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袋麺より辛い!? 日清焼そばポックンミョンの「韓国風甘辛チーズ」をU.F.O.流にアレンジ!!

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日清食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2024年9月9日(月)新発売、日清食品のカップ麺「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ」(239円+税)の実食レビューです。

フライパン調理の袋麺「日清焼そば ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ」をカップ麺として商品化!! 相方の「クリーミー」はイマイチだったけど、はたして‥‥。

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ

日清焼そばU.F.O.(にっしんやきそばユーフォー)とは、1976年(昭和51年)5月21日の発売以来、圧倒的な濃さと強烈な香りを特徴とするソースを武器に、現在はカップ焼そば・油そばカテゴリーにおいて売上No.1の座を意のままにしているブランドで、半世紀近い歴史を誇る “ぶっ濃い濃厚ソース„ のクオリティはもちろん、それとは一線を画す変わり種にも積極的。

キャラクターの名前はチョライオン

このページでレビューする「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ」は、1963年(昭和38年)7月2日に世界初のインスタント焼そばとして誕生し、現在も多くの方に愛されている袋麺「日清焼そば」の派生品として現れた、韓国風の炒め麺「ポックンミョン」シリーズ第3弾に該当する一杯で、既存の「日清焼そば ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ 5食パック」をU.F.O.流にアレンジ。

ポックンミョンとは、韓国語で「炒め麺」を意味する言葉で、昨年3月20日発売の「日清焼そば ポックンミョン 韓国風甘辛カルボ 5食パック」及び「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 濃い濃い韓国風甘辛カルボ」が事の発端。それは韓国きっての激辛ブランド「ブルダック炒め麺」に酷似していると話題になり、SNS上で騒がれたのも記憶に新しいところ。

(左)袋麺 /(右)カップ麺

そのシリーズ第2弾として、2024年2月19日に発売された前述の袋麺「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ」が今回の元ネタ。同時に「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛カルボクリーミー」もリリースされているのですが、そちらは「日清焼そばU.F.O.」ブランドで即席カップめん化の前例があるのに対し、湯切りタイプの「韓国風甘辛チーズ」は前例がありません。

ちなみに私は袋麺の「韓国風甘辛チーズ」を食べたことがない‥‥というか、そもそも田舎すぎるのか見たこともないので、残念ながら再現度の高さは評価できないのですが、ひとつ前のページで「韓国風甘辛カルボクリーミー」を酷評したばかり。それは既存の皿型が大きな壁になっていたので、こちらの行く先にに同様のハードルは待ち構えていないのですが、ちょっと緊張しています。

開封

まずは粉末ソースを取り出す

今回のカップ麺に別添されている小袋は、後入れの「粉末ソース」1パックのみで、同時発売品の「韓国風甘辛カルボクリーミー」と同じ構成。日清焼そばU.F.O.とポックンミョン(볶음면)のロゴを印刷した専用のデザインも共通で、混同を避けるために配色だけ変えてあります。そして、ちょっと興味深いのが辛さレベル。

日清食品の辛さレベル4は “大辛„ くらい

袋麺の「韓国風甘辛カルボ」は辛さレベル4なのに、カップ麺の「韓国風甘辛カルボクリーミー」は辛さレベル3と控えめ。片や袋麺の「韓国風甘辛チーズ」は辛さレベル3なのに、カップ麺の「韓国風甘辛チーズ」は辛さレベル4と見事に逆転しています。理由は分かりませんけど、韓国風甘辛カルボクリーミーでさえ中辛以上〜ふつうに辛口くらいだったので、それ以上ってこと。

ちなみにメーカー希望小売価格は236円(税別)なので、レギュラーサイズの「日清焼そばU.F.O.」と共通の設定なんですけど、容器は「日清焼そばU.F.O.ペロリ」シリーズと同じスタイル。後者のメーカー希望小売価格は153円(税別)となっているため、ついつい比べてしまうのがレビュアーの性。形状的にターゲット層も似ていると思うのですが、どうなんでしょうね。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ
製造者:日清食品株式会社
製造所:静岡工場(静岡県焼津市相川17-2)
内容量:79g(めん74g)
商品コード:4902105282977(JAN)
発売日:2024年09月09日(月)
実食日:2024年09月15日(日)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(セブン-イレブン)
小売価格:236円(税別)
購入価格:254.88円(税込)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:紙
湯量目安:370ml
調理時間:熱湯5分
小袋構成:1袋(粉末ソース)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、植物性たん白、チキン調味料、香辛料、卵粉、糖類、大豆食物繊維)、ソース(糖類、香辛料、食塩、プロセスチーズ、粉末みそ、でん粉、チキン調味料、酵母エキス、カレー粉、ナチュラルチーズ、野菜調味油)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、香料、グァーガム酵素分解物、炭酸Ca、かんすい、カロチノイド色素、増粘剤(グァーガム)、カラメル色素、酸味料、微粒二酸化ケイ素、酸化防止剤(ビタミンE)、甘味料(スクラロース、アセスルファムK、ネオテーム)、乳化剤、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)

