どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年8月20日(月)新発売のカップ麺、明星食品「明星 ぶぶか油(あぶら)~めん 大盛 にんにく豚骨」の実食レビューです。
油そばをラーメンにアレンジ!?
「油〜めん」と書いて「あぶら〜めん」と読むそうなんですが、「ぶぶか」の油そばを大胆にもラーメンにアレンジしたそうです。もともと油そばが汁なしラーメンのような立ち位置なので、なんだかアレンジというよりも先祖返りしたようなイメージですよね。
カップ麺では定番となっている「明星食品」×「ぶぶか」のコラボレーションですが、カップ油そばからカップラーメンまで様々な製品がリリースされてきました。それでは、実食の前にスペックを確認してみましょう。
スペック
小袋構成は、「粉末スープ」「調味油」の2袋‥ってガーリック臭w
ご覧の通り各種かやくは最初から個包装なしで放り込まれているのですが、フライドガーリックの量が多く、フタを開けた瞬間からガーリックのパンチがガツンと訴えかけてきます。「ぶぶか」といえば「にんにく」だろ!というイメージを強く抱かれている方は多いと思いますし、かくいう私も期待値そっち方向なので、実に好印象なファーストインプレッションでした。
粉末スープと調味油の量は多く、調味油は凝固しているので、動物油脂が主体と思われます。
内容量は133g(めん90g)の大盛り仕様、メーカーの希望小売価格は税別218円。コンビニ限定発売のカップ麺ではありませんが、私はローソンで購入したので、取得価格は税込235円でした。
しばらく「ぶぶか」の “ラーメン” はバケツ型からタテ型に鞍替えしていたのですが、久しぶりのバケツ型です。もっちり太麺の仕上がりや油の量、焦がしラードの個性、にんにくはフライドガーリックだけなのかどうかにも注目しながらレビューします。
原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、酵母エキス)、スープ(ラード、ポークエキス、食塩、たん白加水分解物、香辛料、香味油、酵母エキス、しょうゆ、発酵調味料、植物油脂、香味調味料)、かやく(キャベツ、味付豚肉、フライドガーリック)/ 加工デンプン、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、カラメル色素、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、微粒二酸化ケイ素、カロチノイド色素、甘味料(スクラロース)、炭酸マグネシウム、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に卵・乳成分・小麦・えび・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
アレルゲン情報:小麦・卵・乳成分・えび・豚肉・鶏肉・牛肉・さけ・サバ・大豆・ごま・ゼラチン
コンタミネーション:そば
実食開始
熱量:624kcal
たんぱく質:11.6g
脂質:28.7g
炭水化物:79.9g
食塩相当量:7.7g
(めん・かやく:1.9g)
(スープ:5.8g)
ビタミンB1:0.25mg
ビタミンB2:0.29mg
カルシウム:152mg
※参考値:調理直後に分別して分析
熱量:624kcal(めん・かやく:458kcal)(スープ:166kcal)
もっちりとした太麺に油をたっぷり浮かべ、フライドガーリックでパンチを効かせた濃厚豚骨ラーメンです。ぶぶか油そばをアレンジしたパッケージと食べごたえが特長の一杯です。
(明星食品「製品情報」より引用)
めん
締まりがあり、もっちりとした食感の太麺です。
(明星食品「ニュースリリース」より引用)
これまで「ぶぶか」のカップラーメンはバケツ型だと中細麺が主流でしたが、タテ型になってから太麺が使用されるようになり、今回はバケツ型でも太麺が使用されています。そして、驚きの滑らかさ‥
丸刃でカットされた縮れの少ない平打ちの太麺で、なにはともあれビックリするくらい表面がツルッツルなんです。ちょっと油断して勢いをつけたら一気に喉まで滑り込んできて、そのまま飲み込んでしまいそうなほど麺の表面は無抵抗。
タイプとしては歯切れよりも弾力を意識しており、でも本気の多加水麺ほど強烈な弾力ではなく、適度な歯切れのよさも兼ね備えています。経時劣化耐性にも優れており、経験上油揚げ麺臭の控えめなタイプに思えましたが‥‥とりあえず体感的には油揚げ麺特有の風味も気になりません。(※詳細は後述します)
通常、このように摩擦抵抗のない麺はスープとの一体感が損なわれる不安を伴うのですが、安心してください‥ “あぶら” があります!
