「厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば」存在感絶大!!インスパイア系のヤンチャな蕎麦

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エースコック

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2019年5月6日(月)新発売のカップ麺、エースコック「タテロング 厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば」の実食レビューです。

分厚く太い噛み応え「厚切太麺」シリーズにガッツリ系の創作蕎麦「ラー油肉そば」が登場!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。お時間よろしければ、最後までお付き合いください。

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厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば 2019

「厚切太麺(あつぎりふとめん)」とは、分厚く切った食べ応えのある太麺を軸に展開されているエースコックの大盛カップ麺シリーズで、「焼そば」「油そば」「ラーメン」「蕎麦」「汁なし担担麺」といったように容器の形状や汁なし・汁ありなど、製品スタイルを問わず様々な商品がリリースされています。

まだ「うどん」だけは手を出していないジャンルになるのですが、今回は中華そば(ラーメン)ではなく和そば(蕎麦)を使用した和風カップ麺で、 “蕎麦界の二郎” と謳われた「港屋」が発祥とされる話題のガッツリ系そばメニュー「ラー油入り肉そば」がテーマの港屋インスパイア系な新商品。



基本的にレギュラー商品ではなくスポット商品(期間限定発売)なんですけど、たしか「厚切太麺」シリーズ第1弾として発売されたのは「厚切太麺 どろソース焼そば」(2015年3月23日)というソース味のカップ焼そばで、オリバーソース(株)の「どろソース」を使用した企業間コラボ商品でした。

その後、エースコックにしては早い第1弾の発売から約2ヶ月後となる2015年5月18日に油そば部門の初版「厚切太麺 こってり油そば」を発売、そして2016年1月18日にシリーズ第3弾としてリリースされた初の和そば部門「厚切太麺 濃いつゆ肉そば」が「濃いつゆラー油肉そば」の前身になります。

(前回の「濃いつゆラー油肉そば」調理後写真)

「濃いつゆラー油肉そば」は2017年9月11日にも同じ商品名で発売されているため、今回で2度目のリリースになるのですが、前回は甘さ強めの甘濃い蕎麦つゆに主役のゴツい麺がインパクト抜群。反面、ラー油の辛さレベルについては拍子抜けするくらい辛くなかったんですけど、具材には定番の揚げ玉に加えて輪切り唐辛子や “まともな” 豚肉も入っていました。

しかし、今回のレビュー対象である2019年発売品のパッケージには真四角にカットされたチャーシューチップ系の肉具材が写っているので、まったく同じ商品名でも完全なる再販ではない模様。具材の豚肉については劣化が否めないかもしれませんが、前回は特に意識されていなかった「にんにく」がアピールされています。



ニンニクの写真下に「香ばしいガーリックの旨み溢れる濃厚スープ」と書かれているのですが、ちょうど先週(2019年4月29日)日清食品から「日清のどん兵衛 肉汁ラー油太そば」というラー油肉そば系の新商品がリリースされたばかり——

さらにラー油入り蕎麦にガーリックといえば日清のハロウィントリオ「日清のどん兵衛 辛旨そば にんにくラー油仕立て」(2017年9月25日)を思い出したりもしたのですが、それはさておき先週の「どん兵衛 肉汁ラー油太そば」は洗練された太ストレート蕎麦と “肉汁” がテーマ(しかも当ブログでは高評価の★5)だったので、ちょっと比較しながら食べてみます。

開封

フタを開けると中に「液体スープ」の小袋が入っているのですが、毎度おなじみエースコックの縦型カップで麺では定番の先入れ式。どうしても小袋が粉末スープまみれになって地味にストレスなんですけど、今回は豚骨系ほど粉末スープの量が多くないので、まだマシなほうですね。



具材はチップ状の豚肉、揚げ玉、ねぎ、輪切り唐辛子——なんですけど、全体的に量は少なめ。しかしながら麺と容器の間にチラホラと隙間があったので、もしかすると麺の下に落ちているのかもしれません。パッケージのイメージ写真では軽そうな食感の豚肉が写っていましたが、けっこう歯応えありそうな豚肉チップです。

私の購入店舗はイオンリテールで税込185円と特別に高くも安くもない値段でしたが、メーカー希望小売価格は税抜205円なので、コンビニで購入すると税込216円が2019年5月8日(水)現在の相場。ただ、2019年6月1日から大手メーカーの製造するカップ麺すべて値上がりするので(約4〜8%アップ)、その頃には販売価格が変わっているかもしれません。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:タテロング 厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば
製造者:エースコック株式会社
製造所:自社工場・兵庫県加東市(W)
内容量:93g(めん70g)
商品コード:4901071246297(JANコード)
個装サイズ:縦111mm×横111mm×高さ118mm

