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マルちゃん【QTTA】が “パンに合う” カップ麺「みそクリームオニオン味」を新発売!! オススメのパンは?

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東洋水産

どうも、taka :a です。

本日の一杯は、2021年1月4日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「MARUCHAN QTTA(クッタ)みそクリームオニオン味」の実食レビューです。

2021年最初のQTTAは “パンに合う” みそクリームオニオン味!? カップ麺でも定番の「みそ」をQTTAならではのクリーム系にアレンジ!!

実際に食べてみた感想と経験に基づいて評価し、カップ麺としての総合力を判定します。よろしければ、最後までお付き合いください。

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QTTA みそクリームオニオン味

MARUCHAN QTTA(マルちゃん クッタ)とは、しっかりと食べ応えがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” をコンセプトに開発された東洋水産の縦型カップ麺で、日清食品が誇る世界初のカップ麺「カップヌードル」に対抗すべく、2017年3月27日に鳴り物入りで初代御三家「SHO-YU」「SEAFOOD」「TONKOTSU」を市場に投下。

くった感がちがう。MARUCHAN QTTA

デビュー当時の「SHO-YU」と「SEAFOOD」にはモチモチとした “つやもち製法” の油揚げ麺を、片や「TONKOTSU」には歯切れのいい食感を特徴とする “ノンスチーム製法” の油揚げ麺を合わせるなど、スープのフレーバーごとに麺線を変え、なおかつ揚げ油に芳ばしい風味のラードを配合することで日清食品の「カップヌードル」と明確な差別化を図り、一定の固定ファンを獲得することに成功しました。

その後、何度か再販されているQTTAの最高傑作「サワークリームオニオン味」をはじめ、定期的に変わり種のスポット商品を繰り出しつつ、初代御三家の「SHO-YU」は2020年9月14日のリニューアルをもって商品名の表記を「コクしょうゆ味」に刷新。同じく「SEAFOOD」も「シーフード味」に改め、パッケージのデザインも更新しているのですが、これを機に “ノンスチーム製法” の「TONKOTSU」は販売終了。

2021年1月現在、東洋水産の公式ウェブサイト内に掲載されている「QTTA」のラインナップは、リニューアル後の「コクしょうゆ味」と「シーフード味」に、期間限定(秋冬限定フレーバー)のスポット商品「トマトクリーム味」と「サワークリームオニオン味」の合計4フレーバーを現行商品として掲載しています。

さらに下の段には2020年11月23日に発売されたシリーズ初の “パンに合う” 変わり種「クリームカレー味」と、その続編として開発された2021年1月4日発売の「みそクリームオニオン味」があり、こちらの2品は数量限定のスポット商品と思われるフレーバーで、とりあえずクリームカレー味のQTTAがパンに合うのは容易に想像できますが、みそクリームオニオン味とは‥‥なんぞや。

とりあえず東洋水産のニュースリリースには “みそのコクにクリーミーな味わいを合わせた、絶妙なバランスのまろやかなスープです。” とあったので、クリーム入りの洋風みそスープ? みたいな感じに仕上がっているようですが、実際のラーメン店でも奇抜な新作が多いカップ麺でもメジャーな組み合わせではありません。

味噌(みそ)は古来、日本で親しまれてきた伝統の発酵食品なので、もちろん白ごはんとの相性は申し分なく、みそラーメンで実績があるように、味噌と麺の相性がいいのも周知のこと。また「みそパン」という群馬県の “ご当地パン” があるように、味噌とパンも定評のある組み合わせですが、青森市民のソウルフード「味噌カレー牛乳ラーメン」よろしく意外性に富んだインパクト。

パンに合うQTTAとは‥‥

ちなみに青森県の味噌カレー牛乳ラーメンを再現した東北エリア限定のカップラーメン「日本うまいもん 青森味噌カレーミルクラーメン」を通年販売している東洋水産なので、もしかすると「QTTA みそクリームオニオン味」の開発背景にも通じるところがあるのかもしれません。

