どうも、taka :aです。
本日の一杯は、2018年9月17日(月)にリニューアル発売されたカップ麺、東洋水産「マルちゃん 麺づくり 旨コク豚骨」の実食レビューです。
麺づくりの定番「旨コク豚骨」リニューアル
「マルちゃん 麺づくり」は、 “家族みんなに愛されるスタンダードな味わい” をコンセプトにしたノンフライカップ麺で、よく「麺職人」と混同されているのですが、「麺職人」は “日清食品” 、「麺づくり」は “東洋水産” です。
ところでニュースリリースに書かれていた「コンセプトにしたのノンフライカップ麺」という余分な “の” が気になったんですけど、最近ちょっと私も誤字脱字が多いので、あまり大きな声では言えません(苦笑)
今回のリニューアルと連動して、「マルちゃん 麺づくり『麺とスープの相性マルッ!キャンペーン』」という「麺づくり」シリーズを対象としたクローズドキャンペーンが開催されました。
対象商品は、9月17日にリニューアルされた “麺づくりシリーズ6品(鶏ガラ醤油・合わせ味噌・旨コク豚骨・鶏だし塩・担担麺・醤油とんこつ)” と新発売の「豆乳担担麺」あわせて7品。(※新商品の「豆乳担担麺」にはパッケージにキャンペーン告知がありません)
対象商品のバーコードを集めて応募し、抽選で景品がもらえるシステムなのですが、もらえる商品は‥
村上信五 QUO カード 500 円分+マルちゃんオリジナルQUOカード500円分
【賞品番号 2(バーコード2枚)】200名
麺づくり(6種類各1個)+JBL Bluetoothスピーカー
【賞品番号 3(バーコード4枚)】150名
銀座千疋屋 銀座タルト(フルーツ)+全国共通お食事券ジェフグルメカード4,500円分
【賞品番号 4(バーコード6枚)】100名
BRUNO コンパクトホットプレートセラミックコート鍋セット+JCBギフトカード5,000円分
【賞品番号 5(バーコード8枚)】50名様
ボイルたらばがに脚1,100g+米沢牛セット790g
上記の5パターン。バーコードの数が増えるにつれて当選倍率も上がっていくのですが、「麺づくり」との関係性も徐々に薄れていますねw
さて、2018年9月17日にリニューアルでは定番フレーバー「担担麺」の香りが強くなり、「豆乳担担麺」が新発売。一応、メーカーのニュースリリースでは “「麺づくり」シリーズ6品リニューアル発売” と書かれているのですが‥
カロリーなどの数値は2017年発売品と変わりません。
ナトリウムの表記が廃止されたことによって食塩相当量の数値に0.1gの誤差が生じているのですが、それ以外の数値は2017年9月リニューアル発売品と同じだったので、どうやら「担担麺」以外の5品はパッケージのみ変更されたようです。
ちなみに2017年のリニューアルでは、「麺づくり」の発売25周年を記念して麺の製造工程を見直し、より生麺らしい食感に改良されました。
「旨コク豚骨」の新しいパッケージでは、麺リフトの写真ど真ん中に記載されていた “ノンフライ極細麺” という表記が右下に場所を変えて控えめになり、最新商品にはフタの上にキャンペーン告知があります。おそらく中身は従来品と大差ないように思うのですが、実は私taka :a‥
何年もカップ麺のブログを書き続け、ブログを始める前からもカップ麺は食べていたのですが、「麺づくり」の豚骨は食べた記憶がありません。ど定番すぎてスルーしちゃってたんですよね‥
初版の発売日は1994年3月なので、およそスルー期間は24年と6ヶ月‥たいへん失礼いたしました。というわけで、あらためて真剣に向き合います。
開封
小袋は先入れの「粉末スープ」と「かやく」、後入れの「調味油」で計3袋。製造所は「ユタカフーズ株式会社」という愛知県知多郡武豊町にあるメーカーが担当しているのですが、東洋水産のグループ会社です。
キャンペーンの詳細につきましてはメーカーのホームページにも掲載されていますが、キャンペーン告知のある定番商品のフタ裏にも記載してあるので、各位ご確認ください。
それでは、実際に食べてみた感想をもとにレビューします。
製品情報
製品名:マルちゃん 麺づくり 旨コク豚骨 販売者:東洋水産 製造所:ユタカフーズ株式会社 内容量:87g(めん65g) 発売日:1994年3月 2017年9月17日(月)リニューアル JANコード:4901990338868 希望小売価格:180円(税抜) 発売地域:全国(CVS / 量販店 / 一般小売店 他) |
麺の種類:ノンフライ麺 容器材質:プラ(PS) 必要湯量:410ml 調理時間:熱湯3分 小袋構成:3袋(粉末スープ / かやく / 調味油) |
原材料名・アレルギー表示
【原材料名】 めん(小麦粉(国内製造)、食塩、卵粉)、添付調味料(ポークエキス、豚脂、食塩、香辛料、チキンエキス、香味油脂、たん白加水分解物、植物油、砂糖、酵母エキス)、かやく(ごま、焼豚、きくらげ、ねぎ)/ 調味料(アミノ酸等)、炭酸カルシウム、かんすい、乳化剤、増粘多糖類、加工でん粉、pH調整剤、香料、酸化防止剤(ビタミンE、ビタミンC)、カラメル色素、ビタミンB2、ビタミンB1、ベニコウジ色素、(一部に小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む) |
【アレルギー表示】 小麦・卵・乳成分・ごま・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチン |
実食開始
1食(87g)当たり
カロリー:347kcal |
※参考値(調理直後に分別して分析) エネルギー:347kcal(めん・かやく:269kcal)(スープ:78kcal) |