発売日:2019年05月06日(月)
実食日:2019年05月08日(水)
発売地域:全国(スーパー・コンビニ等)
取得店舗:スーパー(イオンリテール)
商品購入価格:185円(税込)
希望小売価格:205円(税別)

麺の種類:油揚げ麺(かんすい不使用・蕎麦)
スタイル:縦型ビッグ・大盛サイズ
容器材質:紙
湯量目安:440ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(液体スープ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、そば粉、植物油脂、植物性たん白、食塩、砂糖、ヤマイモパウダー)、スープ(食塩、動物油脂、砂糖、植物油脂、しょうゆ、たん白加水分解物、でん粉、発酵調味料、粉末しょうゆ、魚介パウダー、香辛料、チキンエキス、ポークエキス、カツオブシエキス、コンブエキス、香味油、魚介風味調味料、ポーク調味料)、かやく(味付豚肉、揚げ玉、にんにく、ねぎ、唐辛子)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酒精、炭酸カルシウム、リン酸三ナトリウム、重曹、香料、増粘剤(加工でん粉、増粘多糖類)、甘味料(カンゾウ、アドバンテーム)、微粒二酸化ケイ素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、カロチノイド色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・そば・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ごまを含む)
【本品に含まれるアレルギー物質】小麦・そば・卵・乳成分・さば・大豆・鶏肉・豚肉・やまいも・ごま(表示が義務付け及び推奨されているもの)

実食開始

さすが「厚切太麺」というだけあって蕎麦のサイズは太く、ほぼ断面も四角い熱湯5分の油揚げ麺が採用されていて、「日清のどん兵衛 肉汁ラー油太そば」とは完全に別物です。調理前の状態は前回(2017年発売品)と同じように見えますが、その時は田舎蕎麦(いなかそば)系のワイルドな食べ応えが最大の特徴でした。



その厳つい麺を戻している間、液体スープの小袋をフタの上にのせ、よく温めます。さて、ここでエースコック式の先入れ別添スタイルが本領を発揮——というのも粉末スープまみれなのは感心できませんが “接着剤不使用” なので、小袋がフタの上に再接着することはない、というメリットがあるんですよね。個人的には粉末スープまみれじゃないほうが嬉しいのですがw

さて、完成です。肉そば‥‥いや、まぁ肉は入ってますけど掻き集めて5枚。これでも可能な限りサルベージしたのですが、全体的に多くはありません。とはいえ厚切の太麺が主役のシリーズなので、その麺が遊んでいないかどうか、またラー油の辛さレベルにも注目しつつ、「めん」「つゆ」「具材」の順に解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(93g)当たり

熱  量:385kcal(カロリー)
たん白質:10.3g
脂  質:14.0g
炭水化物:54.5g
食塩相当量:7.3g
(めん・かやく:1.8g)
   (スープ:5.5g)
ビタミンB1:0.37mg
ビタミンB2:0.37mg
カルシウム:167mg

参考値(調理直後に分別した値)
熱量:385kcal(めん・かやく:298kcal)(スープ:87kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品パッケージに記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

しっかりとした噛みごたえのある角刃の太めんです。そばの香り豊かで食べごたえのあるめんに仕上げました。

(出典:エースコック公式ウェブサイト「HOME > 商品情報 > タテロング 厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば」)

インスパイア系のヤンチャな蕎麦
4.5

なんだか前回の麺よりもサイズがアップしているような気もしますけど、あいかわらず絶大な存在感ですね。いわゆる更科(さらしな)系の蕎麦とは真逆の方向を歩む田舎蕎麦路線で、すすり心地が悪いw(※今回は褒め言葉)。喉ごしの良さは完全に無視しているような作りになっていて、啜り上げた時にスルスル〜ではなくドドドッ! と押し寄せてきます。とにかく無骨、繊細さとか皆無。

粘り気よりも歯切れの良さを——といってもパッツン系ではなくボソボソした感じなんですけど、ある意味この粉っぽさも田舎蕎麦らしいというか、名門出身じゃないけど俺はひたすら蕎麦だけを打ってきたんだぞ、みたいな。油揚げ麺のニオイとヤマイモパウダーの香りも並行しますが、きちんと蕎麦の香りもあって、ややザラついた舌触りも蕎麦粉っぽさの演出に一役買っています。



ごわごわ、わしわし、ごわごわ、わしわし‥‥まるで二郎系の麺でも搔っ食らっているかのような感覚に陥ってしまう、なんとも豪快で野趣に富んだ蕎麦に仕上がっているのですが、熱湯5分きっちり守っても完全に戻らなかったので、1分くらい長めに待ったほうがいいかもしれません。ちょっと無骨すぎるような気もしますけど、間違いなく記憶に残るタイプの麺ですね。