開封

あの印象的だった天面デザインを刷新

今回のカップ麺に小袋は別添されていないため、お湯を注ぐだけの簡単調理。以前の天面(フタ)にはQTTA(クッタ)の頭文字である「Q」と舌を掛け合わせたデザインをプリントしていましたが、2020年9月14日のリニューアル以降 “吹き出しの中に調理後のイメージ写真をはめこんだデザイン” に刷新し、なおかつ形も開ける際に持ちやすく改良したとのこと。前のデザイン、けっこう好きだったんですけどね。

みその香りよりも玉ねぎが強烈

と、それはさておき開封直後は麺も具材も隠れてしまうくらい、かなり粉末スープの量が多く、それ以外ほとんど何も見えないのですが、具材として入っている玉ねぎの香りが鮮烈に主張してくるファーストインプレッション。逆に熱湯を入れる前の現段階、みその香りが前面で主張してくることはなく、ある意味ちょっと拍子抜け(と、同時に安堵を覚える筆者)

メーカー希望小売価格は、既存の定番QTTAと同じ193円(税別)で、販売店は全国のCVS(コンビニエンスストア)や量販店、一般小売店などが対象。2021年1月現在、コンビニで購入した場合の税込価格は198円で、実際に立ち寄ったコンビニ大手4社の中では「ローソン」での取り扱いが意欲的でした。

製品詳細情報・購入価格等

製品名:MARUCHAN QTTA みそクリームオニオン味
製造者:東洋水産株式会社
製造所:関西工場(兵庫県神戸市西区見津が丘6-8)
内容量:86g(めん66g)
商品コード:4901990367691(JAN)
商品サイズ:縦102mm×横102mm×高さ109mm
発売日:2021年01月04日(月)
実食日:2021年01月07日(木)
発売地域:全国(CVS、量販店、一般小売店 他)
取得店舗:コンビニ(ローソン)
商品購入価格:198円(税込)
希望小売価格:193円(税別)
麺の種類:油揚げ麺
スタイル:縦型レギュラー
容器材質:プラ(PP)
湯量目安:280ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:-(別添なし)

原材料名とアレルギー表示

【原材料名】油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、精製ラード、でん粉、食塩、植物性たん白、砂糖、しょうゆ、チキンエキス、卵白)、添付調味料(粉末野菜、みそ、乳等を主要原料とする食品、砂糖、食塩、香辛料、でん粉、発酵調味料、豚脂、パセリ)、かやく(たまねぎ、フライドオニオン、味付挽肉)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、増粘多糖類、クチナシ色素、香辛料抽出物、酸化防止剤(ビタミンE、ローズマリー抽出物)、カラメル色素、香料、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部にえび・小麦・卵・乳成分・いか・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)

実食開始

シンプルながら具沢山

今回のカップ麺に小袋は別添されていないので、お湯を注いでから3分後、しっかり混ぜたら出来上がり。香りからして玉ねぎが多いことは分かっていましたが、細切りの玉ねぎとフライドオニオンも入っていて、あとは味付挽肉とシンプルな構成でありながら、けっこう具沢山なのが好印象。

フタ裏の注意書きにも注目

なおフタの裏にはQTTAシリーズ恒例のアドバイスがあり、今回のフタ裏には “QTTA(クッタ)みそクリームオニオン味を食べる前においしく仕上げるポイント! スープがしっかりと溶けるように “カップの底から” よ〜く混ぜてくださいネ” と、イラスト付きで記載。

この “よ〜く混ぜて” というのが重要で、食べる前に混ぜる作業を怠ってしまった場合、スープの濃度が極端に落ちることも珍しくありません。とにかく粉末スープの溶け残りがないよう、念入りに混ぜ合わせてください。それでは、引き続き味噌とクリーム感のバランスに注目しつつ「めん」「スープ」「具材」の特徴を解説し、カップ麺としての総合力を判定します。

栄養成分表示:1食(86g)あたり
カロリー:370kcal
たん白質:8.0g
脂  質:14.1g
炭水化物:52.8g
食塩相当量:3.9g
(めん・かやく:2.0g)
   (スープ:1.9g)
ビタミンB1:0.29mg
ビタミンB2:0.32mg
カルシウム:146mg
参考値(調理直後に分別した値)
熱量:370kcal(めん・かやく:309kcal)(スープ:61kcal)
※当ブログに掲載している「原材料名」及び「アレルゲン情報」並びに「栄養成分表示」などの値は、実食時点の現品に基づいたもので、メーカーの都合により予告なく変更される場合があります。ご購入・お召し上がりの前には、お手元の製品に記載されている情報を必ずご確認ください。

