どうも、taka :a(@honjitsunoippai)です。
このページでは、2024年3月11日(月)に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。
コンビニの新商品や新作カップ麺(カップラーメン、カップ焼そば等)の最新情報、話題のニュースが気になる方は(こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので)、よろしければ最後までご覧ください。
今週の新商品 新作カップ麺リスト
▼日清食品
カップヌードル 牛だしユッケジャン ビッグ / 271円(全国)N
日清のどん兵衛 きつねうどんだし比べ(東)/ 236円(全国)N
日清のどん兵衛 きつねうどんだし比べ(西)/ 236円(全国)N
日清のどん兵衛 きつねうどんだし比べ(南)/ 236円(全国)N
日清のどん兵衛 きつねうどんだし比べ(北)/ 236円(全国)N
日清のとんがらし麺 うま辛海鮮チゲ / 153円(全国)R
日清のとんがらし麺 うま辛トマトクリーム&チーズ味 / 153円(全国)N
▼明星食品
明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 炙り牛カルビ味 / 298円(全国)N
明星 至極の一杯 醤油ラーメン / オープン価格(全国)R
明星 至極の一杯 味噌ラーメン / オープン価格(全国)R
明星 至極の一杯 塩ラーメン / オープン価格(全国)R
▼東洋水産
MARUCHAN QTTA 豚キムチ味 / 236円(全国)N
▼サンヨー食品(サッポロ一番)
塩カルビ味焼そば / 236円(全国)R
中国ラーメン揚州商人監修 スーラータンメン / 265円(全国)N
オタフクお好みソース味焼そば Red 紅生姜風味揚げ玉 / 236円(全国)N
▼エースコック
具だくさんブタキムクッパ / 260円(全国)N
▼ヤマダイ(ニュータッチ)
大阪ホルモンたれ焼そば / オープン価格(全国)N
仙台牛タン風味焼そば / オープン価格(全国)R
宇都宮焼そば / オープン価格(全国)R
名古屋発台湾まぜそば / オープン価格(全国)R
▼まるか食品
ペヤング パクチーMAXやきそば / 236円(全国)N
ペヤング ヨーロッパ軒総本店監修 福井名物ソースカツ丼風やきそば / 236円(PLANT限定)N
ペヤング 甲子園カレー味やきそば / 198円(万代限定)N
▼セブンプレミアム
コムタン味ヌードル / 108円(GMS)
▼ファミリーマート
中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味 / 297円(北海道・東北除く全国)N
N=New(新商品)
R=Renewal(リニューアル)
※上記の参考価格は税別表示です。
日清食品「カップヌードル 牛だしユッケジャン ビッグ」新発売
焼肉店の定番をカップヌードルに!? 今度の新作はユッケジャン!! カップヌードル(CUPNOODLE)とは、1971年(昭和46年)9月18日の発売以来、日本の即席カップめん市場において圧倒的な占有率を誇っているブランドで、言わずと知れた日清食品のロングセラー。その類稀なマーケティングセンスと多種多様なフレーバーで人気を博し、唯一無二のポジションを築き上げました。
今回の新商品「カップヌードル 牛だしユッケジャン ビッグ」は、焼肉店で定番のスープメニューである “ユッケジャン” を「カップヌードル」流にアレンジした一杯で、コチュジャンと味噌をベースに、牛と野菜の旨みがとけ込んだ、コク深くて旨辛な味わいが特徴とのこと。これまでに何度か牛だし系のフレーバーを展開している「カップヌードル」ですが、正式にユッケジャンを冠した新作は前例がありません。
残念ながら小袋は別添されていないようなので、後入れの牛オイル的なステータスには期待できないのですが、具材には牛謎肉(味付牛ミンチ)とチンゲンサイ、たまご、もやしを採用とユッケジャンのイメージにもピッタリなラインナップ。あとは別添なしでも牛だしの個性をハッキリと打ち出せているのかどうか、そこが見どころになりそうです。
日清食品「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ」新発売
日清のどん兵衛に “南” 爆誕!? 今年の「だし比べ」は史上初 “東西南北” 勢揃い!! 日清のどん兵衛(にっしんのどんべえ)とは、1976年(昭和51年)8月9日に発売された「きつね」を皮切りに、今では即席カップめん市場の丼型うどん・そばカテゴリーで “売上No.1” の実力を誇っている日清食品のブランドで、いつの時代も変化を恐れずに歩み続けてきた、業界きっての革新的な姿勢が持ち味です。
