どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年10月1日(月)新発売のカップ麺、日清食品「北海道 オニオンコンソメ風ヌードル」の実食レビューです。
イオングループ限定「北海道フェア」の対象商品、北海道産のオニオンパウダーをスープに使用したカップ麺を食べてみました。
こだわりシリーズ 北海道編
前回の記事でレビューした「コーンポタージュ風ヌードル」と同時発売品で、日清食品がイオングループ限定で展開している「こだわりシリーズ」からの一品です。
「コーンポタージュ風ヌードル」には “時計台” が採用されていましたが、こちらは “函館ハリストス正教会” でしょうか?このカップ麺も私の住んでいる地域では売っていなかったので、大阪に住んでいる友人が送ってくれました。
同じく北海道フェアの対象商品として、北海道産のオニオンパウダーをスープに使用しているようです。コーンポタージュ風ヌードルは意外な展開を迎えましたが、オニオンコンソメ風のイメージとしては安心感が漂っているので、それだけに無難な仕上がりなのか、それとも意外なサプライズが待ち構えているのか‥それでは、さっそく開封してみましょう。
開封
いきなりサプライズw 販売価格が税込105円のカップ麺ですが、ちょっと‥いや、かなり寂しい見た目ですよね。たぶん具材は麺の下に隠れているものと思われますが、そうじゃなかったら‥ま、まぁ調理後の写真に期待してください。
ちなみに上記がパッケージの宣材写真で、たしかに具材どっさりではないものの、ちょっと気分的な盛り上がりにかけるスタートダッシュでした。別添の小袋はないので、お湯を注いでフタを閉めて3分待ったら完成。北海道産のオニオンパウダーがアピールされているので、オニオンの存在感に期待しながらレビューします。
製品情報・購入価格
製品名:北海道 オニオンコンソメ風ヌードル 製造者:日清食品 内容量:63g(めん50g) 発売日:2018年10月1日(月) JANコード:4902105240748 希望小売価格:98円(税別) 発売地域:イオングループ限定 |
麺の種類:油揚げ麺 容器材質:紙 必要湯量:300ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:- |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 油揚げめん(小麦粉、植物油脂、食塩、しょうゆ、ポーク調味料、香辛料)、スープ(糖類、オニオンパウダー(北海道産オニオン使用)、たん白加水分解物、野菜調味料、豚脂、食塩、香味調味料、チキン調味料、酵母エキス、香味油、チーズパウダー、粉末しょうゆ、香辛料、パセリ)、かやく(キャベツ、玉ねぎ、味付粒状大豆たん白、人参)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、炭酸Ca、かんすい、香料、カラメル色素、カロチノイド色素、酸味料、酸化防止剤(ビタミンE)、炭酸Mg、ベニコウジ色素、ビタミンB2、ビタミンB1、(一部に小麦・乳成分・大豆・鶏肉・豚肉を含む) |
【アレルギー表示】 小麦・乳成分・豚肉・鶏肉・大豆 |
実食開始
ええ、やはり具材は麺の下に隠れていました。それにしても多いとは言えませんが、きちんと整えたら寂しい見た目ではないですね。それでは、実食開始!
