チキンラーメンビッグカップ チキフェス＠日清食品

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年2018月8日13（月）新発売のカップ麺、日清食品「チキンラーメンビッグカップ チキフェス」の実食レビューです。

チキンラーメン発売60周年大感謝フェスティバル記念商品として登場した新作、チキンラーメンと親和性の高い “チキン” が主役のタテ型ビッグ製品を食べてみました。

チキフェス!!

すでにレビュー済みの「チキンラーメンどんぶり たまフェス」と同時発売品で、こちらは “チキン” を主役にした「チキフェス（チキンフェスティバル）」というテーマ。

どんぶり型の「たまフェス」は “たまご” が主役でしたが、こちらの「チキフェス」は “3種の鶏具材” を‥ん？ちょっと待ってください‥

約1名 “鶏具材” なのか怪しい子がw まぁヒヨコも鶏ではあるんですけど、それ以前に “魚肉練り製品” なんじゃ‥いや、あんまり深く突っ込むと、ひよこちゃんに可愛い顔したまま崖を背に真顔でドロップキックかまされそうなんで、騙し騙し進めないといけないのかもしれませんが‥

そういえば2016年12月26日に発売された「チキンラーメン 酉年記念 ビッグカップ 5つの鶏素材」でも “5つの鶏素材” として、「チキンスープ」「エシャロット香る特製鶏油」「炭火焼チキン」「たまご」「ひよこちゃんナルト」とバッチリひよこちゃんナルトもカウントされていました。いま思えば、たまごも怪しいところですけどね。あ、ひよこちゃん蹴らないで‥

さて、「たまフェス」はサプライズのある仕上がりでしたが、こちらは単純に鶏具材が入っただけで何の変哲もないチキンラーメンに見えまs（ry

思わぬサプライズが待っているかもしれません！（ｽﾞｷｽﾞｷ‥）

バラエティ豊かなチキン尽くしの商品。炭火焼きチキン、蒸し鶏、ひよこナルト、ネギ、赤ピーマン、たまご入り。

（日清食品ホームページ「製品」より引用）

めん

しょうゆベースのチキンスープで味付けした、香ばしい「チキンラーメン」の麺。

（日清食品「プレスリリース」より引用）

いつものチキンラーメンですが‥

どんぶり型の「たまフェス」と比較して、ちょっとだけ‥ほんと微妙になんですけど、わずかながらタテ型の「チキフェス」に使われている油揚げ麺のほうが芳ばしく、やや味付けも濃いめに感じました。いや、これに関しては完全に気持ちの問題かもしれませんがw

上記はチキンラーメンの「袋麺」「どんぶり」「ビッグカップ」に使われている油揚げ麺の原材料になるのですが、「どんぶり」の麺だけ少し味付けが柔らかくなっています。チキンラーメンは、ご存知の通り麺の味付けが滲み出ることでスープの味を構築しているのですが、食べ始めは麺が芳ばしく、時間の経過に合わせて下味がスープに抜けることで、徐々に麺の甘味が増していくんですよね。

もともとチキンラーメンの麺に歯応えやコシの強さを求めていない私は、穏やかな風味を楽しみたいので、いつも実は撮影の後ゆっくり食べています（笑）

乾燥状態の麺量は85gなので、平均値よりも少し多め。「チキンラーメンどんぶり」にも言えることですが、麺の量は他のタテ型ビッグ製品よりも気持ち多めです。

スープ

国産チキンを100%使用した、ローストしょうゆ味の元祖鶏ガラスープ。

（日清食品「プレスリリース」より引用）

鶏の旨味アップ!!

ベースは “いつもの” 芳ばしい鶏ガラしょうゆ味になるのですが、たっぷり鶏肉具材が入っているので、具材の下味と鶏肉の旨味がスープに移り、いつものスープよりも鶏の旨味が厚みを増しているように感じます。

「たまフェス」のように卵黄ペーストなどの別添は付属していないので、大幅な味の変化は望めませんが、具材の鶏肉から滲み出る旨味が見え隠れするチキンラーメンのスープというのも味わい深いですね。

うん、これ以上に書くことがないw

旨味を後押しする要員がベースと同じく鶏なので、お互いが相反したりすることなく、純粋に旨味を底上げしてくれていました。

かやく

炭火焼チキン、蒸し鶏、ひよこちゃんナルト、赤ピーマン、ネギ。

（日清食品「プレスリリース」より引用）

鶏肉たっぷり!!

