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コンビニ限定「超スーパーカップ1.5倍 胡麻香る味噌ワンタン麺」これぞ鉄板の食べ応え!!

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2020年1月6日(月)新発売のカップ麺、エースコック「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 胡麻香る味噌ワンタン麺」の実食レビューです。

コンビニだけのRICH(リッチ)なウマさを体現した「超スーパーカップ1.5倍」のワンタン味噌が今年も登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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超スーパーカップ1.5倍 胡麻香る味噌ワンタン麺

「超スーパーカップ1.5倍」とは、王道×定番の味わいをこだわりの品質で楽しめるコンビニ限定発売のスーパーカップで、2017年3月27日発売「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 厚切焼豚とんこつラーメン ねぎ盛り」から本格的にスタート。その中でも「ワンタン」と「味噌ラーメン」の組み合わせは、毎年1月恒例のテーマとなっています。

若干、頭痛が痛いような気も‥‥w

超スーパーカップ1.5倍として最初に発売された味噌系の一杯は、2018年1月8日発売の「ワンタン味噌ラーメン 焼豚入り」で、コンセプトは “もっと身も心も満たされたい欲張りなユーザー” に向けた王道かつ品質にこだわる “コンビニでしか食べられない” スーパーカップの姉妹ブランドというもの。当時、まだ「カドメン」を強調している頃でした。

札幌の味噌ラーメンよろしく油膜の張ったスープではないものの、ラードのコクに赤味噌寄りの味噌ダレでガツンとした食べ応えがあり、ほんのり香る芝麻醤(ねりごま)のコクが味わい深く、煎り胡麻や赤唐辛子をブレンドした別添ふりかけがリッチ感を表現。さらに焼豚は丸いチャーシューではなく四角い豚バラ系で、既存の全チャネル商品と差別化を図ります。

2018年1月発売品(調理後)

続けて翌2019年1月7日に発売された「(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 ワンタン味噌ラーメン」は、表題から “焼豚入り” の文字が消えているように、残念ながら2018年1月発売品に入っていた四角いリッチなチャーシューはカットされてしまったのですが、ふりかけの別添は引き継がれ、新たに鶏団子が追加されました。

2019年1月発売品(調理後)

そして2020年も同時期に発売された今回の新商品「超スーパーカップ1.5倍 胡麻香る味噌ワンタン麺」より、タイトルが「ワンタン味噌」から「味噌ワンタン麺」に変わっているのですが、おおむねコンセプトは前回・前々回と同じような雰囲気。今年は “胡麻香る” とのアピールがあるので、そこがポイントになっているのかも——

などと思いながら事前にエースコックのニュースリリースを確認したところ、具材の項目に「ふんわりとした食感の味付 鶏・豆腐だんご」という解説文があったので、どうやら鶏肉団子は豆腐入りに変わった模様。あれですかね、豆腐ハンバーグ的な。それともう一つ気になっているのは、このブログで何度も触れている “ワンタンの改悪” について。

2018年8月13日に発売された変わり種「野菜たっぷりワンタンメン タンメン味」という変わり種以降、エースコックのカップ麺に採用されているワンタン具材が圧倒的に退化。当時、エースコック史上もっとも歴史のあるロングセラー商品「ワンタンメン」の発売55周年記念商品としてリリースされたのですが、それを境に皮の繋ぎ目が戻らなくなりました。

果たしてワンタンは戻るのか——

豆腐団子については、たしか以前に別のカップ麺にも使われていて、やたらとフワッフワな具材だったと記憶しています(味付けは薄かったけど食感は楽しかった)。あとはワンタンが適切に戻るのか、ふりかけの内容は変わっていないかどうかなど、それに “胡麻香る” の部分にも注目ですね。

開封

小袋は3つ

別添の小袋は、「液体スープ」「かやく」「ふりかけ」の合計3袋構成で、これについては前回・2019年1月発売品から変わっていません。製造所も兵庫県加東市にあるエースコックの自社工場(製造所固有記号 W)となっているため、これについても同じです(製造所固有記号は容器底面下段右端・賞味期限表示下に記載)。

