ヤマダイ「ニュータッチ 横浜もやしそば」2018年9月リニューアル版

ヤマダイ

どうも、taka :aです。

本日の一杯は、2018年9月10日(月)リニューアル発売のカップ麺、ヤマダイ「ニュータッチ 横浜もやしそば」の実食レビューです。

実は出荷数量No.1のカップ麺!!

今回のリニューアルについて書かれたニュースリリースを見て驚いたのですが、なんとヤマダイで1番の出荷数量を誇るのが「横浜もやしそば」なんだそうです。てっきり「元祖キムチラーメン」が最強だと思っていたので、ちょっと個人的に衝撃の情報でした。

パッケージには “中華風とろみしょうゆ味” というサブタイトルの横に、「横浜のご当地ラーメン『サンマー麺』」と書かれていますが、秋の味覚「さんま(秋刀魚)」とは関係ありません。

(※岩手県大船渡市で提供されている「大船渡さんまらーめん」には魚のサンマがラーメンに使用されています)

「サンマー麺」は、神奈川県横浜市中区の中華料理店発祥と言われている、とろみのついたモヤシ入りの横浜ご当地ラーメンです。諸説あるようですが、「玉泉亭」「聘珍樓」「平安楼」などの中華料理店が発祥の店として挙げられていました。

戦前当時に調理人たちの賄いとして食べられていたトロミのある肉そばが原形とされており、漢字で書くと “生馬麺”。初めて見た時は、秋刀魚なのに馬刺しとは面白いラーメンだなー、などと思っていました。(どっちも違ったし‥)「生(サン)」は “新鮮な” や “しゃきしゃきとした食感” を表し、「馬(マー)」は “上にのせる” を意味しているのだそうです。

中には「生 “碼” 麺」と表記している店もあるようですが、もともと「碼」という漢字は中国で部屋番号や港の埠頭を指す漢字なので、あまり料理用語には使用しないのだと学びました。さっき。でも、埠頭が多く存在していた横浜の歴史や港で働く労働者が好んで食べていたとされることから、この漢字が当てられたという節もあるようですね。

基本的に決まった定義はないようで、お店によってスープが醤油味だったり塩味だったり、スープは醤油で具材は塩味、または両方とも塩味など、懐は広いみたいです。ただ、 “とろみが付けられていることと手早く炒めたシャキシャキの具材” というのは最低限の共通点として挙げられていました。

カップ麺では具材に国産野菜だけを使用しており、国産農林水産物の消費拡大に取り組んでいる団体の証「フード・アクション・ニッポン(FOOD ACTION NIPPON)」のロゴマークが採用されています。

今回のリニューアルでは、これまでの美味しさ据え置きで、さらなる価値向上のために粉末スープを溶けやすくし、食塩相当量を6.6gから5.8gに軽減したそうです。

開封

小袋の構成は「かやく(先入れ)」「粉末スープ(後入れ)」「液体スープ(後入れ)」の3袋で、各小袋には丁寧に “後入れ” と “先入れ” を明記。後入れ粉末スープの小袋(赤)には、とろみ成分が入っていると書かれています。

ただ、容器側面の調理方法にはあって、小袋には書かれていない情報があるんですけど‥

液体スープを入れる前に粉末スープを入れてください。

とろみ成分の関係だと思うのですが、「かやく」>「熱湯」(3分待つ)>「粉末スープ」(しっかり混ぜる)>「液体スープ」(もっかい混ぜる)と、このような手順が解説されていたので、調理の際は気を付けましょう。

原材料名・アレルギー表示

【原材料名】
油揚げめん(小麦粉、植物油脂、ラード、しょうゆ、たん白加水分解物、食塩、チキンエキス、ポークエキス、野菜エキス)、スープ(しょうゆ、食塩、糖類、動物油脂、デキストリン、野菜粉末、植物油脂、香辛料、ポークエキス、でん粉、チキンエキス、オイスターエキス)、かやく(モヤシ、ニンジン、ニラ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、増粘多糖類、カラメル色素、酒精、香料、かんすい、酸化防止剤(ビタミンE)、クチナシ色素、乳酸Ca、(一部に乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
【アレルギー表示】
乳成分・小麦・ごま・大豆・鶏肉・豚肉

実食開始

1食(95g)当たり

カロリー:424kcal
たん白質:7.4g
脂質:17.6g
炭水化物:58.9g
食塩相当量:5.8g
(めん・かやく:0.5g)
(スープ:5.3g)

ニュータッチのヤマダイより 当社No1 の出荷数量を誇る商品 「横浜もやしそば」9 月リニューアル発売!

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

めん

つるつると滑らかで、しっかりとしたコシのフライ麺

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

軽めだがハリのある油揚げ麺

熱湯3分の油揚げ麺で、麺量は72gと中途半端な数値ですが、期間限定の変わり種としてリリースされているタテ型ビッグの麺量と同じラインですね。しっかりとしたコシと製品説明には書かれているのですが、とろみの付けられたスープの保温性が高いこともあり、そこまで食感の持続力はありません。

ただ、丸刃ではなく角刃で切られていたことと、食感は軽めでもハリがあったので、口当たりには輪郭があります。とろみの付けられたスープにムチムチの麺を合わせられても浮くと思いますし、ハリのある質感が対比を描いているようで、なかなか好相性でした。

個人的には丸刃でカットされた頼りない麺でも食べてみたかったんですけど、これに関しては好みの問題だと思います。

スープ

醤油ベースに鶏ガラ・豚骨のダシを加え、旨みとコクを付けました。また、香味野菜の旨みや風味を加え、香辛料で味を引き締めました。さらに、ごま油で炒めた野菜の香りを付けました。程よく付けたあんかけ風とろみスープは最後まで熱々のスープで召し上がれます。

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

炒めた野菜の香りが効果的!