今回の新商品「日清のどん兵衛 きつねうどん だし比べ」は、関ヶ原を境に味の棲み分けを図っている「日清のどん兵衛 きつねうどん」を期間限定で全国展開し、味の違いを楽しんでもらうことを目的とした企画で、私が把握している限り、2011年(平成23年)11月1日に実施された「日清のどん兵衛」東西食べ比べマーク入り4品から定期的に実施されているのですが‥‥
2024年最初の「だし比べ」は、従来の西日本向けと東日本向けに加え、北海道限定で販売している「北のどん兵衛」も同時に——というのは昨年11月の「だし比べ」と共通するポイントになりますが、さらに九州の “焼あご×サバ節” を再現した「南」を初展開。九州うどん=やわらかいイメージが強いので、どん兵衛の油揚げ麺だと上手くハマらないような気がしないでもないけれど、それだけに仕上がりが楽しみです。
日清食品「日清のとんがらし麺」リニューアル&新発売
生まれ変わった「とんがらし麺」はリピ確定!? 辛いもの好き必食、あのブランドが韓国発の人気グルメ “ロゼクリーム” を輸入!! 日清のとんがらし麺(Red pepper Noodle)とは、麺に唐辛子を練り込んだ “唐辛子練りこみ麺” の先駆者で、2000年(平成12年)2月14日発売の「キムチ・海鮮チゲ味」が最初の商品。気が付けば24年、もうすぐ発売から四半世紀を迎える人気ブランドです。
今回の新商品「日清のとんがらし麺 うま辛トマトクリーム&チーズ味」は、Z世代を中心に人気を博している韓国グルメ “ロゼクリーム” の味わいを「日清のとんがらし麺」流にアレンジした一杯で、同時に既存の「うま辛海鮮チゲ」もリニューアル。新フレーバーの展開も然る事乍ら、従来の唐辛子練りこみ麺に “ホタテとアサリの旨み” をプラスした「うま辛練りこみ麺」を採用というのも興味深いポイント。
ちなみにロゼクリームとは、韓国のSNSやYouTubeなどで話題になった「ロゼトッポギ」に端を発するソースの総称で、2022年(令和4年)8月1日にロゼクリームをイメージしたカップラーメン「超無敵クラス ロゼクリームヌードル」を発売している日清食品。そのため聞き覚えはあったんですけど、日清のとんがらし麺からは初めてのリリースです。
明星食品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 炙り牛カルビ味」新発売
こいつ、ただの牛カルビ味じゃない‥‥!? 炭火で炙ったような香りが食欲を掻き立てる “牛カルビ×わさびの通な味” を「一平ちゃん夜店の焼そば」で再現!! 一平ちゃん(いっぺいちゃん)とは、1993年(平成5年)1月18日の発売以来、明星食品が力を入れているブランドで、現在は「一平ちゃん夜店の焼そば」と「BIGだぜ!一平ちゃん」の2シリーズから商品を展開しています。
今回の新商品「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 炙り牛カルビ味」は、炭火で炙ったような「牛カルビ」の風味に、ツンとする「わさび」の刺激を組み合わせた一杯で、焼肉をイメージしたカップ焼きそば自体は珍しくないけれど、わさびのアクセントは新鮮味を感じるポイント。さらに牛肉風大豆たん白加工品を搭載ということで、つまりは本物の肉ではないのですが、その仕上がりも見どころ。
わさびの打ち出し方は「わさびマヨ」と「わさび風味ふりかけ」の二刀流で、ふと脳裏を掠めたのは「明星 一平ちゃん夜店の焼そば わさびマヨ醤油味」という過去の人気商品。わさびに関しては、そこにルーツを持つ個性になるため、ツーンとくる特有の刺激についてはもちろん、炭火で炙ったような風味にも注目です。——あ、それと少し値段が高いので、値段との兼ね合いも。
東洋水産「MARUCHAN QTTA 豚キムチ味」新発売
大好評につき今年も発売「QTTA」の “豚キムチ味” が帰ってきた!! MARUCHAN QTTA(マルちゃん クッタ)とは、しっかりと食べ応えがあり、食べた人に「はぁ~、くった~」と “ホッと一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい” をコンセプトにした縦型カップめんブランドで、先駆者の「カップヌードル」や「カップスター」とは異なる特徴を打ち出し、独自のポジションを確立しました。
