どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年9月17日(月)新発売のカップ麺、東洋水産「マルちゃん 麺づくり 豆乳担担麺」の実食レビューです。
まろやか重視の担担麺
パッケージにキャンペーンの告知はありませんが、2018年9月17日(月)から2018年11月16日(金)まで開催されている「マルちゃん 麺づくり『麺とスープの相性マルッ!キャンペーン』」の対象商品で、この新商品に合わせて定番シリーズ6品のパーケージが「明るく」「王道感」の伝わるデザインにリニューアルされました。既存の「担担麺」は中身が少し変わっているようですが、他の5品はパッケージのみ変更となっています。
東洋水産は冬になると「豆乳」を題材にした新作カップ麺をリリースしてくれるのですが、ノンフライ麺を採用した「麺づくり」シリーズからの新作なので、雑味のなさや麺の質感に期待したいですね。パッケージも温かい色使いで、なんだかホッコリ。そもそも “豆乳” という時点で刺激的な要素皆無な雰囲気なので、まろやかさと豆乳の風味に注目です。←実は豆乳ちょっと苦手
ところで通常、「スープは必ずお召し上がりの直前にお入れください。※熱湯を注ぐ前に入れますと麺が戻りません。」という注意書きは、容器側面の「調理方法」もしくは「小袋」に記載されるスープ類の投入手順に関するコメントなのですが、ここまでパッケージの目立つところに書いてあるのは少し珍しいかもしれません。それほど間違えて先入れしてしまうケースが後を絶たないのでしょうか‥というわけで、お召し上がりの直前に入れるように留意いたしましょう。
開封
小袋の構成は、先入れ「かやく」、後入れ「液体スープ」「粉末スープ」の計3袋。さきほども触れたようにハッキリとパッケージ(フタ)や小袋にも記載されていますが、 “粉末スープも後入れ” なので、調理の際は気を付けてください。でも見た感じ‥かやくも後入れで大丈夫そうですけどねw
麺は熱湯5分のノンフライ “太麺” と書かれていますが、熱湯を注ぐ前の段階では中細くらいの雰囲気です。製造所はユタカフーズ株式会社となっているのですが、東洋水産のグループ会社ですね。テーマは「豆乳担担麺」ということで、刺激の強さには期待せず、それでいて担担麺らしさも感じられるのかどうか、豆乳の存在感と担担のバランスに注目しながらレビューします。
製品情報・購入価格
製品名:マルちゃん 麺づくり 豆乳担担麺 販売者:東洋水産 製造所:ユタカフーズ 内容量:105g(めん65g) 発売日:2018年9月17日(月) JANコード:4901990361347 希望小売価格:180円(税抜) 発売地域:全国(CVS / 量販店 / 一般小売店 他) |
麺の種類:ノンフライ麺 容器材質:プラ(PS) 必要湯量:410ml 調理時間:熱湯5分 小袋構成:3袋(粉末スープ / 液体スープ / かやく) |
原材料名とアレルギー表示
【原材料名】 めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵白)、添付調味料(みそ、砂糖、ポークエキス、植物油、すりごま、ねりごま、食塩、乳等を主要原料とする食品、粉末豆乳、豚脂、でん粉、香味油脂、香辛料、たん白加水分解物)、かやく(ごま、味付鶏挽肉、ねぎ)/ 加工でん粉、調味料(アミノ酸等)、トレハロース、乳化剤、酒精、かんすい、炭酸カルシウム、増粘多糖類、カラメル色素、クチナシ色素、パプリカ色素、香辛料抽出物、ビタミンB2、ビタミンB1、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
【アレルギー表示】 小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン |
実食開始
1食(105g)当たり
カロリー:398kcal |
※参考値(調理直後に分別して分析) 熱量:398kcal(めん・かやく:273kcal)(スープ:125kcal) |
ねり胡麻のコクと豆乳のまろやかさを合わせた担担スープに、つるッとコシのあるノンフライ太麺。
(東洋水産「商品情報」より引用)
めん
なめらかな口当たりとコシを合わせ持った、太めのノンフライ麺。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
やや熱湯5分では完全に戻りきっていなかったんですけど、ほぐれないほど戻りが悪いわけではありません。形状は角刃で切られた縮れの少ない平打ち麺で、口当たりは輪郭があり、サイズは中太くらいでしょうか。それにしてもコシの強いノンフライ麺で、小麦の香り立ちもよく、その存在感は絶大です。10分くらい経過した時点でも少し戻りムラが見られましたが、定価180円であることを加味すると許容範囲内でした。