1食(63g)当たり
カロリー:268kcal |
※参考値(調理直後に分別して分析) 熱量:268kcal(めん・かやく:236kcal)(スープ:32kcal) |
めん
きっちり3分待つと食感は軽く、カップヌードルの麺よりも細い縮れた平打ちの細麺で、いかにも「ヌードル」という響きがフィットする油揚げ麺です。おそらく同時発売品の「コーンポタージュ風ヌードル」と同じ麺で、体感的にも目立った差異はありませんでした。
食塩、しょうゆ、ポーク調味料、香辛料などで下味が施されているのですが、スープとの一体感が高く、また味の面でもスープとの相性は悪くありません。かなり柔らかめの食感ですが、その寄り添う姿勢こそが好印象です。
それなりに油揚げ麺特有の風味も漂ってくるのですが、特有の芳ばしさとオニオンの芳ばしさには共通点のようなものがあり、邪魔になるどころか上手く溶け込んでいました。麺量は50gと少なめですが、値段を思えば許容できるでしょう。
スープ
まずファーストインプレッションで感じた印象は “甘い” で、スープのうち最も含有量の多い成分が糖類となっているのですが、次いでオニオンパウダー(北海道産オニオン使用)の記載があるように、かなりオニオンの存在感も強いです。もちろん糖類の甘味も並行していますが、それとは違うオニオンの甘味も明白にあるため、わざとらしい人工的な甘さではなく、オニオンの甘味をナチュラルに加速させていた策士・糖類。
たん白加水分解物が旨味成分の軸になっているのですが、鼻に付くような雑味は控えめで、野菜の旨味とチキン調味料がブイヨンの役割を担い、ほのかなチーズパウダーのコクと軽く隠し味に醤油で香り付け。適度な香辛料とパセリで味にアクセントを施し、ブイヨン(スープストック)をコンソメ(スープ)に仕上げます。
かなり柔らかい味ですし、奥行きについても100円前後の枠を出ませんが、はっきりとオニオンが主役だったことに好感が抱けました。
かやく
具材はキャベツ、玉ねぎ、味付粒状大豆たん白、人参となっていて、中でも味付粒状大豆たん白なんて言われてもピンとこないかもしれませんが、写真に写っているカリカリベーコンみたいなヤツです。たぶん、同社の「カップヌードル クリーミートマトヌードル」(2018年2月26日発売)にも入っていた “ベーコン風味ビッツ” でしょう。それと比較してスモーキーな風味は控えめに思えましたが、なかなかベーコンっぽい食感で、スープの雰囲気を高めてくれています。
キャベツは厚みがなくて柔らかく、なんとも頼りない食感で量も多いとは言えませんが、ある意味その頼りなさはスープで煮込んだイメージとリンクするので、結果的な印象は悪くありませんでした。反面、コリコリ人参とシャキシャキ玉ねぎは歯応えフレッシュw 中でも玉ねぎは香味が強く、じっくり煮込んだ玉ねぎとは違うフレッシュな食感。それこそキャベツの印象と真逆になるのですが、本日の主役と言っても過言ではありません。
シャッキシャキの食感が歯触りのアクセントと食べ応えに寄与し、全体のオニオンのイメージを飛躍的に増幅。スープのオニオンは甘味を意識していたので、それとは対比を描くシャープな香味と食感が面白く、あまりスープ的な具材ではありませんでしたが、カップ麺的には抜群の存在感でした。
総評
★★★★☆☆☆☆☆☆(4+)
(標準は★3です)
具材のボリュームや麺の量、スープの奥行きに関しても値段相応ですが、結果的に頼りなかった麺はスープとの一体感が高く、油揚げ麺特有の芳ばしさもオニオンの香味にリンクし、スープではオニオンの甘味を、具材ではオニオンのフレッシュ感を意識していた対比が面白く、しっかり「オニオンコンソメ風ヌードル」でした。
イオングループ限定なので、ミニストップやマックスバリュ、ダイエーなどでも取り扱われるかもしれません。ところどころチープさは否めませんが、それをネガティブに思わせない良品だと思います。
すいません。私が自転車で猛ダッシュしたから、たぶん具材が怖がってさがっちゃったんやと思うわ(;´д`)トホホ…
オニオンスープ大好きだからなぁ・・・これは「買い」やね!あ〜〜買っとけばよかったんぁ(๑•́ ₃ •̀๑)
Re:ビー玉
いやいや、ほんとうにありがとう。でも意外と麺は砕けてなくて、がっちり容器にフィットしていたし、粉末スープも容器の底にあったから、おそらくビー玉のせいではない。
で、これは美味しかった!個人的にはコンポタがサイコーでオニオンはフツーを想像してたんだけど、意外なダークホース。関係ないけど口がオニオンリングを求めているw
なるほど…前回?記事に書いてた、カップ麺有難うってこれなんやな。
( ̄ー ̄)ニヤリ
Re:風の兄弟
あ、ビー玉の件?けっこう頻繁にカップ麺を送っていただいております^^;