スープ
炊き出した豚骨に、ガーリックで味を調え、醤油・ペッパー・唐辛子でキレを出した豚骨スープです。液面を覆うたっぷりのオイルで濃厚感とインパクトを付与しました。
(明星食品「ニュースリリース」より引用)
油の層が厚く、その油膜で湯気が立たないレベルです。たぶん、真冬でも湯気は立たない。使用しているラードのうち30%が焦がしラードだそうで、調味油はキャラメル色。黒マー油ほど顕著な香りではありませんが、実際に焦がしの芳ばしさが得られます。植物油脂も含まれますが、かなり含有量は少なく、ほぼほぼラードが主体でした。でも、悲しいかなウマいんですよ‥このアブラが‥
もちろんスープ単体で飲んだら、えっと‥それなりの背徳感に苛まれることになりますがw 大量の焦がしラードがスープの温度を高いまま保ち、麺を食べている時には麺の表面をコーティングしてくれるため、滑らかな質感にもかかわらず孤立した印象を与えません。油揚げ麺特有の風味が気にならなかったのも焦がしラードの存在感が強かったから、なおさら気にならなかったというか丸め込まれていたというか(笑)
ベースは粉末的な旨味成分が主体となっていて、豚骨らしい骨っぽさは得られません。加えて人工甘味料(スクラロース)の甘味が強く、とろみもワザとらしいです。ただ、実食中は焦がしラードのインパクトが強かったので、あまり気になりませんでした。
むしろ徹底的にジャンクな路線だったので、これはこれでアリかと。具材のフライドガーリックに加えて粉末スープには適度にスパイシーなアクセントもあって、油のインパクトを打ち出しつつも適度なキレを感じるバランスでした。でもって粉末スープにもガーリックが仕込まれてはいましたが‥
かやく
たっぷりのキャベツにダイス肉、フライドガーリックを組み合わせました。
(明星食品「ニュースリリース」より引用)
ええ、もちろん褒め言葉です。具材のラインナップはキャベツ、ダイス肉、フライドガーリックとシンプルな構成ですが、キャベツは「一平ちゃん夜店の焼そば」シリーズよりも厚みがあり(でも量は多くない)、ダイス肉はジャンクな質感がスープの背徳感とマッチ。で、フライドガーリックですよ‥
ご覧の通り大量なので、威力は言わずもがな。スープに及ぼす影響力も多大ですし、拾って食べたら当たり前ですが超にんにくです。それも強烈な香りだけでなく、にんにく特有の辛味を覚えるほど。さすがに生おろしレベルのインパクトではありませんが、TPOを弁えなければいけない度合いに達していることは間違いありません。
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
焦がしラードのインパクトも然る事乍ら、具材のフライドガーリックにも遠慮が見られず、しっかり「油」と「にんにく」が打ち出されたインパクトのあるジャンクな仕上がりでした。さすがに動物油脂が主体ということもあって、「油」の名に相応しい重厚感を誇っていたのですが、それを “ウマい” と感じさせてくれたことに喜びと背徳感が入り乱れる複雑な心境だったんですけどw 上出来です。
豚骨は粉末的で本格なタイプではなかったし、とろみは人工的‥スープも具材もジャンクなのに麺だけ異様に洗練されていたりと内部にギャップはありましたが、粉末的な豚骨は全体のジャンクなイメージにピッタリで、麺もフルスロットルにスナック的ではなかったからこそ総体的なバランスがよかったのかなと。
生おろしニンニクほど強烈なインパクトは放っていませんが、とりあえず油とニンニクがダメな方は近付いてはいけないレベルに達していますし、ただ単調にインパクトだけでゴリ押しするような力業では終わらない記憶に残る一杯です。
販売者:明星食品
内容量:133g(めん90g)
発売日:2018年8月20日(月)
発売地区:全国(全チャンネル)
取得店舗:ローソン
取得価格:235円(税込)
希望小売価格:218円(税別)
JANコード:4902881418423
麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)+胴巻き紙
必要湯量:510ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:2袋(粉末スープ / 調味油)
明星食品株式会社:〒151-8507 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目50番11号
お客様サービス室:0120-585-328
にんにくがっつりのって食べるタイミングを考えないといけないのが辛いんだよねぇ・・・。
次の日にお出かけしない前日の夜・・・??
なかなかそういう日がないよぉ~~(つд⊂)エーン
ぶぶか~~~^^いつも棒高跳び選手が浮かぶやつ。
喉越しがすごいって気になるやん!麺の威力とスープの油も影響してるんかな。
猫舌やから、喉までやけどしないように気を付けて食べる、と( ..)φメモメモ
悔しいかな美味しいスープ。あかん、これ背徳感そのものや~。
うっかり飲み干してしまわないようにしなきゃ☆
これ、絶対うまいやつ(;゚∀゚)=3ハァハァ
ブブカの油そば気に入っているから絶対食べたい(;゚∀゚)=3ハァハァ
もう写真とレビュー読んでいて鼻息しか出てこないぜ(;゚∀゚)=3ハァハァ
タテ型の奴はおいしかったなあ・・・にんにくが効いて・・・
喜びと背徳感が入り乱れた…何だろう?何か照れるわぁ(ノ∀`)タハー なかなか魅惑的なカップ麺ではありませんか!湯気が立たない現象も見てみたい!秋は食べたいラーメンが増えて困るわぁ(゚∇゚ ; )
takaさん、こんばんは!
これ自分も食べましたが、パンチが効いていましたね!
やはりぶぶかのカップ麺はこうでないとと思えました!(=゚ω゚)
でもって、サンヨー食品の「バリ男」よりも二郎系的でもありましたね!
にんにくも強烈、油脂もゴリゴリ、キャベツもそこそこ多いなど、
こちらのほうがよっぽど二郎系への欲求を満たしてくれましたね!
ただ自分はお腹のほうがにんにくに対してちょっと弱いのか、
これを食べて数時間後のおならのあまりの臭さに自爆してました;
なんでしょうね、あのにんにくの臭さを凝縮したような香りは;
え? ブログのコメント欄におならのことを書くなですって?
だって仕方ないでしょう! 自分のブログに書いたら読者に失礼じゃないですか!(゚◇゚)
ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)ブブブッ
↑こら!かーと!!(爆)