今回の新商品「MARUCHAN QTTA 豚キムチ味」は、2022年4月11日の “新生活応援” 商品に端を発し、2023年(令和5年)3月13日には単独で復活を遂げた「豚キムチ味」の‥‥あれ? 2023年3月発売品のニュースリリースには当時、新たな定番フレーバーとして発売と記載されていたのですが、いつの間にか “期間限定” に切り替わっていた様子。つまり、2024年発売の「豚キムチ味」は三代目。
味について大きなリニューアルポイントなどは記載されておらず、パッケージのデザインも二代目から特に変わった様子は見られないため、調整なしの再販かと思いきや、よく見るとJANコード(バーコードの数字)は変わっています。とはいえ極端に仕様を変えているわけではないようなので、再販を待っていた方は要チェックですよ。
サンヨー食品「サッポロ一番 中国ラーメン揚州商人監修 スーラータンメン」新発売
注文ランキング1位「揚州商人」監修のカップラーメン第2弾!! 揚州商人(ようしゅうしょうにん)とは、9坪15席の規模で月間売上1,650万円を記録した伝説のラーメン店「活力ラーメン元氣一杯」にルーツを持ち、現在はホイッスル三好が運営しているラーメンチェーンで、首都圏を中心に37店舗を展開。
今回の新商品「中国ラーメン揚州商人監修 スーラータンメン」は、同店の注文ランキング1位に位置している「スーラータンメン」の味わいを再現したカップラーメンで、販売者はサッポロ一番のブランドで知られるサンヨー食品。ポークの旨みと醤油を合わせ、黒酢の酸味と胡椒の辛み、さらにラー油やゴマ油を配合した調味油を加えたスープが特徴とのこと。
揚州商人のカップラーメンといえば、2023年3月13日にもサンヨー食品が「中国ラーメン揚州商人監修 スーラータンメン」を発売しているため、両社のコラボは第2弾。昨年発売分は手に入らなかったので、このブログにレビューは残っていませんが、パッケージに “さらにお店の味わいへ!” という記載があるところを見るに、まったく調整なしの再販ではないようです。
サンヨー食品「オタフクお好みソース味焼そば Red 紅生姜風味揚げ玉」新発売
今度の新作は “紅生姜風味揚げ玉” 入り!? いつもの「オタフクお好みソース味焼そば」とは異なる魅力の変わり種を展開!! オタフクお好みソース味焼そばとは、1999年(平成11年)5月の発売以来、現在もサンヨー食品が販売を続けているカップ焼きそばで、まろやかな味わいのオタフクお好みソースを使用した “うまあまソース” を特徴としているのですが‥‥
今回の新商品「オタフクお好みソース味焼そば Red 紅生姜風味揚げ玉」は、果実や野菜の甘みが感じられる、オタフクソースと共同開発した液体ソースに、炒めたソースと野菜の芳ばしさ、そして紅生姜の爽やかな風味を加えた新フレーバーで、具材には紅生姜風味揚げ玉を搭載。Redというタイトルから、唐辛子の辛味を効かせたタイプを想像していたんですけど、Redは紅生姜の “紅” を表しているようです。
紅なら “crimson” じゃね? などと思いつつ、紅生姜を英語に直訳すると “red ginger” らしいので、Redでいいのか? 知らんけど。ちなみに商談用の資料には “春に食べたいオタフク焼そばとして購入意向第1位 の「紅生姜揚げ玉入り」 を商品化” との記載があるため、そういったアンケートを実施していたようです。知らんかったけど。
まるか食品「ペヤング パクチーMAXやきそば」新発売
ペヤングが誇る伝説の問題作「パクチーMAXやきそば」まさかの復活!! ペヤング(peyoung)とは、まるか食品の代名詞となっているブランドで、1973年(昭和48年)7月発売の「ペヤングヌードル」を皮切りに発足。その約2年後、1975年(昭和50年)3月13日に「ペヤング ソースやきそば」が現れ、近年は湯切りタイプの「やきそば」を中心に、変態的なフレーバーに力を入れていることで知られます。
今回の新商品「ペヤング パクチーMAXやきそば」は、東南アジアの料理には必須といっても過言ではない “パクチー” に特化した一杯で、エスニックブームの先駆けとなったパクチーの旨味を、より多くの人に楽しんでいただくために、パンチの強いガーリックと組み合わせることで「ペヤング」らしくパクチーを堪能できる商品に仕上げたとのこと。
ええ、記憶に色濃く残っている方も多いかと存じますが、2016年(平成28年)12月19日にも「パクチーMAXやきそば」を発売していたペヤング。その当時、私はパクチーが大の苦手だったので、もはやトラウマといっても過言ではないレベルの衝撃を受けたのですが、あれから7年。そこそこパクチーの耐性値も高くなってきたので、きちんとレビューできると思います。
