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農心(NONGSHIM)辛ラーメン キムチ ビッグ カップ@セブン-イレブン

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農心(NONGSHIM)

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、セブン-イレブン限定? 2018年8月7日(火)新発売のカップ麺、農心(NONGSHIM)辛ラーメン キムチ ビッグ カップ」の比較・実食レビューです。

「農心」は「ノンシン」と読むのですが、ご存知「辛ラーメン」を製造している韓国のメーカーです。昨年、ファミリーマート・サークルK・サンクス限定で同じようなカップ麺がリリースされていたのですが、カップ麺を探しに立ち寄ったコンビニ* の中ではセブン-イレブンでしか見かけませんでした。

* セブン-イレブン2軒・ローソン9軒・ファミリーマート7軒・ミニストップ6軒

セブン-イレブンの公式ホームページにも農心の公式ホームページにも製品情報がないため、まだセブン-イレブン限定とは断言できませんが、コンビニの店頭では今週の「新商品」として置いてあったので、食べてみた感想をレビューします。

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辛ラーメン食べ比べ!

実はレギュラーサイズの「辛ラーメン キムチ カップ」という製品があり、当地方でも週に1度の安売りの日に98円でスーパーの店頭に並ぶのですが、あまり原材料の違いが見られなかったので、今回は普通の「辛ラーメン カップ」と比較してみることにしました。

余談ですが、「辛ラーメン」ってローマ字表記だと “Shin Ramen” じゃなくて “Shin Ramyun” なんですね。

スペック

▼左「キムチ ビッグ」/ 右「辛ラーメン カップ」

「辛ラーメン キムチ ビッグ」の内容量は90g、調理前の麺重量は71gと絶妙な加減。

「辛ラーメン カップ」の内容量は68g、調理前の麺重量は55gと気持ち少なく、どちらも油揚げ麺です。

「キムチ ビッグ」は熱湯4分、「辛ラーメン」は熱湯3分で、麺の太さも違いますね。

▼左「キムチ ビッグ」/ 右「辛ラーメン カップ」

少し写真では分かりづらいかもしれませんが、「キムチ ビッグ」のほうが黄色味がかっていて、「辛ラーメン カップ」は白っぽい見た目です。

そもそもの内容量や原材料が違うので、もちろん栄養成分表の数値も異なりますが、およそ「辛ラーメン カップ」と比較して「キムチ ビッグ」の麺量は約1.3倍なのに、意外と脂質の量に大幅な変化は見られません。

しかしながら粉末スープの量が違うので、食塩相当量の数値は約1.7倍に増えていました。両方とも原産国は韓国、農心ジャパンが輸入者です。

▼右()内の値は「辛ラーメン カップ」

1食 90g(68g)当たり

エネルギー:379(302)kcal
たんぱく質:7.1(4.7)g
脂質:13.7(12.4)g
炭水化物:56.9g(43.0)
ナトリウム:2.2(1.3)g
(めん・かやく:0.8(0.5)g)
(スープ:1.4(0.8)g)

※参考値:調理直後に分別して分析
食塩相当量:5.6(3.3)g

実食開始

▼辛ラーメン カップ

かなり大きな椎茸が目立ってますねぇ‥このサイズだと間違いなくスープの味に影響するでしょう。私は椎茸が大好きなんですけど、椎茸が苦手な方にとっては厳しいサイズになると思います。

▼辛ラーメン キムチ ビッグ カップ

麺が見えません!しかも、キムチ特有の酸っぱい香りが漂ってきます‥これは期待大。

ところで「植物性 “風味” 油」とか、「たまねぎ “風味” 粉」とか、「生姜抽出物粉末」?あまり日本のカップ麺では見られないグレーゾーンな表記がチラホラとw 酸化防止剤がビタミンEやビタミンC、ローズマリー抽出物ではなく、「緑茶抽出物」というのが少し珍しいですね。