調理前の麺

麺は熱湯4分の油揚げ麺で、2018年1月発売のワンタン味噌には熱湯5分のカドメンが採用されていたのに対し、2019年1月発売品では熱湯4分の油揚げ麺に改められ、今回それが引き継がれているような雰囲気。数年前の商品は油揚げ麺臭が強く、経時劣化耐性にも問題がある太麺も多かったのですが、最近そういった印象は目立たなくなりました。

販路はコンビニ限定ということで、スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなどには売ってない商品になりますが、実際に立ち寄ったコンビニ大手4社の中では「ローソン」「セブンイレブン」「ミニストップ」での販売を確認。ファミリーマートでは見かけなかったんですけど、単純に店舗(地域)の差かもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:(コンビニ限定)超スーパーカップ1.5倍 胡麻香る味噌ワンタン麺
製造者:エースコック株式会社
製造所:関西滝野工場(W)兵庫県加東市河高1816-175
内容量:131g(めん90g)
商品コード:4901071235147(JAN)
商品サイズ:縦140mm×横140mm×高さ105mm
発売日:2020年01月06日(月)
実食日:2020年01月09日(木)
発売地域:全国(コンビニ等)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:232円(税込)
希望小売価格:220円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:大盛バケツ型
容器材質:プラ(PS)+胴巻き紙
湯量目安:500ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:3袋(液体スープ・かやく・ふりかけ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩)、スープ(みそ、動物油脂、しょうゆ、ポークエキス、食塩、ごま、植物油脂、砂糖、ねりごま、香辛料、魚介エキス、酵母エキス)、かやく(ワンタン、味付鶏・豆腐だんご、コーン、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、酒精、カラメル色素、ソルビット、増粘多糖類、かんすい、香料、カロチノイド色素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む)

実食開始

かやく開封

先入れの小袋は「かやく」のみで、中にはワンタン3つ、鶏・豆腐だんご5つ、コーンは少量、あと適度に乾燥ネギといった内容。ちなみにワンタンが改悪されたタイミングを境に中の餡(あん)がピンクから茶に変わったんですけど、今回は比較的にピンクっぽい色合いに見えます。ただし、まだ油断はできません。

ふりかけと液体スープは後入れなので、ワンタンを目掛けて熱湯を注ぎ、フタをしめて4分間。待っている間に液体スープをフタの上にのせて温めて、食べる直前に加えます。たまに全部の小袋を最初に開封される方もいらっしゃるのですが、麺が部分的に戻らないなどの調理不良を引き起こすため、かならず後入れしてください。

ふりかけが思いのほか多かったw

さて、具材が貧弱になりがちなスーパーカップ1.5倍の変わり種ですが、ワンタン3つと鶏・豆腐だんご5つで貧弱なイメージはありません。それでは、コンビニ限定ということでコストパフォーマンスにも注目しつつ、「めん」「スープ・ふりかけ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(131g)あたり
カロリー:512kcal
たん白質:11.4g
脂  質:18.9g
炭水化物:74.0g
食塩相当量:8.4g
(めん・かやく:2.5g)
   (スープ:5.9g)
ビタミンB1:0.47mg
ビタミンB2:0.49mg
カルシウム:384mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:512kcal(めん・かやく:408kcal)(スープ:104kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

弾力すごいぞ!!

これぞスーパーカップな食べ応え!

5.5

数年前の「スーパーカップ」はエッジの効いた角断面の “カドメン” を強調、その前は丸断面の “ガッシリ3Dめん” を強調していましたが、近年の麺は丸刃でカットされている滑らかな口当たりの麺が主流となっていて、今回も然り。けれども噛めば滑らかで優しい口当たりとは一変、カドメンにルーツを感じるシゲキ的な噛み応えが楽しめます。

味噌ラーメンに誂え向き

今回の形状は厚みのある中太ちぢれ麺で、まさに味噌ラーメンらしいスタイル。もっちりというよりもガッシリとしたファーストインプレッションでありながら、同時にグルテンの粘り気も強くあり、だんだんと後半にかけてガッシリからモッチリにシフト。そのため焦って食べなくても食感の移り変わりが素直に面白く、最初から最後まで飽きません。

