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元力士が営む爆盛りの名店「らー麺土俵 鶴嶺峰(かくれいほう)」カップめん業界に土俵入り! しかし、その幕引きは‥‥。

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エースコック

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2026年3月2日(月)新発売、エースコックのカップ麺「爆盛りの名店 らー麺土俵鶴嶺峰監修 濃厚魚介豚骨らー麺」(348円+税)の実食レビューです。

元力士が即席カップめん業界に土俵入り!? 麺屋こうじグループ出身の人気店が監修した超大盛り仕様のカップラーメン爆誕!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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爆盛りの名店 らー麺土俵鶴嶺峰監修 濃厚魚介豚骨らー麺

らー麺土俵 鶴嶺峰(らーめんどひょう かくれいほう)とは、井筒部屋に所属していた滋賀県出身の元力士・鶴嶺峰常光(かくれいほう つねみつ)こと森康人(もり やすひと)氏が相撲業界を引退後、神奈川県横浜市鶴見区に開業した「らー麺」「つけ麺」専門店で、2012年(平成24年)11月28日のオープン以来、元力士ならではのステータスを活かした “爆盛り„ 仕様の個性的なメニューを展開。

元力士監修の超大盛りカップ麺が土俵入り!

このページでレビューする「爆盛りの名店 らー麺土俵鶴嶺峰監修 濃厚魚介豚骨らー麺」は、元力士が営んでいる「らー麺土俵 鶴嶺峰」監修のもと、同店の魅力を再現した超大盛り仕様(めん120g)のカップラーメンで、製造者は大阪府吹田市のエースコック。2025年6月9日にリリースされた「べんてん監修 超大盛り中華そば」に次ぐシリーズ第2弾で、今回も「スーパーカップ1.5倍」以上の大型カップ器を採用しています。

「らー麺土俵 鶴嶺峰」が “爆盛りの名店„ とされている理由は、提供メニューの麺重量が “とんでもない„ から。実店舗の「鶴嶺峰つけ麺」は、麺の量を相撲の番付に例え、十両(女性盛り)150g、幕内(並盛り)250g、小結(大盛り)350g、関脇(特盛り)450g、大関(デカ盛り)600g、横綱(メガ盛り)700gから選べるシステム。

スープありの「鶴嶺峰らー麺」は、それぞれ十両(女性盛り)100g、幕内(並盛り)150g、小結(大盛り)250g、関脇(特盛り)350g、大関(デカ盛り)500g、横綱(メガ盛り)600gと「鶴嶺峰つけ麺」よりは控えめですが、いずれも茹で前のグラム(茹で後は約1.6倍量)なので、爆盛りの表現は伊達じゃありません。

「らー麺土俵 鶴嶺峰」実店舗の外観

エースコックといえば、1988年(昭和63年)7月25日に業界初となる大盛り仕様のカップラーメン(現・スーパーカップ1.5倍)を世に送り出したメーカーなので、量の暴力は得意分野。そのため「らー麺土俵 鶴嶺峰」とのコラボもスッと腑に落ちる展開なのですが、今回のカップ麺をレビューするに当たり、お店の情報を集めてみたところ、エースコックとの興味深い関係が見えてきました。

「らー麺土俵 鶴嶺峰」を開業した森店主は、1988年(昭和63年)3月に “鶴ノ森 康人„ の四股名で初土俵を踏み、2度の改名(24歳:鶴乃森 康人、27歳:鶴嶺峰 常光)を経て2003年(平成15年)1月に相撲業界を引退。当時の年齢は29歳、番付は幕下四十二枚目でした。その後、森康人氏はラーメン好きが高じて業界に足を踏み入れることになり、数々の有名店を輩出してきた「麺屋こうじグループ」に身を置きます。

麺屋こうじグループとは、つけめんの原型となった「特製もりそば」を考案し “ラーメンの神様„ と称された「東池袋大勝軒」創業者・山岸一雄(やまぎし かずお)氏の直弟子にあたり、数々の有名店主を育て上げてきたラーメン界の重鎮・田代浩二(たしろ こうじ)氏が率いる強固なネットワークで、現在は絶大な知名度を誇る「中華蕎麦とみ田」や「麺屋一燈」「麺処 ほん田」の店主らも同グループの出身。

大勝軒とのタイアップ商品

大型カップラーメンのパイオニアでもあるエースコックは、伝説のカップつけ麺「元祖つけめん」をはじめ「池袋大勝軒」とのタイアップ商品を数多く展開してきたので、爆盛りの名店という親和性の高さはもちろん、山岸一雄氏の心と伝統の味わいを受け継いだ「麺屋こうじグループ」出身という「らー麺土俵 鶴嶺峰」の歴史もコラボに至った背景の一つになっているのかもしれません。

