【最新】カップ麺 新商品一覧 (2019年10月第3週) 定番の謎肉増量!?今週は有名店も多数!!

どうも、taka :aです。

この記事では、2019年10月21日（月）に新発売とリニューアルを予定している「カップ麺の新商品一覧」をまとめ、これまでの経験に基づいた所感を交えながら各製品の特徴と見所を画像付きで解説、今週の注目カップ麺を選定します。

コンビニの新商品や新作カップ麺（カップラーメン、カップ焼そば等）の最新情報、話題のニュースが気になる方は（こっそりメーカー未公開の新発売予定リストも公開しているので）、よろしければ最後までご覧ください。

今週の新商品 新作カップ麺リスト

▼日清食品
・カップヌードル / 193円（全国）R
・オーベルジーヌ監修 ビーフカレーヌードル / 228円（全国）

▼明星食品
・明星 ぶぶか 豚丸 豚骨醤油らーめん / 230円（全国）

▼東洋水産（マルちゃん）
・大島×田中商店 辛味噌豚骨 / 270円（全国）
・ホットワンタン 和風あごだしスープ / 177円（全国）

▼サンヨー食品
・桃屋のキムチの素で仕上げたキムチラーメン / 193円（全国）
・桃屋のつゆで仕上げたきつねうどん / 193円（全国）

▼エースコック
・一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺 / 240円（全国）
・ハローキティ45周年お祝いカップ麺 しょうゆラーメン / 193円（全国）
・ハローキティ45周年お祝いカップ麺 とんこつラーメン / 193円（全国）

▼ヤマダイ
・凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン / 300円（全国）

▼ファミリーマート
・日清 味仙 台湾ラーメン / 212円（全国）
・マルちゃん 函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺 / 200円（全国）
※「味仙」「あじさい」ともに2019年10月22日（火）発売

▼ローソン
・マルタイ 元祖泡系 博多一幸舎監修 赤ラーメン / 211円（全国）
※2019年10月22日（火）発売

▼セブンイレブン
・蒙古タンメン中本 辛旨飯 チーズの追撃 / 238円（全国）
※2019年10月22日（火）発売

▼IYグループ
・マルちゃん大盛! 富山ブラックラーメン / 98円（全国）
・マルちゃん大盛! 横浜系醤油豚骨ラーメン / 98円（全国）
※イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、オムニ7限定

日清食品

「カップヌードル」リニューアル

世界初のカップ麺「カップヌードル」が “4年半ぶり” にアップデート!! 1971年9月18日の発売以来、社会環境の変化や消費者の味覚に合わせ、実は定期的にマイナーチェンジを繰り返しているインスタントラーメンのNo.1ブランド「カップヌードル」。今回の変更点は「具材のバランス」で、 “謎肉（なぞにく）” こと味付豚ミンチ（ダイスミンチ）を増量して生まれ変わります。

出典：日清食品「カップヌードル」（10月21日発売）

「謎肉」とは、48年前の発売当初からカップヌードルに入っている定番の具材で、謎えび（プーバラン）と人気を競い合っているのですが、2009年4月20日のリニューアルで「新・うまい! カップヌードル」をコンセプトに “謎肉を廃止” ——そのタイミングから、新具材のコロッとしたチャーシュー “コロ・チャー” が導入されるも謎肉ファンが怒り狂ったのは言うまでもありません。

ネット上には不満の口コミが乱立し、“カップヌードル離れ” まで起きる始末。そこで日清食品は、2015年4月29日に行われたWebプロモーションで “謎肉” の愛称を利用し、同年4月下旬に謎肉を復活させました。そして今回のリニューアルより「すべてのコロチャーを謎肉に置き換える」とのことなので、それ以外にもシレッと変更されている部分がないか、注意深くレビューします。

「オーベルジーヌ監修 ビーフカレーヌードル」新発売

芸能人に “もっとも愛されている” 大人気ロケ弁カレーがカップ麺に!? テレビ業界御用達「宅配カレーのオーベルジーヌ」監修のカップラーメン新登場! 「オーベルジーヌ」とは、東京・四谷に店舗を構える宅配カレー専門店で、創業は1986年。今回の新商品は、同店の人気メニュー「ビーフカレー 中辛」がモデルになっているようです。