めん

おそらく「サワークリームオニオン味」と共通

5.0

2020年11月23日に発売された前回のパンに合う新作「MARUCHAN QTTA クリームカレーチーズ味」には熱湯4分の “つやもち製法レギュラー麺” を採用していましたが、今回の麺は食べ応えのある “つやもち製法幅広麺” ということで、おそらく秋冬限定フレーバーの「サワークリームオニオン味」と同じタイプ。自己主張の強い麺ですが、意外とスープとの親和性も高く、今回の個性的なスープにも違和感なくフィット。

フライングは厳禁

つやもち製法とは、東洋水産が販売している「昔ながらのソース焼そば」(現在は東北地方及び信越地方に根付く「焼そばバゴォーン」が定着しなかった地域向けに開発された代替商品)にも使われている独自製法で、文字通り表面には “つや” があり、噛むと “もちもち” した弾力が楽しめるだけでなく、精製ラード特有の芳ばしい風味も魅力的。

ライバル関係にある「カップヌードル」の麺は加水率が低く、適度なコシと歯切れのよさを強みにし、麺の自己主張よりもスープを立てるスタンスなので、東洋水産の「QTTA」に使われている麺は真逆のイメージ。それがサンヨー食品の「サッポロ一番 カップスター」やエースコックの「飲み干す一杯」との差別化にも繋がっており、縦型レギュラーサイズのカップ麺では現状 “もっとも食べ応えのある麺” といえるかもしれません。

スープ

意外と違和感ないw

5.0

スープの原材料は “粉末野菜、みそ、乳等を主要原料とする食品、砂糖、食塩、香辛料、でん粉、発酵調味料、豚脂、パセリ” で、おそらく粉末野菜はQTTAの変わり種で頻繁に使われている粉末ポテト。味噌は赤味噌よりも白味噌寄りのイメージで、お湯を入れる前の存在感は控えめでしたが、けっこう明確に主張してきます。

けれども体感的には乳等を主要原料とする食品を軸に、そっと味噌で旨みを底上げしているようなバランスで、そこに香るパセリのアクセントが決め手となり、和か洋でいえば洋風のテイスト。それでいてマイルドな印象は酒粕×味噌に通じるところがある、なかなかどうして違和感なくフィットしていました。

というか、それ以前に具材の玉ねぎの存在感が強くてですねww

粉末スープの溶け残りに注意

というわけで結果的に組み合わせとしては問題なかったのですが、フタ裏のアドバイスにもあったように、容器の底から念入りに混ぜるのはもちろん、麺と粉末スープが絡んでダマになっている部分が多かったので、とにかく念入りに混ぜるのがポイント。最短でも1分以上、スープにとろみが出るまで混ぜ続けてください。

具材

2種類の玉ねぎとジャンクな挽肉

5.0

細めにカットされた白い玉ねぎは、シャキシャキとした歯触りとフレッシュな香味を特徴とするシャープなタイプで、意識しなくても常に口の中に入ってくるくらい量も多く、キレのあるアクセントが快感。一方、フライドオニオンは若干のホロ苦さと独特の芳ばしさが特徴なので、まったく違った方向からアピールしてくるのですが、どちらも今回の創作みそクリームオニオン味のスープにフィット。

ちょっとサクサク

味付挽肉は玉ねぎほど大量に入っていませんが、けっこうサイズは大きめで、ちょっとサクサクした歯触りとジャンクでスナック的な味付けが頼もしい具材。まったくリアルなタイプではないけれど、常に麺から滲み出るラードの芳ばしい風味が並行するので、挽肉のジャンクさもプラスに作用していました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(★5)

実食前は正直どうなることかと思っていましたが、なんのなんの。ふわっと優しい味噌の風味に、濃厚なクリーム感が違和感なく調和するだけでなく、そこへ強烈に香るオニオンのシャープな香りが頼もしい、ひとつの洋風みそラーメンとして充分に “あり” だと感じました。

なおパンとの相性ですが、ロールパンや食パンよりもヤマザキの「塩バターフランスパン」みたいな “ちょっと塩気のあるパン” がベストだと思います(author・taka :a)

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