開封

3種の小袋を別添

さて、今回のカップ麺に別添されている小袋は、先入れの「かやく」と「粉末スープ」に、後入れの「液体スープ」を組み合わせた計3パック構成。エースコック曰く “豚骨と魚介の旨みに玉ねぎの甘みを加えた濃厚な魚介豚骨醤油スープに、超大盛り120gの太めんが絡む重量級の一杯„ が本商品のポイントとのこと。

120gの麺塊

麺は油で揚げたフライ麺で、けっこう太めに切り出されているように、湯戻し時間は長めの5分。超大盛り麺120gのカップラーメンといえば、2026年2月24日に発売されたセブンプレミアムの「超大盛 スタミナ醤油ラーメン」と同じ仕様。大盛りバケツ型の基準となる「スーパーカップ1.5倍」の麺重量は90gなので、なるほど超大盛りの訴求は誇張ではありません。ただ、実食前に言及しておかなければいけないのが希望小売価格。

現在の即席カップめん業界において、レギュラーサイズの希望小売価格は236円(税別)、ビッグサイズだと271円(税別)が相場となっているのですが、今回の348円(税別)となっているため価格設定も重量級。大盛りバケツ型の基準(めん90g)に対して麺の重量は約1.33倍、片や希望小売価格は相場の約1.28倍なので、妥当といえば妥当に思える設定ではあるものの、コンビニで購入した場合の税込価格は1食あたり375円。

今回はコンビニ限定商品ではないけれど、スーパーやドラッグストアでも税込価格は300円を超えるかもしれません。ちなみにセブンプレミアムの「超大盛 スタミナ醤油ラーメン」(248円+税)は特殊なケースになりますから、こいつは例外。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:爆盛りの名店 らー麺土俵鶴嶺峰監修 濃厚魚介豚骨らー麺
製造者:エースコック株式会社
製造所:+W 関西滝野工場(兵庫県加東市河高1816−175)
内容量:152g(めん120g)
商品コード:4901071409579(JAN)
発売日:2026年3月2日(月)
実食日:2026年3月7日(土)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:348円(税別)
購入価格:375.84円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:寸胴型
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:650ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:3袋(液体スープ・粉末スープ・かやく)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ)、スープ(しょうゆ、ポークエキス、ポーク調味料、ごま、食塩、糖類、豚脂、植物油脂、発酵調味料、たん白加水分解物、オニオンパウダー、酵母エキス、チキンエキス、カツオブシパウダー、乳化油脂、ガーリックペースト、ゼラチン、香味油)、かやく(鶏肉入り卵加工品、麸、ねぎ、魚肉練り製品)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、酒精、増粘剤(キサンタンガム)、カラメル色素、重曹、かんすい、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、酸味料、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、香辛料抽出物、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

熱湯は粉末スープに直接かける

別添の小袋は「かやく」と「粉末スープ」も先入れで、ちょっと面白いのが具材のラインナップ。濃厚魚介豚骨=またおま系のイメージで商品を手に取ったのですが、鶏団子っぽい具材と麩、さらに花型かまぼこの組み合わせが個性的。実店舗の「鶴嶺峰つけ麺」や「鶴嶺峰らー麺」には “ちゃんこの技が使われている„ らしく、鶏つみれや花麩もトッピングされているので、それらをイメージしていることが伝わってきます。

調理後のビジュアルは個性的

粉末スープの小袋に “充分熱湯をかけてよく溶かしてください„ との注意書きがあったので、しっかりと留意しながら内側の線まで熱湯を注ぎ、フタの上で「液体スープ」を温めながら待つこと5分。時間になったら「液体スープ」を加え、よく混ぜ合わせたら出来上がり。大盛りバケツ型を超える大容量のインパクトも然る事乍ら、かやくの取り合わせも面白く、豚脂と鰹の香りが食欲を刺激してくる調理直後。

ただ、とろみ成分が粉末スープに多く仕込んであったので、調理の際は残りに注意してください(※けっこう念入りに混ぜる必要あり)。それでは、引き続き値段との兼ね合いや元力士監修ならではの個性に注目しつつ「めん」「スープ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(152g)あたり
カロリー:615kcal
たん白質:14.6g
脂  質:19.8g
炭水化物:94.5g
食塩相当量:9.5g
(めん・かやく:3.3g)
   (スープ:6.2g)
ビタミンB1:0.55mg
ビタミンB2:0.68mg
カルシウム:474mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:615kcal(めん・かやく:512kcal)(スープ:103kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

思ってた以上にハイクオリティ!