それなりに油揚げ麺特有の風味も並行するのですが、スープが麺の油揚げ麺臭に屈伏しない力強さを兼ね備えていたので、まったく問題ないどころか特有の風味が魅力と思えるバランスが好印象。麺量1.5倍の90gで食べ応えもバッチリですし、麺のコクと甘みが濃いめの味噌スープに映え、実に相性のいい組み合わせでした。

スープ・ふりかけ

味噌しっかり

液体スープだけも上出来なんだけど‥‥

5.5

スープに使用されている味噌ダレは、比較的に赤味噌(豆味噌)の割合が多いテイストで、くっきりとした輪郭のある味噌を軸に、これぞ味噌! とでも言わんばかりの力強さ。けれども闇雲にエッジを効かせているわけではなく、複数種類の味噌を混ぜ合わせているようなコクの深い味わいなので、塩分濃度ばかりが先行するタレではありません。

さらに味噌と手を取り合って土台を支えている豚骨の重心も低く、生姜やニンニクなどの香味野菜が硬派に脇を固め、ふわっ‥‥と香る胡麻油の芳ばしい香りもポイント。正直、液体スープだけの状態でも充分に満足できる美味しさだったので、この段階でも評価は上出来の星5つ即決だったんですけど、さらに「ふりかけ」でリッチ感アップ。

ふりかけの効果覿面!!

ふりかけの内容は「香辛料」に要約されているため、何が組み合わせてあるのかは体感に基づいて解説しますが、とにかく大量に入っている「いりごま」は明白です。これによってテーマの胡麻が明白に体現され、そのインパクトも然る事乍ら砕いた「フライドガーリック」のパンチも強く、ピリッとした「一味唐辛子」のアクセントもナイス。

他の素材も入っているかもしれませんが、ふりかけの三大主原料は煎り胡麻・フライドガーリック・一味唐辛子(少量)の3種類、量は多くとも塩気が極端に強くなるような要素は感じませんでした。やや芝麻醤(ねりごま)が弱いことも含め、前回・前々回のスープと比較しても大きな相違はありません。

具材

具材は4種類

お、ワンタンちょっと改良されたかも?

5.0

具材はワンタン、味付鶏・豆腐だんご、コーン、ネギの4種類で、ネギは歯触りの強い汎用の乾燥ネギにつき特筆すべき点はなし。コーンも少量で目立ちませんが、緑と黄で彩りは良好です。で、懸念していたワンタンの戻り具合は、やはり繋ぎ目の部分(皮)が完全には戻っていなかったんですけど、比較的ちょっとマシになったような——

くたっ‥‥

実食前に触れた2019年の改悪以降、しっかり熱湯5分待ってもパキッ! とした戻りムラが目立つようになり、それがネガティブに思えていたのですが、今回は熱湯4分でも戻りムラがマシになっています。とはいえ調理直後に食べるとパキッ! なので、しばらく麺の下に移動させて追加ケアしてください。

ちねり出された感

味付鶏・豆腐だんごの味付けは控えめで、だいぶ大豆の使用量が多いのか鶏は目立ちません。ただ、ふわっふわの優しい口当たりは濃いめの味噌スープに映えていて、例の如く現われる粗末なスポンジ肉そぼろと比べたら雲泥の差で好印象。スーパーカップは基本的に具材が貧弱になりがちなのに対し、今回そういったイメージはありませんでした。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5+)

やはり現状、コンビニ限定「超スーパーカップ1.5倍」にハズレなしのイメージが強く、今回の「胡麻香る味噌ワンタン麺」も上出来の一杯だと感じました。肉団子の退化こそ否めないけれど、価値の見出せないスポンジ食感の肉そぼろよりマシですし、コンビニ限定だからこそのリッチ感あふれる「ふりかけ」も効果覿面でナイス。

それでいて税込価格は縦型ビッグ(めん70g〜80g)のカップ麺と同じ232円なので、コストパフォーマンスも悪くありません。味もスーパーカップらしい力強さを備えつつ、それでいて大味の安っぽさや変なクドさは感じない、濃厚な味噌ラーメンが好きな方に幅広くオススメできる一杯です。

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