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DCコミックス×サッポロ一番!? カップスター×バットマンのカップ麺「ガーリックシュリンプ味」が意外とウマい!!

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サンヨー食品

どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。

本日の一杯は、2022年10月17日(月)新発売、サンヨー食品のカップ麺「サッポロ一番 カップスター ガーリックシュリンプ味 タテビッグ バットマンパッケージ」の実食レビューです。

サッポロ一番が誇るJAPANスタンダード「カップスター」と『バットマン』が異色の初コラボを実現!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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カップスター×バットマン ガーリックシュリンプ味

カップスター(CupStar)とは、サッポロ一番で知られるサンヨー食品のブランドで、1975年(昭和50年)1月18日発売のロングセラー。さらに遡ると、1973年(昭和48年)に発売された同社初の即席カップめん「サッポロ一番 スナック」が前身という説もあり、現在は “どこか懐かしさを感じる日本らしい風味” を活かした「JAPANスタンダード」をコンセプトに商品を展開しています。

まさかの『バットマン』とコラボレーション

今回の新商品「サッポロ一番 カップスター ガーリックシュリンプ味 タテビッグ バットマンパッケージ」は、あの『バットマン』を起用した「カップスター」の新フレーバーで、全国のコンビニを中心に新発売。数ヶ月前に展開していた『トムとジェリー』の流れを汲むコラボ企画で、ワーナー・ブラザース コンシューマープロダクツとのパートナーシップにより、この特別なパッケージが実現しました。

あらためまして『バットマン(Batman)』とは(という解説は不要なほど有名ですが)、DCコミックス出版のアメリカン・コミックス『バットマン』に登場する架空のスーパーヒーローで、本名はブルース・ウェイン(Bruce Wayne)。1939年にボブ・ケイン(Bob Kane)とビル・フィンガー(Bill Finger)によって創造され、世界で最も偉大な探偵の1人、あるいは世界最大の犯罪解決者など、数々の異名を持っています。

主人公のブルース・ウェインは、他のアメコミヒーローと違い、人間離れしすぎた特殊能力を保有しているわけではありません。しかし、ゴッサム・シティ(『バットマン』に登場するアメリカ合衆国の架空都市)の億万長者。この街には犯罪者に恐怖を与える “恐怖の象徴” が必要と考え、莫大な富や卓越した格闘術、探偵としての知識、脅迫、先端技術などを駆使し、自ら「バットマン」として犯罪に立ち向かう道を選びました。

出典:Home > ニュース一覧 > バットマンとカップスターが初のコラボレーション!10/17発売! – ワーナー・ブラザース公式サイト

なぜコウモリなのか‥‥それは彼が幼少期に体験したトラウマにあり、自分にとって恐怖の象徴であるコウモリをベースにバットマンのアイデンティティを-・などと熱く語り始めたら違うブログになってしまうのでw そろそろ本題のカップ麺に話を戻しましょう。

味は日本でもブームになったハワイ発祥のB級グルメ「ガーリックシュリンプ」をイメージし、ニンニクの風味を効かせた塩味のスープを新規に開発。天面のデザインは全6種で、かやくには “バットマンかまぼこ” を搭載。また『バットマン』のオリジナルパーカーが抽選で当たるキャンペーンも実施しており、通常のカップスターを3個、あるいはタテビッグを2個購入したレシートで応募可能とのこと。

さらに10月下旬から順次「カップスター」のスタンダードシリーズ全7種(醤油・味噌・旨塩・豚骨・海老天そば・きつねうどん・咖喱うどん)も「バットマンパッケージ」に切り替わり、ラーメンは “アメコミ” をイメージした限定パッケージ全8種を、和風めんは “浮世絵” をイメージした限定パッケージ全6種(計14種)を展開するなど、気合は充分。