しかし、今回の柔らかいスープを相手にしては存在感が強すぎます。それだけに麺を食べる醍醐味(だいごみ)は強調されていましたが、同シリーズの「旨コク豚骨」や「鶏だし塩」に使われている細身のノンフライ麺を採用したほうがスープとの相性がよかったのではないかと思いました。もっちりとした弾力とコシの強さから体感的な食べ応えは麺量65g以上だったので、そこは嬉しかったポイントです。
スープ
ポークの旨味をベースに、ねりごまのコクと豆乳のまろやかさを合わせた担担スープ。ほのかに香る花椒がアクセント。粉末スープに粗挽き唐辛子入り。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
やはり想像通り刺激的な要素は皆無に等しく、一見するとラー油が浮かんでいるように思えますが、ごま油などの食用油をパプリカ色素で色付けしているのでしょう。唐辛子の刺激もあってないようなものですし(後口ちょっとピリッとします)、ほのかに香る花椒に関しては完全に隠し味でした。しかし、豆乳の存在感は明白です。
きちんと原材料には粉末豆乳が使用されており、後味に残る少しザラ付いた豆乳特有の風味が得られ、豆臭いほどではありませんが、たぶん苦手な方は(そもそも苦手だったら豆乳担担麺なんて手に取らないと思いますけど)気になるレベルです。逆に味は無調整豆乳ではなく調製豆乳に寄っていたので、豆乳が好きな方にとっては物足りないレベルになってしまうかもしれませんが、きちんと個性は得られるでしょう。ちょっと豆乳は苦手だと最初に書きましたが、ちょっと苦手なくらいだったら大丈夫。
芝麻醤(ねりごま)のコクも意識されていますが、ごまの指標は粒ごま・すりごまがメイン。しかし、粒ごま・すりごまがメインなのは東洋水産が製造する担担系カップ麺の特徴でもありますし、すりごまたっぷり、具材の粒ごまもたっぷりだったので、ごま好きとしては嬉しかったです。ちょっと酸味のアクセントを感じたのですが、醸造酢とかは入っていませんでした。
かやく
ごま、味付鶏ひき肉、ねぎ。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
あんまり “具材” という感じではなく、むしろ “ふりかけ” くらいの気持ちで使いましょう。「スープ」の項目でも触れたように、ごまの芳ばしさは手放しに好印象で、ネギの歯触りもアクセントに効果的だったのですが、味付鶏ひき肉は小さく、意識しても拾って食べることは難しかったです。スープと一緒に自然と口の中に入ってくるタイプだったので、とりあえず援護要員ですね。
ノンフライ麺のクオリティが高かったことと(スープとの相性はさておき)、ごまの量+豆乳の個性で私は気になりませんでしたが、具材らしい具材は無いに等しいので、軽く期待値を調節しておきましょう。とはいえパッケージの宣材写真が潔く正直なのでw あまりギャップはないかもしれません。
総評
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)
きちんと豆乳の個性が得られたスープは印象に残ったし、ごまたっぷりで具材に対する不満も値段を思えば相殺だったんですけれども、麺の取り合わせは少し失敗しているような気がしました。ひとつのノンフライ麺として単純に質は悪くなかったし、食べ応えもあったし、結果的に残念なほど相性が悪いわけではありませんでしたが、同シリーズの豚骨や塩に使っている麺を採用したほうが全体のバランスが整ったように思います。
でも、スーパーなどで購入すれば高いカップ麺ではありませんし、刺激の弱さについては「豆乳担担麺」というタイトルからイメージの調整は容易かと思いますので、きちんと豆乳が見えたスープを加味して★ひとつプラスです。かなり優等生ですが、幅広い層に愛されそうな程よく個性的で記憶に残る一杯でした。
こ、これは(*゚Д゚*)!!
豆乳係でありながら担担委員も兼任し、常におごまそーどを帯刀している私は食べなければならないやつぅ!!
今日、カップ麺コーナーに行ったんだけど、赤いきつねと緑のたぬきが98円で、他のを見る隙を与えてくれなかったので、今度は動物コーナーは避けようと思います(๑•̀ㅂ•́)و✧
お久しぶりのコメントになっちゃいました。
優しい担々麺なんだろうな。辛さでピリピリするのも好きだけど、優しい辛さも好きだなぁ。豆乳好きだし。
美味しそうに見えますなぁ…。( ゚д゚)ウム
見つけたら買ってみるかな。
旧パッケージしか売ってないんだおぉ(」゚ロ゚)」オオオオオッッッ
どこにある新パッケージ!!都会に行かないと売ってないのか???
大量に安売りしてる旧パッケージがなくなるまでは売らないつもりやねん!!・・・・・食べまくるか旧パッケージ(; ・`д・´) ←麺つくり好きw