どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年9月17日(月)新発売のカップ麺、まるか食品「ペヤング 海老やきそば」の実食レビューです。
ペヤングの海老やきそば復活!
ペヤング史上最強の激辛「ペヤング 激辛やきそば END」が2018年8月27日にゴンビニで先行発売され、ついに2018年9月17日より一般販売解禁となりましたが、同時に一変して穏やかそうな新商品がリリースされました。
穏やかと言っても激辛とか比較してキワモノ路線の変わり種ではない、というだけの話であって、某赤い彗星の如く光沢のある紅のパッケージを身に纏い、シンプルながらも力強い筆圧の感じられる純和風の硬派なデザインです。
実は、まったく同じタイトルのカップやきそばが2014年12月1日にも発売されていました。
2014年12月の全商品回収〜2015年05月19日の製造・販売再開までの間、新商品のリリースがなかったので、2014年の「海老やきそば」が当時のペヤング最後の新商品だったんですよね。
従来品はソースの塩気が強く、あとのせかやくの乾燥エビがモッサリしててw ちょっと食べにくかったんです。しっかり海老は前に出ていたのですが、2014年の海老やきそばは★3と評価しました。
比較して当時とソースの構成などが変わっているので、新生海老やきそばの実力を確かめてみましょう。
開封
小袋は先入れ「かやく」、後入れ「液体ソース」の計2袋。
2014年発売品をレビューした時、乾燥海老の食感が気になったと当時の記事にも書いていたのですが(それを自分で読んだから思い出したんですけどw)、今回ばっちり改善されていそうですね。
やや従来品の印象から塩気の強さが気になるところではあるものの、パッケージには “しお味” とか “しょうゆ味” とか、テイストに関するワードは掲載されていないので、そもそも何味なのかも気になりますよね。
海老味だったらいいなー、などと期待しつつ、実際に食べてみた感想をもとにレビューします。
製品情報・購入価格
製品名:ペヤング 海老やきそば 製造者:まるか食品 内容量:117g(めん90g) 発売日:2018年9月17日(月) JANコード:4902885005261 希望小売価格:185円(税抜) 発売地域:- |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:プラ(PS) 必要湯量:480ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:2袋(ソース / かやく) |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉(国内製造)、植物油脂、ラード、しょうゆ、食塩、香辛料)、添付調味料(たん白加水分解物、糖類、食塩、香味油、植物油脂、チキンエキス、ポークエキス、オイスターエキス、えびエキス)、かやく(えび、キャベツ、にんじん)/ 調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、カラメル色素、ビタミンB2 |
【アレルギー表示】 小麦・えび・大豆・鶏肉・豚肉 |
実食開始
1食(117g)当たり
カロリー:523kcal |
海老の旨味を効かせ、具材にも豊富に海老を使用した海老の味が楽しめる一品です。
(まるか食品「商品一覧」より引用)
めん
お馴染みペヤングのオリジナル汎用麺だと思うのですが、いつもより気持ち太いような‥って、たぶん毎回これブログで書いてますよねw 微妙に麺の太さを使い分けているような気がするんですけど、ノーマルペヤングのソースやきそばでも微妙に太かったり細かったりするような “気がする” ので、単なるロット差でしょうか。
麺に練り込まれたラードが主張してくるため、油揚げ麺特有の芳ばしさが強く、今回のソースを相手にすると少し野暮ったく感じました。しかし、そのバランスに関しては後述します。
本家と比較して原材料の「小麦粉」横に「(国内製造)」の表記があり、「醤油」が「しょうゆ」(ひらがな)に変わっているのですが、これは最近のカップ麺新商品に見られる共通した変化なので、単に表記の掲載が変わっているだけなのでしょう。
ソース
ほのかに麺の下味として施されている醤油を感じますが、液体ソースに醤油やソースなどは使用さておらず、主な味付けの調味料は「食塩」になります。動物系の旨味はチキンエキスとポークエキスの二段構えで、こってり感もあり、やや塩気は強め。
海老の指標は甲殻類の芳ばしさにあり、ソース自体からも海老を感じますが、2014年ほど顕著には主張してきません。過去の感想と比較して味のバランスは従来品よりも整っているように思えた反面、油揚げ麺特有の風味が気になりました。
オイスターエキスも海老を押し上げる効果的な素材ですが、どうしても油揚げ麺特有の風味が気になって‥と、そのネガティブな要素も次の項目を踏まえると払拭されます。
かやく
麺は普段通りとして、ソースだけの状態だと油揚げ麺特有の押しが強く、いまいち海老が活かしきれていないような印象を受けたのですが、私は “わざと” ソース単体の味をレビューしたので、それは一般的な感想とは異なります。(「だったら書くな」とか言わないで‥)
海老はアキアミを乾燥させたような小海老なので、たとえばカップ麺だと同社の「ペヤングヌードル」や日清食品の「カップヌードル」に使われているタイプの海老ではありませんが、風味の存在感が強い乾燥の小海老で正解。
かなり量が多かったので(さすがに数えていませんがw)、小海老が全体に行き渡り、ソースだけでは物足りなかった海老を確固たる存在感に確立させ、海老 “風味” の塩やきそばから海老 “味” の塩やきそばに昇華します。
2014年発売品では後入れ乾燥海老の存在感が強すぎて蛇足的にも思えましたが、適度に殻の食感を残しつつも存在感が強すぎて邪魔になることはなく、今回は絶妙なバランスで主張していたんですよね。
熱湯を注いでから3分待っている間、めちゃくちゃいい香りが漂っていたので、ちょっと勿体無いなぁ‥などと思ったりもしたのですがw なんのなんの。ダイレクトに乾燥状態で食べるほど強烈ではありませんが、実際に食べてみると一見して明白に海老。この芳ばしさによって、油揚げ麺特有の野暮ったさも誤魔化されました。
しかも多いのは海老だけでなく、キャベツも人参も多めに入っていて、キャベツはシャキシャキ、人参はコリコリ。ペヤングの具材って、いつも何気に豊富なんですよね。他社の大手メーカーが作る汁なしカップ麺は麺とソースのクオリティが高い反面、具材のボリュームが犠牲になることも多々あるので、このボリュームで定価185円(税別)は、あらためて考えると素晴らしいと思います。
2014年発売品と比較して人参の形が四角から細長くなりましたが、構成としては同じですね。
総評
★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)
まず海老の旨味に対する指標の調整ですが、甘みを帯びた身の旨味や濃厚な海老ミソではなく、ほぼ完全に “殻の芳ばしさ” なので、柔らかくて繊細な海老感には期待しないでください。ただ、海老の繊細な旨味が指標となっていたら確実に油揚げ麺のスナック感に負けていたでしょう。
具材の海老もプリッとした肉厚の海老ではなくアキアミ系の乾燥海老ですが、もしも厚みのある海老だったらコスト的に半端なランディングは否めなかったと思うので、これに関しても素直に好印象でした。
コンビニ限定のカップ麺ではありませんが、コンビニで買っても税込195円ですし、小海老の芳ばしさが好きでペヤングが大丈夫なら取得店舗を問わずオススメしたい一杯です。
お客様窓口:0120-32-8189
黒いつぶつぶがエビの目玉だよね・・めっちゃ入ってるね!!油揚げ麺特有の芳ばしさがちょっと苦手で湯切りするときに香りに食欲が現象しちゃうのでカップ焼きそばは食べないんだけど、これはそれが誤魔化されるのね(゚∇゚ ; ) ちょっと挑戦してみようかしらん(≧∇≦)
海老…好きやけん! (・∀・)ウン!!
某キャスバル「ザクとは違うのだよ!ザクとは!」