調理後のイメージ写真

2022年10月21日現在、まだサンヨー食品の公式ウェブサイトに情報は載っていませんが、11月7日(月)からはレギュラーサイズの限定フレーバー「バーベキューチキン味」と「スモーキーベーコン味」(フタのデザインは全6種)を発売予定とのこと。カップスターと『バットマン』のコラボは初の試みで、その先陣を切ることになったタテビッグの仕上がりや如何に、お手並み拝見と参りましょう。

開封

このままポスターにしてほしい

今回のカップ麺に “仕上げの小袋” は別添されていないため、そこは寂しいポイントになりますが、おかげで天面のデザインが目立つパッケージ。私が購入した店舗(ローソン)の棚には5種のデザインしか残っていなかったので、気に入ったデザインを2つ選んできたのですが、コンプリートのためにコンビニをハシゴするのもアリと思えるくらいカッコイイですよね。

けっこうニンニク臭が強い

かやくは前述の “バットマンかまぼこ” に、ガーリックシュリンプをイメージした海老と、キャベツは‥‥とりあえず?w カップスターのスタンダードシリーズ全7種における「バットマンパッケージ」は、パッケージのみ変更の期間限定商品なので、中身は通常品と同じなんですけど、11月7日発売の限定2品には今回と同じロゴ入りの “バットマンかまぼこ” を使っているようです。

こういったコラボ商品がリリースされた場合、ロイヤリティの関係で微妙に値上がりすることもあるのですが、今回のメーカー希望小売価格は245円(税別)ということで、2022年10月現在の縦型ビッグにおける標準的な値段。コンビニで購入した場合の税込価格は264円が相場になるため、全6種のパッケージをコンビニでコンプリートする場合、単純計算で1,584円は必要です。グッズとしては安いかも?

製品詳細情報・購入価格等

製品名:サッポロ一番 カップスター ガーリックシュリンプ味 タテビッグ バットマンパッケージ
販売者:サンヨー食品株式会社
製造所:太平食品工業株式会社 関西工場
内容量:88g(めん65g)
商品コード:4901734047742(JAN)
発売日:2022年10月17日(月)
実食日:2022年10月21日(金)
発売地域:全国
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:245円(税込)
希望小売価格:264円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型ビッグ
容器材質:紙
湯量目安:420ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:別添なし

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、食塩、粉末卵)、スープ(食塩、香辛料、糖類、えび調味料、ポーク調味料、チキン調味料、にんにく調味料、酵母エキス、しょうゆ、たまねぎ調味料、たん白加水分解物、ポークエキス、デキストリン)、かやく(キャベツ、味付えび、かまぼこ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、トレハロース、香辛料抽出物、微粒二酸化ケイ素、かんすい、レシチン、酸味料、クチナシ色素、酸化防止剤(ビタミンE)、増粘剤(キサンタン)、イカスミ色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、パプリカ色素、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

こだわりは感じない

麺は油で揚げたフライ麺で、湯戻し時間は熱湯3分。サンヨー食品の縦型カップに有り勝ちなタイプというか、例のスナック的な食感と風味を想起させる佇まいなので、おそらく本格的なタイプではありません。さらにメーカー希望小売価格は縦型ビッグにおける標準的な値段と前述しましたが、今回の麺重量は65gだったので、量だけでいえばレギュラーサイズの「カップヌードル」ど変わりません。

思いのほかキャベツの量が多かった

その麺量にロイヤリティの兼ね合いを感じつつ、それはさておき内側の線まで熱湯を注ぎ、フタをして待つこと3分。サンヨー食品のガーリックシュリンプ系といえば、結果的にイマイチと評価せざるを得なかった「サッポロ一番 ガーリックシュリンプ味まぜそば」(2016年8月8日発売品)の印象が強いので、やや不安なところもありますが、強めのガーリック臭とエビの香りが食欲を刺激してくる調理直後。

