どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年9月17日(月)新発売のカップ麺、エースコック「スーパーカップ 大盛りいかキムチ焼そば」の実食レビューです。
大盛りいか焼そば×ブタキムラーメンが融合!
ご結婚、おめでとうございます。パッケージ右側のカラーが見事にイタリア三色旗ですが、トマト味ではございません。発売30周年を迎える「スーパーカップ」シリーズより、王道の「大盛りいか焼そば」と「ブタキムラーメン」が、この度めでたく合体する運びとなりました。
以前、「スーパーカップ1.5倍 いか焼そば味ラーメン」というカップ焼そばがカップラーメンになったキワモノ路線の変わり種もあったんですけど、これが意外にも美味しくてですねw しかしながら今回は「大盛り焼そば」をベースに「ブタキムラーメン」の要素をミックスしているようなので、かなり危なげなく美味しそうな雰囲気です。
ちなみに「豚キムチラーメン」はスーパーなどで購入可能、「ブタキムラーメン」はコンビニ限定発売品になるのですが、今回のカップ麺はコンビニ限定品ではありません。
キムチの存在感が気になるところですが、ちょっとメーカー希望小売価格に注意が必要です。と言うのも‥
通常の「大盛りいか焼そば」は定価200円で、だいたいスーパーなんかだと販売価格は150円以内が相場ですよね。「ブタキムラーメン」はコンビニ限定のカップ麺なので、定価購入必至になってしまうのですが、それでも定価は205円。それに対して今回の「大盛りいかキムチ焼そば」は、希望小売価格が税別230円と割高なんです。
通常商品と比較して30円も高い理由は実際に食べてみないことには分からないので、とりあえず開封してみましょう。
開封
小袋は先入れの「かやく」、後入れの「焼そばソース」「ふりかけ」の計3袋。いつもは「めちゃうま!ふりかけ」ですが、今回は普通に「ふりかけ」ですね。
私の購入価格はスーパーで税込192円だったのですが、コンビニだと税込248円の大物になるので、いか焼そばとブタキムの融合バランスはもちろん、コストパフォーマンスについても注目しながら実際に食べてみた感想をもとにレビューします。
製品情報
製品名:スーパーカップ 大盛りいかキムチ焼そば 製造者:エースコック 内容量:161g(めん130g) 発売日:2018年9月17日(月) JANコード:4901071207571 希望小売価格:230円(税抜) 発売地域:全国(スーパー / コンビニ等) |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:プラ(PS) 必要湯量:600ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:3袋(焼そばソース / かやく / ふりかけ) |
原材料と本品に含まれるアレルギー物質
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、砂糖、ソース)、ソース(ソース、植物油脂、糖類、動物油脂、発酵調味料、食塩、たん白加水分解物、魚介エキス、香辛料)、かやく(いか、白菜キムチ、ねぎ、香辛料、香味調味料、食塩、オニオンパウダー、カツオブシパウダー)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、香料、カロチノイド色素、かんすい、カラメル色素、酸化防止剤(ビタミンE)、酸味料、香辛料抽出物、微粒二酸化ケイ素、甘味料(アドバンテーム)、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・いか・大豆・りんご・ゼラチンを含む) |
【アレルギー物質】 小麦・乳成分・いか・大豆・りんご・ゼラチン |
実食開始
1食(161g)当たり
カロリー:673kcal |
発売30周年を迎えるスーパーカップから王道具材のコラボレーションが実現!
パワフルメニュー「大盛りいか焼そば」と「ブタキムラーメン」を融合。(エースコック「商品情報」より引用)
めん
適度な弾力と滑らかさを併せもった丸刃のめんです。ソースと相性のよいめんを大盛りに仕上げました。
(エースコック「商品情報」より引用)
おそらく「大盛りいか焼そば」と同じ油揚げ麺だと思うのですが、これ秀逸なんですよね。丸刃でカットされた厚みのある中太麺で、やや麺の下味は濃いめ。それだけにソースとの一体感が高く、スーパーカップらしい力強さが得られます。
個性的な弾力も食べ応えに寄与しており、噛んだ時は歯を包み込むように受け止め、きちんと抵抗を見せた後にプリッと弾ける、麺量130gの大盛りですが、その弾力を最後まで楽しめるのもポイント。
本家からの流用と思われますが、しっかり食べ応えのあるハイクオリティな麺なので、大いに使いまわしていただきたい完成度です。
ソース・ふりかけ
バランス良く配合した数種のソースをベースに、ピリリと辛味を利かせた焼そばソースです。別添のふりかけを加えることでキムチの風味が広がり一層食欲をそそります。
(エースコック「商品情報」より引用)
液体ソースに赤い色の油脂が含まれているのですが、この時点では特にキムチっぽい風味は意識されていません。ソース自体の粘度は低く、さらさらとしています。ルーツは完全に「大盛りいか焼そば」で、果実のフルーティな甘味、ウスターソース系のスパイス感、そして酸味が絶妙なアクセントとなっている、 “あの味わい” を踏襲していました。
しかし、赤い色の油脂は見た目だけのギミックにあらず、辛口まではいかないものの、ピリ辛に毛も生えないほど弱い存在感ではありません。あくまでもピリ辛ですが、これによって普段のソースとは毛色の違う個性が打ち出せています。
別添の「ふりかけ」はキムチ色ですが、最も強く主張してくるのは魚介の旨味でした。しかし、特にキムチらしい味とは言えません。一応、発酵調味料なども原材料に含まれているのですが、大盛りいか焼そばのソースにイカではない魚介の旨味が‥と、ここで大きな変化。
ふりかけを投入すると 刺激はピリ辛のレベルを超えます‥!
