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チキンラーメン66周年は “ネオ横丁„ 18種のスパイス香る「スパイシーカレー」は安心の美味しさ!! だけど‥‥

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年8月12日(月)新発売、日清食品のカップ麺「チキンラーメンどんぶり 18種のスパイス香る スパイシーカレー」(236円+税)の実食レビューです。

チキラー66周年記念は若者を中心に注目を集めているネオ横丁!? 暑い夏でも箸が止まらない「横丁グルメトリオ」を展開!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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チキンラーメンどんぶり 18種のスパイス香る スパイシーカレー

チキンラーメンとは、1958年(昭和33年)8月25日の発売以来、現存するインスタントラーメンの中では最古の歴史を持つブランドで、言わずと知れた日清食品のロングセラー。今年は66回目のバースデーということで、古き良き昭和レトロな横丁とは一線を画す、令和スタイルの “ネオ横丁„ を「チキンラーメン」流に表現した「横丁グルメトリオ」を展開してきました。

横丁グルメトリオの販促ポップ

このページでレビューする「チキンラーメンどんぶり 18種のスパイス香る スパイシーカレー」は、18種の香り高い香辛料が織り成す、スパイシーで奥行きのある味わいが特徴の「チキンラーメン」ということで、正直なところ「ネオ横丁」らしさが全面に押し出された商品とは思えないのですが、そもそも「ネオ横丁」とは何ぞやと。

あらためまして「ネオ横丁」とは、漠然とレトロな雰囲気を残しながらもスタイリッシュでフォトジェニックな空間が広がる “エンタメ酒場„ の複合飲食施設で、浜倉的商店製作所の代表・浜倉好宣(はまくら よしのり)氏がプロデュースした「恵比寿横丁」が事の発端。かつての横丁といえば、自然発生的に形成され、おじさんや地元民の溜まり場として愛され、シャッター通りに行き着き忘れられる——

ネオ横丁の定番グルメはカレー?

そんな輝かしくも儚い印象を抱かせるワードに位置していましたが、ネオ横丁は “若者の溜まり場„ 的なポジションで、居酒屋メニューから世界各国のグルメなど、多彩な料理がカジュアルに楽しめることを特徴としています。ということは「18種のスパイス香るスパイシーカレー」も “世界各国のグルメ„ に該当するのでしょうけれど、あまりネオっぽさを感じないのは私だけでしょうかw

開封

「粉末スープ」は後入れです

今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れの「粉末スープ」1パックのみで、日清食品曰く “ジンジャー、カルダモン、クミン、コリアンダーなど香り高い18種のスパイスをきかせたカレースープ。スパイシーで奥行きのある味わいです„ とのこと。そういえば、2014年(平成28年)8月4日発売の「日清焼そばU.F.O. カレー焼そば」にも18種のスパイスをブレンドしていましたけど、例えが古すぎますね。

実は通常の「チキンラーメンどんぶり」とは別物

麺は見るからに「チキンラーメン」ですが、熱湯を注ぐだけで味が決まる「チキンラーメンどんぶり」の油揚げ麺ととは別物。18種のスパイスを効かせた「粉末スープ」を別添している兼ね合いから、比較すると原材料名の文字数は少なめです。つまり、ただ単純に味付けを控えているだけではありません。

ちなみに「横丁グルメトリオ」ということで、同日に「チキンラーメンどんぶり 花椒香る汁なし担々麺」と「チキンラーメンビッグカップ ごま油香る ねぎ塩チキン味」もリリースされているのですが、お盆休みの影響か入手に手間取っている現在。個人的にはビッグカップが気になっていたんですけど、まずは「18種のスパイス香るスパイシーカレー」から掘り下げます。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:チキンラーメンどんぶり 18種のスパイス香る スパイシーカレー
製造者:日清食品株式会社
製造所:関東工場(茨城県取手市清水667-1)
内容量:88g(めん80g)
商品コード:4902105284520(JAN)
発売日:2024年08月12日(月)
実食日:2024年08月16日(金)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ファミリーマート)
小売価格:236円(税別)
購入価格:254円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:標準どんぶり型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:410ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:1袋(粉末スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、しょうゆ、食塩、チキンエキス、糖類、香味調味料、香辛料、デキストリン、オニオンパウダー)、スープ(糖類、香辛料、カレー粉、オニオンパウダー、でん粉、クリーミングパウダー、トマトパウダー)、かやく(味付肉そぼろ、にんじん)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸Ca、カラメル色素、かんすい、香料、セルロース、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、カロチノイド色素、ビタミンB2、ビタミンB1、香辛料抽出物、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

かやくよりも砕けた麺が目立ってますね

別添の「粉末スープ」は後入れですが、具材は最初から容器の中に入っている状態で、内容は “味付肉そぼろ、にんじん„ とシンプルなラインナップ。ネオ横丁の定番グルメとされているカレーも具沢山じゃないタイプなんですかね? どのあたりがネオ横丁らしいのか、いまいち雰囲気が掴めないまま話を進めていますけど、このまま進めます。