ちなみに製造所は太平食品工業の関西工場(奈良県大和郡山市額田部北町944)となっていますが、サンヨー食品が1963年(昭和38年)1月に設立した製造部が太平食品工業なので、どちらも “サッポロ一番” という認識で問題ありません。それでは、引き続き「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(88g)あたり
カロリー:372kcal
たん白質:8.5g
脂  質:12.7g
炭水化物:56.0g
食塩相当量:6.6g
(めん・かやく:2.1g)
   (スープ:4.5g)
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.59mg
カルシウム:248mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:372kcal(めん・かやく:314kcal)(スープ:58kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

お、悪くない

4.0

サンヨー食品の公式ウェブサイトには、麺について “表面に張りがあり、芯の歯切れがよく、食べやすいめん” とシンプルな解説があって、その表現にも納得の質感。たとえば有名店監修のカップラーメンに使われていた場合、カップラーメンらしいチープさが裏目に出ることも珍しくないけれど、それについて今回は気になりません。

5gの差にコスト調整は感じるけど

加水率は低く、粘りは控えめで、食べ始めは中心部に残る硬さが油揚げ麺ならではのチープさを強めているのですが、後述するスープとの相性は悪くない、むしろ特有のチープさがプラスに作用していると感じたほど。カップスターらしい麺かといわれたら違ったタイプになりますが、及第点に星ひとつプラスしたのはスープとの相性がよかったからで、結果的な印象としては悪くありませんでした。

容器はφ112×118(mm)のタテビッグなのに、実際の麺量はレギュラーサイズのカップにも収まる65gなので、なんだかバランス的にスープの量が普段よりも多いと感じたんですけどw 麺よりスープの量を重視している方にとっては朗報かもしれません。

スープ

スナック感を素直に評価できるフレームワーク

5.0

ニンニク要素は生おろしニンニクではなくガーリックパウダーで、シュリンプ(えび)も甲殻類特有の芳ばしさを主軸に立てている、そういった意味では臨場感のないテイストになりますが、ガーリックパウダーの効き目も甲殻類の芳ばしさも一口で明白。動物系はポークとチキンの合わせ技で、ピリッとブラックペッパーの清涼感も心地よい、なかなか後引く味わいに仕上がっています。

はたしてガーリックシュリンプ味なのかと聞かれたら、当たらずと雖(いえど)も遠からずと答えますけどw けっして味は悪くありません。むしろスープが粉末オンリーのカップラーメンらしい骨組みだったからこそ、前述の油揚げ麺とも上手く噛み合っていたので、こちらも印象は悪くありませんでした。

具材

いちばん印象に残ったのはキャベツかもしれんw

5.0

なぜか「バットマンかまぼこ」は1枚割れていて、計4.5枚と中途半端な数になっていたんですけど、それはさておき歪な部分は控えめで、けっこう忠実に再現しているのは見事。味は比較的よくある魚肉練り製品といった感じにつき、目を瞑って味わうものではないのですが、この特殊なデザインはコラボならではの特別感を感じるポイント。

エビはスカスカした食感だったので、B級もといC級な感じではあるものの、風味は強め。でもってキャベツは画像だと分かりにくいのですが、キャベツだけで麺が見えなくなるほどのボリューム感。縦型ビッグに使われる平均的な量を大幅に上回るレベルに到達しており、見た目的には「バットマンかまぼこ」が主役なんですけど、食べ応えに寄与していたのは圧倒的にキャベツです。

総評

4.5

正式な商品名にも「タテビッグ」とあるため、調理前の麺重量が70gだったら‥‥と、そこだけが引っ掛かり、すこし総評から差し引いているのですが、ジャケ買い目的で中身はイマイチなコラボ商品ではありません。ひとつのカップラーメンとして見どころが多く、ガーリックパウダーとエビの掛け合いが後引く味わいで、事前に想像していたよりも好印象でした。

主な取扱店はコンビニが中心になると思いますが、販路限定のPB(プライベートブランド)商品ではありません。スーパーやドラッグストア、ディスカウントストアなど、コンビニ以外も販売店に含まれるNB(ナショナルブランド)商品なので、どうしても最寄りの店舗に売ってない場合は通販サイトも視野に入れてみてください【author・taka :a(大石敬之)】

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