とはいえ激辛ではありませんが、ふりかけの集中しているところは一般的に見ても中辛以上なのは間違いないと思いますし、人によっては普通に辛口かもしれません。刺激に即効性はなかったので、最初はそうでもないんですけど、じわじわ追ってくる遅効性の刺激が蓄積され、途中から毛穴が開く感じ。
思っていたよりもキムチらしい発酵感が得られなかったことには拍子抜けしてしまった反面、本家「ブタキムラーメン」以上の刺激は嬉しい誤算でした。
かやく
風味豊かないか、シャキシャキとした食感の良い白菜キムチ、色調の良いねぎを加えて仕上げています。
(エースコック「商品情報」より引用)
「いかキムチ」と言うタイトルですが、イカのキムチが入っているわけではありません。キャベツの代わりに「ブタキムラーメン」に入っている白菜キムチを採用し、「大盛りいか焼そば」に入っているイカは据え置き。ただ、ちょっとイカは小さいですね。
以前、「復刻版 大盛りいか焼そば」を現行品と食べ比べたことがあるのですが、その時にもサイズの違うイカが使用されていました。復刻版の時ほど小さくはなかったんですけど、少なくとも量は半分ないし半分以下でした。
白菜キムチはブタキムクオリティで、きちんと厚みがあって美味しかったのですが、こちらも多いとは言えません。それぞれ定価が約30円も上乗せされているので、ハーフ&ハーフで入れるのではなく、どっさり1人前×1人前で勝負してほしかった、というのが正直な感想です。
総評
★★★☆☆☆☆☆☆☆(3+)
(標準は★3です)
思っていたよりもブタキムらしさが控えめだったので、発酵感や独特の酸味など、もうちょっとソースからもブタキムらしさを感じたかったです。しかし、予想以上に唐辛子の刺激が強かったことには驚きました。激辛カップ麺のレベルではありませんが、市販品として中辛以上なのは間違いないでしょう。
食べ応えのあるクオリティの高い大盛り麺に力強い味付けなど、単純に味だけでいえば満足感の高いカップ麺だったのですが、これを税込248円でオススメできるかどうかと言われたらノーです。スーパーで税込200円以下なら選択肢に加えても問題ないと思いますし、結果的に買ってを損をするようなカップ麺ではありませんが、コンビニでの定価購入はオススメできません。
具材の白菜キムチと唐辛子の刺激以外にブタキムらしさも見られなかったので、今回の総評は定価も加味して厳しめに付けました。予想外の刺激は嬉しい誤算でしたが、せめて定価は税別210円以内でキメてほしかったです。しかしながら “白菜キムチ入りの辛口いか焼そば” としては美味しかったので、気になった方は念の為にブタキムラーメンらしさへの期待値を下げてからスーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなど、コンビニ以外の店舗でチェックしてみてください。
ラーメンらしさこそブタキム以上に希薄でしたが、個人的な味の満足度は★4くらいでした。
お客様窓口:大阪 06-6338-2745 / 東京 03-3982-9518
どうも!ご無沙汰で・・・・イカ焼きそばはUFOの次に好きなんやけど、それに豚キムが合体?!
豚キムラーメンは食べたことがない、故に味が今一想像できましぇんwwところで・・・あっ!やめた!
ここで聞くようなことじゃなかったわ。すまん・・・
キムチは発酵した酸味を愛してるので、これはちょっと残念かなぁ・・・コンビニ限定以外のものをコンビニで買うと負けた気になる今日この頃なんだけど、コンビニしか新製品のカップ麺って売ってないんだよねぇ(;´д`)トホホ…
あら?コレはハズさんのやない?
と思ったけどな…(´・∀・`)ヘー
すごくどーーーーでもいいんだけどね、友達がイカ焼きそばのことをエカ焼きそばって訛ってしまってねw。
それから彼女のあだ名は「エカ」になったって話w。
イカ焼きそば見るたびに思い出すわw