4.0

鶴嶺峰は麺屋こうじグループ出身ということで、同グループ直営の「常勝軒麺工房製」あるいは「中華蕎麦とみ田」が直営する「心の味食品」から麺を取り寄せているのかと思いきや、神奈川県は六角橋にある「くり山」の自家製麺を使用しているらしく、全粒粉を練り込んでいるのも特徴的なポイント。それを意識しているはずの油揚げ麺に全粒粉は練り込まれていませんが‥‥

うどんの如くもっちもち

中華麺というよりも「うどん」に近い密度を感じる弾力で、もちもちとした食感。とろみ成分との兼ね合いか、やや食べ始めは内部に芯が残っているけれど、すぐに馴染んでモッチモチ。表面はなめらかで、すすりあげたときの摩擦抵抗が弱く、なによりエースコック特有の揚げ油に由来するニオイがほとんど気にならないところは大きな利点。

120gの超大盛り仕様+とろみの強いスープが相俟って、さすがに食べ終わる頃には柔らかくなっているけれど、ただネガティブに伸びていくのではなく、むしろ折り返し地点から終点までの間に麺の美味しさが増していくような変化。先日、筆者のSNSで「昆布水風まぜそば」が注目された際、エースコックは “麺がまずい„ とのコメントが散見されたんですけど、そう感じている方々の印象を覆してくれるかもしれません。

スープ

尖った要素のない「またおま系」

3.0

先入れの「粉末スープ」だけでは味が成立しないため、これ単体では当たり前に頼りなさを感じる味わいなのですが、けっこう気になったのが強烈な “とろみ成分„ の効かせ方。添加物の増粘剤(キサンタンガム)だけでなく、ゼラチンまで配合しているため、ど濃厚な鶏白湯がモデルか? ってくらいボッテボテ。また熱湯を直接かけても溶け残りが激しく、容器の底にも溜まっていたので、かなり念入りに混ぜる必要があります。

優等生だけど「すりごま」が個性的

続けて「液体スープ」を加えると、いわゆる “またおま系„ の系譜に連なる味わいになりますが、すりごまのアクセントは個性的。動物系は豚をメインに、そっと鶏が脇を固めているけれど、思いのほか目立っていたのは豚脂の香り。

店舗では仕上げに煮干し油を加えているようですが、魚介は鰹節粉末の一本勝負。オニオンが強いのはエースコックの御家芸でもあるので、この商品に限った話ではなく、ちゃんこらしい技もそこまで目立っていなかったけれど、食塩相当量(スープ:6.2g)のわりに塩カドの当たりは弱い、尖った要素よりも普遍的な味わいを重視しているようなフレームワークです。

——つまり、裏を返せば “ふつう„ というか、イマイチお店の個性が見えなかったのと、人工的にボテッと高められた粘度の強さは人を選ぶ項目になるかもしれません。繰り返しますが、思っている以上に混ぜてください。普段の5倍は混ぜるくらいの勢いで。

かやく

見た目は華やかで個性的なんだけど‥‥

2.0

鶏団子に見える肉具材は、いざ口に運ぶと横綱の張り手を受けたかのように、シュワッと跡形もなく崩壊する食感で、たしかに鶏の旨みは感じるけれど、いわゆる鶏団子系の具材ではありません。その正体は、鶏肉入り卵加工品。割り切れば楽しい食感ではあるものの、なんでこれ入れちゃったかな‥‥。

パッケージのイメージ画像通り2個しか入ってなかったし、どう考えても鶏団子よりコストが低いと思わざるを得ない質感だったので、かなり残念に思えたポイント。麩と花型かまぼこは個性の演出に申し分ない選択で、特に麩はスープと相性が良く、そこには物珍しさと新しさを感じたけれど、鶏肉入り卵加工品に落胆させられる方は少なくないと思います。

実店舗のトッピングを見て「もち巾着」に衝撃を受けたので、それを模した具材を新開発! みたいなステータスがあったら最高だったんですけどね。

総評

3.0

ポジティブな面で最も印象に残ったのは、超大盛り麺が美味しかったこと。次に印象的だったのはすりごまのアクセントで、そこには個性とこだわりが見えました。しかし、順当なパーセンテージとはいえ、希望小売価格は348円(税別)と手に取りにくい値段。

また昨年9月8日以降、めん130gで298円(税別)の「超大盛りスーパーカップ 横浜家系豚骨醤油ラーメン」及び「同 濃厚豚醤油ラーメン」を通年販売している現状を踏まえると、爆盛りの名店が重量もコスパも超大盛りに負けているのはどうなのかなって。このブログでの「★3」はイマイチではないんですけど、食後に残ったのは物量的な満腹感と “ふつうにおいしい„ でした。【author・taka :a(大石敬之)】

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