つゆ

鶏や豚の旨みを醤油に加え、カツオや昆布を利かせた和風つゆです。ラー油とごま油をバランスよく加え、アクセントにガーリックの風味を利かせることで、濃厚で最後まで飽きのこない味に仕上げています。

(出典:エースコック公式ウェブサイト「HOME > 商品情報 > タテロング 厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば」)

味濃いめだけど結果的な印象は “ふつう”
3

前回の蕎麦つゆは “だいぶ甘い” という印象が強く残っているのですが、今回そこまで強烈に甘いわけではありません。砂糖に加えて天然甘味料の甘草、さらに人工甘味料のアドバンテーム(甘味度は砂糖の20,000~40,000倍)も含まれているため甘いのは甘いんですけど、軽く比較対象にしている「日清のどん兵衛 肉汁ラー油太そば」よりも甘さは控えめです。そしてラー油は‥‥やっぱり辛くない(苦笑)

なんかもうラー油入り蕎麦のラー油って辛くないのが基本仕様なのか、もちろん多少なりともピリッとはきますけど、辛さレベルはピリ辛の中でも下の方。餃子のタレにラー油が1滴でも入ってたら無理! だと辛いかもしれませんが、いくら辛い食べ物が苦手な方でも飛び上がるほどの辛さではないと思います(個人的な辛さレベル★0.5〜1)。

かなり液体スープ自体の粘度は高く、土台にはポークエキスやポーク調味料、動物油脂(たぶんラード)も含まれますが、体感的に強く感じるのは食塩のキレと醤油の味で、ガーリックの風味は目立っていません。旨み成分は動物系より鰹節を中心とした魚介が優勢、それも出汁(だし)ではなく単純に魚粉を添加したようなスタイルなので、けっこう粗い作りに思えた反面、蕎麦の無骨さを思うと悪くありませんでした。

具材

程良く味付けした豚肉、風味の良い揚げ玉とにんにく、色調の良いねぎと辛みの強い唐辛子を加えて仕上げました。

(出典:エースコック公式ウェブサイト「HOME > 商品情報 > タテロング 厚切太麺 濃いつゆラー油肉そば」)

うーん、具材はイマイチ
2

程良く味付けした豚肉は燻製感のないベーコンみたいな肉具材で、前回の「濃いつゆラー油肉そば」や前身である同シリーズの「濃いつゆ肉そば」にも入っていたリアル系の豚肉ではありません。けっこう食感しっかりめで歯応えがあり、1枚だけ入っていた脂身はジューシーで好印象ではあったものの、枚数は小さいのが5枚‥‥ちょっと「肉そば」としては頼りないですね。

揚げ玉も見た目ほど主張してこないのでインパクトはイマイチですが、やや大味の蕎麦つゆと無骨な蕎麦に対してネギのシャキシャキ食感は好印象。ただ、辛みの強い唐辛子——日本の本鷹や三鷹ではないと思うので(コスト的に)、中国の天鷹あたりですかね。意識して噛んだら液体スープのラー油よりは辛かったんですけど、別に激辛とかではありませんでした。

なんかパッとしないなぁ‥‥という具材の中で光っていたのは、やっとこさニンニクです。ちょっと見辛かったので豚肉の上にのせてみたのですが、小さなニンニクのカケラが入っていました。これが口の中に入ってきた時にガツンとガーリックのパンチが楽しめたのは好印象だったんですけど、バチッときたのは6〜7個くらいだったので、もうちょっと入っていたら全体の印象もガラッとプラスに変わったかも。

総評

★★★☆☆☆☆☆☆☆(★3)

さすが「厚切太麺」というだけあって分厚く切り出された太い蕎麦は絶大なインパクト放っていた反面、ラー油もニンニクも目立っていない蕎麦つゆの感想は “ふつうにおいしい” 止まりで印象に残るような味ではなく、肉も「肉そば」というには頼りない量だったので、いっそのこと肉を省いてニンニクを大量に入れたほうが結果的なまとまりはよかったかもしれません。

とりあえず開き直ったように無骨な麺は個性的で面白く、まずいわけではなかったので総評は及第点としましたが、もう一捻り工夫してほしかった——というのが正直な感想です。ただ、まるで二郎インスパイア系の蕎麦は高いポテンシャルを秘めていると思うので、次は得意の「背脂」と蕎麦を合わせてみるとか、思い切ってラー油を「激辛」にしてみるとか、もう一つ麺に負けないインパクトと個性を兼ね備えた次回作への期待値は高まりました。

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