・かやく:2.7g)
(スープ:5.8g)
ビタミンB1:0.97mg
ビタミンB2:0.57mg
カルシウム:329mg

※参考値(調理直後に分別した値)
エネルギー:518kcal(めん・かやく:406kcal)(スープ:112kcal)

めん

しっかりとした弾力があり、口の中で存在感のあるめんです。丸刃にすることで、滑らかでスープの絡みを良くしました。

(出典:エースコック「商品情報」)

もちもち食感で食べ応えあり!

「ガッシリ3Dめん」から「カドメン」に進化し、それ以降のスーパーカップは角刃の油揚げ麺が主流となっていたのですが、今回の製品説明にも丸刃と書いてあるように、カドメンではありません。しかし、食べ始めはガッシリとしたスーパーカップらしい食べ応えが得られる力強くて頼もしい食感です。

中盤以降は適度な歯切れの良さが出てくるのですが、かなり弾力は持続力があり、熱湯15分(フタを開けてから11分)くらい経過した時点でも少し柔らかめながら弾力が残っている、これは大容量の大盛バケツ型にとって嬉しいポイントですね。ちょっと油揚げ麺特有の風味も目立っているのですが、その風味も後述するスープ(変身後)との相性が良くてプラスに思えました。

麺に持久力が備わっているので、大盛りだから早く食べないと伸びる‥‥みたいに焦って食べる必要はありませんし、もちろん熱湯4分で開封しても問題なく食べられたのですが、4分30秒くらい待ったほうがいいかもしれません。というのも、このタイプの麺は水分を適切に抱かせることで弾力がアップするので、放置しすぎはいけませんがw お時間に余裕があれば30秒ほど、きもち長めに待ってみてください。

スープ

味噌をベースに、ポークの旨みとジンジャーやガーリックなどの香味野菜の風味を合わせた味噌スープです。別添のふりかけを加えることで、ガーリックやジンジャーの香りと唐辛子の辛みが食欲をそそり、最後まで飽きの来ない味わいに仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

ふりかけで印象が大きく変わる

ベースは赤味噌寄りで輪郭のあるタイプになるのですが、きちんと丁寧な動物系の旨味(ポーク)があり、味噌汁のような頼りない味噌スープではなく、しっかりラーメンテイストに仕上がっています。めちゃくちゃ強いわけではないのですが、にんにくや生姜などの香味野菜による適度なキレがあり、体感的な塩分濃度は高めの設定ではあるものの、ブランドのイメージとしては外れていません。

ちょっと芝麻醤(ねりごま)のコクもあったりして、新進気鋭の個性派テイストではないけれど、液体スープだけでも一定の満足感が満たされる、王道を地で行くような味噌スープは素直に好印象でした。しかし、硬派な味わいではあるけれど、コンビニ限定商品にしては没個性というか‥ええ、そこで別添の「ふりかけ」が印象を大幅に変えてくれます。

けっこう唐辛子色した粉末ですが、実際そんなに辛くありません。ちょっと辛口だけど、あくまでピリ辛クラスの辛さです。しかし、それ以上にブーストされるのが生姜とガーリック。特に目覚ましく強化されたのはニンニク感で、お仕事中はヤバいかも‥くらい。胡麻のアクセントも芳ばしく、この瞬間からオーソドックスで硬派なスープが辛味噌にんにく(ピリ辛)系に進化します。正直これは手放しに美味しいスープかもしれない(笑)

かやく

食べごたえのあるワンタン、程良く味付けした鶏だんご、色調の良いコーン、ねぎを加えて仕上げました。

(出典:エースコック「商品情報」)

具材に貧弱なイメージはないけどワンタンが戻らぬ‥w

しっかり熱湯をワンタンめがけて注いだのですが、どうにもこうにも戻らない。まず皮のフチ(波になっている部分)がパキッと硬いままなので、いきなりワンタンから食べるのではなく、どっぷりスープに沈めてやりましょう。ただ、フタを開けてから5分経過(お湯を注いでから9分)まだ硬い、10分経過(計14分)まだ硬い、15分経過(計19分)まで様子を見ても完全に戻りませんでした。

以前はピンク色だった中華風の餡(あん)も茶色に変わったまま、やはり中に入っている具材の一部が軽く乾燥状態というか、さすがに15分(お湯を注いでから19分)も放置したら中身は柔らかかったけど(それでも皮が破れないのは素晴らしいことですがフチは戻らないというw)、リニューアルで変わったのは皮だけではありません。

しかし、ワンタン3個は確かな食べ応えに寄与してくれていたのと、大きめの鶏団子が4個は嬉しいですね。どうしても鶏団子は乾燥具材特有の食感と風味になるのですが、ふんわりと柔らかく、鶏団子系の中でもクオリティは上位。というか、カップ麺の鶏肉団子って基本的に大きく外しませんよね。コーンはインパクトのあるスープの中で飾り付けのような存在でしたが、シャッキシャキのネギは食感のアクセントに効果的な歯触りでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)
(上出来です!)

ふりかけなしでも硬派な味わいから問題なく成立している、スーパーカップらしい食べ応えが楽しめるカップ麺でしたが、ふりかけを入れることで辛味噌にんにく系のパワフルなスープに仕上がって、かなり高い満足感が得られました。塩分濃度も高かったけどw それは直接的な食塩よりもコクのある味噌の塩分というか、濃い味でもネガディブではなかったです。

もちろん繊細な味わいが好みという方には手放しにオススメできませんが、大盛カップ麺に嬉しい持久力があって食べ応えのある麺、ワンタンの戻り具合に難はあれど具材に貧弱なイメージはなく、パワフルなスープでも大味ではない、想像以上に隙のないカップ麺でした。この完成度なら定価購入必至のコンビニ限定でも納得できると思いますし、がつんとした味覚の強気な味噌ラーメンが好きなら試す価値ありです。ただ、にんにくには少し気を付けてくださいね。

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