出典：日清食品「オーベルジーヌ監修 ビーフカレーヌードル」（10月21日発売）

「オーベルジーヌ」の宅配カレー弁当は、映画やテレビの出演者・スタッフが収録現場で食べる “ロケ弁” の中でも屈指の人気を誇り、たびたび雑誌やテレビでも紹介され、メディア出演回数は通算300回以上の超有名店。3日間じっくり煮込んだ玉ねぎの甘みにバターや生クリームなど、いわゆる “欧風カレー” がベース。

今回その72時間煮込んだ玉ねぎの甘味と20種類以上のスパイスを使用した、甘くて辛くて後引く味わいのビーフカレーヌードルに仕上がっているらしく、ぜったい美味しいやつだ——と、楽しみにしていたのですが、具材には “大豆ビーフ（大豆たん白）使用” とのこと。本物の牛肉は不使用かつ大豆ビーフは焦げた風味と強烈な甘味が特徴なので、それがプラスに作用すれば日清の勝ち。

明星食品

「ぶぶか 豚丸 豚骨醤油らーめん」新発売

ぶぶかの定番「油そば」の特徴を活かした極太麺と濃厚な豚の旨味が特徴とされる新商品「豚丸」ついに降臨!! 極太麺に豚（ぶた）に豚骨醤油——も、もしやコレは「ぶぶか」初の二郎系!? などとニュースリリースが発表される前に得ていた商品名に興奮していたのですが、ちょっとインスパイア系とは違うみたいです。

出典：明星食品「明星 ぶぶか 豚丸 豚骨醤油らーめん」（10月21日発売）

今回の新作「ぶぶか 豚丸（ぶたまる）豚骨醤油らーめん」は、食べ応えを求める30代〜50代のカップめんユーザーに向けて開発したらしく、これまでラーメンではタテ型ビッグか大盛バケツ型を主流としていましたが、「豚丸」では大判どんぶり型を採用。麺の量は調理前90gの大盛りで、「ぶぶか」らしくプレスリリースには “ガーリック” の文字。

明星食品の元営業マン・国定裕儀さんが本部より社命を受け、所沢街道沿いの駐車場に小さな屋台をオープンさせたのが1994年。その後、1995年3月24日に東京・吉祥寺で開業した「ぶぶか」は知る人ぞ知る名店になり、2002年6月から定番カップ麺の「油そば」を販売しています。おそらく麺は間違いないので、「豚丸」の “豚（とんこつ）” と “にんにく” に注目ですね。

東洋水産（マルちゃん）

「大島×田中商店 辛味噌豚骨」新発売

講談社発行「業界最高権威 TRY ラーメン大賞」20周年を記念して “夢のWコラボ企画” 復活! ちょいちょいマルちゃんの再現ご当店カップ麺で見かける「TRY」とは、 “Tokyo Ramen of the Year（東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー）” の略称で、ラーメン業界の名立たる評論家が “東京でイチバンおいしいラーメン” を審査した特集のこと。

出典：東洋水産「大島×田中商店 辛味噌豚骨」新発売のお知らせ

故に「業界最高権威」といわれているバイブル的な存在で、今回の新製品は「TRY ラーメン大賞 2014-19 名店部門みそ」で1位・5連覇を達成した進化系札幌味噌ラーメンの名店「大島」、そして「TRY ラーメン大賞 2003-2004 名店部門とんこつ」で1位に輝いた “呼び戻し” の久留米系とんこつ「田中商店」のタイアップが実現。

テーマは生姜、にんにく、山椒、唐辛子を効かせた「濃厚辛味噌豚骨」ラーメンで、今回の “カップ麺でしか食べられない” 夢のコラボ。しかも定評のある同社の「マルちゃん正麺カップ」や「ラーメン横綱」の再現カップラーメンにも使用されている “生麺ゆでてうまいまま製法” のノンフライ麺を使用しているため、かなり見所が多い新商品です。