実食開始

めっちゃ傾いてた

麺は油で揚げたフライ麺で、見た感じ「韓国風甘辛カルボクリーミー」と同じ代物。原材料名の構成(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白、チキン調味料、香辛料、卵粉、糖類、大豆食物繊維)も完全に一致するため、コストを浮かせるために使い回しているのでしょう。だとすれば、もっちり麺がチョア(いいね)! には期待できない展開。

具材にも期待してはいけません

別添の「粉末ソース」は後入れなので、それを取り出してから内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと5分。時間になったら湯切り口を作り、麺の戻し湯を捨て「粉末ソース」を満遍なく絡めたら出来上がり。なんか入れ忘れちゃった感が否めない調理直後ですけど、この商品に具材は入っておりませんので、これが正解。

ちなみにエースコックのボックス型容器(モッチッチ)は混ぜにくいことで知られますが、こちらの筒形容器は比較的に混ぜやすいため、そこは安心してください。さて、香りはチーズのマイルドさが目立っている調理直後。はたして「韓国風甘辛カルボクリーミー」よりも辛いのか、またコスパ的な部分にも注目しつつ「めん」「ソース」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(79g)あたり
カロリー:348kcal
たん白質:6.8g
脂  質:11.6g
炭水化物:54.0g
食塩相当量:4.3g
ビタミンB1:0.31mg
ビタミンB2:0.48mg
カルシウム:115mg
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

もっちりじゃないんだよなぁ‥‥

2.0

たとえば「ペヤング ソースやきそば」なんかで検証すると分かりやすいのですが、カップ焼きそばの油揚げ麺を湯戻しする際、2分40秒〜3分10秒の差で印象が大きく変わることも珍しくありません。そのためレビューのときは時間厳守を意識しているんですけど、今回は同時発売品の「韓国風甘辛カルボクリーミー」と同じ仕上がり。

ソースとの相性は悪くないです

カップラーメンの場合、同じ油揚げ麺を使用していたとしても、スープのpH(水素イオン濃度)を麺の梘水(かんすい)に反応させることで、ちょっとコシが強くなったり、耐久性がアップしたり‥‥なんてこともあったりするのですが、そういった化学反応は生じておらず。またオイルや液体ソースなどの違いもないため、こちらも食べ始めは部分的にサクサク。

しばらくすると馴染みますが、なまじ容器の保温性が高いので、上から順番に食べ進めると最後らへんに底のほうが柔らかくなってしまうところが玉に瑕。それについては定期的に混ぜると回避できますが、いずれにせよ「もっちり麺がチョア(いいね)」のキャッチフレーズに相応しい弾力は楽しめないため、あまり期待しないほうが安全かと思います。

ソース

お、いいじゃん。

4.0

原材料の筆頭に「糖類」が位置し、なおかつ3種の人工甘味料(スクラロース、アセスルファムK、ネオテーム)を重ねているため、それはもう不自然に甘ったるいのですが、けっこう唐辛子の芳ばしさも強く、そのバランスは「韓国風甘辛チーズ」ほどチグハグではありません。また漠然と韓国風だなーって感じの味付けですが、粉末みそを使用しているため馴染みやすく、チーズのコクもハッキリと。

さらにカレー粉の隠し味も功を奏し、複雑な奥行きも生まれているため、まったくもって印象は悪くありません。ただ、辛さは‥‥クリーミーのほうが辛いんじゃね?

唐辛子の使用量は風味的に「韓国風甘辛チーズ」のほうが多いと感じるのですが、チーズのコクがカプサイシンの刺激を包み込んでくるので、体感としては「韓国風甘辛カルボクリーミー」のほうが辛いんじゃないかと。ただ、こちらはチーズの風味と唐辛子の芳ばしさが功を奏し、わざとらしい人工甘味料の甘さを中毒性の高さに繋げていたので、どっちがオススメかと聞かれたら迷わずコッチ。

総評

2.5

先に同じメーカー希望小売価格で皿型カップの「日清焼そばU.F.O. ポックンミョン 韓国風甘辛チーズ」がリリースされていた場合、もっと酷評していたかもしれないけれど、今のところ即席カップめん版「韓国風甘辛チーズ」は本商品のみ。味も悪くなかったので、気になっているなら試してみても損はないと思います。ただし、コンビニでの購入はオススメしません。

スーパーマーケットやドラッグストアでの販売価格は、おそらく通常の「日清焼そばU.F.O.」と同じ値段、または若干ながら安いくらいだと思うので、コスパ的には100円前後で及第点かなと。そのような理由で評価は★2.5としましたが、前述のように「韓国風甘辛カルボクリーミー」と迷っているなら「韓国風甘辛チーズ」を推奨します。【author・taka :a(大石敬之)】

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