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コカ・コーラお墨付き!? 日清焼そばU.F.O.「和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば」の再現度は‥‥

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2023年5月1日(月)新発売、日清食品のカップ麺「日清焼そばU.F.O. 和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば」の実食レビューです。

今度のUFOはコーラに合う!? こってりマヨと特製甘辛ソースの組み合わせで “てりやきバーガー” の味わいを焼きそばにアレンジ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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日清焼そばU.F.O. 和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば

日清焼そばU.F.O.(にっしんやきそばユーフォー)とは、1976年(昭和51年)5月21日の発売以来、他の追随を許さないマーケティングセンスと “濃い濃い濃厚ソース” で確固たるポジションを築き上げたブランドで、現在はカップ焼そば・油そばカテゴリーにおいて売上No.1に君臨している絶対王者。変わり種にも積極的で、個性的なスポット商品もコンスタントに展開しています。

今度は「てりやきバーガー」をU.F.O.にアレンジ

今回の新商品「日清焼そばU.F.O. 和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば」は、しょうゆをベースに味噌のコク、さらにハンバーガーのパティを彷彿とさせる肉の風味を加えた、やみつきになる「特製甘辛ソース」と「こってりマヨ」の組み合わせで “てりやきバーガー” の味わいを再現した新作で、かなり斬新な一杯に思えるのですが、U.F.O.史上初の試みではありません。

直近だと2018年(平成30年)5月21日に「日清焼そばU.F.O.大盛極太 テリヤキ&マヨ」を発売しているため、それが記憶に新しい商品ではあるものの、さらに遡ること2006年(平成18年)10月23日にオリジナルの「日清焼そばU.F.O.大盛り テリヤキソース&マヨネーズ」を発売していた日清食品。

その4年後、2010年(平成22年)12月6日には “テリヤキバーガーの元祖” として知られるモスバーガー(MOS BURGER)監修の「日清焼そばU.F.O. テリヤキソース&マヨネーズBIG」を発売するなど、実は16年以上のキャリアを積んでいるため、それなりのノウハウを保有しています。なんというか、ほんと攻めてますよね。

原材料名の「みそ」に注目

今回の「日清焼そばU.F.O. 和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば」にモスバーガーは関与していないようですが、特製甘辛ソースの特徴について “しょうゆをベースに味噌のコク” と前述したように、ソースの隠し味に「みそ」を使用するのはテリヤキバーガーの元祖にルーツを持つ手法(※それについての詳細は「スーパーカップ1.5倍 テリヤキパンチラーメン」のレビューをご覧ください)。

さらに、日清食品のニュースリリースには “ハンバーガーのパティのような肉の風味を加えた” との記載があることから、パティ(挽肉に刻んだ野菜などを練り込み、円盤状にして焼いたヤツ)の雰囲気についてはもちろん、鉄板で焼き上げたようなジューシーさの演出有無も気になるポイント。

さらにさらに “まるで「ハンバーガーセット」を食べるような気分で、こってり濃厚な焼そばをコーラと一緒にお楽しみください。” との訴求もあり、天面のパッケージ左下にもイラスト付きでコーラによく合う! と書いてあるのですが‥‥

※コーラは別売りです

「日清焼そばU.F.O. 和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば」の発売日から1週間後、カップ焼そば売上No.1ブランド「日清焼そばU.F.O.」と炭酸飲料売上No.1ブランド「コカ・コーラ」によるタイアップ企画の詳細が発表されるため、それについては追って紹介します。

開封

2種の小袋を別添

今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れの「特製甘辛ソース」と「こってりマヨ」の計2パックで、ソースの小袋は想像していたよりも大きく、こってりマヨは意外と小さかった件w ちなみに「日清焼そばU.F.O.大盛極太 テリヤキ&マヨ」の特製マヨは “あっさりした味わい” を特徴としていたので、それをレギュラーサイズに焼き直したような商品ではない様子。

いつもの中太ストレート麺かな?

たとえば「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 濃い濃い韓国風甘辛カルボ」には韓国風の縮れ麺を搭載していたり、完全メシの「日清焼そばU.F.O. 濃い濃い汁なし担々麺」にはノンフライ麺を搭載していたり、いつもとは違う麺を特徴とした変わり種も少なくないのですが、今回は通常の「日清焼そばU.F.O.」を彷彿とさせるストレート麺で、原材料名も変わりません。

メーカー希望小売価格は214円(税別)なので、レギュラーサイズの「日清焼そばU.F.O.」と共通する設定なのですが、2023年6月1日(木)出荷分からの価格改定により、この価格帯に位置する製品は236円(税別)に値上げされます。こればかりは受け入れるしかないので、えっと‥‥受け入れましょうw

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清焼そばU.F.O. 和風醤油てりやきマヨネーズ焼そば
製造者:日清食品株式会社
製造所:関西工場(滋賀県栗東市下鈎21-1)
内容量:114g(めん85g)
商品コード:4902105279298(JAN)
発売日:2023年05月01日(月)
実食日:2023年05月04日(木)
発売地域:全国
取得店舗:スーパー
小売価格:214円(税別)
購入価格:149円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:皿型レギュラー
容器材質:プラ(PS)
湯量目安:460ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:2袋(特製甘辛ソース・こってりマヨ)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料)、ソース(しょうゆ、マヨネーズ、糖類、牛脂、発酵調味料、みそ、香辛料、食塩、酵母エキス)、かやく(キャベツ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、香料、炭酸Ca、かんすい、増粘剤(加工でん粉)、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、香辛料抽出物、甘味料(スクラロース)、炭酸Mg、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・牛肉・大豆・豚肉・りんごを含む)