あれ?そういえばオリジナルの辛ラーメンってアニマルフリー(動物系不使用)でしたっけ‥とりあえず、「めん」「スープ」「かやく」の各項目に分けて解説していきます。


名称:即席カップめん

▼【辛ラーメン キムチ ビッグ カップ】

原材料名:油揚げめん(小麦粉、植物油脂、でん粉、食塩、植物性風味油)、白菜キムチ、食塩、キムチシーズニング、砂糖、キャベツ、旨味ベース粉末、豚骨シーズニング、唐辛子調味粉、醤油粉末、チンゲンサイ、コチュジャン粉末、にんにく粉末、胡椒、たまねぎ風味粉、生姜抽出物粉末、加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、酸味料、卵殻カルシウム、増粘多糖類、かんすい、カラメル色素、乳化剤、香辛料抽出物、酸化防止剤(緑茶抽出物)、ビタミンB2、(原材料の一部に大豆、小麦、卵、牛肉、豚肉を含む)

アレルゲン情報:大豆・小麦・牛肉・豚肉

コンタミネーション:えび・かに・ごま・いか・乳成分・そば・落花生・鶏肉・さば

▼【辛ラーメン カップ】

原材料名:油揚げめん(小麦粉、でん粉、植物油脂、食塩)、特製辛味粉末、にんじん、調味醤油粉末、ねぎ、食塩、糖類、しいたけ、香味調味料、でん粉、唐辛子、粉末みそ、旨味ベース粉末、豆もやし抽出物粉末、にんにく粉末、パーム油粉末、胡椒抽出物粉末、たまねぎ風味粉、しいたけ粉末、加工でん粉、調味料(核酸等)、かんすい、増粘多糖類、乳化剤、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、緑茶抽出物)、酸味料、ビタミンB1、ビタミンB2、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)

アレルゲン情報:小麦・大豆

コンタミネーション:そば・落花生・えび・かに・豚肉・鶏肉・牛肉・乳成分・ごま・いか・さば・卵




めん

辛ラーメン カップ(めん)

けっこうモチモチ

やや平打ちの縮れた細い油揚げ麺で、まさにザ・カップラーメンとでも言わんばかりの風味ですが、弾力があってモチモチとしており、「カップヌードル」の麺よりも耐久力は上です。けっして高級感のある麺ではありあせんが、日本の大手メーカーが作る100円前後のカップ麺と比較しても遜色なく、むしろ廉価版の製品と比較したら場合によっては上かもしれません。

いい意味でチープなスープともマッチしていますし、意外と耐久性にも優れていて、麺の量が少ないことも関係しているとは思いますが、急いで食べなくても最後までモチモチとした弾力が残っていました。ベクトルは少し異なりますが、袋麺の辛ラーメンと通じる面持ちを感じます。

辛ラーメン キムチ ビッグ カップ(めん)

しっとり系の油揚げ麺

写真で見るとザラついた表面が個性的ですが、しっとりと口当たりは優しく、食べ始めはモチモチとした食感です。ただ、意外にも「辛ラーメン カップ」よりも耐久性は劣りますね。普通に食べたら伸びる前に食べ終わるくらいの持続力はありますが、たとえば熱湯を注いでから10分経った状態だと、レギュラーサイズの「辛ラーメン カップ」に使われていた油揚げ麺のほうがモチモチとしていました。

原材料の構成や麺の厚みも違うのかもしれませんが、熱湯の量が多い(=保温性が高い)ことも関係しているのかもしれません。熱湯4分の時点で少し柔らかかったので、ちょっと早めにフタを開けて様子を確かめてみるといいかも。

ただ、私は食べ比べを行う上で通常よりも喫食に時間を要したので、後半の印象が強く残っただけかもしれませんし、昔の韓国系カップ麺でマイナス点だった解れにくさや酸化したような油揚げ麺臭は気にならず、たしかな進化が見られますね。スープとの一体感も高く、食感が緩んできても具材の白菜キムチと青梗菜がシャキシャキしていたので、一緒に食べたら程よいバランスでした。

スープ

辛ラーメン カップ(スープ)

きちんと辛口

まだ辛ラーメンが流行り始めた頃と比較して、かなり袋麺の辣味が落ちたように感じていたのですが、成分が変わったのか私の耐性値が当時より上がったのかはわかりません。ただ、一般的に見て普通に辛口のレベルには余裕で達していると思います。これを美味しく食べられるか厳しいか、それによって一般的な辛口が大丈夫かダメかの判断材料になるラインと言えるかもしれません。袋麺と比較すると味に差異は見られますが、雰囲気の再現性は高いです。