※ちなみに余談なんですけど、初代「パクチーMAXやきそば」は、まともに評価すること能わず。総評も測定不能としていたので、ふつうにビビってます怖い。
ファミリーマート「中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味」新発売
福井県敦賀市の人気店「中華そば 一力」北陸新幹線 “敦賀延伸” 記念でカップラーメンを監修!! 中華そば 一力(いちりき)とは、1958年(昭和33年)2月1日に起業した屋台にルーツを持ち、現在は福井県敦賀市で “元祖 敦賀ラーメン” を標榜している歴史的な中華そば専門店で、ミシュランガイド北陸2021特別版に掲載されたこともある実力派。
今回の新商品「中華そば一力監修 豚骨鶏ガラ醤油味」は、ファミリーマートとサンヨー食品の共同開発商品で、福井県敦賀市の人気店「中華そば 一力」監修のもと、同店が誇る創業以来の定番「中華そば」の味わいをカップラーメンで再現。またパッケージでも訴求されているように、北陸新幹線の “敦賀延伸” を記念した一杯でもあるらしく、3月16日に “北陸新幹線 金沢-敦賀間 開業” ということで、かなりタイムリーな商品です。
なぜか北海道と東北エリアのファミリーマートは販売対象外となっているのですが、関東・東海・北陸・関西・中国・四国・九州・沖縄エリアの店舗には流通する模様。濃口・淡口の醤油を使用し、黒こしょうのピリッとした辛みと別添の紅生姜が特徴ということで、豚骨ラーメンに紅生姜のトッピングは定番ですけど、豚骨鶏ガラ醤油味の中華そばに紅生姜とは珍しいですね。
今週注目のカップ麺と展望
というわけで、今週の注目すべきカップ麺の新作は、まるか食品の「ペヤング パクチーMAXやきそば」を筆頭に、親子で牛をピックアップしてきた「カップヌードル 牛だしユッケジャン ビッグ」と「明星 一平ちゃん夜店の焼そば 大盛 炙り牛カルビ味」の思惑も興味深く、どん兵衛史上初となる「南」も見逃せない一杯。
また “うま辛練りこみ麺” に進化した「とんがらし麺」の新作「うま辛トマトクリーム&チーズ味」も楽しそうな雰囲気ですが、さらにノーアナウンスのコンビニ新商品がリリースされるかもしれないため、そちらの動きにも注目しながらブログを更新します(※確定申告のトラブルで更新に穴が空くかもですけど、がんばります)。
メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト
それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。なかにはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、あるいはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいのスタンスで話のネタにご活用ください【author・taka :a(大石敬之)】
- 2024.03.18
日清台湾メシ 魯肉飯
日清台湾メシ 鹹豆漿粥
明星 麺神カップ 魚介豚骨醤油
推しの一杯 夢を語れ 旨豚ニンニク濃厚醤油味
麺づくり 青唐辛子うま塩味
麺づくり 黒マー油担担麺
赤いきつねうどん 神戸まつり
緑のたぬき天そば 神戸まつり
赤いきつねうどん 弘前さくらまつり
緑のたぬき天そば 弘前さくらまつり
サッポロ一番 ブルボン監修 チーズおかき味焼そば
釜玉風まぜそば
ワンタンメンどんぶり タンメン味
大阪ふくちぁん監修 ふくちぁんラーメン
ペヤング ボロネーゼ風やきそば - 2024.03.25
明星 一平ちゃん夜店の焼そば てりたまマヨ味
明星 ぶぶか油そば
明星 チャルメラ ちいかわラーメン しょうゆ味
バリうま ごぼ天うどん 博多どんたく
宮崎風旨辛麺 博多どんたく
スープはるさめ 塩レモン
歌志軒監修 カップ油そば
小さなおうどんあさりだし
小さなおうどん梅じそ
小さなおうどんお吸いもの
小さなおうどんとろろ昆布
大黒 冷し中華醤油だれ
大黒 冷しうどん
大黒 冷し担々麺 - 2024.04.01
明星 チャルメラの逸品 大盛 ワンタン麺 芳醇しょうゆ
明星 チャルメラの逸品 大盛 ワンタン麺 芳醇しお
ご当地の一杯 札幌 濃厚味噌ラーメン
ご当地の一杯 横浜 豚骨醤油ラーメン
ご当地の一杯 仙台 辛味噌ラーメン
ご当地の一杯 京都 背脂醤油ラーメン
ご当地の一杯 博多 背脂とんこつラーメン
ご当地の一杯 函館 塩ラーメン
ご当地の一杯 和歌山 こってり中華そば
ペヤングやきそば 四種四昧(ししゅよんまい)
大黒 きつねうどん
大黒 みそうどん