今回のリニューアルによって食塩相当量の数値は下がりましたが、それでもスープだけで5.3gなので、けっこうストロングです。ただ、鋭く舌に突き刺してくるほどシャープではありません。やや化調のピリピリとした刺激が気になったりもしたのですが、とろみの付けられた優しい口当たりと香辛料のキレが織り成す対比は面白く、中でも炒めた野菜の香りがイイですね。

具材のシャキシャキ野菜と炒め野菜の香りが重なることで臨場感がアップし、強すぎず弱すぎない自然なトロミも好印象。清湯系の豚骨と鶏ガラの出汁はバランスがよく、具材との一体感が高いサンマー麺らしい味わいでした。私は横浜で食べ歩きを行なったほどサンマー麺に精通しているわけではないのですが、再現度は高いと思います。

改良された粉末スープの溶けやすさですが、かなりスムーズに溶けました。しかし、一つ注意していただきたいのは‥とろみの本丸「液体スープ」です。

もちろん粉末スープのみでも一定の粘性は生じたのですが、まだ意外とサラサラ。混ぜ加減が足りないのかなぁ‥と思って計1分30秒以上混ぜましたが、それ以上は粘度が増す気配を見せません。そこで液体スープを入れた途端とろみが強くなったので、しっかりと粉末スープを溶かし、液体スープを入れてからも念入りに混ぜてください。

餡掛けレベルとまでは言いませんが、それなりに粘度は高く、たぶん粉末スープと結合することで粘度が増すような成分が液体スープに仕込まれていたのでしょう。

かやく

もやし、ニンジン、ニラ(全て国産)

(ヤマダイ「ニュースリリース」より引用)

大満足!

肉具材は入っていませんが、国産野菜だけを使用して、なおかつメーカー希望小売価格が税別170円なのにもかかわらず、このボリュームは実に嬉しいですね。どこのスーパーに行っても、だいたい税込100円前後ないし場合によっては100円で釣り銭が帰ってくるようなカップ麺なので、ここだけ見てもコストパフォーマンスが高いです。

それに、もやしはシャッキシャキで歯触りがよく、人参はコリッコリ。ニラも飾りではなく特有の風味でパンチを演出してくれている、それぞれの具材に三者三様の存在感があります。冒頭でも触れたように、サンマー麺の「サン」は “しゃきしゃきとした新鮮な食感” を指しているので、それに関してもバッチリですね。

ただ、リニューアル前の製品には椎茸が入っていたんですけど、それはスパーンとカットされちゃいました。

総評

★★★★★☆☆☆☆☆(5)
(標準は★3です)

私にはスープの塩気が厳しかったのですが、サンマー麺の再現度は高く、国産野菜だけを使用したとは思えない具材の存在感から、およそ一般的な平均売価を加味して評価しました。横浜のご当地ラーメンといえば「家系」も有名ですが、それはカップ麺でも再現されることが多いテーマなのに、サンマー麺は人気が高いわりに取り上げられないので、そろそろ時期的にも穴場だと思うんですけどね。

期間限定ではなく通年商品なので、たぶん頻繁に見かけるカップ麺だと思うのですが、なんとなくスルーしていた方は今回のリニューアルを気に試してみてください。椎茸のカットは寂しいポイントでしたが、地味に嫌われることも多い具材なので‥w 場合によっては好印象なリニューアルになるかもしれません。椎茸の旨味を除いた味は、ほぼ据え置きでした。余談ですが、お酢ちょっと入れたらスッキリして美味しいです。かなりw

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同じに日にリニューアルされた「北海道みそバターラーメン」もレビューしたので、お時間よろしければ合わせてご覧ください。

製品名:ニュータッチ 横浜もやしそば
製造者:ヤマダイ
内容量:95g(めん72g)
発売日:2018年9月10日(月)リニューアル
JANコード:4903088001913
希望小売価格:170円(税抜)

発売地域:-
取得価格:105円(税込)
取得店舗:イオン

麺の種類:油揚げ麺
容器材質:プラ(PS)
必要湯量:360ml
調理時間:熱湯3分
小袋構成:3袋(液体スープ / 粉末スープ / かやく)
ヤマダイ株式会社:〒300-3598 茨城県結城郡八千代町平塚 4828
お客様相談室:0296-48-0133

ヤマダイ
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プロフィール

カップ麺ブロガーなのに塩気の強い食べ物が苦手で、激辛好きなのに猫舌。

実際のラーメンでは専ら豚骨派で、豚骨臭フルスロットルが好み。ジャンルを問わず食のストライクゾーンは広いが、基本的に揚げ物は苦手。アボカドと馬肉、きのこ、セロリが好き。

趣味はブログ・執筆、ワードプレス、食べること、料理、ギター。

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本日の一杯 -Cupmen review blog-

  1. たうい より:

    ベスト&ロングセラーのいい商品ですね。
    スープも飽きが来ない味で美味しいです。
    でも今回のリニューアルでしいたけカット???
    ちょっとそれはさりげないけど
    じつはかなりマイナス要素が絶大な変更ちゃいますか?

    • taka :a より:

      Re:たういパパ

      正直、主観的な満足度は★4かなぁ‥だったんだけど、値段が値段だし‥っていう部分もあってw

      それに、リニューアル前の椎茸は大きかったからね‥

      でもモヤシの存在感は据え置きだったし、ちょっと評価に悩む一杯だった^^;