あの輸入品らしい粉末チックな怪しいチープさと唐辛子のエッジが効いた辛ラーメンの雰囲気が熱湯を注ぐだけで手軽に楽しめる、これだけで価値が見出せるのではないでしょうか。けっこう具材の椎茸から滲み出る旨味も効果的で、かなり久しぶり食べたのですが、ちょっとイメージが変わりました(前は少しイマイチなイメージだった)。

でも、たしかビーフの旨味があったような‥時期は忘れましたが、牛骨ベースの「辛ラーメン ブラック」が参戦したので、棲み分けを図ったのでしょうか。もしくは私の記憶が誤作動を起こして何かしらの味と混同しているのかもしれませんw

辛ラーメン キムチ ビッグ カップ(スープ)

唐辛子は弱いがキムチが活躍

スープの色を見ても分かるように、レギュラーサイズの「辛ラーメン カップ」のほうが赤みを帯びています。刺激に関しては「辛ラーメン カップ」よりも弱く、とりあえずピリ辛以上(?)の刺激にはなるかもしれませんが、一般的に見ても辛口未満でしょう。しかしながら具材のキムチから滲み出る旨味と酸味が味の軸になっているような構成で、粉末スープのキムチシーズニングと手を取り合うようにキムチを主役へと駆り立てます。

同社の「本場韓国コムタンラーメン」じゃないけれど、旨味ベース粉末にビーフ由来の成分が含まれているのか畜肉系の旨味はポークだけにあらず、ビーフ系の旨味成分を感じると韓国っぽいなー、って。私だけですかねw なんにせよ、唐辛子と椎茸の旨味が効いていた「辛ラーメン カップ」とは別物です。

しかしながら「辛ラーメン」を彷彿とさせるシーズニング系の複雑味から輸入系カップ麺ならではのジャンクさが楽しめると思いますし、かなりキムチの存在感がスープの中でも強かったので、もし強い刺激に対して期待していたら拍子抜けではあるものの、それ以外の期待値を大きく裏切られることはないでしょう。

かやく

辛ラーメン カップ(かやく)

しいたけデカッw

ご覧の通り、しいたけ嫌いに虐げられそうなサイズで‥すいません。袋麺にも椎茸は入っていますが、もっとも〜っと小さい椎茸で、こんなに大きくなかったですよね。

さらに人参とネギも多めに入っていて、コリコリとした人参の歯応えとシャキッ、としたネギの歯触りがアクセントに効果的でした。日清食品の「カップヌードル」みたいに具沢山ではありませんが、スポンジ食感の肉そぼろを駆使してくるエースコックの新作カップ麺よりも場合によっては好印象かもしれませんw

辛ラーメン キムチ ビッグ カップ(かやく)

キムチがリアル!!

定番の白菜キムチ系カップ麺といえばヤマダイの「ニュータッチ 元祖キムチラーメン」やエースコックの「スーパーカップ1.5倍 豚キムチラーメン(ブタキムラーメン)」などがありますが、さすがキムチの本場韓国の製造メーカー‥本気を出してきましたね。

キムチ自体の刺激は控えめなんですけど、日本のスーパーで人気のあるカドの立たない甘口系のキムチではありません。韓国直輸入系のキムチに見られる酸味を意識したタイプで、かなりカップ麺としては本格的です。

本格的な白菜キムチ具材といえば東洋水産のフリーズドライブロックが真っ先に脳裏をよぎる方も多いかと思いますが、あれに匹敵する‥いや、歯応えも加味すると今回のキムチが上を行くかもしれません。ご覧の通り量も多く、さらに厚みのある青梗菜もシャキシャキと歯応えがあり、かなり高い満足感が得られました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

麺もスープも “韓国の製造メーカーが作りました!” という雰囲気の仕上がりですが、それこそ今回のカップ麺が気になったユーザーの求めているポイントになるかと思いますし、数年前と比較して麺の進化が感じられ、何と言っても具材の白菜キムチがリアルで驚きました。量も多かったので、かなり結果的な満足感が高かったです。

レギュラーサイズの「辛ラーメン カップ」よりも刺激が大人しい部分には物足りなさを感じてしまいましたが、それだけに取っ付きやすく、リアルな白菜キムチが相俟って、韓国メーカーの作ったキムチラーメンの王道ど真ん中を進むような仕上がりから、大きく期待を裏切られることはないでしょう。