実食開始

キャベツだけ

かやくは最初から中に入っている状態で、いつもの「日清焼そばU.F.O.」には大切りキャベツを使用しているのですが、その過程で出た端切れみたいなキャベツがチラホラと。せめて少量の味付豚肉、あるいは謎肉(なぞにく)こと味付豚ミンチが入っていると嬉しかったんですけど、U.F.O.の変わり種は基本的に具材がショボいので、想定の範囲内といえば想定の範囲内。ええ、満足はしておりませぬ。

こってりマヨの掛け方ちょっとミスった

別添の小袋は2パックとも後入れですが、お湯を注いでから待っている間に「特製甘辛ソース」はフタの上で温める、片や「こってりマヨ」は温めないでくださいとなっているため、調理の際は注意したいポイント。時間になったら湯切り口から湯を捨てて、特製甘辛ソースを絡めたら、こってりマヨをトッピングして出来上がり。

とにもかくにも具材が頼りないので、なんというか盛り上がりに欠ける調理直後のビジュアルではあるものの、なるほど香りは “てりやきバーガー” っぽい雰囲気。はたして味の再現度も高いのか、引き続き注目しつつ「めん」「ソース・こってりマヨ」「かやく」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(114g)あたり
カロリー:519kcal
たん白質:7.9g
脂  質:25.5g
炭水化物:64.5g
食塩相当量:5.2g
ビタミンB1:0.36mg
ビタミンB2:0.57mg
カルシウム:134mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

いつもの中太ストレート麺です

5.0

微妙に調整している可能性がゼロと断言することはできないけれど、体感的には通年販売されている「日清焼そばU.F.O.」と同じ中太ストレート麺で、縮れの弱さも然る事乍ら、中心部にかけて感じる “まるで、生めん。” のようなコシの強さとアシのある麺質も魅力的。とにもかくにも洗練された仕上がりで、後述するソースとの相性も悪くありません。

あいかわらずハイレベル

ハンバーガーのバンズも小麦粉を主原料としているため、まったく共通点がないわけではなく、むしろカテゴリーとしては麺もパンも同じ炭水化物(Carbohydrate)に分類されているわけなのですが、きわめて「日清焼そばU.F.O.」らしい油揚げ麺です。ただ、てりやきソースと肉の旨みを受け止めてくれる、という部分はバンズの役割と共通するポイント。

ソースが王道の焼きそばソースなら焼きそばらしい麺に、しかしながらソースの方向性が洋風だとパスタっぽくもなるのですが、後述する特製甘辛ソースとの相性も申し分なく、濃いめの味付けにも負けない自己主張を放っていました。しかし、調理前の麺重量は85gなので、レギュラーサイズの汁なしカップ麺における標準的な量(めん90g)よりも若干ながら少なめです。

ソース・こってりマヨ

雰囲気あるある

5.0

まずは「特製甘辛ソース」単体の味を確認してみたところ、基本は醤油ベースの味付けで、粘度こそ控えめですが、こっくりと甘濃いテイスト。たしかに味噌のコクも備わっているけれど、あくまでもサポート的で、たとえば甜麺醤(てんめんじゃん)のような味ではなく、きちんと醤油を軸にした照り焼きソース風の味付けです。

そこに牛脂を加えているのが見どころで、パティっぽいかどうかについてはさておき、鉄板で牛脂を焼いたような芳ばしさは臨場感を高めることにおいて効果的。

ちょうどいいくらいの量だった

「こってりマヨ」は比較的に酸味が弱く、それよりも卵黄のコクを重視しているような、まろやかで重心の低い味わいで、それが前述の「特製甘辛ソース」にシンデレラフィット。これが重なることでイッキに “てりやきバーガー” っぽくなるというか、マヨネーズって大切なんだなと、あらためて感じました。しかしですね、かやくがイケない‥‥

かやく

‥‥

2.0

カップ焼きそばの制約上、レタスを入れろとはいいませんけど、さすがに少なすぎやしませんかねw 前述のように謎肉が2、3個入るだけでも印象が変わるので、もうちょっと頑張ってほしかったです。

総評

4.0

あまりにも具材が頼りなかったので、総評から星ひとつマイナスしたのですが、味と香りの再現度は低くありません。むしろ味だけで評価するなら “★5” でも差し支えないくらい、けっこう「てりやきバーガー」の雰囲気は捉えていたので、あの甘辛い味にマヨネーズの組み合わせが好きなら楽しめること請け合いの一杯。

コーラと合わせてハンバーガーセットを食べるような気分になれるかどうか、それについては強引な印象が無きにしも非ずではあるもののw 単純に相性としては悪くないセットになると思うので、炭酸飲料とのマリアージュも楽しんでみてください【author・taka :a(大石敬之)】

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