どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年8月27日(月)に全国発売となったボトルタイプの別売ソース、まるか食品「ペヤングボトルソース」とカップ麺「ペヤング ソースやきそば」のソースは同じ味なのか違うのか、実際に食べ比べてレビューします。
ペヤングの “ソースだけ” 解禁
1975年に発売して以来、多くの方に支持されている人気商品「ペヤング ソースやきそば」ですが、なんとボトルタイプの別売ソース、「ペヤングボトルソース」が発売されました。発売日は2018年8月6日(月)で、最初は関東の一部店舗限定で販売を開始していたそうですが、2018年8月27日(月)から販売地域を全国に拡大。
私は京都府にある「MEGAドン・キホーテ」で9月11日(火)に発見・捕獲したのですが、店頭では特に “新商品!” とか “ついに解禁!” みたいなアピールもなく、さも数ヶ月前から “ここにいましたよぉ‥(小声)” とでも言わんばかりのナチュラルな雰囲気でカップ麺コーナーの棚に溶け込んでいたんです。
パッケージも馴れ親しみすぎたシンプルで垢抜けないデザインなので、ドンキホーテに以前から常備されている公のアナウンスがない販路限定商品かと思っていたのですが、なんと話題の新商品だったんですね。損なこととは露知らず、まぁネタに困った時にでも使ってみるか‥と、何の気なしに買ったままボケーッと寝かせてしまいました。
それにしてもパッケージまるっきりプリントしちゃってるんですけど、実は細かいところを見るとペヤングボトルソースに印刷されているパッケージはマイナーチェンジ前のデザインで、「栄養成分表示」は「標準栄養成分表」のままだったり、「小麦粉」の横に「(国内製造)」の文字がなかったりします。
ついでにペヤングボトルソースの小さな二次元コードも読み取れないか頑張ってみましたが、小さすぎて反応しませんでs‥いや、する!反応するぞ二次元コード!w iPhone8のカメラで読み取ったんですけど、画面の上に出てきたリンクを押したらカップ麺のパッケージと同じように公式ホームページの「安心・安全の取り組み」が書かれたサイトに飛びました。すげぇ‥
どこで買えるの? 値段は?
一応、販路などを調べてみましたが、全国発売に踏み切ってからは販売店を限定していないようです。ネット上ではAmazonやオムニ7でも購入可能ですし、実際の店舗ではドンキホーテやイトーヨーカドーでのエンカウント率が高いようですね。
希望小売価格はオープン価格で、オムニ7では税込321円(数量限定)、Amazonでは935円(2本セットが1,238円)でしたが、私の購入価格はドンキで税込248円でした。ちょっとAmazonは高すぎる気もしますけど、これ1本で通常の「ペヤング ソースやきそば」に付属されているソース10袋分に相当するそうです。
なんと製造は理研ビタミン!
これが今回、最も驚いたポイントかもしれません。定番の「わかめスープ」や「ノンオイル青じそドレッシング」などを販売している、あの「リケン(理研ビタミン)」がペヤングボトルソースを製造していたんです。
たとえば「東洋水産×酒悦」や「サンヨー食品(サッポロ一番)×太平食品工業」、「寿がきや食品×加ト吉水産(カトキチ・テーブルマーク)」や「寿がきや食品×山本製粉」など、カップ麺業界では自社のグループ会社や他社メーカーに製造を委託するケースも珍しくないので、もしかするとカップ麺に入っているソースも理研ビタミンが関与しているのかもしれません。
原材料を比べてみた
【ペヤング ソースやきそば】 ウスターソース、糖類、たん白加水分解物、食塩、香味油、牛肉エキス、香辛料 |
【ペヤングボトルソース】 ウスターソース、砂糖、たん白加水分解物、果糖ぶどう糖液糖、香味食用油、食塩、ビーフ風調味料、トマトエキス、香辛料 |
ネットで調べていると中身は “まったく同じ” と書かれている記事もあったのですが、本家には含まれないトマトエキスや果糖ぶどう糖液糖など、ボトルソースには成分の違いが見られます。しかし、たとえばトマトエキスなんかは同ブランドの「超超超大盛 GIGAMAX」にも含まれていましたね。
内容量200mlで通常商品の10食分ということは、単純計算で1食あたり20mlになるので、念のために調理の際はデジタルスケールを使用します。