豚骨の旨みとガーリック風味を利かせたコクのある豚骨スープに、つるッとコシのあるノンフライ極細麺。
(東洋水産「商品情報」より引用)
めん
歯切れの良い極細のノンフライ麺。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
丸刃でカットされた縮れのある細麺なので、縮れのないパッツン系の博多麺(極細ストレート低加水麺)とは異なりますが、やや芯を残す粘り気のない硬めの歯応えは豚骨スープを意識していることが伝わってきます。同じ定価180円のカップ麺では明星食品の「チャルメラ」に使用されているバリカタ麺に劣りますが、あのクオリティは異例ですからね。
やや最初は麺のほぐれにくさが気になったんですけど、食感の持続力は高く、小麦の香りも感じられる、想像していたよりも印象はよかったです。麺のクオリティだけでいえば比較対象として挙げられる日清食品の「麺職人」に私は軍配を上げますが、とんこつラーメンの雰囲気としては「麺づくり」のほうが上かもしれません。
スープ
豚骨の旨味をベースに、ガーリックとごま油の風味を利かせた、コクのある豚骨スープ。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
もれなく豚骨臭が抑えられているマイルド系とんこつスープですが、 “家族みんなに愛されるスタンダードな味わい” というコンセプトを加味すると、癖の無さはプラスに評価しなければいけません。(※筆者は人を選ぶほど豚骨臭フルスロットルのスープが好み)
原材料にはチキンエキスが含まれているので、純粋な豚骨スープではありませんし、とろみ成分によって人工的な口当たりですが、なんのなんの‥たまにエースコックがコケるギミック的な豚骨スープよりも好印象でした。
リアルではないカップ麺らしい豚骨感ですが、それだけにカップ麺でしか味わえない魅力の持ち主とも言えますし、添付調味料の原料で最も含有量が多いのは「ポークエキス」に次いで「豚脂」という構成にも納得できる、タイプとしては硬派な位置に立っています。
豚骨の骨っぽさや個性に期待すると物足りなさを感じることになりますが、そもそも定番のロングセラーブランドに癖を求めること自体が御門違いな話ですし、適度なガーリックが脇を固めて胡麻油の香りがアクセントに寄与している、 “カップ麺でのオーソドックスなスープが好き” な方にとっては裏切りのなさに安心感を覚えるスープと言えるでしょう。
かやく
ごま、焼豚、きくらげ、ねぎ。
(東洋水産「ニュースリリース」より引用)
焼豚は値段相応で、可も無く不可も無しといったところ。ねぎは豚骨ラーメンに合う小葱でしたが、色が悪く(とはいえ鮮やか過ぎるのもそれはそれで怖いのですが‥w)量も多くありません。反面、ごまとキクラゲは好印象です。
ごまは量が多く、ぷちぷちとした食感と芳ばしい風味がアクセントに効果的で、スープの胡麻油と重なることで相乗効果を発揮してパンチを与えてくれます。キクラゲも細切りではなく大きめにカットされていてサイズも大きく、量も多めでポイントが高いですね。シンプルな構成ですが、特に大きなキクラゲは印象に残りました。
総評
★★★★☆☆☆☆☆☆(4)
(標準は★3です)
そもそも何と比較して、どれを基準にするか、その優劣で評価は変わってくると思いますし、あまりにも定番の味なので、そもそも私なんぞが評価すること自体おこがましい話なんですけど、強いて総評を付けるなら★4が妥当だと判断しました。
ノンフライ麺を採用した定価180円の豚骨系カップ麺といえば、明星食品「明星 ノンフライチャルメラどんぶり 豚骨」、日清食品「日清麺職人 とんこつ」、そして今回の東洋水産「マルちゃん 麺づくり 旨コク豚骨」が土俵入りすると思うのですが、まずノンフライ麺の出来に関しては明星食品が圧勝ですね。
もうそれ以外は好みの問題になってくると思うんですけど、具材はキクラゲたっぷりの「麺づくり」が好印象。スープも硬派にインスタントらしく、それでいてポークが主体と分かる味わいには “ならでは” の魅力が感じられ、きちんと差別化が図られていました。でも、ひとつ疑問だったのが “粉末スープを入れるタイミング” です。
調理方法には “熱湯を注ぐ前に入れろ” と指示されていましたが、基本的に液体・粉末を問わずノンフライ麺を採用したカップ麺でスープ類の先入れは御法度。それによって麺のほぐれにくさが生じていたような気がしたんですけど、あえて浸透圧を悪くすることで芯が残る食感を演出していたのだろうか‥ってマニアな考察すいませんw
リニューアル前のカップ麺をリアルタイムに並べて食べ比べたわけではないので、その変化については言及いたしかねますが、2017年リニューアル発売品が好みだった方は安心して購入できる製品なのではないかと思います。
お客様相談室:0120-181-874
私も麺づくりの豚骨は食べたことがなかった・・麺づくりは好きなんだけどね・・豚骨が苦手だったら、自分は選ぶことはほぼなくて、ここで紹介されたものを細々と食べるだけだから(^▽^;)taka :aさんが紹介してないってことは私も食べてないってことだw 癖がないってことは私向きかなぁ・・一回は食べてみよう(((uдu*)ゥンゥン
へ~~~~意外(o^―^o)ニコ 食べてないカップ麺の種類もあるんだね(笑)
大きめきくらげが非常に好印象だw♡
はいはい、麵職人と麺づくりを漏れなく間違えるmarimoが通りますよ~~~
なんかこの優し気な豚骨、いいなあ♪
もうくどすぎるのがしんどくなってきたw
でもってキクラゲの食感が好き( ´艸`)
お安くなってたら買う~~~☆
ハズレはなさそうですね。(((uдu*)ゥンゥン