なぜか製品説明からは「たまご」が除外されていますが、「たまフェス」にも入っていた（「カップヌードル」にも入っている）味付たまごも入っています。たぶん、担当の方がニュースリリースに書き忘れたのでしょう。もしくは「ひよこちゃんナルト」を具材としてカウントさせるために、あえて‥

えっと、鶏肉たっぷりです。ごろごろ入ってます。炭火焼チキンも蒸し鶏も日清食品のカップ麺では頻繁に見かける具材ですが、どちらもリアルでクオリティが高いんですよね。今回ちょっと焼きが甘い個体が流れてきちゃったのか、あまり炭火焼チキンからは炭火焼の芳ばしさは得られなったんですけど、ごろごろとサイズが大きくて食べ応え抜群。

蒸し鶏はソフトな食感で味付けは程よく、噛むと滲み出てくる鶏の旨味に食べ応えを感じます。どちらの具材もスープに旨味が滲み出て、よりスープを味わい深いものとし、麺の下味に含まれる鶏ガラだけでは出せない滋味として貢献していました。

赤ピーマンは意識的に食べるとホロ苦さが心地よく、ネギも適度な歯触りで自己アピール。ほんのり味付たまごも芳ばしい元祖鶏ガラしょうゆスープと絶妙にマッチしていて、かなり好印象でした。今までも味付たまごが入ったチキンラーメンの変わり種は何度も出ていますが、「たまフェス」と同じく、これほどスープにマッチしていると感じたのは久々かもしれません。

で、ひよこちゃんナルトは‥

このように凝視められると私は恐怖を感じるのでw あまり量が多いと苦手なんですけど、それはともかく食べたら‥ええ、これはもう誰が食べても “魚肉練り製品” です。

（原材料名も堂々の「魚肉練り製品」です）

キャラものナルトは雰囲気が大切なので、そういった点ではインパクトばっちりでした。なんか多かったしw しかも時間の経過によって後半は膨張してサイズアップするしw あ、でも今回は歪な表情のひよこちゃんは入っていなかったので、それについては安心でした。もちろん、個体差で凄い表情のひよこちゃんも存在すると思います‥‥

総評

★★★★☆☆☆☆☆☆（4）
（標準は★3です）

「たまフェス」のように卵黄ペーストなどの個性は見られませんでしたが、とにかく具材の充足感が高く、約1名 “鶏” にカウントしていいのか怪しい子も存在していたんですけど（また真顔が怖いんだ‥）、ゴロッとサイズの大きな炭火焼チキン、しっとり口当たりがよく旨味が凝縮された蒸し鶏、ほんのり甘い味付たまごからは高い満足感が得られ、鶏具材特化型のチキンラーメンとして一つの完成形にあるように感じました。

もちろん、味に関しては何のサプライズもありませんし、要は鶏肉たくさん入ってるタテ型ビッグのチキンラーメンなんですけれども、その鶏肉は「チキフェス」の名に恥じないボリュームだったので、ちょっと迷いつつも総評に★ひとつプラスしました。たぶん今回の場合、これ以上は望んじゃいけないんですよね。

卵黄ペーストを入れてくれとまでは言いませんが、別添に鶏油くらい付けてほしかったなぁ‥という希望的不満が無きにしも非ずではあったものの、今回のコンセプトは「チキフェス」と具材特化型のテーマですし、それに関してはゴロゴロ鶏具材でバシッとキマッていたので、チキンラーメンが好きな方はもちろん、たっぷり鶏肉さえ入っていたら満足、という方であれば安心して手に取っていただいて大丈夫です。

裏切りのない鶏具材のボリュームとイメージ通りであろう安定感から、高い満足感が得られるでしょう。逆にチキンラーメンの変わり種に奇抜さや新鮮さを求めていて、最近ちょっと手詰まりな印象を抱いている方は、華麗に購入を見送ってください。

本当は、もっと捻った今までにない斬新な組み合わせに挑戦していただきたいのですが、チキンラーメン発売60周年大感謝フェスティバルは始まったばかりですし、アッと驚く新作は次回に持ち越しということで、今回は単純に安定した仕上がりを楽しみましょう。

こちらは販路限定ではないので、発売日になればスーパーや大型量販店にも並ぶと思います。しかし、タテ型ビッグというスタイルから、おそらく「たまフェス」はスーパー、「チキフェス」はコンビニで見かける機会が多いカップ麺になるでしょう。発売日は2018年8月13日（月）となっておりますので、チキンラーメンファンの方は楽しみにしていてください。

チキンラーメンどんぶり たまフェス＠日清食品

2018/08/13新発売「チキンラーメンどんぶり たまフェス」の実食レビューです。"たまフェス"と"チキフェス"がチキンラーメン発売60周年大感謝フェスティバルとして登場！親和性の高い"たまご"が主役の新作を食べてみた感想です。

cupmen-review.com

2018.08.03

あ、そうそう‥最初の写真でカップ麺と一緒に映っていたのは‥

日清食品のオンラインストアで商品を購入すると付いてくるクーポンで、裏に200円引きのコードが書いてあります。組み立てると自立するので、ひよこちゃんファンの方は日清食品のオンラインストアを覗いてみてください。（※商品を購入の際は会員登録が必要です）