とろみ成分の溶け残りに注意

何はともあれ別添の小袋を取り出してから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。時間になったら「粉末スープ」を投入し、よく混ぜ合わせたら完成です。たしかに18種のスパイスを配合したスープは夏に嬉しい香りですし、このクソ暑い日々においても食欲を刺激してくれる心強いフレーバーではあるけれど、やっぱり気になるネオ横丁とは——。

私はネオ横丁でリア充かました経験がないものですから、いまネオ横丁で “18種のスパイス香るスパイシーカレー„ が流行っとるんやで! だったら申し訳ないんですけど、なんというか一抹の不安を抱えつつ‥‥w ここから先は「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(88g)あたり
カロリー:399kcal
たん白質:9.7g
脂  質:15.7g
炭水化物:54.8g
食塩相当量:5.3g
(めん・かやく:2.3g)
   (スープ:3.0g)
ビタミンB1:0.25mg
ビタミンB2:0.56mg
カルシウム:192mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:399kcal(めん・かやく:353kcal)(スープ:46kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

そのままかじっても美味しい(かじりすぎ注意)

3.0

通常の「チキンラーメンどんぶり」に使われる油揚げ麺と比較して、たん白加水分解物と卵粉を省き、香味調味料の比率を増やすなど、小さいようで大きな変化が生じているのですが、もっとも分かりやすいのは味付けを控えていること。お湯を入れる前にパリポリかじると一目瞭然、それこそ「0秒チキンラーメン」くらいのノリで楽しめます。ダメですよ食べ過ぎたらw

あいかわらず伸びるのは早い

もちろん味付けの方向性は「チキンラーメン」の延長線上に位置しているため、初体験でなければ記憶の味に直結するかと思いますが、そのまま食べるには随分と薄味。もしも別添の「粉末スープ」を使わなければ、ファスティング後の回復食にも使えそうな勢いで薄味のチキンラーメンに仕上がるので、つまりはコレが「粉末スープ」の別添を可能にしている秘訣。

薄味とはいえ「チキンラーメン」と分かる味付けで、なおかつ抜群の吸水率を誇っているところも然りなんですけれども、先ほど例に挙げた「0秒チキンラーメン」にも素朴な「カレー味」の変わり種(2023年8月14日発売、現在販売終了)が存在したように、カレーとの相性は申し分ありません。逆に‥‥ふつう? みたいな感想を抱くことにもなりましたけど、違和感はなかったです。

スープ

人を選ばないタイプの素朴な味

3.0

油揚げ麺から滲み出る下味が付いている状態なので、粉末スープの塩分濃度も比較的に抑えてあるのですが、さすが “18種のスパイス香る„ だけあってスパイシーなテイスト。ただ、人を選ぶ香辛料を力強く効かせているのではありません。きわめて家庭的なカレー味からは少しハズれますが、そう思わせるためにドライな香辛料ちょっと追加しましたよ、くらいの優しい加減。それ故に、辛さも控えめ。

「チキンラーメン」の変わり種にしては珍しく、オリジナルの色は大幅に薄れますが、スープを単体で飲むとローストしょうゆ風味のカレー味(ほんのりトマトのアクセントあり)。片や麺を意識して食べると「チキンラーメン」で、この段階に来ても「ネオ横丁」らしさは分からなかったんですけど、66年の歴史を誇る味のエモさと香辛料(ハイカラさ)の融合がネオ‥‥? これ難しいw

かやく

にんじんの食感がクセになる

3.0

かやくはボリューム不足といわざるを得ない内容で、ジャンクな肉そぼろよりも蒸し鶏のほうが雰囲気よかったんじゃないかとか、カップヌードルカレーに入ってるフライドポテトを入れてほしかったとか、いくらでも勝手な要望は出てきますけど、めっちゃコリコリ食感のニンジンは意識すると箸休めに効果的。

肉そぼろは「チキンラーメン」のイメージからするとジャンクすぎますけど、スパイシーなカレー味との相性はピッタリだったので、なんやかんやシンプルで悪くなかったなと。

総評

3.0

それにしても肝心の「ネオ横丁」らしさは掴めなかったのですがw 結論、ふつうに美味しいです。こうやって書くと地味な印象になりますけど、奇を衒った要素が少ない分、カレー味のチキンラーメンとか美味しそう! などと軽率なノリで買っても痛い目を見ることはない、その安心感に価値が見出せる一杯でした。

ちなみにコンビニで買うと割高になりますが、ファミリーマートとセブン-イレブンで「チキンラーメンどんぶり 18種のスパイス香る スパイシーカレー」を含む対象商品を2個同時に購入すると、それぞれ種類が異なる「ひよこちゃんカトラリー」が1個もらえるキャンペーンを実施していたので、グッズの詳細が気になる方は最寄りの店舗を要チェックです。【author・taka :a(大石敬之)】

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