エースコック

「一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺」新発売

人気店「めん徳 二代目 つじ田」が手掛ける担担麺専門ブランド「成都正宗担々麺 つじ田」の “成都式” 汁なし担々麺を再現!「成都正宗担々麺 つじ田（せいとまさむねたんたんめん つじた）」とは、東京都千代田区神田に本店を構える「つじ田」の担担麺専門ブランドで、創業は2016年7月14日。「つじ田」ブランド監修商品としては、今回で5度目の新作になります。

出典：エースコック「一度は食べたい名店の味 つじ田 成都式汁なし担々麺」2019/10/21 新発売PDF

最初に「つじ田」のカップ麺が発売されたのは、2016年5月30日発売「めん徳二代目つじ田」の “濃厚らーめん” を再現したもの（※ノーブランドの単発商品）。「一度は食べたい名店の味」に入ったのは2016年11月28日からで、つじ田のセカンドブランド「味噌の章」で人気の “味噌らーめん” を再現した「行列必至の味噌らーめん」を発売。

2017年3月20日に「つじ田 奥の院」（※現在閉店）から “煮干し醤油らーめん” を再現した「行列必至の煮干し醤油らーめん」を、2018年1月29日に前回のシリーズ新作「ごま香る正宗担々麺」を発売し、今回で通算5作目。 “政宗式” はマイルドな担担麺で、 “成都式” は辛い担担麺を意味しており、「お酢」の効かせ方もポイントらしいので、辛さと痺れと酸味のバランスに注目しましょう。

「ハローキティ45周年お祝いカップ麺 しょうゆラーメン / とんこつラーメン」新発売

日本国内のみならず海外セレブからも愛されているキュートな白猫「ハローキティ」の生誕45周年を記念したアニバーサリーカップめん新登場! チャールズ・モンロー・シュルツ著『ピーナッツ』にて、1950年10月4日に登場したオスのビーグル犬・スヌーピーに対抗すべく、1974年に生まれた株式会社サンリオきっての人気キャラクター・ハローキティ。

出典：エースコック「ハローキティ45周年お祝いカップ麺 しょうゆラーメン / とんこつラーメン」2019/10/21 新発売PDF

1977年（昭和52年）に第一次キティブーム到来、1985年（昭和60年）に第二次キティブームを巻き起こし、現在のキティちゃんはサンリオの山口裕子さんが1980年にデザインした三代目。2018年8月29日からサンリオ公式Youtubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL」も開設しており、ユーチューバーデビューも果たしました（※これが思いのほか本格的で面白いw）。

今回のコラボ商品は、カップ麺についてキティちゃんが熱く語っている限定動画のQRコード付きで、パッケージでも “チャンネル登録ヨロシクネ!” と番宣。2019年4月10日、麺業界初となる “めんもスープもピンク色” の「TOKYO PINK TONKOTSU RAMEN 東京ピンクとんこつラーメン」が宮内庁御用達の老舗「江戸玉川屋」から発売されて話題になりましたが、エースコックは “ハローキティなると” で勝負です。

ヤマダイ（ニュータッチ）

「凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン」新発売

年に一度の特別な「凄麺」スペシャルバージョンが今年も登場!! 2001年10月29日に発売された凄麺（すごめん）シリーズ第1弾「これが煮玉子らーめん」にちなみ、2018年から制定された「凄麺の日（10月29日）」を記念して、大盛り麺に濃厚なスープ、そしてレトルト具材の大粒背脂・チャーシュー・メンマを加えた大盛り特別版の新製品が開発されました。

出典：ヤマダイ「年に一度の特別な凄麺!『凄麺スペシャル 濃厚背脂醤油ラーメン』10月新発売!」

前回は凄麺シリーズ第1弾を再現した復刻版「煮玉子らーめん」で、味付け玉子が1個入っていたのですが、2019年の新作は “凄麺スペシャル” というタイトル。普段は大判どんぶり型の容器を使用している凄麺が久々に大盛り用のバケツ型カップを採用し、メーカー希望小売価格も “税抜300円” という強気な値付け。

「凄麺の日」制定に合わせて登場したイメージキャラクターの見習いプロレスラー・スゴメン（凄いMEN）3人組は、イマイチこう目立ってない感じなんですけど、それはさておき凄麺＝ノンフライ麺は間違いないとして、実売価格も税込300円を超えそうな今回、値段との兼ね合いだけが懸念ですが、凄麺の大粒背脂は “めちゃくちゃクオリティが高い” ので、コスパは悪くないかもしれません。