また、久しぶりに通年商品の「辛ラーメン カップ」を食べましたが、以前のイメージよりも(といっても何年前だって話になるのですが)ずいぶんと印象がよかったです。それとの差別化もバッチリだったし、辛ラーメンが好きな方は刺激が弱くても高い味の満足感が得られると思います。

まだ販路は確定と言えませんが、少なくともセブン-イレブンに行けばカップ麺コーナーの棚に並んでいると思うので、キムチが主体のチープなカップラーメンが食べたい気分の時は視野に入れてみてください。

「辛ラーメン キムチ ビッグ カップ」の総評です。
製品名:辛ラーメン キムチ ビッグ カップ
原産国:韓国
製造元:(株)農心(韓国)
輸入者:(株)農心ジャパン
内容量:90g(めん71g)
発売日:2018年8月7日(火)
発売地区:セブン-イレブン(推定)
取得店舗:セブン-イレブン
取得価格:216円(税込)
店頭表示価格:200円(税別)
コード:8801043038119

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:紙
必要湯量:330ml
調理時間:熱湯4分
小袋構成:1袋(粉末スープ)

(株)農心ジャパン:東京都千代田区霞が関 1-4-2 大同生命霞が関ビル4階
電話:03-3595-0882(土・日・祝日を除く 09:00〜17:00)

  1. このBIGカップ、
    自分が5月に食べたレギュラーサイズのキムチカップの
    セブン専売のBIGサイズ版って感じでしょうか?

    製品内容がほぼそっくりでクオリティが高いのも同じです。
    でもレギュラーサイズは100円程度なので、
    こちらは定価購入の分、かなり割高になりますね・・・。

  2. この、カップ麺は私好きです、結構辛さ有るような、昨日、韓国から、嫁さんカップ麺買ってきました、エビの絵が書いてるのと、海鮮風かなースープは、美味しかったんですが、麺がイマイチでした、文字読めないので、何がなんやら、でも辛いラーメンでした、まだ、他の残ってますが、イマイチ手をつけたく無い感じです!

  3. takaさん、こんばんは!

    自分もこの商品はセブンイレブンでのみ見つけましたね!
    「旨辛海鮮ちゃんぽん」もそういえばセブン&アイ限定でしたね!

    ちなみに栄養成分は原材料は前の「辛ラーメン キムチBig」と同じぽいですね!

    「辛ラーメン キムチBig」は前回はファミマ限定だったのですが、
    内容がほぼそのままでコンビニだけが変わるというのは珍しいですね!(●・ω・)

    自分も基本の辛ラーメンはビーフ系が入っていたと記憶してますが、
    今調べてみるとカップ版も袋版もビーフとは書かれていないですね;

    最近袋版を食べたのですが、そこまで味が変わった感じはないので、
    「旨味ベース粉末」なるものの中にビーフ系が入ってるのかもですね!

    ではでは、おじゃまいたしました!(゚x/)

  4. あけぇ…そして辛そう。
    つか…そりゃ辛いだろうな。(笑)

  5. 食べ比べおっつ(๑•̀.•́ฅ キムチが美味しそうやねぇ・・韓国風お酸っぱ辛いキムチしか食べられないから、これやったらいける気がするけど・・・もうちょっと涼しくなってから食べたいっ!!皆んな、なぜに暑い夏に熱くなる辛いものを食べるんだぁ???ヾ(≧皿≦;)ノ ←ここでそんなことを叫ばれてもねぇw

  6. 何を隠そう(隠してないかw)、私の会社での昼は、木曜を除き家内が作ったお弁当を食べます。お供は信州一味噌の即席味噌汁なんですが、たまに、辛ラーメンのミニを買ってきて味噌汁代わりに食べています。あの鋭い辛さ、油揚げ麺のチープな食感をたまに味わいたくなるんですよ・・・w

  7. リンガーハットも今回のビッグも大きさ的にはスルー^^
    やけど、辛ラーメンが激しく食べたくなったぞ!!!
    しいたけデカイし、麺の写真見た感じ、なんか辛ラーメンの方がおいしそうに見えた♪
    (あっ、スープがしゃばしゃばした感じが好きなのw)

    うわ~、ちょっと涼しくなってきたし、辛いの食べたくなってきたぞ~。
    (クッキー&クリームのパンを食べたから余計かも)
    よし、コンビニ行ってくる!

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