どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年9月24日(月)新発売のカップ麺、エースコック「スーパーカップMAX(マックス)濃コクとんこつラーメン」の実食レビューです。
体感セヨ! 100の衝撃!
通年商品に「スーパーカップ “1.5倍” とんこつラーメン」があるのは皆さま周知のことかと思いますが、実食当日の9月23日現在、なんの公式アナウンスもない状態で店頭に並んでいました。
同時発売品として、「スーパーカップMAX しょうゆラーメン」「スーパーカップMAX みそラーメン」もリリースされています。
いつもの「1.5倍」が「MAX」に代わり、「体感セヨ! 100の衝撃!」と書かれていますが、いったいなにが “100の衝撃” なんだ?と疑問に思ってパッケージの側面を回してみると‥
どうやら麺が100gに増量されたようで、1988年7月発売以来、通常の麺量90gから最も多い100gにアップしたようです。ここ最近、定番の「豚キムチラーメン」やコンビニ限定の「ブタキムラーメン」が “超やみつき” にリニューアルされているので、定番3品も発売30周年を機にテコ入れしたのかもしれません。
以前、「復刻版スーパーカップ」がリリースされた時に現行版との食べ比べを行ったので、その情報をもとに “1.5倍” と比較しながら食べてみます。
開封
小袋の構成は、先入れ「かやく入り粉末スープ」と後入れ「調味油」の2袋。以前は粉末スープ・かやく・調味油の3袋だったので、小袋の構成は変わっています。
基本、期間限定商品だとプラ(PS)容器が使用される傾向にあるのですが、今回は通年商品と同じく紙製の容器が使用されていました。
製品情報
製品名:スーパーカップMAX(マックス)とんこつラーメン 製造者:エースコック 内容量:120g(めん100g) 発売日:2018年9月24日(月) JANコード:4901071231750 希望小売価格:- 発売地域:- |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:紙 必要湯量:480ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:2袋(かやく入り粉末スープ / 調味油) |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、植物性たん白)、かやく入りスープ(ポークエキス、食塩、ごま、乳化油脂、ねぎ、ポーク調味料、香辛料、たん白加水分解物、砂糖、揚げ玉、野菜パウダー、酵母エキス、キクラゲ、粉末しょうゆ、紅しょうが)、調味油(植物油脂、香味油)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、酸味料、カロチノイド色素、甘味料(スクラロース、アセスルファムK)、ビタミンB2、ビタミンB1、紅麹色素、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごまを含む) |
【アレルギー表示】 小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉・ごま |
実食開始
カロリーは558kcalと高く、カルシウムも457mgと多めの値。
麺の量が増えたことで落ち度がなければいいのですが‥
1食(120g)当たり
カロリー:558kcal |
※参考値(調理直後に分別した値) 熱量:558kcal(めん・かやく:462kcal)(スープ:96kcal) |
めん
「1.5倍」と比較して、「MAX」には新たに “植物性たん白” が採用されています。また形状も “カドメン” ではなく、丸刃でカットされた中細麺で、食べ始めは少し芯の残る硬めの食感。博多系とんこつラーメンの麺とは異なりますが、とんこつスープの雰囲気に合う質感は意識されていました。
麺量100gの大盛りですが、耐久性は悪くありません。その持久力に関しては「MAX」が上を行く反面、パツンッとした歯切れの良さに関しては「1.5倍」に軍配なので、麺の増量によるビハインドと思えばフィフティでしょうか。
スープ
粉末スープの量が多く、とろみも強めに施されているのですが、スープの満足感は確かに上がっていました。「1.5倍」の濃コクは麺のクオリティが増した反面、調味油の香りが弱くなり、またスープ自体のコクも浅くなったように感じていたのですが‥
「MAX」のスープはコンビニ限定の「超スーパーカップ1.5倍 砕き豚骨ラーメン」に匹敵する、そう言っても過言ではないかもしれません。調味油を入れた瞬間、鳴りを潜めていたスーパカップの濃コクとんこつらしい “獣臭” が上がってきて、思わず “これこれ! ” とテンションが上がってしまいました。
やや塩気は強めですが、お得意のポークコラーゲン(ギミック)が廃止され、とんこつ臭とは少しベクトルが違うものの、豚骨の骨っぽさを感じる旨味と獣臭には思わず深呼吸‥それによって、かつての魅力が再生されました。底上げの乳化油脂は使用されていますが、おからパウダーや豚ゼラチンなどは含まれず、動物系の素材はシンプルにポークエキスとポーク調味料のみ。
醤油の香りも奥に下がり、とにかく豚骨が主体のスープに進化しています。もともと私はスーパーカップの豚骨が大好きだったので、その当時にハマッていた時のピークに近い‥いや、それ以上にコクの深いスープからは高い満足感が得られました。
かやく
具材の構成はキクラゲ、ネギ、揚げ玉、紅生姜なんですけど、そう‥ “あいつ” がいないんです。とりあえず事ある毎に放り込まれていた “程よく味付けした肉そぼろ”(当ブログでの通称「スポンジ野郎」)が、ついに姿を消しました。何度もブログを通して訴えていたのですが、最も要らない具材だったので‥
エースコック、 英 断 !
まぁ結果的に具材のボリュームが乏しいことに変わりはないのですが、それに関してはシリーズ通してのことですし、邪魔だった(その上なぜか大量に入っていた)スカスカ食感のスポンジ野郎が廃止されたのは素直に好印象でした。それに、細切りながらも厚みのあるキクラゲはコリコリとした歯触りから存在感は明白で、何気に多かったんですよね。
多めのゴマとネギも嬉しく、特にゴマは大量に入っていて、とんこつスープとマッチしていました。以前は存在感が中途半端だった紅生姜のアクセントもスポンジ野郎のディフェンスが消えたことで解き放たれ、コクのあるスープの合間に切れ込むことで主張し過ぎずも埋没していません。揚げ玉はコクを深めることに寄与しており、具材が増えたわけではないのに(むしろ減ったけど)各アクセントは強調されたように感じました。
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
麺のクオリティは「1.5倍」のほうが上でしたが、シリーズ最重量の麺100gはインパクトがあったので、量との差し引きと思えば許容範囲かと思います。それに無駄なスポンジ野郎がカットされたことで具材(薬味)のアクセントが増し、何と言っても過去の栄光を取り戻していたスープからは予想外の充足感が得られました。
とりあえず主観的な好みとしては★5即決だったので、まだ評価に迷いが生じているのですが‥今回の「MAX」シリーズは定番品のリニューアルであることが確認できたので、評価を見直しました。とりあえず “焼豚が肉そぼろに変わる前のスープが好きだった方” は、食べてハッとすると思いますよ。
スカスカスポンジ野郎をリストラでスッキリ!!
駄菓子菓子さみしいのはなぜだろう?ww
( ゚д゚)ハッ! メーカが読んでいるんじゃない?
takaさん、こんにちは!
ほう、単に麺が増えただけでなくスープもパワーアップしてるのですか!
程よく味付けした肉そぼろの廃止は真taka :aとしては不満ですが!(゚◇゚)
>豚骨の骨ぽっさ
ぽっさ! ぽっさ!
ではでは(゚x/)
英断!
とうとうtaka :aさんの記事で役員会議が開かれたか(笑)
スープがめっちゃ美味しそう(*´艸`)
骨っぽさ感じたいー!
でも麺100ですぜ!絶対無理(´;ω;`)