ファミリーマート

「味仙 台湾ラーメン」再販売

愛知県の名物 “名古屋めし” の一角として定着した「味仙」発祥の台湾ラーメンが再び登場! ハイ、というわけでコンスタントに発売されている「日清食品」及び「ファミリーマート」の共同開発商品で、台湾ラーメン発祥の店とされる「味仙（みせん）」が監修した人気ご当店タテ型カップラーメン安定の再登場です。

出典：ファミリーマート「HOME > 商品情報 > 加工食品 > 味仙 台湾ラーメン」

記事公開時点、まだカロリーなどの栄養成分表示や正確な原材料名が把握できない状態なので、完全なる再販なのかリニューアルなのか——などと思いつつ、ファミリーマートの公式ウェブサイトに掲載されているパッケージの宣材写真を見ると “肉そぼろリニューアル! さらにお店の味に!” の文字があるため、どうやら肉具材が変わっている模様。

上記のイメージ写真は開発段階（もしくは企画段階）に撮影されたプロトタイプを使用しているため、実際に販売される現物の商品とデザインが変わってくることもあるのですが、ファミリーマート曰く “具材の肉ミンチにこだりました” とのこと。はたしてパワーアップしているのか、それともリニューアルを謳う “大豆たん白” への切り替えなのか、今回の再販では具材が注目すべきポイントになります。

「函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺」新発売

北海道・函館の人気店「函館麺厨房あじさい」が監修したタテ型カップラーメンが復活! というわけで今週はコンビニのファミリーマートから2つの新作カップ麺がリリースされるのですが、製造は以前にも同店とタイアップしているマルちゃんこと東洋水産が担当、値段は味仙（税込228円）よりも安い税込216円で販売。

出典：ファミリーマート「HOME > 商品情報 > 加工食品 > 函館麺厨房あじさい 味彩塩拉麺」

2017年12月19日、ファミリーマート・サークルＫ・サンクス専売の数量限定品としてノンフライ麺・どんぶり型の再現カップ麺をリリース。2015年10月27日にプライムワン（ユニーグループのPB）からノンフライ麺・どんぶり型を発売しており、いずれもマルちゃんの製造で、もともとはユニーグループ・ホールディングスの限定商品でした。

「函館麺厨房あじさい」とは、札幌味噌ラーメン・旭川醤油ラーメンと肩を並べる北海道三大ラーメンの一つ「函館しおラーメン」を代表する創業1930年（昭和5年）の老舗。最後に記憶しているタテ型カップでの再現は、10年以上前の2009年4月発売品なんですけど、比較して最近の東洋水産が手掛ける縦型ビッグは比べ物にならないくらい進化しているため、本格さと手軽さの両立に期待しましょう。

今週注目のカップ麺と展望

即位礼正殿の儀が行われる2019年10月22日（祝日）の関係か、ちょっと新作カップ麺の数が少ない10月第3週。しかしながら有名店監修系を中心に注目したい粒揃いの新商品が多く発表された中、2019年12月までに “15％の減塩を目指す” と言われていた「カップヌードル」が4年半ぶりにリニューアルされるため、具材（謎肉増量）以外の変更有無も気になるところ。

「オーベルジーヌ」「ぶぶか」「大島×田中商店」「つじ田」「味仙」「函館麺厨房あじさい」といった人気コラボ商品はもちろん、「凄麺」の高級記念商品や「ハローキティ」のカップラーメンも話題拡散性が強く、さらに “二郎系のコンビニ新商品（要冷蔵）” も出るみたいなので、そちらも視野に入れながら今週も一緒にカップ麺を楽しんでいけたらなと思います。

メーカー未公開情報あり! カップ麺マル秘リスト

それでは、最後に私の把握している新作カップ麺の発売予定リストを公開します。中にはネットで商品名を検索しても出てこないメーカー未公開のタイトルも混ざっているため、発売日が変動する、またはリリースされない場合もあるかもしれませんが、こんなカップ麺が出るかもしれないよー、くらいの気持ちで話のネタにでもご活用ください。