製品情報の詳細
製品名:ペヤングボトルソース 販売者:まるか食品 製造者:理研ビタミン 草加工場 内容量:200ml 発売日:2018年8月6日(月)関東先行 JANコード:4902887005209 希望小売価格:オープン価格 発売地域:2018年8月27日より全国 |
カロリー:191kcal たん白質:2.6g 脂 質:4.1g 炭水化物:35.8g 食塩相当量:11.3g |
実際に食べ比べてみた感想
とりあえず通常の「ペヤング ソースやきそば」を2個用意して、片方は普通に添付されているソースを使って調理、もう片方は「ペヤングボトルソース」のソース(20ml)を使用して調理し、その違いを比較します。さきほど原材料名を比較し、そもそも微妙に内容が異なることは確認しましたが‥
どうしても油脂成分が浮いてくるので、味にバラつきが生じるのは仕方なさそうですね。これ言ったら元も子もないんですけど、けっきょく「ペヤング ソースやきそば」の “雰囲気が感じられるかどうか” が最重要項目になるので、味のバラつきは大目に見ないといけないかもしれません。
一応、本家のソースも量ってみたんですけど、23gと少し多めでした。しっかりシェイクしてから投入したボトルソースの油分は分離して浮いていないので、ほぼ現段階での香りは同じですが、微妙に光の加減で色が違います。ただ、水と油は重さが違うので、やはり完璧な分量を再現するのは難しそうですね。
とりあえず仕上がりの見た目は完全に同じです。ソースの味と向き合いたかったので、かやく・スパイス・ふりかけは入れませんでした。ちょっと寂しい見た目ですが、後日こっそりスパイス多めの具材マシマシペヤングでも作りたいと思います。←
おそらく単体で食べたら「おー!ペヤング!」なんですけど、シェイクし過ぎたのか真横に並べて比較すると本家よりも味は軽いです。ほぼほぼ味の方向性としては同じなんですけど、油脂の量が違うので、味の厚みに差が出るんですよね。ただ、キャベツがないと両方けっこう味が濃いめで、ペヤングのソースは比較的に優しいと思っていた分、意外とストロングな一面を感じることになりました。
それでも差といえば動物系の厚みが劣るかな?というレベルだったので、かなり再現度は高いです。あまり振らずに調理したら逆に濃厚なペヤングが作れそうですが、ボトルに残ったソースは後半にかけてスッキリした味になっちゃうので、そこが悩みどころでしょうか。とりあえず味のベースは本家を忠実にトレースしていたので、これなら様々な具材を入れたチルド麺の焼そばに使った場合でも同様の雰囲気を体験することができそうです。
まとめ
どうしても分離する油脂の量で差は生じてしまうのですが、かなり味の再現度は高いです。メーカーおススメのチルド麺に使用してオリジナルのペヤングやきそばを調理してみるのはもちろん、すっきりフルーティな味わいからコロッケや串カツ、カキフライなんかの揚げ物にも合いそうですね。
開栓後は要冷蔵なので、余ったら(たぶん1回で200mlぜんぶ使い切ることはないと思いますけどw)冷蔵庫で保管しておきましょう。すでにチルド麺を使ったレシピは数多くネット上に出回っていたので、次回はカップ麺ブロガーらしく余ったソースを使って他社の定番カップ焼そばにペヤングのソースを入れたらどうなるのか試してみます。
なにやら「激辛ペヤング」のボトルソースもあるそうなので、ドンキに流れてこないか目を光らせておきます。それにしてもペヤングのソースって、あらためて単体で食べてみると実にシンプルですよね。余った分はウスターソースとか中濃ソースの感覚で幅広い料理に使えそうですし、そのままかけても普通に利用できそうな味だったので、とりあえずネタで買ってもネタ以上の活路が見出せるポテンシャルの高い調味料でした。
なんと!理研ビタミン!!って熱く語れるのは、
ブラザーだからだと思う。(笑)
ネタだと思ったら、本格ソースだったのね!!カップ麺焼きそばの油揚げそばの湯切り時の匂いが苦手だから、あんまり食べないんだけど、好きな中華そばを買って、これでペヤング焼きそばを食べてる気分になるね(* ̄∇ ̄*)エヘヘ 「損なこととは露知らず」誤字発見だと思ったら「損な」であってた!知らんかった!!